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のび太戦記ACE アナザールート『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 
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*6*

「ドラえも~ん!!」

ここは物質界、リアルワールドに一番近い世界。

ここに居るのは、先程の話とは全く違う世界の、『野比のび太』

そして、のび太は別世界では宿敵であるドラえもんに助けを求めている。

ドラえもん
「どうしたんだいのび太君、またジャイアンにでもいじめられたの?それともスネ夫に自慢された?」

のび太
「スネ夫の方~!!」

ドラえもん
「うんうん、それで今度は何を自慢してたの?」

のび太
「高級オムライス~!!」

ドラえもん
「もう...のび太君、食べ物は安物でも高級でも対して味は変わらないんだから、そんな泣かないの!」

のび太
「ねぇドラえもん!【グルメテーブルかけ】か【出前電話】出してぇ~!!」

ドラえもん
「今はどっちも持ってなーい!...まったく、ドラ焼き買ってくるからその間宿題でもやったらどうなんだい。」

のび太
「...分かったよ、アテが外れたなぁ」

ドラえもん
「僕のひみつ道具がほぼレンタル式って事をお忘れなく~」

のび太
「はいはい...」

諦めたのび太は机に座り、ノートを開く...
そしてドラえもんはゆっくりと、戸を閉める

のび太
「まったく、ドラえもんは肝心なときに使えないんだから...」

.....


『ここは...見覚えがある...』

『どうして、なんで?』



『何故僕の町が、何事もなく存在しているんだ?』

....

のび太が鉛筆を取って十分くらい経った頃

のび太は問題の答えも分からず、鉛筆を鼻の上に乗せてドラえもんの帰りを待っていた


のび太
(ドラえもん遅いなぁ...もう帰ってきてもいい頃なんだけどなぁ)

そう思っていると、ドラえもんが誰かを連れて帰ってくるが見えた


のび太
「....ん、え、ええ!?」


ドラえもん
「まったくのび太君はすぐに外へである....!?」

ドラえもんものび太も、驚きが隠せなかった

ドラえもんが連れてきたのは....

のび太
『......』


のび太
「僕が二人いる!?」

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