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*6*
「ドラえも~ん!!」
ここは物質界、リアルワールドに一番近い世界。
ここに居るのは、先程の話とは全く違う世界の、『野比のび太』
そして、のび太は別世界では宿敵であるドラえもんに助けを求めている。
ドラえもん
「どうしたんだいのび太君、またジャイアンにでもいじめられたの?それともスネ夫に自慢された?」
のび太
「スネ夫の方~!!」
ドラえもん
「うんうん、それで今度は何を自慢してたの?」
のび太
「高級オムライス~!!」
ドラえもん
「もう...のび太君、食べ物は安物でも高級でも対して味は変わらないんだから、そんな泣かないの!」
のび太
「ねぇドラえもん!【グルメテーブルかけ】か【出前電話】出してぇ~!!」
ドラえもん
「今はどっちも持ってなーい!...まったく、ドラ焼き買ってくるからその間宿題でもやったらどうなんだい。」
のび太
「...分かったよ、アテが外れたなぁ」
ドラえもん
「僕のひみつ道具がほぼレンタル式って事をお忘れなく~」
のび太
「はいはい...」
諦めたのび太は机に座り、ノートを開く...
そしてドラえもんはゆっくりと、戸を閉める
のび太
「まったく、ドラえもんは肝心なときに使えないんだから...」
.....
『ここは...見覚えがある...』
『どうして、なんで?』
『何故僕の町が、何事もなく存在しているんだ?』
....
のび太が鉛筆を取って十分くらい経った頃
のび太は問題の答えも分からず、鉛筆を鼻の上に乗せてドラえもんの帰りを待っていた
のび太
(ドラえもん遅いなぁ...もう帰ってきてもいい頃なんだけどなぁ)
そう思っていると、ドラえもんが誰かを連れて帰ってくるが見えた
のび太
「....ん、え、ええ!?」
ドラえもん
「まったくのび太君はすぐに外へである....!?」
ドラえもんものび太も、驚きが隠せなかった
ドラえもんが連れてきたのは....
のび太
『......』
のび太
「僕が二人いる!?」