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のび太戦記ACE アナザールート『完結』
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 152ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 多重クロス 
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操縦席で、たくっちスノーはレーダーの反応を見る

たくっちスノー
「こいつは...」

ムニャウ
「この光ってるのは何にゃむか」

たくっちスノー
「こいつは、時空の迷い人だ、さっきのミカヅキみたいなパターンの」

ウィンドⅠ
「なるほど...それで場所は?」

たくっちスノー
「さっきのヴァンパイアのアナザーワールド....」

スネ夫
「えー!?またあそこー!?」

ムニャウ
「まーたあそこにゃむか」

たくっちスノー
「さっきの狼男の所じゃないだけまだマシだろ!」

カイザー
「では、すぐに向かわないとな...」

ドーパント
「ミカヅキ様達も向かってください」

ミカヅキ
「俺たちも?」

チーズパイダー
「経験者がいると話が通じやすいだろうし」

ミカヅキ
「了解だ」

....

アナザーワールドの【ヴァンパイア】世界

そこは墓場、落雷が響く不穏な場所...

のび太
「.....」

ジャイアン
「なんだよのび太、ビビってんのか?」

ウィンドⅠ
「落雷で死んだらどうしよう」

たくっちスノー
「お前はビビるポイント違くないか」

レウォル
「一体ここには何が出てくるんだ?」

たくっちスノー
「さぁ...自分深くは知らないから。」

ドラえもん
「雷、落ちてこないよね...」

たくっちスノー
「尖ったものや金属類は置いてきたし大丈夫だよ...きっと、」

わてり
「効果は抜群だとかお断りだし、早く見つけましょうよ」

そんな中、突然雨が振りだす


ドーパント
「雨ですか...」

たくっちスノー
「おーやっべ、酷くなりそうだ」

のび太
「ドラえもん、傘ない?」

ドラえもん
「あ、一個だけ...」

ジャイアン
「俺に寄越せ!」

ジャイアンがドラえもんの傘を分取り、開くと、傘の下から雨が流れてきた

ドラえもん
「どうやら【さすと雨が降る傘】だったみたい」

たくっちスノー
「なんだその嫌がらせみたいな道具」

ミカヅチ
「ねぇスマホ太郎、雨宿りできる場所は...」

冬夜
「もうスマホ太郎が定着しつつあるんですね...やれやれ。」

チーズパイダー
「それ水に濡れても大丈夫なの?」

冬夜
「神様がくれた物だからね」

レウォル
「世界神は何処か甘いところがあるからな...」

ミラ
「私達だってキツく言える立場じゃないしね...」

冬夜
「あっ、出てきたよ...近くに大きな屋敷が」

ドラえもん
「よし、この雨が止むまで雨宿りさせてもらおう。」

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