コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あ、そうだ!
- 日時: 2015/01/01 00:00
- 名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)
はじめましての方が多いと思います。
いろんな作品を書かせて頂いている夕陽です!
自分の作品の一つが終わったのと新年になったので前々から考えていた作品を書こうかと。(といっても考え始めたのは12月中旬くらいからですが)
内容は生徒会メンバーが巻き起こすイベントみたいな感じです。
よろしくお願いします!
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- Re: あ、そうだ! ( No.1 )
- 日時: 2015/01/04 22:12
- 名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)
登場人物
歌田美琴(うただみこと)
高3。女子。会長。
天才だがやや自己中な一面も。
能力がすごいので会長をやっているが突飛なことをするからか教師からの評価はいまいち。
顔は綺麗というより可愛い系。
一人称は仲いい人の前では美琴、正式な場や仲良くない人の前では私。
聡のことを幼馴染だからかさとちゃんと呼ぶ。
数野 聡(かずのさとし)
高3。男子。書記。
美琴が満遍なくできるが秀でたところがないのに対し聡は勉強に秀でたタイプの天才。
特に理数系が得意。
メガネをかけている。
教師から信頼されているが、生徒会長は特に興味がないのでやらなかった。
しかし美琴が生徒会長になると迷惑をかけると困ると思い書記に立候補した。
実際生徒会では唯一の良心。
美琴の幼馴染。
一人称は僕。
光田 希(こうだのぞみ)
高2。女子。副会長。
望と双子。
運動神経がよく、人間の域を超えている。
子供やお年寄りに優しく、よくボランティアもする。
黒い髪の毛を腰まで伸ばしていて夏はポニーテールに、冬はおろしている。
美琴のことを尊敬していて反対はほとんどしない。
一人称は私。
美琴のことを会長、聡のことを書記、望のことをむーと呼ぶ。
光田 望(こうだのぞむ)
高2。男子。副会長。
希と双子。
記憶力がすごい。
顔は希と似ている。
髪の長さはショートカットで本人から見て右目に泣きぼくろがある。
美琴のことが好きで結構甘える。
美琴の前では猫をかぶるがいないときは毒舌気味。
一人称は美琴がいると僕、いないと俺。
希のことをみーと呼ぶ。
舞台説明。
私立水花学園(しりつすいかがくえん)は生徒会に半分の権力がある高校である。生徒会は予算が間に合い(間に合わなくても自腹ならオッケー)法にふれる行為でなければどんなイベントを企画してもいい。
しかし、あまりに横暴が過ぎる場合、全校生徒の半分が署名をすれば再選挙が出来るので注意が必要。
校舎はきれいで広い。
中庭は四季折々の花が咲いていて昼食時にたくさんの人が集まる。
*追加するかもしれません。
- Re: あ、そうだ! ( No.2 )
- 日時: 2015/01/03 21:25
- 名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)
プロローグ 生徒会顔合わせ
4月の某日。
生徒会選挙が終わり、生徒会の顔合わせの日だ。
集合時間は帰りのHRが終わってすぐ。
その頃、生徒会室では
「歌田美琴だよ! 会長になりました! よろしく!」
元気な会長と、
「数野聡だ。書記として自分の役目を果たして行きたいと思う」
真面目な書記と
『光田望(希)です。副会長です』
双子の副会長が自己紹介をしていた。
言葉だけみれば普通だろう。
しかし、状況はとても変だった。
「ところで美琴、僕たちはいつまで仮装していればいいんだ?」
数野の言うことはもっともである。
なぜか生徒会室では季節はずれのハロウィンパーティーが実行中だったのだから。
- Re: あ、そうだ! ( No.3 )
- 日時: 2015/01/04 22:11
- 名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)
なぜ、こんなことになっているのか。
答えは簡単である。
生徒会役員が集まったときに美琴が
「あ、そうだ! 皆で仮装しよう!」
とどこから持ってきたか分からない衣装を持って皆に渡したからだ。
断る暇もないまま強制的に着替えさせられ今は、
「やっぱり着替えて正解だね!」
黒いマントをはおり、おもちゃのステッキを持った美琴と
「これに何の意味があるんだ?」
熊の着ぐるみを着た数野、
「まあ会長が言ったことだし」
「しょうがないよ」
二人はそれぞれ男装&女装をしている。
「ハロウィンとはちょっと違うけどいいよね〜」
美琴は生徒会室を見回しご満悦の様子だった。
「ところで今日はこれで解散なのか?」
「うん! でも1週間後生徒会で集まりあるから忘れないでね!」
「ところでいつまでこの格好、してればいいですか?」
「えっと今男の子だから希か。もう着替えていいよ!」
美琴はそれだけ言って生徒会室から出て行った。
——魔女のコスプレのまま。
* * *
あとがき
なんか変ですみません。
次回から本格的になると思います。
- Re: あ、そうだ! ( No.4 )
- 日時: 2015/01/09 22:55
- 名前: 夕陽 (ID: jP/CIWxs)
四月 あ、そうだ! 遠足しよう!
「あ、そうだ! 遠足しようよ!」
仮装自己紹介から一週間後、生徒会の集まりの日だ。
全員がそろったと同時に(光田双子が生徒会室を入った瞬間に)美琴はそう宣言した。
「いいね! 遠足楽しそう!」
「僕も賛成」
二人は賛成の意を示したが
「何で急に遠足をやるんだ?」
一人提案を邪魔する声が入った。
「だって新学期だし! やろうよ! ね?」
メガネの奥の鋭い瞳を気付いていないかのように美琴は楽しそうに答える。もちろんその瞳の奥にある心理—気苦労が増えるのは嫌だ—は気づいていたが気にしないフリ。
「だがどこに行くんだ? 日程は? つぶしてしまった分の授業はどうする?」
無駄にイベントが増えように聡の声は必死だった。
しかしその必死なところを気付いてわざと気付かないフリをするのが美琴は得意である。
「うーんとね、場所は私が所有している公園! で、日程は今週の土曜日! 土曜日は授業ないし大丈夫でしょ?」
ちなみに美琴はかなりの金持ちである。
水花学園に通うものに貧乏はいないのだが、金持ちの集団でも特にお金を持っている分類に入る。
聡もそれなりに大きいが美琴には敵わない。希と望は普通より少しお金持ちレベルで美琴とは象とアリの差だ。
「でも急にピクニックやって全校生徒の反感買ったらどうする? 最悪就任3週間もせずにクビになるぞ」
聡の言うことはもっともだ。
水花学園は生徒の自主性を延ばすため生徒会に半分の権力が与えられている。
しかし、それでは生徒会が誤った判断を下すと全校生徒に迷惑をかけてしまう。
また、小学校から高校までエスカレーター式で生徒会はどの学校でも一緒なのでその迷惑はとても大きい。
なので水花学園では「全校生徒の半分の署名を集めれば再選挙が出来る」という校則がある。
まあ全校生徒約1800人もいるので現実的ではないが……。
「大丈夫! 参加自由にするし!」
しかし美琴はそのことも頭にあったらしくVサインで答える。
「でも自由参加だと参加者が少なくなるだろ?」
必死でイベントを中止に持っていこうとする聡。
土曜日まで生徒会活動に巻き込まれるのは嫌なのだろう。
美琴が生徒会長に立候補すると聞き、いろんな教師から言葉で直接言われたわけではないが「なんとかしてくれ……」という空気によって書記に立候補したのであまり休日は働きたくない。
「その点は心配要らないよ! 参加者には参加賞で歌田カンパニーの文房具セット(およそ1000円)プレゼントするって言えばたくさんの人が来てくれるよ!」
美琴のその言葉に
「分かったよ……」
聡はがっくりとうなだれた。
「楽しみだなあ、遠足! 鬼ごっことかしたい!」
「僕も遊びたいなあ、美琴さんと一緒に」
「いいね! 皆で遊ぼう!」
盛り上がる三人をよそに
「とりあえず、計画書書かなくちゃな……」
聡は計画書を取り出してボールペンで地道に記入していた。
* * *
なかがき
なんとか途中までかけました!
聡は苦労人ですね……。
というか書き始めてからツッコミが足りないと言うことに気付きました……。
顧問の先生をツッコミ役にしようか、それとも風紀委員などの委員を作ってその人をツッコミ役にするか……。
しばらくはツッコミ聡にがんばってもらうしかない!
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