コメディ・ライト小説(新)

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地味子の恋嫌い
日時: 2017/09/18 14:43
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

昔から、恋だの愛だのしろって言われてあーうるさい。
恋愛のない世界に生まれたかったなぁ。
そしたら、あんなことに巻き込まれずにすんだのに。

建物などなく、自然豊かな野原で寝そべって本を読んでいる私。
私の名前は雨宮千里あめみや・ちさと15歳の高校1年生。
地味で中学の時はイジメにあって人間不信になっている。
なぜ、地味かって?今に分かる。
私は今家に居るのが嫌でここで優雅に読書を嗜んでいるところだ。
風が気持ちいい。
今は秋、4月から泉水高校に通い始めた。
でも、友達とかが出来ず不登校になった。
まぁ、いずれはまた通うから今は休憩というところかな。
自己紹介はさておき。
また、読書をし始めようとしたとき、
「なぁ、ここで何してんの?」

Re: 地味子の恋嫌い ( No.18 )
日時: 2018/05/09 22:10
名前: 春香 (ID: pQfTCYhF)

 こんにちは(゚▽゚)/
春香です。お話読みました とても良かったです!
特に主人公のキャラ設定が好きです!
応援してます!頑張ってください!!!

あと、私も「うさぎラビット」という小説を書いているのでよければ見てください!!!

Re: 地味子の恋嫌い ( No.19 )
日時: 2018/05/27 12:25
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

春香さん読んでくださりありがとうございます。
嬉しいです。








続き

風呂場に行ってシャワーだけ浴びた。
あの女子っぽい人と長くいると変な汗が出て気持ちが悪かった。
シャワーの水は生暖かくて心地いい。
サッとボディーソープで体を洗い、念入りに洗い流す。
頭も同じようにしようとしたが、髪が長く伸びて前の髪の長さとは違った。
洗い終わると、体を拭いてすぐに脱衣所に入って持ってきた服に着替えた。
脱衣所に出て早歩きでリビングに向かった。
リビングを前にするとお母さんがキャーキャー言っている。

Re: 地味子の恋嫌い ( No.20 )
日時: 2018/06/05 23:33
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

リビングに入ると、
「可愛すぎる。」
お母さんが笹ヶ峰に向かって写真を撮っている
笹ヶ峰は照れながらスカートをヒラヒラさせている。
この光景を関係のない人が見たらどう思うのか。
私は笹ヶ峰の姿は可愛いと思う反面変だと思うこともある。
笹ヶ峰は私がリビングに入ってきたことに気づいた。
「あ、やっと来た。遅いよー。」
お母さんも私に気づく。
「あら、おはよ。さっさと朝ご飯食べて準備しなさい。」
「分かってる。」
私は台所近くのテーブルに向かい、椅子に座り、静かに朝ご飯を食べた。
朝ご飯は私にとって最もいる食事。
さっさと朝ご飯を済ませ、リビングを出て自分の部屋に行った。
自分の部屋に入ると、いろんな匂いが混じって臭い。
私は、消臭スプレーを上に向けてまいた。
そのあとは、制服に着替え、同時にパソコンの画面を開いた。
画面を見ると、LINEが来た。晃からだ。
『おはよう、夜はよく眠れた?』
『なんとか。』
『今日、昨日言ってたとおり迎えに行くから。僕もう少ししたら家に出るね。』
『今日から行くが、私1人じゃない。』
私の言葉に晃はスタンプを使って驚きを表現した。
『どう言うこと?」
『詳しくはまた後で。』
『分かった。』
パソコンの画面を閉じて、何冊か教科書とノートをスクール鞄に詰め込んで急いで下に駆け降りた。

Re: 地味子の恋嫌い ( No.21 )
日時: 2018/07/04 00:13
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

駆け降りて真っ先に玄関に行き靴を履いて
『笹ヶ峰!私先に行くから。」と大声で叫んだ。
そして、玄関のドアを開けると目の前に笹ヶ峰がいた。
「もう、遅いよ。さっ早く行こうよ。」
とっさに手を繋ごうとしてきたが、
「待って、もう少ししたら迎えに来てくれるから。」
「誰が?」
「おーい!千里ちゃーん!」
数メートル先に晃が叫びながら走っている
はぁはあ
息を切らしながら私たちのところに来た。
「お、おはよう。」
「晃、久しぶり。」
「うん、あれ、千里ちゃんの隣にいる子は誰?」
「あー、この子はー「初めまして、千里のいとこの紫苑でーす。よろしくね。」
笹ヶ峰は私の声をかき消して挨拶した。
朝から張り切ってるなんてイライラする。

Re: 地味子の恋嫌い ( No.22 )
日時: 2018/08/13 14:26
名前: アンジュ (ID: 0BucpTCd)

「あ、よろしく。」
晃デレデレしているのが丸見えだ。
「僕は、相園晃あいぞのあきらだ。千里ちゃんの幼馴染なんだー。
千里ちゃんについて知りたいことがあったらいつでも聞いてね。」
「分かった!」
この雰囲気にイライラする。
私は2人を無視して早歩きをした。
後ろで騒いでいようが関係ない。
早くやらなければならないことを済ませたい。


家から学校まで歩いて40分かかる。そのため、泉水高校前行きのバスに乗らなければならない。
私は2人をおいてバス停まで歩いた。
もう少ししたら着くバス。
私は少しの間家から持ってきたウォークマンを手にして、イヤホンを耳にかけて音楽を聴いた。
私の好きなことは音楽を聴くこと、もちろん読書もだが、、、
音楽は私の精神を安定させることができる。
音楽には様々なジャンルがある。
恋の歌、悲しい歌、ワクワクする歌など。
私はこれらと違って心を安定させるBGMというものを聴くのが好き。
何も考えずに聴いていられるから。
聴いているうちにあの2人がバス停に来た。
「千里ちゃん早いよー。」
「別に、晃たちが遅いだけ。私は普通に歩いてただけ。」
「千里ちゃんのツンツン口調久しぶりに見た。」
「うるさい。」
私はあんたの見せ物かっての!
「ねぇ、千里、バスっていつ来るの?」
違和感のある笹ヶ峰の声。
その声で私に聞いた。
「もう来る。」
そう言って私はまた聴いた。
でも、2人の声がうるさい。
この会話のあとちょっとしてバスがやってきた。
私は2人よりも最初に乗ると、久しぶりな感じが目に付いた。
前もこんな感じだっけ。
「千里早くー」
笹ヶ峰に言われ私は即座に空いている椅子に座った。
ボフッと椅子がなった。こんなにふかふかしてたっけ。
バスの中にある椅子は前の方は横に並び、後ろは2人ずつ縦に並んでいる。
私は2人で座れる椅子に居た。
それを狙ってか晃は私の隣に座った。
久しぶりの晃の見る笑顔。
私は呆れてそのまま隣にいた。
笹ヶ峰は、前の方、2人ずつ座れる椅子に座ってなにやらスマホをいじっている。
真剣にスマホを見て目を悪くしないのかがちょっと心配だ。
バスがさっき動き始めた。
バスに揺られて30分で目的地のバス停に着く。
この30分の間私は鞄に入っていた本を手に取りページをめくった。
数ページめくって、晃が私の肩をポンとした。
「なに?」
「紫苑ちゃんって僕たちの高校に来るんだよね?」
「それがどうした。」
「転校生だから大丈夫かなぁって思ったの。」
「少なくとも私より大丈夫でしょ。」


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