ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 〜悪魔の双子〜
- 日時: 2009/10/03 22:28
- 名前: ルカ (ID: fLv33DvB)
俺と凛は双子の姉弟
俺達は悪魔の子
悪魔の双子
俺達は二人で生きてきた
この腐った世界を生き抜いてきた
二人で・・・
どんなに辛い事があっても
どんな哀しい事があっても
俺達は復讐をする為に
生まれ生きている
さぁ・・・復讐の時がきた
始めようか
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
- Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.19 )
- 日時: 2009/10/08 12:09
- 名前: ルカ (ID: a6Ny8FKk)
「潰してよるよぉ!!」
男が銃を構えた。
紅い銃と漆黒の銃。
なら俺も能力を使った。
生まれ付きの能力。
忌まわしいき力。
想像するモノを全て実現できる力。
欲しくなかった。
絶望へ導く力なんて。
けど、もっと嫌なのは凛が連れて行かれること。
大切な家族。
俺のたった一人の家族。
だから俺は願う。
(あいつに勝てる武器を!!)
次の瞬間、眩い光の中から金色の銃がでた。
「それだよ!!それ!!俺達が欲しい力は!!!」
男が叫ぶ。
「あぁぁぁぁぁ!!!」
俺は我武者羅に撃つ。
銃声が響く。
でも、そこにはアイツがいなかった。
「後ががら空きでぜ・・・。おチビさん♪」
振り向こうとした時には、もう遅かった。
おれの脇腹を貫通していた。
- Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.20 )
- 日時: 2009/10/08 12:42
- 名前: ルカ (ID: a6Ny8FKk)
「ぐあぁぁ!!!!」
鋭い痛みが襲う。
凛が青ざめて立ち竦んでいる。
樂も。
「いてぇだろ?」
そう言いながら俺に2・3発蹴りを入れてくる。
「っうぁ・・・!!」
痛みが俺の体を蝕む。
樂がこっちに来ようとしたら。
「来たらコイツの命は無いぜぇ!」
男は言う。
樂が悔しそうに止まった。
「チク・・・ショ・・・。」
「あぁん?」
「・・・れ・・ん・・・。」
掠れ震えている声で言う凛。
すでに泣きそうだ。
「来る・・・な!!り・・・ん。」
「・・・蓮」
「にげ・・る・・・んだ!樂と・・いっしょ・・・に」
「いや!!」
「だめ・・・だ」
「てめぇは黙ってろ!!!」
男が本気で俺の腹に蹴りを入れる。
- Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.21 )
- 日時: 2009/10/08 13:11
- 名前: ルカ (ID: a6Ny8FKk)
「やめて・・・」
凛の目からは涙が零れ落ちてる。
視界がぼやけてあまり見えないが・・・。
「あたしが・・・狙いなんでしょ!!」
凛が叫んだ。
「あぁ」
「なんで蓮が傷つかなきゃいけないの!?」
「これは正当防衛だぜ?手を出したのはコイツ」
と言い銃を俺に向ける。
「っ!」
「なっ?そうだろ?」
黙る凛。
(もう、やめろ・・・。)
心にも無い事を思う俺。
「分かったわ」
「??」
「あなた達と行くわ」
「凛!!」
樂が止める。
でも・・・
「大丈夫だよ」
笑顔を見せる凛。
「やめろ・・・。」
樂が震えてる。
「凛が行く意味があるのかよ!!」
黙る凛。
「それで、大切な人たちが助かるなら・・・。」
言葉を無理に飲んだ。
「・・・あたしは別にいいもの」
小さく呟いた。
「行くな・・・り・・ん」
ゆったりとした足取りで俺に近づく。
「行ってくるね」
凛の最後の言葉。
- Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.22 )
- 日時: 2009/10/09 03:39
- 名前: 魔蘭`* ◆k11/f4Kc0Y (ID: ozRWO7nE)
ルカさん`*
あぁぁ ...
悲しい方向に ...
凛、どうなってしまうんだ!?(
蓮は、これからどんな行動に出るんだろう ...
謎であふれてます((
続き、すっごく気になります!((
更新、期待して待ってます^^b
- Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.23 )
- 日時: 2009/10/09 20:44
- 名前: ルカ (ID: V8tSiYIJ)
*魔蘭様
魔蘭さぁぁん!
久し振り?ですぅ!
凛はみんなを守る為に決意したんです!
蓮はショックでしょうね・・・。
ここからが一応見所です!
これから、更新しまぁす(^w^*)
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
この掲示板は過去ログ化されています。