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〜悪魔の双子〜
日時: 2009/10/03 22:28
名前: ルカ (ID: fLv33DvB)

     俺と凛は双子の姉弟


      俺達は悪魔の子


       悪魔の双子


    俺達は二人で生きてきた


   この腐った世界を生き抜いてきた


       二人で・・・


    どんなに辛い事があっても


    どんな哀しい事があっても


     俺達は復讐をする為に


      生まれ生きている


     さぁ・・・復讐の時がきた


       始めようか

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Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.14 )
日時: 2009/10/06 20:44
名前: ルカ (ID: TRpDG/gC)

「ど、どうした?」

凛がウズウズしている。

凛の癖だ。

たぶん凛はあいつらの居場所を特定しているかもな。

・・・たぶん。

「あ、あたし・・・あいつらの居場所がわかる。」

「!!」

驚く樂

俺は平然を保つ。

「本当なのか?」

「う、うん。」

返事をする凛。

そして、目を閉じる凛。

深呼吸をしている。

「ギャンブル場は違う・・・。海が見える。後、工場」

目を瞑りながら、ゆっくり答えてく。

「工場と海・・・。」

考える樂。

そしたら、大塚が。

「確かこの近くには海がありますよ。それと工場も。」

大塚が運転しながら、鮮明に言う。

「大塚!!」

樂が言う。

「分かってますよ。樂様!!」

思いっきりハンドルをきる。

斜めに俺と凛が左右に揺れ動く。

(こ、こぇ〜!!!ってか、危ねぇ!!)

−数十分後−

「着きましたよ。」

大塚が車を止める。

「き、きもちわるぅ・・・。」

凛が顔色を悪くしている。

ちなみに俺も。

「おい。早くしろ。」

でも、樂だけは元気だった。

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.15 )
日時: 2009/10/06 20:57
名前: ルカ (ID: TRpDG/gC)

顔を地面から上げると、工場が目の前に建っていた。

この中に・・・。

「樂様・・・。」

大塚がこっちを見ている。

でも樂は「お前はココにいろ。」と言う。

樂なりの優しさだろう。

「いくぞ。気を引き締めろ。」

「わかってる。」

「うん。」

覚悟を決めて扉に手をかける。

ゴゴゴゴゴと重く鈍い音をたてる。

なかを見ると誰もいない。

多分この隠れているであろう。

「探すか・・・。」

「「・・・。」」

一歩足を踏み入れる。

でも、その直後勢い良く扉が閉まる。

「やはり・・・。」

目の前には、ざっと800人くらいいる。

最悪に囲まれている。

「餓鬼が調子乗るからだぜ。」

真ん中から出できた、長髪の男。

ボスだな。

「俺等を受け入れればまだ生きられたのに・・・なぁ?」

俺達に投げかける言葉。

んなことはどうでもいいが。

「はっ!お前ら弱者なんかどうでもいいんだよ」

俺は言う。

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.16 )
日時: 2009/10/06 22:31
名前: 魔蘭`* ◆k11/f4Kc0Y (ID: 3RSwxYeD)

ルカさん`*

此方こそ、お返事が貰えて、とても嬉しいです *

今回も、凄く面白いです!
蓮達、どうなるんでしょうか ...?
もー、ハラハラですよッ;

そうですね〜。
いえいえ、全然デカくありません!
むしろ、心に響きましたw

更新、楽しみに待ってますね〜^^b

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.17 )
日時: 2009/10/07 18:32
名前: ルカ (ID: dCG/D4Gk)

・魔蘭様

またまた、読んでくれてありがとうございます!!

蓮達は、悲しい展開になってしまいます・・・(泣)
凛は・・・大変な事になってしまいます!!
期待しといて下さい!頑張るので!

「心に響きました」なんてとても嬉しいです///
力になれて良かったです♪

それでは!!更新しま〜すw

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.18 )
日時: 2009/10/07 18:48
名前: ルカ (ID: dCG/D4Gk)

「んだと・・・。」

男が小さく呟く。

「しかも、俺の親友にも手ぇだしやがって」

だんだん、苛々してきた。

逆に男は含み笑いをする。

「残念だなぁ・・・。」

男が嘲笑う。

「あぁ?」

反発を買う様に言う俺。

「俺はお前が狙いじゃねぇんだよ。狙いは・・・。」

男が指差す。

俺は指差す方向に向きを変えた。

でも・・・そこには。

俺の双子の片割れ、凛だった。

「あんただよ。音羽凛。」

そう告げる男。

驚きを隠せない凛。

「ふざけんなっ!!!」

そして・・・。

取り乱してる俺。

「あぁ・・・悲しいなぁ。」

笑いながら、男が近づく。

「だが、そいつは俺が連れて行くんだ。」

俺の心の中の物が一気に崩れ落ちた。

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

俺は男に向かって勢い良く走った。

「蓮!!!」

樂が叫ぶ。

でも、俺の耳には届かない。


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