ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

〜悪魔の双子〜
日時: 2009/10/03 22:28
名前: ルカ (ID: fLv33DvB)

     俺と凛は双子の姉弟


      俺達は悪魔の子


       悪魔の双子


    俺達は二人で生きてきた


   この腐った世界を生き抜いてきた


       二人で・・・


    どんなに辛い事があっても


    どんな哀しい事があっても


     俺達は復讐をする為に


      生まれ生きている


     さぁ・・・復讐の時がきた


       始めようか

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14



Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.29 )
日時: 2009/10/10 16:07
名前: ルカ (ID: V8tSiYIJ)

「おい、起きろ」

声がする。

どこかで聞いた様な声。

「ここは、どこだ?」

目を覚ませば知らない場所。

辺りは黒く染まっている。

「お前の心だ」

起き上がり、声のする方向へ向く。

そこに立ってたのは・・・

「初めまして、俺」

俺だった。

全てが似ている。

でも、どこかが違う。

「誰だ」

「お前だよ お前は俺で俺はお前だ」

「違う!俺はお前じゃない!!」

「詳しく言うと・・・」

笑っている。

「白い蓮がお前、黒い蓮が俺だ」

言っている意味が分からない。

頭が痛い・・・。

「白い俺?」

「あぁ、そうだ」

耳鳴りがする。

「そろそろ時間だ」

「・・・っ時間?」

「お前がお前じゃ無くなる時だ」

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.30 )
日時: 2009/10/10 16:31
名前: ルカ (ID: V8tSiYIJ)

ダメだ・・・何を言ってるか聞き取れない。

「お前は、用済みだ」

俺が言っている。

体が重い・・・。

苦しい・・・。

「白い俺は必要無い」

笑っている黒い俺。

そうか・・・俺は必要無いのか。

モゥ、イラナイ。

————白イ俺ハ、黒イ俺ガ必要。

————黒イ俺ハ、白イ俺ヲ必要トシナイ。

この心が黒い理由は、黒い俺が必要だから。

俺は用済みなんだ。

「サヨウナラ、白イ俺」

「サヨウナラ、黒イ俺」

俺の心は二つに裂けた。

白い俺は、『音羽 蓮』じゃない。

黒い俺が、『音羽 蓮』なんだ。


偽者は俺の方。

本物はアイツの方。

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.31 )
日時: 2009/10/10 17:14
名前: 鴉蝶 (ID: RUaCy6ku)
参照: 元:鴉ですbb

小説に来ていただき有難うございます(´・ω・`)♪

舞「面白いね。ずたずたn」
仁 「やめなさい」
鴉 「はい。やめなs(( 更新頑張って下さいね」

更新楽しみにしてますね^^v

頑張ってください。

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.32 )
日時: 2009/10/10 17:58
名前: ルカ (ID: V8tSiYIJ)

*鴉蝶様

この度は、小説を読んでくれて有難うございます!!

とても嬉しいです(*・v・*)

更新しますね(^w^)/

Re: 〜悪魔の双子〜 ( No.33 )
日時: 2009/10/10 18:14
名前: ルカ (ID: V8tSiYIJ)

目を開けると聞き慣れた声がする。

「蓮」

樂が椅子に座っていた。

「樂・・・」

「傷は大丈夫か?」

「あぁ、完治してきている」

沈黙が続く。

「すまない」

行き成り樂が俺に謝る。

「ど、どうしたんだ樂」

「俺の所為で、凛とお前が・・・」

「・・・もういい」

「でも・・・!」

「もういい!!」

「・・・今日は帰るんだ、樂」

「・・・あぁ」

樂は申し訳なさそうな顔で、部屋をでた。

一息ついた時、部屋をノックする音が聞こえる。

(誰だ?)

そう思ったけど「どうぞ」と部屋に通した。

「失礼します、蓮様」

通した相手は、大塚だった。

「用件は?」

「これです」

大塚は金色の銃を俺に渡した。


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14



この掲示板は過去ログ化されています。