ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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祟呪死ータジュシー
日時: 2009/12/13 12:57
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

こんにちは〜☆

くまごろうです♪

やっぱり第一期を終わりにしちゃいたいと
思います!!!

いろいろ考えて
まぁ二期も作るんで…

応援
よろしくお願いします!!!

後、読んだ人はアドバイスお願いします。
(コメントもOK)

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Re: 祟呪死ータジュシー ( No.20 )
日時: 2009/12/13 13:30
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第十三章・奈落の黒画面ーナラクノクロガメンー

朝から雨がふっていた。
「ファ〜ン・・よく寝た〜」

ん?
メールが来ていた。
「ちょっと武!!
 もうご飯できたよ!?」

「あっ・・・うん・・・」

メールの内容はよめなかった。
すぐご飯を食べてすぐ学校へむかった。

「ち〜っす☆武おせ〜よ」

いきなり幸助が飛び出てきた。

「御前は朝からテンション高いな?」


拳雅がやってきた。

今日の学校はすごく長かった。
雨はやまなかった。

ー帰り道ー
今日はみんな部活があって俺一人のきたくだった。

「そういえば・・今日のメール・・。」
そうしてケータイをだした。
(防水形態なんで雨でも大丈夫です)

そのメールは知らない人からだった。
メールアドレス・・・
ない!!
メールアドレス空白からのメール!!

わけわかんねぇ・・・。

内容を読むことにした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シンユウッテシンユウデスカ?

「あきすての」
デケンサクシナサイ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なんだこれ訳わかんねぇ。

でも気になった。
最初の文章に・・・。

ー検索中ー

ケータイの画面にはいつのまにか検索中の文字

すると裏サイトがでてきた。
これが・・・裏サイト・・・。
真っ黒な画面に赤い文字。

そこにでてきた名前に俺の指は止まった。


ー上元武ー

「・・・あっ・・・!!」

嘘だろ・・・?

ー死ねよあいつー
ー馬路で殺してぇー
ーあいつ自殺してくれないかな?−

誰がこんな事を?

俺の悪口を書いたのは
「猫ちゃん萌」と「KUSK」

猫ちゃんって言えばあの芸能界の・・・
売れてない人・・。
ー!!

拳雅だ・・・。
あいつ猫ちゃんっていう芸能人が萌えてたっけ。
ってことはもうひとりは・・・。

K US K
KOUSUKE
幸助・・・。


「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
 あいつら・・あいつら・・
 いつも俺のことを!!

 じゃ・・あの誓い・・・約束は
 永遠の大親友っていうのは・・・・。

 嘘・・・だった・・のか?・・」

シンユウッテシンユウデスカ?

涙が溢れ出す。
どうしてこんなことになっちゃったんだ?

俺は本当の
本当の

本当の本当の!!

親友だと思ってたのに!!

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.21 )
日時: 2009/12/13 13:35
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第十四章・偽りの親友ーイツワリノシンユウー

本当の親友だと思ったのに!!
憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い憎い
その時
ふっと、雨がやんだ。
外を見るともう夕日がでていた。
道路には水溜り、

「もう・・学校なんか行きたくなくなっちった。」

俺は一回ポツリとつぶやいた。

次の日
拳雅は普通にしゃべりかけてきた。
何故こいつは俺を嫌ってるのに
普通にしゃべりかけてくるんだ?

俺はちょっとにらんでやった。

それに気づいた幸助が

「どうしたんだよ?
 御前今日ぜんぜんしゃべんねぇーじゃん、
 なんかあった?」

「べ・・別に〜
 なんにもねぇよ」

そうして家に帰った。
今日の学校はあんまりにもつまらなかった。

どうせなら殺してしまうか?
今なら陽子のせいにすることだってできるんだし。

へっへへへへへ

殺せば俺の気も少しは晴れるかもな。

いや・・・
なに考えてるんだ俺は!!
でもどうしたら・・。

ー次の日ー

「なぁ・・なんで最近御前くらいわけ?」

「いや・・・別に」

「別にじゃねぇだろ?
 なんでだよ!!」

「・・・・
 御前らが裏サイトに書き込んだからだろう!!」

「え?
 書き込んでないよ!!
 なんで俺が!!」

「うっせぇ!!
 御前らが死んじゃえよ!!」
「・・・・そんな・・」

次の日俺は投稿拒否した。

そして一日ずーっとケータイが鳴り響いた。
ぜんぶ拳雅からだった
だが俺は返信もせず
また読むこともしなかった。

あいつは本当に俺は許さない!!

幸助からもメールが来ていた。

俺は絶対読まないし返信も返さなかった。

ー次の日ー

ピリリリリリリ

家の電話が響いた
「武〜、先生からでんわよ〜」

お母さんが電話の子機を持ってきた。

「もしもし変わりました。」
「あっ・・・、武か?
 実は・・その・・・
 登校拒否中の御前にいにくいんだが・・・。
 その・・
 拳雅が殺されたんだ、」
「え・・・!!」

拳雅が殺された!?
あんなに憎かったのに
どうして俺は涙がでてるんだ?

「霊能力者がいうには陽子がと・・」

陽子・・・

「明日葬式なんだ・・
 できれば御前に出席してほしいんだ。
 無理ならいいんだ、でも・・」
「・・・いきます・・・」

がちゃん

涙が止まらない。
いつもいつもそばに居てくれたあいつは
もう・・・・この世にはいないのだ。

あんなに憎かったのに
俺は・・・何故?


あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.22 )
日時: 2009/12/13 13:36
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第十五章・聞こえぬ嘆きーキコエヌナゲキー

お葬式がはじまた。
隣では幸助が号泣してる。

学年みんなは授業があるため
ずっといるわけではなかったが、
大親友の俺らは最初から最後まで居ることになった。

号泣してる幸助を見ていると
泣きそうになる。

だが・・・
泣きそうになるのではなく
もう俺は泣いていたのかもしれない。
手のひらに涙がぽとり。

やっぱり俺は泣いていた。
なんで俺は号泣していることにきづかなかったのだろうか?

拳雅は陽子に殺されたと思うと・・・
現実逃避したくなる。
でも・・・
かまわない・・・。
あいつは俺のことを死んでほしいと思ってたやつ。
死んでいいのだ・・・
なんて思ってる俺は悲しい。

葬式が終わった時だった。
幸助が話しかけてきた。

「御前・・・裏サイトに拳雅と俺が書き込んだっていっただろ?」

「・・・」

「俺・・おまえのことなんか書き込んでねぇぞ!!
拳雅だって!!
俺らのにせものに決まってる!!。
俺らは永遠の大親友なんだぞ?」

「・・・うるさい・・・」

「なぁ!!信じてくれよ!!」

「うるさい!!!!!!!」

「・・・っ・・ひっく・・・どうして信じて・・・
くれないんだよ・・ううっ」

幸助はひどくかわいそうになった。
でも俺は負けない。
そんな事絶対うけいれない!!
嘘に決まってる・・・。

そうして家に帰った。

次の日からちゃんと学校に通った。
幸助は一人ぼっちだった。
でも俺もひとりぼっち。

会うたびにお互い
目をそらしてしまう。

だが・・・
ある日の事だった。

俺の組の2人組が裏サイト書き込みにより捕まった。
そいつらは幸助と拳雅になりすましてたというのだ。

「・・・・、嘘だろ?」

俺はつい声にだしてしまう。
幸助がきた。

「・・・・・・」

「ご・・・ごめん・・幸助・・・。」

「俺に謝るな・・・
 拳雅に謝れ・・・。」

はっ、拳雅!!
俺が最後に拳雅に行ったコトバ・・
それは


ー御前らが死んじゃえよー


涙がとまらなくなった。
号泣をこすくらいないた。

幸助もないていた。
「今日いっしょに墓参りにいこう?」

幸助が俺に言ってきた。
俺は声にだせないので
こくりとうなずいた。

墓の前では
ただ拳雅の墓をじーっとみるしかなかった。
そして一言・・・。

「ごめん」

俺はそうぽつりといい
拳雅の大好きだったマシュマロをそっとおいた。

小さくやわらかくつぶされやすい
マシュマロだが・・・
すっごくおいしく人を喜ばす・・・
大きい役目をもっている。

拳雅もそういうやつだった。
身長は低いが・・・
人をよろこばすことが好きだった。

「ごめんな?拳雅・・・。
 御前が生きている時に気づいていれば・・。」

そして幸助と俺は拝んだ。

それからは拳雅のいないさびしい生活になったが、
幸助といっしょに
一生懸命、拳雅のために生きていった。

そして毎日、拳雅のところへ行き、
今日あったことをすべて話した。

それが今の幸助と俺の日課だ・・・。

拳雅

本当に



ごめんなさい


あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.23 )
日時: 2010/01/05 16:44
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

後悔ーコウカイー

人生に後悔というものは必ずついてくる。
でもその後悔を小さくすることもできる。

永遠と誓う心は
第三者によって潰される。

そして消える仲間。
後に残る悲しみの後悔。

誰かが泣いた
誰かが嘆いた
誰かが悲しむ
誰かが怒る
誰かが喜ぶ
誰かが笑う

人の感情はゆるやかだ・・・。
今日も誰かが笑う、悲しむ、怒る。

みんなが・・・

幸せな世界だったら
よかったのにね?


みんなが笑える・・・
喜べる・・・。


そして
間違えないようになればいいのにね・・・
人生を・・

あなたなら勝てますか?

その後悔から…

          後悔編
            −完ー
  

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.24 )
日時: 2009/12/13 13:40
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第十六章・見つめる闇ーミツメルヤミー

11年間・・・
こうして人が死んでゆくのを見てきた。

私は本当はこんなに殺すつもりはなかった。
人は悲しいは・・・。
私に罪をなすりつけて
人をころしてゆくのだから。

今年もたくさんの人が殺されていった・・。

どれも悲しいものばかり・・・。
人はよくを追求しすぎると
こんなにも哀れになってしまうものなのね。

みなさん・・・。
もうお分かりですよね・

私の名前は

陽子です。

今までみなさんには
哀れで残酷で悲惨なものを見てもらいました。

エピソードはそれぞれ違いますが
毎年同じようなことが繰り返されています。

喧嘩をして殺す。
犯人だと思い殺す。
なにも考えられなくなり殺す。
親友を奪われ殺す。

悲惨でしたね。
だいたい死んでゆくのは私が犯人ではなく、
違う人が私のせいにして
殺しているだけです。

もちろん私がころしているときもあります。

彼女を守り死ぬ。
彼氏が殺され死ぬ。
最後の悲しいことばとともに死ぬ。

私もずいぶん悲惨なことしましたね、
でも私が殺すのは
だいたい十分の一くらいです。

ということは
残りは
たしか三分の一・・・
殺されるって言ってましたよね?
っていうことは残りは・・?

くくくくく・・。
もうお分かりでしょう?


これから先も続いてゆくんです。
この惨劇は・・・。

私は復讐をとめません!!

あなたなら勝てますか?

この欲望に・・・。


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