ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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祟呪死ータジュシー
日時: 2009/12/13 12:57
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

こんにちは〜☆

くまごろうです♪

やっぱり第一期を終わりにしちゃいたいと
思います!!!

いろいろ考えて
まぁ二期も作るんで…

応援
よろしくお願いします!!!

後、読んだ人はアドバイスお願いします。
(コメントもOK)

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Re: 祟呪死ータジュシー ( No.15 )
日時: 2009/12/13 13:26
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第九章・後ろの赤面ーウシロノアカメンー(2)
               

「頬笑!!!御前は絶対俺が守るからな!!
大丈夫だ!!」

手にカッターナイフを持った。
さぁいつでもこい!!
陽子

ーあら・・・?
 私と正々堂々戦うの?
 こんなのはめずらしいは・・・。−

陽子が姿を出した。

「きゃ・・・」

頬笑は震えて声にならないさけびをあげた。

「うっふふふふふふ・・・。
 私に勝てるかしら?
 そんなカッターナイフなんかで・・・。」

「なっ・・・。」

でも・・
ふと思った。
どうやったらこんな霊に勝てるんだ?
殺すもなにも・・・こいつはもうしんでるんだろ?

「うっふふ・・・そうね・・・。
 ならこういうのはどう?
 私が人間化して私から血をだせたら勝ちってのは」

「いいぜ!!・・・っ・・・勝ってやる!!」

頬笑はすごく震えていた。
すごく怖がっていた。
目を大きく切り開かせ
波だがすーっときれいに流れ落ちていた。

「さぁ・・・はじめようぜ!!」

さっそく俺はカッターナイフを陽子にむかって
つきさした。

でもあたることはなかった。
陽子はよけるばかりでなにも手出ししてこない。


「あら・・・。これくらいなの?
 弱いはね・・・」

無表情の陽子の顔。
振るえあがりそうになるくらい冷たい瞳。

よく見ると・・。
陽子の手首には血がながれていた。
そして反対の手には血だらけのカッターナイフ。

「なんだよ・・。そっちだって凶器はカッターじゃねぇかよ」

「これは・・関係ないわ・・・。」

その表情は悲しそうだった。

そしてまたカッターを陽子にむかってつきうさそうとするがぜんぜんだめだった。

ようやくのおもいで陽子の副をカッターできることができた。

「やるわね・・・。でも血をだすほどでもなかったわね」
「まだまだこれからさ・・陽子・・」

そしてまたカッターを突きつける。
それを陽子が交わす、
それの繰り返しだった。

陣にももう体力がなくなってきた。
「そろそろ・・ね?」
なにかを陽子は問いかけてきた。

ーその時ー

陽子が目の前から消えた・・・。
そして!!

「・・・私の勝ち」
背後から声がした。
振り返ろうとしたとき。
ぐちょ・・・。

「うわぁぁぁぁぁぁぁ!うわぁうわぁ
ぎゃぁぁぁぁっぁぁぁ・・・ううぅ・・あがぁぁ」

陣がさけびあげた。
なんと陣の目玉にカッターが突き刺さってた。

「キャ〜〜〜〜!!陣!!陣!!!!」
叫ぶ頬笑。

そこからカッターを引き抜き
今度は心臓にぐちょり・・。

「うっ・・・」

バタン・・。
陣は倒れた・・・。

「あああ・・・・ぎゃ〜〜〜〜!!!!!!」

「ねぇ・・・頬笑さん・・・。
真実をしりたくない?」

「・・・え?」

その時叫んでいた頬笑がぷつりと泣き叫ぶのをやめた。

「実は私。
全員が全員殺したわけじゃないの・・。
殺したのはほんの一部なの・・。」

「どういう・・事?」

「つまりねぇ、私以外の犯人がいるっていうことよ」

「・・・・!!!」

「うっふふふ」

「じゃ・・・じゃあ・・・」
「そういうことよ・・。」

そして血だらけの陽子がどんどん頬笑に近づく。
どんどんどんどん

「っや・・・こないで!!」

「さよなら・・・」

あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.16 )
日時: 2010/01/05 16:42
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

裏切る運命ーウラギルウンメイー

ー理想の世界ー
ー裏切る運命ー
ー悲しい現実ー

理想の世界にたどりつけるのだろうか?
理想に近づくことはできるのだろうか?
近づこうとして裏切る運命
思うようにいかないのも運命
そして理想から現実へといく悲しみ
理想を持っていた頃にもどりたくなる悲しみ

守るといい
守られればハッピーエンドで終わった。
でもそれはおとぎ話に過ぎない。
現実の運命は厳しすぎる。

最後は・・・
幸せか?不幸か?

それはあなたの決めることじゃない。
すべて

運命が決めることですから

あなたなら勝てますか?

その運命の切り開く悲しみに

        裏切る運命編
            −完ー

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.17 )
日時: 2009/12/13 13:28
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第十章・表と裏ーオモテトウラー

「ふざけんじゃねーよ」

朝からクラスでは喧嘩している人がいた。
でも聞いていてとても馬鹿馬鹿しくて
聞いている自分まではずかしくなる。

「まったく、朝から迷惑だよな〜」
俺の親友
高杉拳雅が話しかけてくる。
俺の名前は上元武。

「つかー、なんで喧嘩してるの?」
梶山幸助が話しに加わった。
「なんかなー、ケータイで蔵矢木が後藤の悪口を簗枝に言ったらしくてさー。ほら・・
蔵矢田と後藤仲良いじゃん。
なのに蔵矢田がうらぎった〜って喧嘩してるらしいよ。」

「やだね〜、けーたいは裏世界につながるからな、
うっかり書き込むととんでもないことになるよな。」

裏世界か・・。
なかなかかっこいいこというじゃねぇか。

「なにかっこつけてるんだよ!!」

俺はそう高杉にいった。

「そういや・・・、聞いたか?」
「ん・・・?」
ふいんきが重くなるのが分かる。
「なんだよ?」
「いよいよでたんだってな。
陽子の男子被害者が・・・。」

「・・・・・」

三人の会話に沈黙がでた。
陽子に殺されるのはたいていは女子だが。
男子も被害がでたって事は、
結構これからは男子の被害が多くなることだろう。

「だ・・誰なんだよ?」

おそるおそる聞いてみた。

「ほ・・ほら・・・。二組の米持っていう。」
「嗚呼、あいつか・・」
「彼女もいっしょに死体で発見されたらしいぜ・」
「馬路かよ・・」

陽子・・・。
その言葉に背筋がぞくっとする。
よく学校の七不思議というものがあるが、
そんなものとはくらべものにならないくらい恐ろしいものだろう。
なんていったって、あの自殺事件以来、
死んだ人がいないで卒業なんて、
ありえないのだから。

それのせいで転校していく親もいるが、
この不景気で引っ越す金も
ましてや転勤することもできないので、
なかなか引っ越すことはできない。

そうして毎年
この学校では霊能力者がきてお払いをするのだが
ちっとも効果なんかない。

「なんか怖いよな・・・。どうすんだよ・・。」
「俺・・すげぇ転校してぇよ。」
「なに言ってるんだよ!まだ死んだってきまってるわけじゃねぇんだからよ。」

そんな俺の励ましなんか効かない。
だって、死ぬということがきまったわけじゃないんだが、
死ぬ確立は90%あるのだから
死ぬも同然なのだ。

「まぁとにかく最後だし、
楽しく過ごしたいよな・・。」
「あ・・・ああそうだよ!!」

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴り響いた。
「おっとやべぇ、
次の授業ゴリ先の授業じゃん。
やべぇやべぇ」

といって2人とも俺の席から自分の席へと戻っていった。

ー昼休みー

俺らはいっしょに弁当を食っていた。
後藤と蔵矢田は職員室によばれていた。

「あいつら、職員室によばれたらしいよ?」
「馬鹿だなあいつら」
「本当だよなー。」

三人は実は幼稚園時代からの付き合いだった。
家も近いしよく小さい頃は遊んだ。
今でもよく遊ぶが。

「あいつら仲よかったのに、ケータイなんかで
あんなことしなければよかったのにな〜。」

まったくそのとうりだと俺も思う。

俺もケータイを持ってるがあんまり使いはしなかった。

裏サイト・・・か。

別に興味もなかった。


あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.18 )
日時: 2009/12/13 13:28
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第十一章・絆ーキズナー

ピリリリリリ
朝からケータイがなった。

拳雅からメールだった。
「今日暇だから幸助といっしょにあそぼうぜ(^^)
 いつもの場所集合な!!」

いつもの場所とは3人の秘密の場所
そう・・・誰にも見つからない
秘密の基地。

中3にもなって秘密基地なんてとおもうかもしれないが、作ったのは小学4年の頃。

ずーっとその基地で3人は遊んでいた。
メール返信

「ok!!」

俺は財布と金を持った。

「お母さん、ちょっと出かけてくる。」
「あら?そう?
 帰りは何時?」
「そんな遠い場所行かないから・・・
 5時・・・くらいかな?」

そして家のドアを飛び出し
自転車に飛び乗った。

もうスピードで自転車をこぐ。

チリーンチリーン♪

後ろから自転車のベルの音がした。
もうスピードなので後ろを振り返る事ができなかったが、となりまで自転車をこいできた。

「オス!!」

幸助だった。

「オス!!」

俺も言葉を返した。
 
「競争しねぇか?」
「いいぜ!!俺に勝てるか?」
「っへ、そっちこそ!!」

がーーー!!
自転車の車輪がものすごい勢いで回ってる。
秘密基地とうちゃく。
結果は俺の負けだった。

「ざまーみろ!」
「ちっ、次は負けねぇからな!!」

「2人ともおそいぞ!!」

拳雅はもうすでに秘密基地に来ていた。

そして秘密基地の中にはいった。
それまで色々な話をして
カードゲームをしたり
楽しい時間をすごした。

そして残り時間が少なくなってきた頃になった。
「なぁ・・・。今まで俺たち・・
 楽しかったよな?」

「いきなりどうしたんだよ?」

拳雅が急にいいだし幸助が答えた。
「いや・・・な?
 中学校・・・卒業したら・・、
 放れ離れじゃん?
 だから今のうち・・・思い出作っておこうぜ」

「あ・・・あったりまえだろう?」
「そうだよ拳雅!!」

そして沈黙がながれた。

「なぁ・・・約束だぜ?」

「ん?なにを?」

「俺たちずーっと・・・ずーーっと。
 友達・・・いや
 親友・・・いや!!
 永遠の大親友でいような!!」

俺はその言葉を聞き
なきそうになった。

「俺・・卒業したくなくなっちまった。」

「おれだよ・・・」

そしておれらは泣いた。
こんな事でなく自分がはずかしかった。
でも幸助も拳雅も泣いている。

「おれら・・永遠の親友だよな!」



ーおれら・・・永遠の親友だよな!!!−


あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.19 )
日時: 2009/12/13 13:29
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

第十二章・親友の赤い言葉ーシンユウノアカイ
                   コトバー

今日拳雅は朝から機嫌が悪かった。

「どうしたんだよ?」

幸助が拳雅に聞いた。

「それが聞いてくれよ!!
 あの粕馬路うぜぇんだよ。
 もう消えてほしいくらいだぜ!!」

「あはははは^^;」

おれはちょっとビックリした。
拳雅は結構心がひろいタイプだった。
なので人の悪口をいうことはそんなになかった。

事情を聞いてみると、
ある男子に自分の悪口を言われてるのを
聞いてしまったらしい。
まったく嫌な事件だ、

「畜生、あいつ馬路で殺してやりてぇよ」

「そんな物騒な事いうなよ!!」

おれはわらいながら殺したいといった拳雅を
おさえた。

拳雅は悪口を言われたくらいで、
そんなに起こるようなやつではなかった。

その前に言われるようなことをするくらいひどいやつでもないし。

逆に言えば言われてたほうがめずらしかった。

「あいつおれのこと
 かっこつけてるとか言いやがって!
 文句あんなら正々堂々面むかっていってきやがれ!!
 バーか」

こりゃすげぇ腹にきてるんだなと俺はちょっと引く。

幸助もちょっと引いている。

「幸助・・・。
 今日はちょっとまずいかもな?」

俺は幸助の実身元で小さくささやいた。

「たしかにな・・、ありゃもうかんかんだぜ?」

ということで今日一日は
あまり拳雅の心にふれないように行動した。

「幸助!武!!いっしょに帰ろうぜー。」

「あっ!!ごめん拳雅!!
 今日は部活があるんだ!!」

「武は?」

「俺は大丈夫だよ〜」

ということで俺は自転車に飛び乗った。

「ったく、学校ってどうしてあんなにつかれるんだろうな?」

と拳雅がいう。
帰り道は今日学校であった愚痴がおおい。
とくに勉強のことで。

「数学面倒だったな〜」
「そうか?俺はどっちかっていうと
 今日の音楽のほうがたるかった〜」

「たしかに〜」

そして2人とも笑う。

拳雅の家が近づいてくる。

「じゃ、また明日な♪」

「うん!!、ばいばい!!またな〜」

そして俺は自転車をこいで自分の家にむかった。

そういえば今日の拳雅・・・、
怖かったな〜
と少し思う。

実は裏ではあんなだったりしてな

「くすっ」

ついふきだしてしまう。

そしたら自分の家が近づいてきた。

「さ〜ってと、帰ったら・・・
 さっさと寝たい気分だな〜っと」

そして家に帰ってから
俺はすぐねてしまった。


あなたなら勝てますか?


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