ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 祟呪死ータジュシー
- 日時: 2009/12/13 12:57
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
こんにちは〜☆
くまごろうです♪
やっぱり第一期を終わりにしちゃいたいと
思います!!!
いろいろ考えて
まぁ二期も作るんで…
応援
よろしくお願いします!!!
後、読んだ人はアドバイスお願いします。
(コメントもOK)
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- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.1 )
- 日時: 2009/12/13 12:59
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第一章・永久の運命ートワのウンメイー
窓の外には桜が風で散っていた。
「いや〜、御前らもとうとう中3かぁ〜」
担任の副原先生が話しだした。
今日は始業式、中3のクラスではおきまりの言葉を担任が話す。
「えー、みんな中3という意識を持って行動しろよ。
受験だぞ?受験!。
まぁ中学最後の1年間楽しくやろう。」
その時先生の顔つきが暗くなった。
ーせめて、あの事件だけは・・・忘れようー
みんなの空気も重くなる・・・。
そう・・・それは・・・
永久のゲームという運命があるから・・・。
〜11年前〜
「おい!ぐずぐずするんじゃねぇよ!」
「キャハハは」
陽子はひどい虐めにあっていた。
今、お金をすべてとられた陽子は、金がないなら万引きしろと命令されていた。
店をでようとしたときに・・・
ジージジーとサイレンがなり店員が来た。
「ちょっといい?」
店員の暗い表情に陽子は我慢ができなくなり
「キャーーー」
といい逃げ出した。
「あっ!待ちなさい!!こら!」
逃げ切った陽子は「ホッ」と安心した
だが・・・
「失敗したね?」
「ひっ!!」
そして思いっきり頬をなぐられた。
「今度失敗したら馬路殺すよ?」
「ほ〜ら殺されちゃうよ?」
「アハハハ」
「さ〜ってと、ほら行くよ、二人とも。
じゃ〜っね、お馬鹿さん(笑)」
その日を最後に陽子は学校へ行かなくなった。
〜一週間後〜
陽子は自殺した。
遺書には赤い文字でこう書かれていた。
-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私陽子は今11時43分により自殺します。
そして中学校3年のみなさんに挑戦します。
永久のゲームです。
私に殺されず自殺もせず無事卒業できたら、あなたたちの勝ち。なにをおこしても極楽に導きます。
ただし私にころされれば
一生永遠に苦しんでもらいます
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.2 )
- 日時: 2009/12/13 13:04
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第二章・犯人ーハンニンー(1)
始業式が終わり、高山里絵と蝶崎三音と六道七は帰り道を歩いていた。
「いやだよね・・・」
「うん、でも去年のセンパイたちもたくさん死んでいるからね・・・」
その言葉を聞いた七が恐怖におちいり泣き出した。
「いやだよ・・・私死にたくないよ!!」
七はいつも明るい性格なのに今日は明るくはなれなかった。
泣いているのを見つめていた里絵の目つきが変わった。
「ねぇ・・・あたし達絶対死ぬの?」
「えっ・・・」
「勝てばいいのよ!ねぇ!?そうでしょう!?」
「う・・・うん」
「なら!みんなで勝とうよ!!このゲーム!!!
それとも、もうリタイアしちゃうの?」
その時七が急に泣きやみ七の目つきが里絵と同じになった。
「私・・絶対勝ってやる!!
そして里絵と三音といっしょに卒業してやる!!」
「勝てるよね?私たちなら!!」
「うん!!!!!」
その誓いは強いものだった。
ー次の日ー
「えっ・・・」
その驚きとせつなさのまじった声・・・
三音は泣き出す。
その事実は包丁で胸をさされるより痛々しい・・・。
ー六道七の死・・・・−
「手に彫刻等を持ってたらしいよ・・・
でね・・・腕がなくなっていたんだって。」
「腕まだ見つからない・・・ん・・・だってよ?」
そこに矢田沼咲香がはいってきた。
咲香は七とは同じ小学校で
すごく仲良しだった。
中学校にはいってからは部活も違うのであまり話してはいない・・・。
教室に先生がはいってきた。
そこにみんなの視線が行く。
「矢田沼・・・ちょっと職員室に来い」
「はい・・・」
咲香は職員室に行ってしまった。
「咲香・・・もしかして・・・」
「いや・・・ちがうよ・・」
ー職員室ー
「矢田沼・・・六道とは小学校時代仲良かったんだっけ?」
先生はもう知っているのにわざと聞いてきた。
「はい・・・」
「俺は中学校で御前らをみてきたが話しているところを一回も見てないんだよな・・・・。
なんかあったのか?」
「ないです」
咲香はすぐ答えた・・。
まるで次の質問をよんでいたかのように・・・。
「っん・・・・」
そして先生を二ランでいるような目で見た。
まるで蛇のような・・・冷たく潤いのない目で。
先生はなんだかちがう人と話ているみたいで怖くなった。
「もういいですか?」
咲香はゆっくりと笑った。
「あっ・・・あぁ・・ああもういよ。」
咲香は職員室を出て行った。
しかし
ーないですー
そのことばのインパクトが強すぎて
先生の頭のなかでそのことばが流れていた。
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.3 )
- 日時: 2009/12/13 13:06
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第二章・犯人ーハンニンー(2)
「咲香なんの話してるんだろうね?」
職員室に咲香が行ってる間、みんなは咲香のことが気になった。
もしかしたら、そう考える人もいる。
三音もそう思う
(咲香って思いたくないけど、なんか怪しい・・・。
中学校にはいってから仲良かったのに話さない、
それって当たり前なのかな?
でも入学のときもそんなにしゃべってなかったし。
でも・・・でももし、咲香じゃなかったときの犯人
・・・陽・・・いや・・・考えたくない。)
里絵は絶対陽子だと考えてた。
(何故!?何故なの!?どうして七が殺されなければならないの!?教えて!!陽子!!!!)
心の叫び声は陽子には届かなかったのか、
返事は返ってこなかった。
そこへ先生がはいってきた、なにやら暗い顔をして。
そして警察も。
「えー、みんなしっていると思うが・・・
六道七が殺された・・・
なにか情報があるやつ、昨日の夜六道を見たものは
すぐ職員室に来てくれ・・・。」
でも昨日は誰も七とはあってはいない・・・。
警察の人はどのクラスにも居た。
みんなはつねに無言
昼休みでさえ、男子も女子もしゃべらない・・・。
そしてみんなひとりでお弁当をたべていた。
こんな光景は中学校生活で初めてだった。
去年の先輩もこんなだったのか?
みんなそう思っていた。
去年は生徒は92人だたが・・・卒業したのはわずか
34人だ・・・。
約3分の1である。
これからずっとこの生活が続くと思うとみんなは
泣き出しそうになった。
陽子という人物なのか・・・?
他の人物の仕業なのか?
あなたなら勝てますか?
- Re: 祟呪死ータジュシー ( No.4 )
- 日時: 2009/12/13 13:11
- 名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)
〜第三章・真実ーシンジツー(1)
月がきれいに光っている。
私が今しようとしていること・・・
今私はきっと陽子だと思う・・・
私は
ーー陽子ーー
咲香は図書館の帰りだった。
「どうしよう、7時だ・・・
早く帰らないと!!!」
その時だった。
急いでる足が止まった。
「あっ!!咲香じゃん!!」
「え!?あ!!なんだ三音じゃん!!
なんでこんなとこいるの?」
「なんだか夜を散歩したかっただけ・・・。
ほら月がめちゃきれいだよ?」
その月は本当にきれいだった。
不安な気持ちをほぐすような・・・。
「ほんと・・・・っ!!」
その時咲香は見た。
つきの光に移った包丁を・・・。
「あんた・・・なんでそんなもの持ってるのよ!?」
「七を殺したのあんたよね?」
三音の目が変わる。
潤いのない・・・蛇の目に・・・。
「私には分かるよ?
あんた七と喧嘩したんでしょう?
その怨みを晴らすために・・・殺したんでしょう?
今の時期なら殺しても・・・大丈夫だもんね?
そうでしょ?」
咲香の驚いて震える目・・・。
足ががたがたと震えていた。
「ち・・ちが」
「ちがくないよねぇぇぇえ!!!」
三音の蛇の目が鋭く獲物をみつけた蛇の目になった。
「ふ・・・ふふふ・・・あはははははははははは」
咲香が笑いだした。
「な・・・なによ!!」
「そうよ!私が殺したの!で?あなたは私を殺すつもりなの?
上等じゃない?ぶっ殺してあげるよ・・・。
蝶崎さん・・・ふふふ・・・」
かばんから咲香はナイフを取り出した。
そして、咲香は真っ先に三音の胸を狙った。
危機一髪で交わしたが腕を切られた。
血がどんどん出てくる。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「どうしたの?もうおしまい?」
「私は負けない・・・。七を守れなかった!!!
恨みを…晴らしてやるぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
包丁を咲香に突き刺そうとした。
だが・・・あたることはなかった。
「それだけなの?ほら早くおいでよ!!」
なんかいも包丁を咲香にむけて走ったが
全部交わされてしまう。
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
最後の力を振り絞り、咲香の腕を切ることができた。
「いやぁぁ!!やるわね・・・けど・・・」
咲香の目が変わった。
「うりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
三音は交わしそのまま咲香の、胸を突き刺した。
「ううぅ・・う・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ごぇ・・・、うう・・・」
咲香は血がどんどんでてきてぱにくっていた。
最後口から血を出したときに
「う・・うごぇぇぇぇ」
「死んだ・・?死んだよ・・・!!
やったぁぁぁぁぁぁ!!!!!あたし勝ったんだ!!!」
「なに・・・・やってるの?」
突然声がした。
振り向いたその後ろには里絵がいた。
「あんたまさか!?」
三音はただ呆然と立つしかできなかった。
「いやぁぁぁぁぁぁ!!
あんた、咲香・・・・そうか!!
七を殺したのもあんたね?」
「ちがうよ!!!咲香が殺したんだよ!!!
だからあたし!!!!」
「嘘つかないで!!!!!!!!!!!!!!!」
その時三音はまた蛇の目に変わった。
「うるさぁぁぁぁぁいっ!!!」
ぐちょ・・・
鈍い音がした・・・。
目の前に居たのは・・・
血だらけの咲香と里絵・・・
「里絵・・・、私里絵まで・・・」
その時だった。
里絵の走馬灯が見えた・・・。
そして遅れて咲香の走馬灯・・・。
その走馬灯には真実が隠されていた。
あなたなら勝てますか?
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