ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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祟呪死ータジュシー
日時: 2009/12/13 12:57
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

こんにちは〜☆

くまごろうです♪

やっぱり第一期を終わりにしちゃいたいと
思います!!!

いろいろ考えて
まぁ二期も作るんで…

応援
よろしくお願いします!!!

後、読んだ人はアドバイスお願いします。
(コメントもOK)

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Re: 祟呪死ータジュシー ( No.5 )
日時: 2009/12/13 13:14
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第三章・真実ーシンジツー(2)

その走馬灯には・・・

咲香と七が映っていた。
「どうしてなの・・・?」
「ごめんなさい!!咲香!・・・私・・・」
「うるさい!うるさい!うるさい!うるさい!」
その2人は喧嘩をしていた。
その真実は悲しいものだた。

2人は捨て猫を拾ったが、お互いの家で飼うことができなかたのだ。
そこで共同して川辺でいっしょにその猫を買っていたのだ。えさも小屋も2人とも共同で買っていた。

だがある日のことだった。
咲香は掃除により遅れてきた、
そこではがたがたふるえた七がいた。
目の前には猫の死骸・・・。
「ひっ・・・」
七はそこに蛇がきて猫をおいて逃げてきてしまい
猫は蛇に・・・・。
「七なんか・・・大っ嫌い!!!!!
御前なんか死んじゃねぇぇ!!」
「ごめん・・・っ・・咲香!!」
「うるさぁぁぁぁぁい」
咲香はそのままはしていってしまった。

そして・・・
中3の始業式の日夜だ・・・。
「なに?咲香・・・
こんなところに・・・」
「呼び出してごめんんさい。」
「私は別に・・・ところぉ・・・っ・・・うぎゃ・・
いやぁ・・・ごうぇ・・うげぇぇ・・・・
ぎゃぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁ・・」
咲香は七にナイフを突き刺しぐりぐりとナイフをまわした・・・。

「嘘・・・でしょう?」
三音の悲しい声。
「そんな・・・あたし・・・・
でも人殺しは悪いことだもん。
だから・・・」

ーそうよね・・・・人殺しは悪いことよね・・・

「っひ・・・」
後ろから聞こえた、
絶対聞こえた・・・
その悲しそうでつめたい声・・・。

その後ろを振り向くと・・・。

「きゃあああああああああ」

ー陽子がいた・・・・

次の日

「みんな・・・陽子の仕業だよ・・・。
あんな人のいない場所で
一気に3人も殺す人なんか幽霊じゃないとできないって・・・。」
「・・・・」

七が殺され
次の日すぐに3人というものは
クラスにとって・・・
苦しく信じられない真実だった・・・。

あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.6 )
日時: 2010/01/05 16:39
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

蛇の目ーヘビノメー

それは悲しい彼岸花
絡み合う惨劇はまた次の惨劇を呼び覚ます

最後に残る彼岸花は
また惨劇に消えてゆく

見えない真実は偽りへの道
心のなかの真実は
悲劇の始まりへと導く

偽りの真実は
人の亡へと連れ込む

その目は蛇のように冷たい目


あなたなら・・・・・勝てますか?

その
真実と偽りに・・・

          蛇の目編
            −完ー

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.7 )
日時: 2009/12/13 13:16
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第四章・闇へ移る少女ーヤミへウツルショウジョー

「どうやら・・・、三人一気に死んだらしいよ」
そういってる紺林清架の目はおびえていた。
「怖いよね〜、あたし達も気をつけないと」
「はぁ〜、あんたそんなの信じてたの?
そんなの嘘にきまってるじゃない!!
たまたまなのよ!たまたま!

だいたい咲香なんか死んで当然なんだよ!
あのガリベン野郎!!」
そういうこと言ってるのは
佐倉欄那。
佐倉欄那はこの学校の不良生徒。
どうしようもなくろくに授業もきかない。
だが勉強はバリバリ出来るので
先生達はなにもくちだししない。
「そういや〜、今回の中間どう?
できそう?」
「当たり前だろ?アタイにできねぇ事なんかねぇんだよ!!」
「あははは」

ーその時チャイムが鳴る
「授業始まる!席つかないと!!」
清架も一応勉強は出来る。
そしてみんなが思う優等生だった。
でも勉強ではいつも欄那に負ける。

数学の授業がはじまった。
欄那は昼寝をしていた。
清架は授業を聞きながらも
そとのまだ散らぬ桜を見つめていた。

(桜・・・きれいだな・・・。
どうしてこんなにきれいだんだろう?
こんなきれいなのにいつも私の心の中は
どうしてこんなにも暗いの?)

清架はいつも心に闇を抱えていた。
その闇の正体が分からずいつも悩んでいた。
もしかしたら欄那と思うこともあったが
どうしてもそうとは思いたくはなかった。

そもそもどうして優等生と不良がそろったのか。

欄那は実は転校生だった。
入学式初日からいきなり先生に怒られ、
そして先生に反抗ばかりしていた。
みんなは不良とはかかわりたくはないので
近くによろうとはしなく、
いつも欄那はひとりぼっちだった。
でもひとりでも欄那は当たり前のように日々をすごしていた。

心優しい清架はそんなひとりぼっちの欄那に初めて話かけたのだった。
みんながどう思うと清架は気にもしなかった。

欄那は最初はひとりのほうがよかった。
最初は清架に話かけられとても迷惑そうにしていた。
だが、だんだんと心を開き始めていったのだ。

終わりのチャイムがなる。
休み時間がはじまった。
「清架〜、いっしょにお弁当食べようぜ〜。」
いつものように欄那はお弁当を誘ってくれた。

「また数学の時間寝てたでしょう?」
「だってさぁ〜、あいつの授業つまらねぇしうぜぇんだもん。」
「えー、そうかな?私は好きだけどなぁ〜。」
欄那はいつも買い弁だった。
今日は綱のおにぎり。
「清架さー」
「ん?なに?」
「・・・・・・・・いや、なんでもない」
「えー!、なによ〜」
「いや・・・なんでもねぇって〜」
「あやしぃ〜」
そう、時々だが・・・
欄那は一度口にしたことを途中でやめることがある。
それはいつもだった。
清架は気になってしかたがなかった。

「そういえば次の科学は化学実験室だよね?」
「うわ〜、いくのたりぃなぁ〜。」

清架は薄々気づいてきていた。
途中でやめるわけと何をいいたいかが・・・。
そして・・・
心の闇の正体を・・・。


あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.8 )
日時: 2009/12/13 13:17
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第五章・見えない怨みーミエナイウラミー

(あなたには見えてる?
 その悲しみ・怒り・逃げ道
 混ぜ合わせた、その怨みが・・・)

「えっ?」
かすかに聞こえたその声・・・。
でも、耳から聞こえたわけじゃない。
体の全身からその声は聞こえた。
「どうした?清架?」
「いや・・・、なんでもないよ。」
今日は欄那は風でやすんだ。
珍しかった。
なので今日は清架は小学校が同じだった
早紀枝友覇といっしょにいる。

感じた・・・。
清架はいまとても楽だった。
何故か心が安心にはいった。
「清架・・・
あんた欄那といてつかれないの?」
「えっ・・・そんな事ないよ」
・・・・・・・
「ぅ・・」
友覇は今かすかになにかいった。
「えっ?なに??」
「嘘だよね!!!!!」
!!!
友覇は今の友覇は
いつもの友覇じゃなかった。
「なんで・・?」
「ご・・ごめん・・・
なっ・・・なんでもないよ」
友覇がもどった。
だが分かっていた
私は・・・欄那といるとつかれていたのだちと。

でもどうして疲れてるの??
もしかして・・・・


もしかして・・・・・?


もしかして・・・・・!!!


私は欄那を嫌い?

その時こみあげる悲しみに私の目がたえられなかった

「清架?どうしたの?大丈夫!?」

私の目からこぼれでる涙。
いつかこんなになっちゃったんだろう?
いつから私は欄那を嫌いになった?
いつ、欄那は私に嫌いにさせるようなことしたの?

いつなの・・・?
いつ?

「清架今日はやすんだほうがいいよ!!
保健室いこう??」
「うん・・・」

私は保健室にむかった。
「そうね・・・熱はないみたいだけど。
顔色が悪いわね・・。
今日は家に帰っておきなさい。
気をつけてね」
「はい」

私は家に向かった。
歩いている途中の私は抜け殻だった。
なにも考えられずに頭の中は真っ白。

そして誰もいない家の中にはいった。
私の家は父も母も仕事で帰りが遅い。
なので私はかぎっ子だ。

ベットの中で私は考えこむ。
どうして嫌いになったのか。
そして私の本当の気持ちを・・・。


あなたなら勝てますか?

Re: 祟呪死ータジュシー ( No.9 )
日時: 2009/12/13 13:18
名前: くまごろう (ID: mWBabtxN)

〜第六章・本当の私ーホントウノワタシー

欄那をいつから嫌いになった・・・。
それは最初からだった。
もともと性格なんかあっていなかった。

私は優しすぎた。
だから・・・
離れられることが出来なかった。
欄那といっしょにいて楽しいけど、
性格もタイプもなにもあっていなかった。
だから・・・
相手の意見を否定しあっていた。
そして私は自分の意見を・・・・

ー言えなかったー

好きな人の話でも
私はかっこいい系が好きで
欄那は可愛い系が好きだった。

でも欄那は無理にでも私を可愛い系にしようとした。
私の性格かえられるわけもないのに。
どうしてそんなにいっしょになりたいのだろうか?

自分が無理に欄那とあわせるから
つかれてしまい
自然に嫌いになってしまったのかもしれない。

私の意見も聞いてほしかったな・・・。

私はそう思う。
そうだ!!明日からは自分の意見をキチンといおう。
それで私の性格を分かってもらおう。
そして
欄那の事を好きになりたい。
いや、
私が努力して
自分から欄那を好きになろう。

そして気づいた・・・。
私は優しいんじゃない!!
「私は・・・弱かったんだ・・・」
つい声にだしてしまった。

私は弱かった・・・。


自然に涙がでる。

自分で自分が弱いと思う事が
こんなにも悲しいとは思ってもいなかった。
自分のマイナスのことが分かるのは
つらくて悲しいんだな・・・。
そう思った。

気づくのが・・・
遅かったな・・・。

ワタシはどっと思う・・・

あなたなら勝てますか?


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