ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- もしもきみが、ここにいたら
- 日時: 2011/02/03 16:38
- 名前: とある板の住民 (ID: y0p55S3d)
移転しました
キーワード「空前絶後のこの世界で」
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
- Re: もしもきみが、ここにいたら オリキャラ募集中 ( No.24 )
- 日時: 2010/10/29 22:11
- 名前: 浅葱 ◆jnintUZIrM (ID: m26sMeyj)
- 参照: http://PCが変わったので名前も変えてみました← 十六夜です
初めまして、浅葱と言います。
実はちょくちょく見に行かせていただいたのですが、遂に感想を(笑)
凄い面白い小説ですね♪ ストーリーも素敵で展開も面白くて……読んでいて引き込まれました。
あ、後宜しければオリキャラどうぞ。
-------------------------------
*名前〔櫻上 奈緒/さくらがみ なお〕
*性別〔女〕
*年齢〔早生まれの15歳(もうじき16歳)〕
*性格〔基本的に大雑把で何処か中性的。群れるのがそんなに好きじゃなく、女っぽくない所がある。
だけど基本明るく意外と面白い。髪がショートヘアで眼鏡をかけている。だけど男に間違えられない〕
*一人称、口調〔うち(時々俺)、口調は〜だよとか〜じゃね?と言う感じです〕
*能力〔自分の心の中にある闇、負の感情を操り相手の心を読んだり精神攻撃をする“影”と言う能力〕
*武器〔ナイフ(普段はハサミっぽい形状をしていて筆箱に入れているんだとか)〕
-------------------------------
- Re: もしもきみが、ここにいたら オリキャラ募集中 ( No.25 )
- 日時: 2010/10/29 22:15
- 名前: Neon ◆kaIJiHXrg2 (ID: NN.yKTYg)
-------------------------------
*名前〔マナ・フィーブル〕
*性別〔♀〕
*年齢〔13〕
*性格〔穏やか〕
*一人称、口調〔私。子供っぽい〕
*能力〔空気の固体化。氷などにならず、気体のまま固体化する〕
*武器〔無数の手榴弾〕
-------------------------------
- Re: もしもきみが、ここにいたら オリキャラ募集中 ( No.26 )
- 日時: 2010/10/31 13:11
- 名前: からあげ ◆qTm8IKA.tA (ID: d3Qv8qHc)
しばらくきてないうちに4つも応募が…!
魅力のあるキャラクター、どうもありがとうございます!
全キャラ使用させていただきます!
- Re: もしもきみが、ここにいたら オリキャラ募集中 ( No.27 )
- 日時: 2010/11/01 17:34
- 名前: からあげ ◆qTm8IKA.tA (ID: d3Qv8qHc)
__第二話「炎を操る娘」
部屋を出てあたりを見渡すと、左右に長く広い廊下が続いていた。高級そうな赤いカーペットが床に敷かれていて、ロイヤルホテルみたいな場所だった。天井は高く、たくさんの明るいライトが道を照らしている。
「こっちこっち」
男は部屋を出て左の廊下を歩きだす。俺もその後ろに続く。
本当に高級ホテルのような場所で、壁にはたくさんの扉がついていた。おそらく部屋だろう。
「ここ、めっちゃ広いやろ。迷うかもしれへんから、しっかり僕についてきてな……あ、あと僕のことは正木先輩ってちゃんと呼んでな」
こちらを振り返りながらそう言う……正木先輩。最初は不審者だと思っていた彼と、随分打ち解けたものだと思う。
正木先輩の話はにわかには信じがたいが、最初出会った時と比べて、何となく頼れるような気がした。
「……正木先輩」
俺は正木先輩の後姿を見ながらそう言った。
正木先輩は振り返らずに、
「なんや?」
俺も歩きながら、
「……俺に予知能力があるって……本当なんですか?」
「さあね、それは君次第。でも君にその能力が眠っているのに間違いはない」
「……どうしてそこまで、俺のことを知っているんですか?」
「統括がそう言ったからや」
統括——組織をまとめるリーダー。多分゛MSS゛とかいう組織のリーダーなのだろう。そんな組織が存在しているのが本当かどうかは、まだわからないが……
でも、正木先輩が嘘つきには見えなかった。
さっきの部屋と三十mくらい離れたところに、白いエレベーターが二つあった。
正木先輩は左のエレベーターの前で足を止めると、
「予知能力は未来を予知するだけじゃない」
エレベーターの扉が開く。正木先輩に続いて、俺もエレベーターの中に入る。
高級ビル並みに広くて綺麗なそのエレベーターには窓がついておらず、俺達以外誰も乗っていなかった。
壁にもたれながら、正木先輩は俺を見た。
「占いも予知能力の一種。よかったら今度、僕のこと占ってくれへん?」
冗談っぽく笑いながらそう言った。
俺は苦笑しながら、
「俺、占いなんて出来ないし経験もないですよ」
エレベーターが動き出した。どうやらこのエレベーターは全自動のようで、降りたい階を指定する為のボタンなどが一切なかった。非常ボタンまでないというのは、少し不安だ。
「そっか、君はまだ自分の能力を自分でコントロールできやんのやったな。でも、いずれわかる。僕が言ってる言葉の意味も、君の力の意味も、全てわかる。今はにわかには信じがたいことも、いつか理解するから」
長い茶髪をかきわけながらそう言った正木先輩が、かっこよく見えた。
「瞬くん、聞きたいこといっぱいあるやろ? 僕のこと、あやめちゃんのこと、組織のこと、自分のこと……でも、後でわかるから。今はただ僕のこと信用してほしい。ほんまに、そう思ってるから」
正木先輩の真剣なまなざしを見て、俺は確信する——この人についていけば、何かがわかるのだと。
ピンポン、というお馴染みの音が響くと同時に、エレベーターの扉がゆっくりと横に開いた。
同時に外の光景が目に入る——
——目を見開いてしまった。
俺の目に映るのは、野球場みたいに広い部屋。いや、もっと広い。俺の視界には入りきらないほどだ。もはや部屋という言葉がふさわしくないと思うほどに広くて綺麗だった。
壁と天井は薄い水色だが透明で、外の夕日と庭が見えているが確かに壁があるのだとわかる。
広大な部屋には、いくつもの丸いテーブルが等間隔に並べられてあった。レストランのと同じような大きさだけど、オシャレな茶色いテーブルだった。イスもちゃんとついてあり、そのイスにはもちろん人が座っている。ざっと、千人はいるんじゃないか? 数えていたらキリがないほど、部屋には人がたくさんいたが、窮屈だと感じさせなかった。
初めて見る光景に俺は少し見とれながらも、当たり前のように歩き出す正木先輩のあとに続く。本当に迷子にならないように気をつけないと。
正木先輩はテーブルとテーブルの間を歩く。イスに座っている人たちはよく見れば、日本人だけではなかった。さまざまな肌の色の人がいて、みんな目の色もそれぞれ違う。歳だって違う。小学生みたいな子もいればお年寄りもいる。
なのに、聞こえてくる会話のほとんどが日本語だった。もう不思議で仕方がなかった。気になることを一つ一つ正木先輩に質問していくわけにもいかず、俺はあたりを興味津々に見渡すのみだ。
イスに座っている人たちもどうやら俺達を見ている……いや、どちらかというと正木先輩が注目を浴びているようだった。
「正木先輩! こんばんわ!」
イスに座っている可愛らしい女の子達が、正木先輩に手を振る。愛想よく手を振り返す正木先輩は、まるで帰国してきたトップアイドルのようだった。
「正木ぃ! 一緒に飲むかあ!?」
「正木先輩、この間はありがとうございました!」
「マネージャーさん、お仕事ご苦労様です」
通りすがる度に、イスに座っているいろんな人たちが正木先輩に声をかける。適当だが、愛想よく返事をする正木先輩は、どうやら本当に人気者なのか、あるいはお偉いさんのようだ……そういえば、統括マネージャーって言ってたしな。でも女の子達の目にはハートマークが浮かんでいる。どうやら異性としても好かれているようだ。
確かに見た目は美形だし俺とすぐ打ち解けるくらいだから……人気があるのは理解できる。
正木先輩は突然足を止めた。俺もつられて足を止める。
「ミシュナ」
正木先輩はそう言うと、イス座っている女の子の肩をつんつんと押した。
女の子はこちらを振り返ると、
「あ、正木先輩!」
甲高い声が響く。女の子の長いツインテールが印象的だった。ピンク色がかかった茶髪で、日本人とは違う顔つきをしている。活発そうで可愛らしいのは間違いない。
目がピンク色なのはカラコンか何かだろうか?
女の子は立ち上がって、俺のほうをまじまじと見ると、
「ねえねえ、この子だあれ?」
俺の肩くらいまでしか身長がないくせに、この子呼ばわりされてしまった……どうやらこの女の子は相当フレンドリーらしい。
正木先輩はにこにこ笑いながら、
「あー、例のプロジェクトあるやろ? あのプロジェクトにまあ必要な゛新入り゛ってとこかな。なあ、瞬くん?」
俺の顔を見ながらそう言った。ていうか新入りってなんだよ……そうつっこむまえに、ツインテールの女の子が満面の笑みを浮かべながら、口を開いた。
「そうなんだー! あのプロジェクト大変なんでしょ? なのに新入りが参加するなんて……すごいんだね! えっと……」
俺は笑わずに、
「四十川 瞬」
と名乗った。
ツインテールの女の子は白い歯を見せながら、
「あたしはミシュナ。ミシュナ・トゥルースだよっ! よろしくね。あとミシュナってよんでね、瞬!」
……なんというか元気いっぱいの女の子で、名前からして外国の子のようだ。
- Re: もしもきみが、ここにいたら オリキャラ募集中 ( No.28 )
- 日時: 2010/10/31 19:45
- 名前: 更紗蓮華 (ID: lNJ.MCVY)
こんばんは、更紗蓮華です。
・・・ミシュナがでてる。すごい元気っ子ですね。
オリキャラ書くのに容姿の項が無かったけど、なるほどそのキャラの印象で決めるんですか?
確かに、そうすれば既に考えてあるけど未登場のキャラのかぶらなくてすみますね。
・・・ただ、賛否両論あるような気もしますけど。
ピンクっぽい茶髪のツインテールにピンクの目・・・。
なるほど、元気っ子だ。
面白いです。頑張ってください。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
この掲示板は過去ログ化されています。