ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 神の能力者
- 日時: 2011/04/23 20:50
- 名前: メゾ (ID: viAVUXrt)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?590552
はじめまして!メゾといいます。
小説を書くのは初めてだけど、読んでくれると嬉しいです♪
参照は、この物語の主人公・トレアちゃんのイラストです!もし宜しければ見てくださいね^^
それでは、「神の能力者」始まります><
*ストーリー*
人間を超えた存在、「特殊能力者」。主人公、トレアも人間を超えた存在。同じ存在の仲間と共に弟、リュランの仇、『月の騎士』を倒そうとする。
*前回までの物語*
「超」の能力者のトレアは、「炎」の能力者、コルルと「氷」の能力者、ソマリを仲間にする。
「無」の特殊能力の持ち主、ナタリーも仲間にし、ゆっくりと動き出そうとした矢先、学園がテロリストに襲われる。なんとか生徒たちを非難させることができ、月の騎士を捕まえようと、計画を立てていたところにミュリがペルソナとともに現れる。自分が皇女だということが知られ、ミュリは裏切られたと思い、復讐のため、月の騎士の一味になる。「死怨」という名をもらい、「操」の能力をかけられ、完全な僕となった。
目次>>54
登場人物紹介>>55
トレア、コルル、ソマリのプロフィール>>21
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- Re: 神の能力者 ( No.34 )
- 日時: 2010/12/10 21:32
- 名前: メゾ (ID: 4mXaqJWJ)
第二十五話 「始まり」
スーヴァン帝。コルルの部屋。三人はジュースを飲みながら色々しゃべっていた。
「なあ、なんであの子が『無』の特殊能力者だって分かったんだ?」
会話の中で言った。トレアはああ、と頷き、
「うーん。それには触れてほしくなかったんだけど…。まあ、これは昼間言った『真資料室』に関わるんだよ。あの資料室は王族しか知ることができないから、教えることはできないよ」
「ふーん」
興味を失ったように曖昧に頷く。
「でも、一つだけ言えるのは、私がその資料室に行って情報を得たから分かったってこと」
そこでいったん会話はとぎれた。
ソマリが空気を読んでまた会話を切りだした。内容はおもしろかったが、皆、心から笑ってはいなかった。
*
学園に入って行く三人。いつものように教室に入るが、ミュリの姿がなかった。
「休みかな?珍しい」
一時間目。隣にいない友達のことをずっと考えていた。すると、
パリーン
と、窓ガラスが割れた。ザワッと教室内がざわめく。
(なんだろ…?)
そして、ドアがガラっと開き、黒い服を全身に着た人が入ってきた。手には銃が握られている。悲鳴が上がった。
(テロすか…。キツ…。どうしようかなぁ…)
迷っていると、みんなドアから離れようと窓際の方へ押し寄せてきた。トレアは押しつぶされる。
(そうだ…!!)
割れた窓ガラスを開け、そこから身を投げた。クラスの皆が、コルルとソマリさえ驚いた。そんな様子をみて、黒服の人物は
「ここは四階だ。無事ではいられまい」
と言った。ザザザーと木の葉がざわめく。
「ふあー」
すたっと地面に着地した。目は特殊能力である。
「さて」
にやっと口元がゆるむ。これはトレアのもう一つの人格というべきか。戦闘になると、少し人格が変わるのである。上着のボタンを外し、中から銃を四つ出した。弾の替えもたくさん出てくる。そして高くジャンプし、中等部の校舎に飛び移った。
(ナタリーに協力してもらうか…)
携帯で電話をかける。つながった。
「ナタリー。私だけど…。中等部の方、何か異常ある?」
『…………ない』
(なるほど…。中等部は襲ってないのか…)
「んじゃ。ちょっと協力してもらえる?」
『……………』
トレアは作戦を話した。言い終わる頃にはナタリーはもうこちらの方に来ていた。
*
「仕方ないな…」
ソマリは軍人のバッチを胸に付け、スキをうかがうと黒服の人物を思いっきり殴った。黒服はふっとび、気絶した。
「おーい。ソマリくーん……」
コルルははあ、とため息をついた。仕方ないとばかりに彼もバッチをつける。クラス内におおっと歓声が上がった。すると、コルルの携帯が鳴った。
「ト…。クロアからだ」
ピッとボタンを押し、「もしもし」と言う。
『大丈夫?携帯に出れるということは、軍人って名乗ったようだね』
くっ…。するどい…。と心の中で思う。
『テロリストを倒す計画を立てる。一階の事務室前に来て』
「分かった」
ソマリに目配せし、二人は二階に下りて行った。
*後書き*
はい、すんごくすんごく進みました。
この小説を見てくれている親友にランキングを見られ、「なんでミュリちゃんが最後ら辺なんだよ」と怒られました。
いや、実際嫌いではないのです。それだけは間違いありません。ですが、後半ら辺のミュリちゃんは少し苦手で…。 はい…。
他の友達にも「カタカナが多い」とか、「多すぎて読みにくい」とか、すんごく文句を言われるのですが、がんばって書いて行こうと思います。どうぞよろしく…(。・・。)
第二十五話、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
メゾ
- Re: 神の能力者 ( No.35 )
- 日時: 2010/12/10 23:12
- 名前: ニニ (ID: nWEjYf1F)
- 参照: コテハンがいつまでたっても決まらない
だって、だって!!
ミュリちゃん可愛いじゃないミュリちゃんhshs!!
もうマジでミュリちゃん素敵だよミュリたんマジ天使!!!
個人的に、
ミュリ>ナタリー>リュラン>ソマリ>コルル
だからさ!!うん!!
やっぱりショタっ子ロリっ子はかかせないよね!ミュリちゃんはショタでもロリでもないけど後半からの見せ場が好きよ素敵よ。
- Re: 神の能力者 ( No.36 )
- 日時: 2010/12/13 09:57
- 名前: たそhfgtyuo (ID: rXEJOjNA)
だってだって!!!私バカなんだもん!
日本語すら危ういのにィ
なんか知らぬ間に更新しまくってさァ
私をおいてかないでよォ
- Re: 神の能力者 ( No.37 )
- 日時: 2010/12/13 10:08
- 名前: メゾ (ID: oBSlWdE9)
はい、私のお友達さん、コメントありがとうございます。
まあ、なるだけ参考にさせていただきたいと思います。(難しそうですけど…)
これからもがんばりますのでどうぞよろしく……
メゾ
- Re: 神の能力者 ( No.38 )
- 日時: 2010/12/13 10:51
- 名前: メゾ (ID: oBSlWdE9)
第二十六話 「作戦」
「よく見ておいてね」
月の騎士はミュリに言った。ミュリは学園の様子を見て、
「なんでこんなことをするの?!」
と、叫んだ。彼はにやっと笑い、
「君の親友について教えてあげようと思ったからだよ」
そして、ミュリの顎をつかむ。目を特殊能力に変えた。月の騎士は「操」の特殊能力者である。今までの反乱だって、一般人に「操」の力を使い、操っていた。
しかし、彼は力を使おうとはしなかった。ぱっと顎から手を放し、今度は手を握った。
「!!」
驚くミュリを引っ張り、学園の中に入った。彼の口元は不気味に緩んでいた。
高等部屋上に人影。その人影はずっと二人のやり取りを聞いていた。
「ふーん。また一般人に手を出すかあ」
トレアそっくりの声。座り込み、
「ま、人数で帝国に勝とうなんて考えることが恐ろしいね」
と言った。サァァァァァと風が吹く。前髪が揺れ、目があらわになる。
ユオの目は特殊能力だった—————。
*
コルルとソマリも合流し、作戦を話した。銃を渡し、替え弾も渡す。
「じゃ、さっそく行こうか」
四人はそれぞれ別の方向に走って行った。
ナタリーは二階の教室へ、ソマリは三階へ、コルルは別の棟に向かって走って行った。
コルル、ソマリ、ナタリーは各教室を回っていき、テロリストを気絶させては生徒、教師を安全な場所に移動させた。教師の中には、
「お…お前、軍人だったのか?」
と、馬鹿な台詞を吐く奴もいた。今はそれどころじゃないだろ、と心の中で舌打ちしつつも、作戦通りに動いた。
トレアは放送室に入る。そして、いつもより少し声のトーンを落とし、言った。
『皆さん、こんにちは。エテリアル帝国第三皇女、トレア・エテリアルです』
この言葉を聞いた途端、学園内は大きくざわめいた。
「皇女様がこの学園に?」「あの美女と有名なトレア様?」など、会いに行こうとする人物も現れたが、ナタリーが
「…………行ったら打つ」
と脅し、無理やり移動させた。しばらく間をおいて、
『今日はここにテロリストが現れたと聞き、私が直接来ました』
『今回の作戦には、この学園に通っている軍人の三人に参加してもらいました』
学園内にいるすべての人に話す。時間を取るため、しばらく話を続けた。すると、
ピリリリリ
携帯が鳴った。マイクの電源を切り、携帯を取る。
「もしもし」
〈全員移動させたぞ〉
キレ気味のコルル。トレアはあは、と笑い
「御苦労さま。じゃあ、次の作戦に移ってもらえる?」
〈オッケ〉
ピッと二人一緒に切った。コルルはすぐにメールをソマリとナタリーにまわした。三人は次の作戦に移る。
トレアは放送室の椅子に座り、何やら紙に書き始めた。室内にはカリカリというペンの動く音しか聞こえない。
ようやく書く音が止まった。ドンっとトレアはペンを置いた。
・・・・
「やってくれるじゃない。ペルソナ」
*後書き*
最後がメッチャ謎めいた一言になりました。あまり気にしないでください。後から分かるんで。
今日、ヒマなんですよ。だから、もう一回ぐらい更新しようかなーと思ってます。
遅れましたが、二百を超えましたー★
ありがとうございますー(^^)
次回もどうか、よろしくお願いします。
メゾ
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