ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 神の能力者
- 日時: 2011/04/23 20:50
- 名前: メゾ (ID: viAVUXrt)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?590552
はじめまして!メゾといいます。
小説を書くのは初めてだけど、読んでくれると嬉しいです♪
参照は、この物語の主人公・トレアちゃんのイラストです!もし宜しければ見てくださいね^^
それでは、「神の能力者」始まります><
*ストーリー*
人間を超えた存在、「特殊能力者」。主人公、トレアも人間を超えた存在。同じ存在の仲間と共に弟、リュランの仇、『月の騎士』を倒そうとする。
*前回までの物語*
「超」の能力者のトレアは、「炎」の能力者、コルルと「氷」の能力者、ソマリを仲間にする。
「無」の特殊能力の持ち主、ナタリーも仲間にし、ゆっくりと動き出そうとした矢先、学園がテロリストに襲われる。なんとか生徒たちを非難させることができ、月の騎士を捕まえようと、計画を立てていたところにミュリがペルソナとともに現れる。自分が皇女だということが知られ、ミュリは裏切られたと思い、復讐のため、月の騎士の一味になる。「死怨」という名をもらい、「操」の能力をかけられ、完全な僕となった。
目次>>54
登場人物紹介>>55
トレア、コルル、ソマリのプロフィール>>21
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- Re: 神の能力者 ( No.9 )
- 日時: 2010/10/30 12:10
- 名前: メゾ (ID: 8.g3rq.8)
第四話 「過去 Ⅰ」
「お姉ちゃん、今僕ね、市場にいるんだ〜。人がいっぱいいてとにかくすごいよ」
八、九歳ぐらいの少年が携帯で話している。少年の髪は茶色で目は大きく、くりくりしている。
「リュラン、楽しむのもいいけど、周りに気をつけるんだよ」
トレアの声だ。電話の相手はリュラン・エテリアル。トレアの弟である。
「お姉ちゃん、それ、何回も言ってるよ。大丈夫だって」
「ならいいけど……」
リュランは今、エテリアル帝国のはしに位置するススラ市に来ている。心配でたまらないのだ。
「あ、お姉ちゃんもうすぐ授業始まるからそろそろ切るね」
「わかった。バイバーイ」
「うん、バイバーイ」
携帯を切った。
「マリョ君元気だった?」
ミュリが聞いてきた。リュランはミュリの中では「マリョ」という名前になっている。
「うん。元気だって」
「そっか。よかった」
ほっとした声で言った。そして
「あと少しで午前の授業終わるよ。がんばろ」
ほほえんで言った。
「うん」
トレアもほほえんだ。
*後書き*
どうも!!メゾです〜
ようやくトレアちゃんと「月の騎士」の関係がだいたい分かるところまで突入しました〜 いや〜長かった
ここら辺はあんまりコルル君関係なくなっちゃいます
すまん、コルル、許してくれ……
今のところはすんごい登場人物すくないんですけど、また新しいお仲間をつくりたいと思うのでぜひ読んでください!!
第四話、最後まで読んでくださりありがとうございました!!
これからもよろしくおねがいします。
メゾ
- Re: 神の能力者 ( No.10 )
- 日時: 2010/10/30 16:02
- 名前: メゾ (ID: 8.g3rq.8)
第五話 「過去 Ⅱ」
「えーみなさん。今ススラ市で反乱がおきているみたいですが、気にせず授業に取りくんでください」
担任が言った。
ガタンッ
トレアが席を立った。一気に注目が集まる。
「クロア、どうしたんですか?」
担任の言葉を無視し、携帯を取り出す。テレビをつけると、クラスのみんなが集まってきた。アナウンサーが
「ただいまススラ市で月の騎士と名のる人物が反乱を起こしております。被害者は五百万人を超え……」
顔色が変わった。
「先生、気分が悪いので帰ります」
「え?ちょっとクロア……」
トレアはバックも持たずに教室を出て行った。
*
—ススラ市—
悲鳴、銃声、爆発音、建物が崩れる音……リュランはそんな戦場の中を逃げ回っていた。
「月の騎士」と名のる人物が市場に現れ、あたりかまわず壊し、人を殺していった。驚いたリュランは夢中で走り、いつの間にか変な場所に迷いこんでいた。
「ここどこ…。お姉ちゃん…」
人通りの少ない裏道を一人とぼとぼ歩いていた。ふと顔を上げると女の人がいた。
「大丈夫ですか?!」
リュランはかけより、話かけた。女は腹を撃たれていた。
「すぐに医者を呼ばないと…」
ただおろおろしているだけだった。女はぐったりしていて、しゃべる元気もなさそうだった。
*後書き*
いや〜 今日超ヒマなんですよ。
おかげでついにⅡまでいっちゃいました!!
このままⅢまでいきたいと思っています ふふふ…
じつは、今気づいたんですけど、これ、三つに区切る必要なかったんじゃね〜 みたいな
みじかすぎね〜 みたいな
まあ、細かいことは気にしないでください あはは…
少し休憩してから続きを書きたいと思います。
次、めっちゃ短いですよ。
まあ、こんなふうに全然だめな小説ですが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
この後もよろしくお願いします。
メゾ
- Re: 神の能力者 ( No.11 )
- 日時: 2010/10/30 16:52
- 名前: メゾ (ID: 8.g3rq.8)
第六話 「過去 Ⅲ」
—エテリアル市—
「お兄様!!リュランは?!」
学校から帰ってきたトレアは制服のまま叫んだ。
「ああ、トレア。リュランとはまだ連絡がつかないんだ」
顔が真っ青になった。そして
「今すぐススラ市にいきます。ヘリを飛ばしてください」
と言った。
「それはだめだ。危険すぎる」
ヴァニアが言った。
「リュランが死ぬかもしれないんですよ?!今すぐ助けに…」
「トレア!!」
ヴァニアが叫んだ。めったにどならなかったので、トレアもひるんだ。
「君が行ってもリュランがどこにいるのか分からない以上、意味はない。へたすれば君も死ぬかもしれない。つらいだろうが、今はここで待っていてくれ」
だまりこんだ。そういうことは知っていたが、じっとしてはいられなかったのだ。
「…トレア着替えておいで」
静かに言った。トレアは無言で部屋から出て行った。
*
—ススラ市—
リュランは女の隣に座っていた。やがて目の前の建物が崩れ始めた。
(どうしよう…このままじゃ…)
その時、建物が崩れ、兵士が現れた。
(やられる!!!)
とっさに女をかばった。
パアンッ
銃声。
目が大きく開いた。通ったのは心臓。
ドサッ
リュランは死んだ。
*後書き*
なんか、今日は記念日みたいです。私、今までにこんなに一日に書いたのは初めてです。 疲れた…
でも…なーんか、短くない?
ま、気にしない気にしない!!
と、いうことで第六話最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
これからもがんばるので、よろしくおねがいします!
メゾ
- Re: 神の能力者 ( No.12 )
- 日時: 2010/10/31 14:37
- 名前: メゾ (ID: 8.g3rq.8)
第七話 「日常」
トレアはコルルに話した。そして真剣なまなざしで
「月の騎士を倒すには、特殊能力者の力が必要なの。力をかしてくれない?」
と言った。
「別にいいけど」
コルルが答えた。その答えを聞いた瞬間
「本当?ありがとう!!」
にこっと太陽のようなまぶしい笑顔で言った。そして
「あなたの処分は私の仲間になること」
と言った。「あ、ここじゃなんだし、私の部屋に行こう!!」
「ああ」
コルルも答え、二人は部屋を出て行った。
*
「ここが私の部屋だよ」
トレアはコルルを招き入れた。二人は向かいあってソファーの座る。
「さっそくなんだけど、明日からコルル私と同じ学校行くことになったから」
「え?!」
小さく叫んだ。そして「なんで?」と聞いた。
「だって、いろいろ学ばないといけないと思うし、いつ月の騎士が来るか分かんないから、いつも近くにいたほうがいいと思って」
にこにこしながら答える。
「あっ。あと、私学校じゃクロア・バストローネって名前だから、まちがえないようにしてね」
それから、トレアとコルルはこれからのことをいろいろ話あった。
次の日—
「コルルー。学校行くよー」
トレアはコルルの部屋のドアの前にいた。昨日、コルルはスーヴァン帝の一室を借りて寝ていた。
ガチャ
ドアが開いた。制服を着たコルルが出てきた。
二人は車で学校に行った。いつもは歩いて行くのだが、ミュリに会うとやっかいなことになりそうなのでトレアはやめた。
*
「えー。新しく転入生が入ってきました。自己紹介をお願いします」
担任が言った。
「コルル・フェマーレです。よろしく」
数人の女子が騒ぐ。それを見たミュリはトレアに
「人気者になるかもね」
と、小声で言った。「ではコルル、好きなところに座って」コルルはトレアの隣に座った。数人の女子がまた騒ぐ。ミュリが
「友達?」
と聞いてきた。
「まあ、そんなカンジ」
と笑った。
次の時間は理科だった。理科室に行こうとしたとき
「理科室って、どこにあるんだ?」
と、コルルが聞いてきた。ああ、と言って
「いっしょ行こうか。いいよねミュリ」
うん、とミュリはうなずいた。
*後書き*
どうも〜!!な〜んか今度は長いような…
ま、それはおいといて、ついにコルル君が学校に通います!! イエイ^^!!
これからはトレアちゃんとコルル君がほとんどです。
ま、ちょこちょこ他の人出します。 はい。
また今日もヒマなんですよぉ〜
あ、でも今日はそんなに書く元気ないので、このぐらいにしときたいと思います。
第七話、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
これからもよろしくおねがいします。
メゾ
- Re: 神の能力者 ( No.13 )
- 日時: 2010/11/01 21:29
- 名前: メゾ (ID: 8.g3rq.8)
第八話 「兵隊」
帰り道—
トレア、ミュリ、コルルはいっしょに帰っていた。
「学校には慣れた?」
ミュリがコルルに聞いた。コルルは「あぁ」と答える。
「クロアとコルルってお似合いだよねー」
トレアとコルルを見てほほえむ。二人は顔を見合わせ
「そうかな?」
と、同時に聞いた。あはは、とミュリが笑う。
「あ、私ここで別れるね」
と言って交差点のところでミュリは右に、トレアとコルルは左に行った。
「ねえ、コルル」
話かける。
「なんで捕まえられた時、特殊能力を使わなかったの?」
少し間をおいてから
「もう自分の手で人を傷つけたくなかったから」
「じゃあ、なんで私の前で能力を使ったの?」
質問を続ける。コルルは黙った。
「…言えないの?」
うなずく。トレアは
「じゃ、言えるようになったら教えてね」
と、言った。またうなずいた。それから二人はずっと帰り道、黙っていた。
*
夕方—
トレア、ヴァニアはいっしょに夕食を食べていた。
「トレアは彼のことが好きなのかい?」
ヴァニアが聞いてきた。ぶっと吹き出す。
「会って二日目です。好きなわけないじゃないですか」
「ひと目惚れ」
「お兄様!!」
怒った顔でヴァニアに言った。「冗談、冗談」と笑う。
「お兄様、彼、軍団に入れてもいいですか?」
「いいよ。彼のことは君にまかせてあるからね」
優しく言った。「ありがとうございます」トレアは言った。
*
「コールルー」
トレアはコルルの部屋の前で呼んだ。コルルがドアを開け、顔をのぞかせる。
「ついてきて」
そういうと、部屋から出てきた。二人は地下通路を通る。やがてドアが目の前に出てきた。トレアはドアを開けた。光がさしこんでくる。コルルはまぶしくて目を細めた。
「ここは…?」
トレアにたずねる。
「ここは訓練所。兵士のみんながよく使うの」
にこっとほほえんで答える。そして壁にかけてある服を手に取り、コルルに渡した。
「一週間後、兵士同士で№1を決める行事があるの。№1になったら軍人になれる。軍人になったらいろいろやりやすくなると思うから、がんばって№1になってね」
「え…それってどういう意味…?」
コルルはよく分からないような表情で聞き返す。トレアは
「真剣を使うから、気ぃぬくと死ぬよ」
と、真面目に言う。そして、はい、と剣を渡した。
「特殊能力は気づかれない程度なら使っていいよ」
にこっと笑って部屋から出て行った。
「できるかぎりやってみるか…」
コルルはつぶやいた。
*後書き*
どうも!!メゾです。
なんかこの回、つまんなくね… ま、いつもか。
ようやく大好きな決闘シーンに近づいてきました。
コルル君とトレアちゃん、戦わせようかな…
なんか、想像するだけでもわくわくします ふふっ
次回は結構長いです。ですが、読んでいただけると嬉しいです。(コルル君とトレアちゃん、戦うかも…)
第八話、最後までよんでくださり、ありがとうございました!!
次回もよろしくおねがいします。
メゾ
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