ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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死神 
日時: 2011/04/07 14:46
名前: 凛呼 ◆UZ.Bj5f7YQ (ID: j4zkgG9C)

参照が約500突破した〜
わーいわーい(^ω^)/


また、見たら、コメくださいね〜
それに、とってもいい死神さん達が集まりました〜。
みなさん、ありがとう〜!!



私は面倒臭がりやさんwwなので、更新が遅れることがたまにあると思います。

でも・・・まぁ・・^^;
まだまだ未熟者の私ですが、頑張って書きますんでヨロシクです!

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Re: 死神  ( No.105 )
日時: 2010/11/30 21:14
名前: 凛呼 ◆UZ.Bj5f7YQ (ID: ujrmNVNs)

ウェルが話そうとしたその瞬間———・・・。

玄関がギギィ———と音を出した。

「あぁ〜寒いなぁ〜・・。あ、焼き芋買ってきたんだ♪食べる?」

見たことがない男が立っていた。ちょっとポッチャリしてて———・・。
「ぅうん?そこにいるのはだぁれ?」
僕の事かな?
「こいつ?飛鳥。篠原飛鳥だよ。お前が1ヶ月も寝てる間に来たんだよ。」
1ヶ月!!?よくそんなに眠れるなぁ。
僕は6日間だけなのに・・。
「あ、そうなんだ〜。僕もここの住人。シュガーデビル、って言うの。よろしく〜。お話なら焼き芋でも食べながらしようよ〜。」
シュガーとは結構仲良くやっていけそうだ。

Re: 死神  ( No.106 )
日時: 2010/12/01 19:50
名前: 凛呼 ◆UZ.Bj5f7YQ (ID: ujrmNVNs)

シュガーは買ってきた焼き芋をむしゃむしゃ食べる。
僕も温かい焼き芋を口に運ぶ。


「飛鳥—————・・。ラギアスが死んだ理由知ってるか?」
ウェルが僕に問いかける。
僕は首を横に振った。
「本当はこういうこと、あんま話さないほうが良いんだけどな、———事故死———・・。」



事故死!?
「ここの飛鳥以外の住民は皆、幼馴染みなんだ。10年前の——・・雪がしんしんと降った日——・・の事だった。」
ウェルは切なく、悲しく語りだす。



10年前————・・・。


「ぅわぁ————!!!雪だ!!美味しそうだねぇ————!!」


パリの大きな屋敷の中に声が響いた。

シュガーデビル—————・・・。
丸くポッチャリしていて、声が大きい少年。
「キャー♪可愛い!!」
高い声。ブロンド髪の女の子。
ルカ・サーバンカス。

「ぉぃぉぃ・・。お前ら、雪なんて食おうとしてるのか?汚ねぇな〜!!」
赤毛で背の高い少年。ウェル・サーヴァント。

「食べはしないが、外に出てみないか?」
背は高めで、銀の長髪、大きくてくりくりした目。男とよく間違えられることが多い。
ラギアス・ウェルディ。
4人は家が隣同士で、仲もいい。
すべてが幸せなはずだった。

そう、すべてが————・・・。
あの時までは————・・・。

Re: 死神  ( No.107 )
日時: 2010/12/01 20:54
名前: ペトルーシュカ (ID: IvdLyRwl)

><
ドキドキしすぎるですよ・・・
更新お疲れです!!

Re: 死神  ( No.108 )
日時: 2010/12/02 16:56
名前: 凛呼 ◆UZ.Bj5f7YQ (ID: ujrmNVNs)

ペトルーシュカさん〜!!
ありがとうよぉぉぉぉぉ!!
ラギアスいいよぉぉぉ!!
ルカたんも!!!!!!!!!!!
ウェルたんも!!!!!!!
あと、最近まで寝ていたシュガー!!



と・こ・ろ・で!!!
シュガーは死んでないって事でいい??
人間界と死神界を行ったりきたりしてるって事でいいですか?

Re: 死神  ( No.109 )
日時: 2010/12/03 18:26
名前: 凛呼 ◆UZ.Bj5f7YQ (ID: ujrmNVNs)

「ぅぁ————☆やっぱり雪美味し〜!!」
シュガーは雪をパクパク食べている。
「コレでシロップがあれば最高なのにな〜」
というシュガーの願望は無視されていた。
「ぅわあっ!!」とルカがゴロンと転ぶ。
「ギャハハ!!ルカ、今の転び方傑作!!」
ウェルはいつまでもげらげら笑っていた。
「ぉぃ。大丈夫かよ。危ねぇな〜」
ラギアスはルカに手を差し伸べる。
ルカは小さい声で「ありがとう」と言うと、ウェルに向かって雪球を思いっきり投げた。
その雪球をウェルはよけた。
ウェルの後ろにいたシュガーにあったってしまった。

この1週間後、4人は足元も見えない闇のどん底に突き落とされる、と言うのは誰も知らなかった。


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