ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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Lacquer black
日時: 2010/12/25 10:11
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)

久々のダークファンタジーものでドキドキ。
心臓バクバク。

この小説は、前回書いた「モノクロⅡ」の続編っぽい
やつですが、別に読んで無くても読めますので(>_<)




登場人物>>5

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Re: Lacquer black ( No.73 )
日時: 2011/01/07 22:51
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: おなかすいたナ…

お久しぶりデス。
おなかすきました汗
続編て言っても、ちょっと違う話になりましたけども
>時雨さん


自分、受験生ですから〜これでも!笑
なんで受験生なんだろ・・・・・・。 ううん〜
>ポアロンさん


ありがとうございます!
日常+@は自分も好きでした(>▽<)←
>キキさん

Re: Lacquer black ( No.74 )
日時: 2011/01/07 23:22
名前: アキラ (ID: STEmBwbT)
参照: おなかすいたナ…

.


渇く、疼く、騒ぐ──。
焼け付くような痛みが喉に走り、ノエルはもがいていた。
この焦燥感が彼を苦しめている。

「はぁ・・・・っ、はっ」

欲しい。 
黒魔術を宿してから、覚悟はしていた体の渇き。 いくら自分で自分を叱っても、これだけはどうしようもなかった。 

(抑えろよ、オレ)

必死だった。 もし我慢が効かなくなったら、強い魔力を求めてジードやレイシーを襲ってしまうかもしれない。
その体を切り裂いて、黒い魔術を浴びて、自分は喰らってしまうかもしれない。
それは、とても怖い。
一人でこの渇きを抑えようと、声を押し殺して自室のベッドで蹲る。
すると、

「欲しいんだろ? 飢えた獣が──」

自分を揶揄する声がして、顔を上げると、ギルベルトがいた。

「どっか行ってろ・・・・・」 「随分余裕がない声だな。 どれほど人を喰ってない?」 「アンタに関係ねえだろ」 「オレはお前の担任だ」

目の前の男を、喰らいたくなる。
できる事なら、一人にしてほしいのに。

「ジードを、呼んでこようか?」
「やめろよ、くそが」
「アイツの中にある魔力は、お前の飢えを凌げるだろ? なんなら、レイシーでもいい。 シュヴァリのガキは魔力が強いから──、」

ギルベルトの言葉が遮られる。
それは、ノエルの得意とする影属性の魔術のせい。 ノエルの影の先端が槍のように尖り、ギルベルトの頬にピタリと当てている。

「それ以上言ってみろ。 マジで殺すぞ」

本気だった。

「ジードを喰らうのが嫌なら、オレを喰え」

そして彼も、本気だった。
ノエルがこれ以上その渇きを我慢できると思っていなかった。 嫌でも、無理矢理にでも、自分の魔力を喰らわせると決めていた。

「ジードを、殺せないだろ?」 「………っ」

酷く悲しい表情をし、ノエルは影を元に戻す。

「──くそが」

ああもう、どうだっていい。 深く闇に溺れていればいい。
彼の魔力に触れた時、どうしようもなく嫌になった。
戻れないのだと、確信したから。


Re: Lacquer black ( No.75 )
日時: 2011/01/07 23:56
名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)
参照: 正月太りした…←てか元からデブだろ

はい、夜分遅くにすみません。

受験生っつーことは、中三ですかィ?て当たり前かw

むみゅ?ノエル君の何かに惹かれた気がしたわ私。んでもってギルベルトせんせーとかもうエロ(ry はいすみません、夜のテンションってことで変な発言は見逃してくだんちょ。

ではではお休みなさ〜い

Re: Lacquer black ( No.76 )
日時: 2011/01/08 10:12
名前: 氷兎 (ID: 8hgpVngW)

ノエルくん、攫って正解な気がした。
もう大正解。
ギルベルト、優しいね(^^)
という事でさようなら。ギルベルトは頂いたっ!

Re: Lacquer black ( No.77 )
日時: 2011/01/08 11:02
名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: cebg9jtM)
参照: エド×ヴァン

始めまして ジラフと申します。

ロキ君とジード君に惚れました いやはや格好いい。

これからの展開を心から楽しみにしております。


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