二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

CLAYMORE 運命の道筋
日時: 2012/08/14 21:07
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  

プロローグ

「いつの世も戦士とは、多くのものを背負っている 」
そう、その男は静かにゆっくりと語った……
一体、どれ程の修羅場を潜り抜けてきたのか、
どれ程の屍の山を乗り越えてきたのか。
彼の纏う気迫と眼差しには、
それは、本当の地獄と悲しみを知る者だけが持つ……
凄みというものが有った。

とうに過ぎ去った時間の中で、
焼き付いて離れず逆光する記憶と痛みは、
とてつもなく深く、悲しく、忌まわしく
そして、懐かしい思い出でもあった。

全てを失った男は大剣クレイモアを取った。
それが例え、血で血を洗う呪われたものあったとしても、
醜態を晒してでも、そうしたかったのだ。
己が生き長らえるが為に……

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41



Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.300 )
日時: 2014/01/07 21:01
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: RjGXEztJ)  

「仕事は成した。
 報酬は、後より訪れる手はずの黒服に渡すと良…
 ……!? 」

ーー それは、あまりに唐突な出来事であった。
宿場町リベルに巣くっていた数匹が妖魔を殲滅し…
怯える町人らに、いつもの言葉を告げ立ち去ろうとした。
その瞬間。

(誰かは知らぬが。
 遠方にいる仲間の戦士が限界を超えた……? )

幕間4 静謐の駆逐者

中央トゥルーズにほど近い谷に囲まれた廃村。
何らかの理由うち捨てられたか、全滅したのかは定かではないが。
ゆっくりとではあるが、広大なる森に飲み込まれようとしていた。
畑の作物は野生にかえり、その実りも下手な寒村のものよりも貧弱になり果て。
住む者が居なくなって久しい家屋は、時と共に朽ち果てようとしている。
その様な場所に、あるはずがない炎の灯りと
それに照らさるる二つの人影が在った ーー


「…もはや、その戦士は人としての意識がは限界で。
 正常ではない混濁した意識の中で、感情を暴走させた。
 その結果、妖魔と化した…と言うのだな? 」

「……あぁ。
 先ず、間違い無いだろう…… 」

戦士は冷静というよりも、一切感情がこもっていない。
無感情に思える面持ちと声で事の顛末を担当の黒服に報告する。

「……そうか。
 ……あと、急で悪いが。
 長の命により、お前と以下三名に離反者である。
 組織のナンバー12 拒絶のベンジャミンの討伐が下った。
 他の仕事は、後回しにして指定の場所に向かえ… 」


続く


後書き

進歩しているのか、していないのか。
さっぱりです……

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.301 )
日時: fl1-219-107-115-43.fko.mesh.ad.jp
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: ???)  
参照: 1

いつかは、こうなるだろうと頭では理解していたはずだった。
だが、どうだ…
いざ、ダチを斬る時。
俺は戦士になって、初めて…心が震えたんだ。
まるで、てめぇの罪深さに恐れおののいているかのように…

「知ったかぶりにしては上出来だ。
 それじゃ、本気を出すとするか…… 」

Scene41 血だまりの共鳴

(何故、ランドルフさんが憤慨するのかを理解できない…
 心中は、ごく最近に悲劇的な事でもあったのか…
炎の如く、絶え間ない怒りと悲しみに満ちていている。
 それに…今のは……?
 妖気を読んだ限りでは、単なる惨撃に見えたけど。
 何かが、何かが違っている気がする…… )

ゲオルギウスは、その衝撃に焦っていた。
これまでなら、一回だけだけれど…
相手の虚を付き妖力を操作を操作して、余裕で攻撃をそらせられるはずが。
何か、恐ろしい。
危険な感じがする、と本能が察知して気がけばよけ。
その直後。
何かを切り裂くような音と共に、二本の大剣クレイモアが振り下ろされた場所には。
大剣と同数の、かなり重い斬撃で。
広範>2014/01/15 03:29

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.302 )
日時: 2014/01/15 03:37
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: RjGXEztJ)  

いつかは、こうなるだろうと頭では理解していたはずだった。
だが、どうだ…
いざ、ダチを斬る時。
俺は戦士になって初めて、自分の罪深さに恐れおののいた…
親の仇うちを望み、弱くなると理解したうえでダチを得て。
そして、殺さなきゃならねぇという罪を犯す事への。
自分自身の弱さに……

「知ったかぶりにしては上出来だ。
 それじゃ、本気を出すとするか…… 」

Scene41 血だまりの共鳴

(何故、ランドルフさんが憤慨するのかを理解できない…
 心中は、ごく最近に悲劇的な事でもあったのか…
炎の如く、絶え間ない怒りと悲しみに満ちていている。
 それに…今のは……?
 妖気を読んだ限りでは、単なる惨撃に見えたけど。
 何かが、何かが違っている気がする…… )

ゲオルギウスは、その衝撃に焦っていた。
これまでなら、一回だけだけれど…
相手の虚を付き妖力を操作を操作して、余裕で攻撃をそらせられるはずが。
何か、恐ろしい。
危険な感じがする、と本能が察知して気がけばよけ。
その直後。
何かを切り裂くような音と共に、二本の大剣クレイモアが振り下ろされた場所には。
大剣と同数の、かなり重い斬撃で。
広範囲の地面が深くえぐり取られ、見事なまでに切り裂かれていたのだ。

「……!? 」

ギュア! ガキンっ!!

考える事に耽っていたゲオルギウスは、はっと我にかえり。
自身の顔に刃物が届く寸前、何とか手にした大剣で防御して後ろに飛ぶ。

「へっ、逃がすかよ!! 」



「(くっ…何という攻撃だ。
 いくら、攻撃型と防御型の違いがあるとはいえ……
 ……!? )
 まさか……
 そんな事が出来るの……か? 」


続く

あとがき


いつも短文ですみません……

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.303 )
日時: 2014/02/03 19:50
名前: 珈琲猿 (ID: jF5f2bDU)

おひさwww

覚醒者と化したベンジャミンVS戦士・・・!?
でも。たかが十番台の覚醒者に2チームは過剰戦力じゃ?
まさkr

あと、改定ばんすかwww
いきなり壊滅した街からはじめるとわ
あと・・・・
ロクサーヌは、何か気づいたか思いついたっぽいし。

続きたのしみにしてますww
でわwww

Re: CLAYMORE 運命の道筋 ( No.304 )
日時: 2014/02/11 14:05
名前: カササギ ◆QNO.naEbTg (ID: 2bESk3K2)

お知らせ

いつの間にか、ケータイでの更新が出来なくなっており。
こちらの文を書いておりますパソコンは親のものでして、
勝手に使う事は、出来ません故にやむにやむ得ず。
このスレッドを閉鎖し、新しい方のマンガ(紙系)で執筆する事を決めました。

したがって、このスレッドは今日をもって閉鎖いたします。
新しいクレイモア二次の執筆は、まとまり次第報告いたします。
これまで、皆さん。
今後とも、この拙い私をよろしくお願いいたします。
かしこ


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41