二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

【ボカロ】悪ノ物語【小説】完結!(?)
日時: 2011/04/24 19:15
名前: 奏 (ID: DcPYr5mR)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10428

こんにちゎ、奏/かなで(元・都和★)です。
小説(一応)初挑戦です。
暖かく見守ってくださると嬉しいです♪

★荒らしとか中傷とかお断り。
★チェンメもお断り。
★ボカロ嫌いな人は回れ右。
★奏のことが嫌いな人もなおさら回れ右。
★更新超遅いけど許してください。
★「悪ノシリーズ」知らない人は、一度曲を聴くといいかもしれないです^^

とりあえず、自分なりに悪ノシリーズを小説化してみようと思いました。。

表現が変だったり誤字があったら教えてください;
あくまでも解釈は「自分なり」なのでそこらへんはご了承くださいませ。

「〜視点」というものがあるのは番外編と番外編後の本編のみです。
他本編は客観的なナレーションでお送りしています。

参考・原曲  悪ノ娘  悪ノ召使
       リグレットメッセージ
       Re birthday
       South North Story(これは若干?)
       白ノ娘
       その他、緑の娘など・・・。




4/24 追記 上のURLから、複雑ファジーの新しい小説に飛べると思います。

      よければ見に来てやってくださいまし^^

Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67



Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.259 )
日時: 2010/11/09 18:29
名前: 奏 (ID: DrkZ5g/p)

うへぁ・・・また間があいてしまったorz

第15話 ハク視点

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あの女の子は、隣の部屋に寝かせている。

きっと、あの感じなら熟睡しているだろう。

・・・でも、ちょっと心配だ。

起きたら知らない部屋だもの、きっと驚いてしまう。

「・・・ちょっと見に行ってみようかしら。」

私は、皿洗いの手を止め、彼女の寝ている部屋へ向かった。





部屋に入ったとき、彼女は既に目を覚ましていた。

私が声をかけると、案の定、女の子は戸惑っている。

・・・なんだか可愛い。

思わず笑ってしまった。

とりあえず、何故あんなところで倒れていたのか、それが一番不思議だ。

聞いてみたが、彼女は「やるべきことがあるから」としか答えなかった。

この長閑な港で・・・?

しかも、あんなにボロボロになってもやらなくてはいけないことって・・・?

私には、よく分からなかった。

それにしても、この子は明らかに私より年下だ。

敬語は使ってないけれど・・・。

こんな私でも、敬語を使われなければ、ほんの少しでも嫌にはなる。

・・・なのに、何故かこの子には何も感じない。

まるで、この子には敬語を使わないのが当たり前のような・・・。





彼女は、帰るところがないという・・・。

この子も・・・ひとりぼっちなのだろうか。

私と同じ。

この子を運び込んだとき、神父さんは

『もしも行き場がないのなら、ここに住まわせてあげるといい』

と言っていた。

ならば・・・・・・・・・。

「此処で一緒に暮らしてみませんか?」

自然と笑顔になった。

これも、ミクのおかげかな・・・。

目の前の女の子は、目を丸くしてこちらを見ている。

それもそうね、いきなり過ぎる。

それでも女の子は、

此処で住むことに決めてくれた。

・・・よかった、この子とも、ミクのときのように仲良くなれるかしら。

正直この子がこの先どうするのか心配だったから、

ここに住んでくれることになって安心した。

また、私から笑顔がこぼれる。

「私はハクです、どうぞ宜しくお願いしますね。」

彼女は、戸惑い、俯きながらも話してくれた、

自分の名前を。



そう————・・・

彼女の名前は         『リンリア』


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.260 )
日時: 2010/11/09 18:30
名前: 日奈 ◆Q2X1KHpOmI (ID: KztNadal)
参照: http://to-a.ru/KhELWH/img1


わぁぉw
悪シリーズならなんでもいけるw
更新がんばってくださいな^p^ノシ

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.261 )
日時: 2010/11/19 15:59
名前: koori (ID: VNP3BWQA)


その、文才が羨ましい・・・
(・ω・)


更新、待ってますww

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.262 )
日時: 2010/12/05 11:19
名前: 奏 (ID: .BPy5XEd)

>>260 日奈s
悪ノシリーズは神がかっていますからねw
頑張ります。
コメありがとうございました^^

>>261 koori s
いや、私には文才というものは全くありませんね((
でもありがとうございますww
更新はかなり遅いですが、
気長に待っていてくださると助かります←

Re: 【ボカロ】悪ノ物語【小説】コメ募集;; ( No.263 )
日時: 2010/12/05 11:40
名前: 奏 (ID: .BPy5XEd)

1ヶ月近く間があいてしまいましたね;;
すいません。

第16話  ハク視点

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

彼女は「リンリア」

なんて綺麗な名前なんだろう・・・。

そう、彼女に言ったら、なぜか焦っているようにみえた。

どうして?いや、私の思い違いだろうか。

それとも「リンリア」は偽名?嫌な思い出でもあったりするのだろうか。

いやいや、私は何を考えているんだ。

リンリアはリンリア。

そのことに変わりはない。

たとえ本名が異なるものだとしても

目の前にいるこの少女は、ここで暮らす、私の「友達」なのだ。

まだ彼女は私のことを友達と認めてはいないだろうけど

いずれ仲良くなっていけるはず。

ミクの時のように。


そろそろ仕事に戻らなければ。

私はリンリアの部屋を出た。

部屋の中から「ゴソゴソ」という物音が聞こえる。

寝てしまうのだろうか・・・。

そう思ったとき、かすかな声だったが、

確かにあの子は、リンリアは呟いていた。

『・・・レン・・・何処にいるのかな・・・。』

レン・・・?

レンというのは・・・きっとあの子にとって大事な人なのだろう。

やはり、リンリアは私と同じ、一人ぼっちになってしまったのだ。

私は、その「レン」という子の代わりになれるのだろうか。

・・・分からない。分からないけど、私はリンリアの傍にいてあげたい。

あの子に何があったとしても。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67