二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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黒子のバスケ—相談室—
日時: 2012/11/04 20:36
名前: りご (ID: y0qltvGJ)

この小説は、黒子のバスケの中学時代の全中後のお話です。
小説というよりは、書き殴っているだけです。
話はあまり通じていません。

この小説の進め方は、
序章→相談(前編)→相談(後編)
となっております。

そして、この小説は戯言シリーズとクロスオーバーしているときがあります。
戯言シリーズを知らなくても見れます。


【注意】
・アンチ、中傷に来ました。
・黒子のバスケを知らない。
・この人はこういう人だ!! と決定的確信を持っている。
・暗い話は嫌いだ。
・恋愛が見たい。

以上に該当する方は戻るボタンを押してください。
該当しても、面白そうだから見る、という方はお進みください。
上に該当しませんでした、という方もお進みください。
作者はコメントを残してくれると嬉しいです。


では、オリキャラです。
名前:雨 (あめ)

性別:不明

容姿:お面を被り、フードを被っている。声は中性的。身長は女にして
は高く、男にしては少し小さいくらい。

備考:今、中高生の間で噂されている謎の相談者。


後は本編で。

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Re: 黒子のバスケ—相談室— ( No.1 )
日時: 2012/08/22 21:52
名前: りご (ID: y0qltvGJ)

プロローグ


「ねぇ、知ってる? “雨”のこと」

「“雨”? 何ソレ。新しい都市伝説?」

「違う違う。相談者だよ」

「相談者?」

「いつも雨の日に突然電話が掛かってきて、『私は相談者です。アナタの心に問いかけします。自分の心が気になるのであれば、今から指定する場所にいつでもいいので来て下さい。』って言うんだって」

「うわ、怪しい〜」

「そうそう。けど、電話を掛けられた人は必ずその場所に行くらしいよ」

「え、何で?」

「なんだか、電話を掛けられた人は心が崩れそうだったり、壊れそうな人らしいよ。しかもいくら周りに楽しそうにしてたりしててもバレちゃうんだって」

「へぇ〜。ていうか何でアンタそんなに知ってるの?」

「実は二週間くらい前に従兄弟がその“雨”から電話掛かって来て、相談したんだ。そしたらホントスゴいんだよ。相談する前はうろちょろ迷って、暗いオーラ出してたんだけどね。相談したらすっごく笑顔になっちゃって!! 生きる道もちゃんと見えるようになって、雰囲気チョー変わったの!! 私も会いたいなぁ」

「でもアンタの従兄弟って九州の方でしょ? 東京には来る訳ないじゃん」

「それがね、その“雨”はどこでも来るんだって!! 前に“雨”を追ってる2ちゃんねる見たんだけど、雨が降っているとき、一日一回、どこの地方でも掛かってくるんだって!!」

「はぁ、すごいね」

「あ、信じてないでしょ。ホントだって」

「はいはい。いたらすごいね〜。ホラ授業始まるよ」

「もう〜ホントにいるんだからね!!」
 

——————————————————

 少女達が話していた廊下の角を曲がった所に、影の薄い少年がいた。

「“雨”、ですか……。僕のところにも来てくれるでしょうか」

 そういって彼は自分も次の教室に向かった。

 その日は、雨だった。


感想等お願いします。


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