二次創作小説(紙ほか)

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ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編
日時: 2014/01/25 17:15
名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)

おはこんばんにちは!(おはようございます、こんばんは、こんにちは)

ナル姫です!

主な活動場所は【複雑・ファジー】
ですがナルトとデュラララが大好きすぎるのでこちらで書かせていただきます!



【注意】
・荒らし、チェンメは帰りましょう
・キャラ崩壊注意!
・ヤンデレ注意!←重要


【設定】
舞台は火の国、この葉隠れの里
主人公はナルトと帝人。でも臨也さんが沢山出ます
トリップもの
年齢が違ったりします


以上のことが許せるお方、お進みください!

Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.99 )
日時: 2013/12/28 14:44
名前: ナル姫 (ID: r6RDhzSo)

【対立の始まり】



「……無銘……」
 その名を呟いても、誰も返事はしないし、聞いてもいない。雨の降り続く中、彼は一人感傷に浸る。
「……さよならだ」
 目を瞑り、また開く。彼は一度大きく息を吐くと、フードを被って騒音の中に飛び出した。



───



「さて、どうしようかねぇ」
 立って歩けるまでに回復した臨也は、ベッドに腰掛けて考えた。降り止まない雨を見つめ、溜息。
「……そろそろ戻ったほうが良いよねぇ……事務所」
「えぇ」
 いよいよ溜息が長くなる。別に、事務所に戻ること自体はどうでも良い。寧ろこれ以上波江に迷惑も掛けたくないし、仕事のためにも戻らねばならないのだが……。
「あぁぁ……戻りたくない……」
 浮かんでは消えるのは、言わずもがな上層部の面々。特に、ご意見番。頭を抱えた臨也の前にしゃがみ、憂鬱そうな顔に浅葉は優しく話しかける。
「ご安心ください、臨也様。喩え誰が臨也様の安息を脅かそうとも、浅葉だけは必ず臨也様のお側におります故」
「……浅葉……」
「上層部でも、大蛇丸でも、風水でも……私は赦しませんから」
 臨也は軽く目を伏せ、小さく頷いた。
「じゃぁ、帰るの?」
「うん、そうするよ。色々悪かったね波江さん」
「良いわよ、別に。それより雨降ってるけど大丈夫?」
「うん、小雨だし。酷くならないうちに帰るよ」
 そう言ってドアを開けた、その瞬間。
「ッ!! 臨也様ッ!!」
「え」
 跳ね除けられた体。響く金属音。直ぐに何が起こったのか予測できた。
「よぉ……何か思ったより元気そうで何よりだ……浅葉」
「えぇ……そちらも回復したようですね……風水……!」

Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.100 )
日時: 2014/01/18 18:43
名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)

「……風水」
「あぁ臨也さん……は後で良いや」
 風水の視線は浅葉を真っ直ぐに射抜く。
「今回は……浅葉を殺しに来たんだからなァッ!!」
「ッ!」
 風水の斬撃を、擦れ擦れの所で浅葉は避ける。
 ──何とか、里の郊外へ行かないと……!
 兎に角、波江の家を戦闘に巻き込むわけにはいかず、浅葉はうまくかわしながら戦闘を郊外へ持ち込もうとした。
「浅葉ッ!」
「駄目よアンタは! 今行ったら殺してくださいって言っているようなもんよ!?」
「っ……」
 ──俺は……。
 ──俺は……いつも守ってもらってばかりだ。何の役にも立たない!
「……何が血継限界だ……」
「……」
「何が闇のチャクラだ、何が情報を盗む瞳だ! これのせいじゃないか、全部! ……知らねぇよ……一族とか、過去とか因縁とか……同じ里に住んでるんだから、仲良くすれば良いじゃないか……」
 分かってる。何をどんなに叫んでも、今更何も変わらないことくらい。
 何がどう狂ってこうなったのかは、誰にも分からなかった。



───



 里の郊外では未だ苛烈に金属同士がぶつかり合っていた。火花が飛び散り、空気に消える。
「っ──ハッ……ハッ……」
「……降参しろ、浅葉……お前は俺には勝てない。降参して、折原臨也を生け捕りにしてくれば命は助けてやるよ」
「……嘘をつきなさい。殺すように命じられているでしょう。私を助けたら貴方が大蛇丸に殺されます」
「……騙されねぇか……じゃぁ……違う交渉を開始しようか」

Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.101 )
日時: 2014/01/19 16:54
名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)

「みっともないですね、この期に及んで交渉ですか?」
「そう言うなよ。簡単な話だ、折原臨也の命は保障するから……」
「嘘ですね。どうせ大蛇丸の器に使われて終わりです」
 風水は溜息をつき、彼女の青い瞳を見詰めた。そして、口に出す。

「じゃぁお前はどうしたいんだよ?」

 ドクン、と心臓が鳴った。そういたいか?と自分の心に尋ねると、沢山の言葉が返ってきた。
 ──臨也様を守りたい。
 ——死なないでほしい。

 ……一緒にいたい。

「ま、聞くまでもねぇけどな……だが浅葉、現実問題、お前と折原臨也がずっと一緒ってのは無理だ」
「……」
「その分別つかねぇほど餓鬼じゃねぇだろ。折原臨也がいて、あの人が生きている限り、俺達は木ノ葉を襲う。お前一人で折原臨也を守るのは無理ってもんだ。このままだとあいつの心身は保たなくなって内側から崩れるだろうよ」
 選択肢は二つだ、と風水は続ける。
「一つ、大蛇丸様に謝って、折原臨也をつれてくるか。一つ、死ぬまで守り抜くか……どっちが良い?」
 風水は、相変わらず飄々とした口調ではあったが、心中では焦っていた。浅葉が交渉内容を聞いているうちに油断を誘い、その時に胸を一刺し、と考えていたが、どうやらそれはできないらしい。
「……決めました」
「!」
 案外あっさり決めたな、と風水は少し驚いていた。そして浅葉の口から出る次の言葉を待つ。が、行動したのは口ではなく、腕だった。浅葉は、暗部から貰った木ノ葉の額宛とクナイを出し——

——里のマークを二つに切り裂いた。

 額宛を地面に捨てて、風水に向かって構える。

「抜け忍になって、貴方を殺します」

Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.102 )
日時: 2014/01/25 16:39
名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)

【酷薄、告白】



「おいおい……冗談だろ? まともな判断じゃねぇ。俺を殺すなら何で抜けるんだよ?」
「貴方を殺せば、大幅に大蛇丸の戦力を削げるでしょう」
 浅葉の視線は風水を貫くほど強い。風水は冷や汗をかいた。負けないつもりではいる。だが、相手は本気だ。本気で抜けて、自分を殺そうとしている。
「……聞かせてくれ。抜けて、俺を殺したら……その後はどうするつもりだ?」
「————————」
 浅葉は重い口を開き、ゆっくり、小さく、けれどしっかりと、答えを紡いだ。
「……そうか」
 顔で笑い、心で泣いた。

 ——お前、本当に臨也さんが好きなんだな。

 気付いてないだけで、二人は両思いだということを告げるか黙るか、迷った。だが結局言わないことにした。
 今言ったら、愛しい人から離れようという浅葉の決意が揺らいでしまう。
 風水は一旦臨也のことを考えずに、自分のことを考えた。浅葉は自分には勝てない。だが浅葉の言ったことは叶えてあげたい。それに、浅葉の記憶から自分を消したくない。
 なら——……俺が、痛いのを少し我慢すればいい。
「浅葉、クナイ一本貸してくれ」
「?」
 攻撃的ではない、と判断した浅葉はクナイを一本風水に投げた。風水は受け取り、それをそのまま自分の首に宛がう。
「ふう、すい……?」
「お前が好きだ」
 唐突な告白に、彼女は戸惑った。
「え……?」
「お前は鈍くて……気付いてなかったけどな」
 自嘲的な笑みは、もう諦めていた。
「ここで俺が自殺すれば、お前が死ぬのはいつかしらねぇけど、お前は俺を忘れねぇだろう?

……じゃぁな、向こうで会おう……『無銘』」

Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.103 )
日時: 2014/02/02 14:46
名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)

【任務開始】



 凄い量の血だった。青年の首から噴出した血は、少女の顔を、服を、赤く染めていった。
 考える。今ならまだ間に合う。風水を殺したことにして、臨也の元へ帰ることができる。けれど、力不足は明瞭。自分では主を守りきれないとも知っている。それに、今里に戻れば死んだ風水を裏切ることになる。
 浅葉は棄てた額宛を拾った。横一直線に裂かれた木ノ葉のマークが、自分を責めているような気がした。浅葉は額宛を懐に仕舞い、木ノ葉への道を急いだ。主に一言、別れを言っておこうと考えながら。



———



「あのさ、臨也。心配なのは分かるけど落ち着けば?」
「う……」
 波江の家には、見舞いに来たという静雄と新羅の姿があった。臨也自身健康そうで安心はしたが、浅葉が風水との戦闘にいったままだというので待っているのだ。
「……でも風水……何で最近になって急に……」
「大蛇丸も長くはねぇてことじゃねぇのか?」
「うーん……」
 臨也が浮かない返事をしたとき、あ、と新羅が窓の外を見て言った。同じ方向に目をやると、そこにはこちらへ歩いて向かってくる血まみれの浅葉がいた。
「浅葉!」
 臨也が家の外へ出る。浅葉は臨也を見ると一礼をして、戻りました、と口にした。
「良かった、無事で……風水は……」
「彼は……自殺しました」
「え……」
「理由は……分かりません」
「……そっか」
 臨也もそれ以上は言及しなかった。そして薄く笑う。
「兎に角、良かった。早く中に入って手当てを——」
 言いかけたとき、浅葉の懐から額宛が落ちた。


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