二次創作小説(紙ほか)
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- ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編
- 日時: 2014/01/25 17:15
- 名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)
おはこんばんにちは!(おはようございます、こんばんは、こんにちは)
ナル姫です!
主な活動場所は【複雑・ファジー】
ですがナルトとデュラララが大好きすぎるのでこちらで書かせていただきます!
【注意】
・荒らし、チェンメは帰りましょう
・キャラ崩壊注意!
・ヤンデレ注意!←重要
【設定】
舞台は火の国、この葉隠れの里
主人公はナルトと帝人。でも臨也さんが沢山出ます
トリップもの
年齢が違ったりします
以上のことが許せるお方、お進みください!
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.94 )
- 日時: 2013/11/17 10:55
- 名前: ナル姫 (ID: 2eNHBjew)

「はいはい! 甘い空気の中失礼するわよっ!」
「っ!」
波江の乱入に二人はハッと我に返り、臨也は慌てて腕から手を離した。
「兎に角あんたは暫く絶対安静。外傷はほぼ治したけど、呪印のせいで大分内臓が弱ってるわ。浅葉も、軽い運動程度にしなさい。それから、事務所に医療設備がないからここにいて。そうしないと治らないわよ。暗部が来いって言っても断ること。私も暗部の人間だから、許可を出さないであげるわ」
「ありがとう。助かるよ」
「けどよ、そのうち暗部こっちに来るんじゃねぇか? 臨也が事務所にいないってなるとまずここに来るだろ」
ナルトが言うが、波江はその時はその時よ、と言う。
「二人もありがとうね。下手すればこいつ死んでたわ」
「あ……そっか。運んでくれたんだよね。ありがとう」
「え、いや……」
帝人がどもる。ナルトも気まずそうに目をそらす。
「運んだのは……俺らじゃねぇってばよ……」
「へ?」
「その……浅葉さんが……お、お姫様だっこで……」
帝人が言った瞬間、臨也は少しの間放心し、その後段々顔が茹で上がる。
「? 臨也様、お顔色が優れませんが……」
「……何でもないよ……」
臨也は真っ赤になった顔を両手で覆い隠し、浅葉は何があったのだろうかと無表情ながら首を少し傾げた。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.95 )
- 日時: 2013/11/18 22:36
- 名前: ナル姫 (ID: DLaQsb6.)

【日常】
二日後——。
「臨也様とっとと起き上がってください。お粥口に流し込みますよ」
「……嫌がらせのレパートリー増えてきたね、君……」
ダルそうに体を動かし臨也は起き上がり、波江が作った粥を受け取った。
「波江様は先程任務に行かれました」
「そう。まぁ何にせよ良かったよ。暗部に弁明できたってことだよね」
二日前、案の定夜になって暗部が波江の家を訪ねてきた。臨也は既に寝ていたため知らなかったが、波江が弁明してくれたらしい。これでは波江も信じてもらえなくなるのではないかと思ったが、任務を貰ったということは波江の言ったことを暗部も信じたのだろう。
「……しかし逞しいお方です」
「へ? 波江さん?」
「いえ……九瑠璃様と舞流様です」
「二人がどうかしたの」
「一族の監視の目を抜けて臨也様の御様子を見にいらっしゃいました」
淡々と吐き出された言葉に臨也は驚き、咳き込んだ。
「いっ臨也様!?」
「ちょ、は、な……はぁ!? み、見に来たって……いつ!?」
熱いものが喉を通ったためか、若干涙目になりながら臨也は訊ねる。
「臨也様は寝ていらっしゃいましたので……昨日の昼頃でしょうか。風水の一件が起きてから、折原と闇宮は妹君を貴方に近付けないようにしているそうです。勿論公表は一切していませんが」
逞しいのは嬉しくもあるが如何せんそれは流石に問題がある。公表していないとは言え一族が妹を彼に近付けたくないと思っているのは確実だろう。なのに、あの二人は。
「はぁぁ……怒られても知らない」
「……随分心配していらっしゃいましたよ」
浅葉の言葉に、粥を食べる手が止まる。薄く微笑み、謝っておくよ、と言う。
再び粥を食べ始める。大分冷め、食べやすい温度になっていた。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.96 )
- 日時: 2013/11/23 21:16
- 名前: ナル姫 (ID: MK64GlZa)

「もう馬鹿いざ兄! 心配したんだからね!!」
「……喜(生きてて良かった)……」
困ったような嬉しいような顔をして臨也は泣き付く妹達の頭を撫でた。例の如く一族の監視から逃げ出したらしいが、まぁその問題は後回しで良いだろう。
「ごめんな、心配かけて」
「……母さんも心配してたよ、いざ兄のこと」
「え……」
「……同(父さんも)……」
臨也の手が止まる。少し驚いたように目を見開いて、軈て苦笑する。
「二人が心配してんのはお前らだよ……俺に何か吹き込まれたらどうしようって思ってるんじゃない?」
「違うもん!! 母さん、なんか落ち着かなくて、昔の日記とか読みながら『臨也』って呟いてたもん!」
「……父(父さんは)……上(一族の長に)……願(様子を見に行かせてくれって頼んでた)……」
「ねぇいざ兄。一度二人と会いなよ。動けないなら私達父さんと母さん連れてくるよ?」
「……促(ちゃんとお話ししよう)……?」
——今更……だなぁ……父さんも、母さんも……。
臨也は再び二人の頭を撫でる。
「……族(兄さん)……?」
「それが聞けただけで嬉しいよ……ありがとう」
「会わないの?」
あのな、と臨也は頭から手を離す。
「俺さ、洞黒眼が開眼してから母さんに会ってないんだ……九瑠璃もそうだろ?」
九瑠璃は躊躇いながらも頷く。
「それで……闇遁が分かってからは、父さんとも会ってない。俺は暗部に拾われて、そこに育てて貰った。勿論大蛇丸とも接触はしてたけどね。……何度も何度も、気付かなかっただけで危険な目に遭ってきた。いくら会ってないからって言っても、俺は父さんと母さんの子供で、この命は二人から貰ったものなんだよ。でも俺はそれを何度も失い掛けた。……申し訳無いよ。合わせる顔がない」
「いざ兄……」
舞流が悲しそうな顔をする。九瑠璃も目を伏せていた。が、軈て。
「じゃあそれ、母さんに伝えとくよ! それで母さんが会いたいって言ったら会ってね!」
「……同(父さんもだよ)……」
二人の強い眼差しに臨也は反論の言葉を失い、根負けしたのか、分かったよ、と口にした。
二人は笑顔で帰っていった。二人が家から出た後で。
「……会えると良いですね」
浅葉が薄く微笑んだ。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.97 )
- 日時: 2013/11/24 22:34
- 名前: ナル姫 (ID: DLaQsb6.)

結局両親の判断は『会えない』だった。会えないと言うことにしたのではないかと考えたが、それを伝えに来た妹達の必死の説得により、会えないと言う状況を信じることにした。
「……残念でしたね」
「いや……良いよ。俺も……何話すとか、全然考えてなかったし」
言いながら臨也は寝返りを打った。浅葉から顔を背け、興味の無いように欠伸をする。
「……妹君はもうお帰りになられたではないですか」
浅葉は優しく臨也の髪を撫でた。
「……強がることないですよ」
臨也の肩が震える。そして、僅かに震える声で小さく弱音を漏らした。
「……少しは……会いたかったなぁ……」
「いつか、会えますよ、きっと」
臨也は何も言わない。何とも言えない沈黙が訪れたが、二人はその空気を甘んじて享受しているようだった。
———
「風水、もう良いのかしら?」
「はい……申し訳ございません、任務に失敗して……」
「良いのよ、収穫もあったわ」
「……」
「浅葉は完全に私達から離反した……これで、思う存分攻めることができるわ」
「……」
「風水、貴方の気持ちは理解しているつもりよ。でも今ここで、私か浅葉か、選んで頂戴」
「俺、は……」
『もう一度でもその言葉を吐いてみなさい!!喉を切り裂いて声を出せないようにしてやります!!』
——あんな言葉吐くって事は……もう浅葉は……。
——俺が何したって、俺の方に振り向いてはくれない。
「勿論、大蛇丸様に」
「なら……浅葉を殺しなさい、風水」
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.98 )
- 日時: 2013/11/28 21:03
- 名前: ナル姫 (ID: 9IMgnv4t)

「何読んでるの?」
「んー、初代火影の逸話集」
臨也は何やら分厚い本を読んでいた。まだ波江は安静にしろというが、最近は昼間にあまり寝れなくなったため浅葉に何冊か本を持ってきて貰ったらしい。
「しかしよく飽きないわね、そんな分厚いの読んで」
「俺的には厚い医学書を読む波江さんの方が凄いと思うけどなぁ」
「医者だもの」
「そりゃそうか」
受け答えながら読み進める。たまに口元を緩め、楽しそうに読んでいた、のだが。
「あ、後ろ……」
「ん? あだっ!?」
突然後頭部に衝撃が走り、臨也は本を膝の上に落として両手で頭を押さえた。
「な、何すんの浅葉……!」
「いえ……何となく腹立ったので。重かったのですが、本」
「お礼なら言ったじゃないか……それに君俺を運べるんならそんなに重くないでしょう」
「本が入った紙袋は姫抱きできません。それと臨也様が軽すぎるんです」
「軽すっ……!? そ、そんなことないよ!」
「無くないですあります」
「あーもう喧嘩するなら外でして」
この二人は口喧嘩が始まると長い。大体の場合は浅葉が臨也を言い負かして終わるのだが、その終結に至るまでが面倒臭いのだ。どっかの蛇の影響だろうか、臨也が無駄にあざといせいで。
——ホント無駄に女々しいから厄介なのよね……。
「……波江さんなんか失礼なこと考えてない?」
「あらなぁに? 術を使って大丈夫なの?」
「顔見ればわかるよ! あと今遠回りに肯定したでしょ!」
「別に、無駄に女々しいと思っただけよ」
「何でそんなこと考えてんのさ!」
勿論、どっかの蛇のせいだろうとは口が避けても言えなかったが。
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