二次創作小説(紙ほか)
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- ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編
- 日時: 2014/01/25 17:15
- 名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)
おはこんばんにちは!(おはようございます、こんばんは、こんにちは)
ナル姫です!
主な活動場所は【複雑・ファジー】
ですがナルトとデュラララが大好きすぎるのでこちらで書かせていただきます!
【注意】
・荒らし、チェンメは帰りましょう
・キャラ崩壊注意!
・ヤンデレ注意!←重要
【設定】
舞台は火の国、この葉隠れの里
主人公はナルトと帝人。でも臨也さんが沢山出ます
トリップもの
年齢が違ったりします
以上のことが許せるお方、お進みください!
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.89 )
- 日時: 2013/11/02 22:11
- 名前: ナル姫 (ID: QDxiFvML)

【闇原臨也】
『ねぇ、臨也君』
『はい』
『君、名字はどっちを名乗っているの?』
『……折原、です』
『何か言われない?』
『っ……!』
『言われているのね。教えてくれないかしら?』
『……闇が、折原を名乗るな、とか……折原の人間が、闇宮の領地に入るな、とか……』
『あら酷い。両方から罵声が来るのね』
『でも、暗部は……折原の眼を買ったから……』
『……私達だけで貴方の名字を作りましょう』
『?』
『貴方が私のアジトにいるときは、こう名乗ると良いわ』
『な、何て?』
『それはね……』
闇原。
「——ッ!」
汗だくだった。夢から抜けても手足がガタガタと震える。
ハッキリとしてきた意識。回りを見渡すが、どこなのかわからない。が、見慣れたロングヘアーが現れた。
「あら、起きたの?」
「波江、さん……どうして……ここは……」
「ナルト君達がね、暗部の事務所に一度貴方を運んだんだけど、彼処に医療設備なんてないでしょ? で、丁度私がそこにいたから私の家に運んできたの。昨日、敵が引いたのが五時くらいかしら? だからもう一日以上寝てたわよ。まぁ、あれだけ弱ってたしね」
言いながら波江は紅茶を二つ入れていた。そして違和感に気付く。
「波江さん、浅葉は……?」
「あの子は少し気絶してただけで、貴方をここに運んでいる最中に起きたわ。三時間くらい前に上層部から呼び出されたの」
波江は紅茶のカップを臨也が寝ているベッドの傍のテーブルに置いた。
「起き上がるの辛いかも知れないけど、飲んだ方が良いわ」
「あぁ、うん……ありがっ……!?」
起き上がると、全身が痛みに包まれた。
「っ……ハッハァッ……」
「そんなに痛い? 鎮痛剤効いてないのかしら。待ってて、今違うの持ってくるわ」
そう波江が言ったとき、家の扉が開いた。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.90 )
- 日時: 2013/11/03 16:58
- 名前: ナル姫 (ID: CN./FYLZ)

「波江さん! あっ臨也さん! よかった、起きたんですね!」
「帝人君……どうしたの?」
「た、大変なんです、浅葉さんが……!」
———
「クソッ……しつこいな、木ノ葉め……!」
その頃風水は、大分弱っている体で木ノ葉の暗部の人間を振り切って逃げようとしていた。だが一日経った今でも追手は手を緩めない。アジトまで来て大蛇丸を捉えようとしているのだろう。
——アジトに来られるのは不味い。とは言え戦闘は……。
「グアッ」
「がっ!!」
「!?」
突然の苦痛の声に驚き枝の上に止まる。見ると、木ノ葉の追手が地面に落ちていた。
「……? 何だ……?」
「何を呆けた顔をしている、風水」
上から降る、聞きなれた声。
「任務失敗か? 俺は昼寝していたのにお陰でカブトに起こされたんだぞ」
下に降りてきた人物に風水は安心したような顔を見せた。
「やー、悪いな。邪魔が思いの外多くてな」
「禁術を使っても、か」
「あぁ。何ならお前が行くか?」
「俺が行くのは危険だろう」
「……だな。いやぁ、しかし助かった。ありがとうな、サスケ」
「……フン、このウスラトンカチが」
———
「浅葉が……どうかしたの?」
「暗部の人に拷問を受けているんです!!」
「なっ……グッ……」
思わず動き出そうとするが、傷が酷く痛んだ。
「まだ無理よ! そんな体じゃ……」
「でも、浅葉が……!」
「……どうしても行くつもり?」
「当たり前じゃないか」
「……分かったわ」
迷いなく発せられた言葉に押し負け、波江は仕方なく承諾した。臨也はベッドから起き上がり、側に掛けてあったファーコートを着た。
「ただし、あまり無理すれば死ぬわよ」
「分かってる」
臨也は波江の家から出る。帝人は心配そうにそれを見ていた。
「追ってくれるかしら」
「え……」
「彼奴、一人だと何仕出かすか分からないから」
波江のまっすぐな視線を数秒見つめ、その後、力強く帝人は頷いた。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.91 )
- 日時: 2013/11/08 22:28
- 名前: ナル姫 (ID: 1wSGUlCd)

「臨也さん! 待ってください! 臨也さん!」
帝人が臨也を全力で追うが、臨也は止まらず、身軽に屋根を飛び越えていった。が、やはり傷が痛むのかよろけつつ走っていた。見ているこっちがハラハラするなぁ、なんて思っていた矢先、臨也が大きくバランスを崩し、落下した。
「っ! 臨也さ……」
だが墜落音は聞こえない。何事かと思い下を覗くと、オレンジ色が臨也を抱えていた。
「ナルトさん! もう良いんですか?」
「あぁ。帝人、こいつどうしたんだ?」
「えっと、それが……」
___
『闇原?』
『闇宮と折原、合わせて闇原。どう?』
『安直ではありませんか、大蛇丸様』
『あら浅葉。何か不満かしら』
『いえ』
『でもそこは浅葉の言う通りですよ』
『風水まで』
『俺、臨也さんの名字はもっと難しいのが良いと思う』
『何で?』
『だって【臨也】って普通【イザヤ】って読めないもん。それに闇原はちょっと普通すぎて』
『うっ……うるさいな!』
『臨也様は臨也様で良いと思いますが。名字などなくても』
『あらあら、皆意見がバラバラね。カブト、貴方は?』
『えー……まぁ特に要望はないですけど、浅葉の言う通りじゃないですか? あとは本人がどう思うかでしょう』
『それもそうね』
『……俺は特に……でもそれ、名乗る時無くないですか? 暗部では名乗れないし、ここに新しい人って中々来ないし』
『それは良いのよ。目的は違うの』
『?』
『私は、貴方の居場所を作りたいのよ。羽を伸ばせるね』
馬鹿正直に信用した。利用されていたのを知ったのは、随分後になってからだったけれど。
——それでも……。
——信頼していたかったんだ。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.92 )
- 日時: 2013/11/10 13:48
- 名前: ナル姫 (ID: zi/NirI0)

「そう言うことか……まぁ、そんな事だろうとは思ったけどな。……おし、帝人、臨也を頼む。暗部には俺が行くってばよ」
「え、でもナルトさん……」
「大丈夫だ。任せろってばよ!」
ナルトは笑うと、颯爽と走り去ってしまった。帝人は不安そうな顔で、彼の背を見詰めていた。
———
「そろそろ吐くだろう。どうだ?」
「何度も、言いますが……臨也様も、私、も……この事件に、は、関与……して……いません……」
「まだ言うか貴様ぁ!!」
蹴る、蹴る、蹴る。暗部の大人たちが一人の少女を力尽くで吐かせようとしていた。少女——浅葉は口から血を流し、ただ無実を訴え続けた。
「……貴殿方が……どう思おうかは、自由、ですが……もし、臨也様を、殺すなど、した日には……是が非でも、死体を、大蛇丸の元へ、持っていき……木ノ葉の情報を……流しますよ……」
「っ! 貴様っ……!」
腹部に再び蹴りが入る。苦痛に顔を歪ませながら彼女は耐えた。
「忌み子の人形ごときが! 図に乗るな!!」
刹那、空気が揺れた。
気づけばそこに彼女の姿はなく、代わりに首筋に冷たい感触が走る。
「……今、何と言いました?」
「っ……いつの、間に……」
「答えてください」
「……図に、乗るなと」
「その前です」
「に、人形……」
「その前」
「い……忌み子……」
答えた瞬間、男は急に倒れ眠ってしまった。
「二度とその言葉、口にしないように。暫く悪夢に沈んでください」
「きっ貴様! 立場を弁えろ!!」
浅葉がクナイをしまい、他の連中にも幻術をかけようとしたときだった。
「浅葉の姉ちゃん!」
「! うずまきナルト……」
「良かった、大丈夫そうだな」
「ナルト様……どうして此所に?」
「帝人から聞いてな。臨也が無理して此所に来ようとしてたから代わりに来たんだってばよ」
「! お目覚めになられたのですか?」
「あぁ」
ナルトが頷くと、浅葉は急いで拷問部屋から出ていってしまった。唖然とする暗部だったが我に返り、彼女を追おうとした。だがナルトに影分身で阻止される。
「うずまきナルトッ……!」
「テメェら、少し人を信じようとしろってばよ」
言いながら、ナルトはその場を影分身に任せ、浅葉の後を追った。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.93 )
- 日時: 2013/11/13 22:24
- 名前: ナル姫 (ID: 9IMgnv4t)

「に、逃げてきちゃったんですか!?」
「おう」
帝人が唖然として二人を見ている。暗部から逃げてきてしまったから今後余計に扱いが悪くなるのではないだろうか。
「まぁ大丈夫だろ。浅葉の姉ちゃんは関係ねぇんだし」
「えぇ……」
言いながら浅葉は臨也に近付いた。帝人によると、ナルトが暗部へ向かった直後は呼吸が乱れていたが、徐々に落ち着いてきたそうだ。
——良かった——……。
「……兎に角臨也様を波江様の元へ連れていきましょう。もう日も暮れてしまいましたし」
「あ、そうですね……って……」
「あー……」
「あの、浅葉さん?」
「? 何か?」
「浅葉の姉ちゃん、臨也運ぶのは俺がやるってばよ?」
「いえ、これ以上のご迷惑は……それにこれも道具の仕事です」
「だからってお姫様抱っこはちょっと臨也さんが気の毒と言うか……」
「そうでしょうか?」
「……うん、体裁は無視なんだな」
そんな会話を交わしながら三人は帰路を急いだ。
『浅葉の姉ちゃんは関係ねぇんだし』
『待てねぇって』
——私は……。
——これからどうしたら……。
——風水と完全に敵対した以上、彼処へは戻れない。とは言え、このまま何度も襲撃が繰り返されれば臨也様の身が持たない。
——軽い……。
———
「えっ……それで、逃げてきたって……こと?」
臨也が目を覚ましてから、ここに至るまでの経緯を説明する。臨也は呆れたように笑った。
「まぁ……何とかなるよ、きっと。君は風水と戦ったんだから、暗部だって分かってくれるさ」
臨也は浅葉の白い腕に触れた。
「あぁ……こんなに傷ついて……」
「臨也様を有罪にするわけにはいきませんので」
「御苦労様……ごめんね、ありがとう」
「……謝らないでください」
広がった甘い空間に、波江が憎々しい顔で舌打ちをしたのは別の話。
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