二次創作小説(紙ほか)
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- ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編
- 日時: 2014/01/25 17:15
- 名前: ナル姫 (ID: nLPrrFyW)
おはこんばんにちは!(おはようございます、こんばんは、こんにちは)
ナル姫です!
主な活動場所は【複雑・ファジー】
ですがナルトとデュラララが大好きすぎるのでこちらで書かせていただきます!
【注意】
・荒らし、チェンメは帰りましょう
・キャラ崩壊注意!
・ヤンデレ注意!←重要
【設定】
舞台は火の国、この葉隠れの里
主人公はナルトと帝人。でも臨也さんが沢山出ます
トリップもの
年齢が違ったりします
以上のことが許せるお方、お進みください!
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】ガイア殲滅任務編 ( No.74 )
- 日時: 2013/08/12 20:33
- 名前: ナル姫 (ID: 7foclzLM)

地下へと続く階段は妙に薄暗く、前が見えないわけではないが少し気を抜くと足を外しそうになる。
「ヒナタには何も見えなかったんだよな?」
「はい……」
「キバは?」
「人かは分からねぇ……ただ、妙に新しい臭いがする。ここに誰もいなくても、それは外れじゃなくて移動しただけだと思う」
そんな会話をしながら降りていく。着いたところは、いかにもアジトっぽい雰囲気を醸し出す地下室だった。
「……桐嶋華蓮の臭いだ」
キバが呟く。だがあるものは時計とタンスと事務用の机と椅子。その他の生活用品などは見当たらない。
「誰もいないのか? ……なら一旦引くしかないな……それか、俺達で探すか」
「でも俺達、臨也の情報頼りにやって来たんだぞ!?」
「私達だけでアジトを探すのには無理があるんじゃ……」
シカマルの声にナルトとイノが反発する。流石に駄目か、とシカマルは肩を竦めた。
「どうします、門田さん?」
「どうするって……この作戦のリーダーはお前だろ?」
「俺には向いてないっすよ」
自嘲するように苦笑いをしたシカマル。門田は一度息を吐き出し、一同の顔を見渡した。
「一度帰ろう」
「門田の兄ちゃん……」
「チョウジやシノとも連絡がとれてないし、助っ人の俺達のコンディション悪いんだよ。……何より、アジトが見付からないんじゃ意味がない」
一同は納得し、建物の外へ出た。
里から出る際、チョウジとシノに偶然にもあった。二人とも敵は倒したそうだ。
事情を説明し、一行は木ノ葉へ向かった。
→ガイア殲滅任務編、一旦終了です
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.75 )
- 日時: 2013/08/13 20:05
- 名前: ナル姫 (ID: ChJEPbqh)

【風水】
「お帰りなさいナルトさん!」
「ただいま、帝人」
ナルトの家。ナルトが帰ってくるまで家事を担当していた帝人がナルトを出迎えた。
「なんか変わったこととかなかったか?」
「はい、特には。……それより、任務の方残念でしたね……」
「あぁ……まぁ仕方ねぇよ。敵は取敢えず二人倒したし、リーダーの顔もわかった。これだけで大きな収穫だ」
勝ち誇った笑みを浮かべるナルトに、帝人も少し笑顔を見せた。
———
「ただいまぁ」
「……臨也様……お帰りなさいませ」
「全く、散々だよ。何でガイアがアジトを変えたことが俺のせいなのさ?上層部は理不尽だよねぇ」
「そうですか。……ところで」
刹那、クナイを持った浅葉が臨也に飛び乗り、その喉に刃を突き立てた。
「あ……浅葉?」
「貴方は——誰です?」
「誰って……」
「臨也様は、今さっき上層部に呼ばれたばかりです。こんなに早く帰るわけないでしょう」
臨也は浅葉の殺気立つ瞳を見つめ、諦めたように笑い、降参、と口にした。そしてその姿は白い煙に包まれる。腰回りや首など、体格は全体的に太くなり、白い肌は日焼けした色と変わった。
「俺だよ」
「……風水?」
浅葉が言うと、彼は薄く微笑んだ。
「……久しぶりだな……浅葉」
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.76 )
- 日時: 2013/08/14 21:17
- 名前: ナル姫 (ID: ChJEPbqh)

青年の名は、風水。 日焼け肌にがっしりとした体格、飄々としていてそれでいて頼れる忍。出身は浅葉と同じように雷の国の紛争地帯で、大蛇丸に拾われた身である。そんな彼は大蛇丸を慕っており、忠義心も高い。だが、感情は捨てなかった。その代わり無慈悲な心を手に入れることで、人殺しをしている。
「……何をしに来たのですか」
浅葉は彼の上から降り、少し距離をとる。風水は部屋を見渡し、狭いな、と苦笑したが、浅葉はそんな言葉には欠片も反応しない。
「もう一度問います。何をしに来たのですか」
殺気の滲み出る声色に苦笑し、風水は臨也の事務椅子に腰かけた。
「待てねぇってよ」
「……」
「闇遁と洞黒眼、待てねぇって」
———
「臨也、我ら木ノ葉は里からお前と浅葉を追い出すこともできる。だがその力……木ノ葉の様々な情報を持っている洞黒眼を大蛇丸に渡さぬようここに置いているのじゃ。いざとなればお前の両目を潰したって良いのじゃぞ。それにその便利な能力は物事を深く探るためにある。今回ガイアの居場所をどう入手したか興味はないが、外れては意味がない」
「っ……お言葉ですがうたたね様! 任務に参加した者によると、私が指定した場所には確かにガイアがいた形跡がありました! 奴等は場所を変えただけ、私の情報は間違っては……」
「それでもじゃ!! 奴等が居場所を変えた、それはつまり我等の……お前の動きが知られたのじゃ! そうでなければ居場所は変わらん!」
うたたねコハルに叱責され、臨也は思わず目を瞑る。
「……もう良いだろう」
聞こえた綱手の声に目を開くと、彼女は呆れ顔でご意見番の二人を見ていた。
「臨也を今責めても仕方ない。だが臨也」
「はい」
「お前がその力で命を買っているのは事実だ。しかと里に仕えよ」
「……はい」
生気のない臨也の瞳は、ただただ自分の足元を見詰めていた。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.77 )
- 日時: 2013/08/18 17:59
- 名前: ナル姫 (ID: jSrGYrPF)

【所有者と道具】
「用はそれだけ。見付からないうちに帰るわ」
「待ちなさいッ! ふうす……」
名を呼ぼうとした瞬間、彼の唇が彼女の頬の傷に触れた。唖然とする彼女に彼は手を振って、煙と共に消える。唇の触れた箇所を拭い溜息をつくと、それと同時に事務所の扉が開いた。
「……ただいま」
どこか疲れたような笑みを見せる主に、彼女は微笑む。
「お帰りなさいませ、臨也様」
「上層部はさぁ、少し理不尽だよねぇ、全部俺の所為かい」
風水と同じような台詞を口にしながら、彼は苦笑する。その際、臨也の赤黒いと言う表現が適切な色彩の瞳が悲しそうに揺らめく。——大方、また上層部に脅されたのだろうと、浅葉は頭の片隅で考えた。追い出すとか、殺すとか、言われたのだろう。
浅葉としては、臨也といられるなら何処に行こうと構わない。——いざとなれば、あの蛇の巣へ帰れば良いのだ。それでも彼女にとっては、彼の赤黒い瞳が、チャクラとして存在する闇が、歪みが、彼と笑い合えるこの狭い事務所が——どうしても、恋しい。
だけど歪んだ彼女の常識では、道具が所有者に——浅葉が臨也に恋するなんてあり得ないし、所有者が道具に——臨也が浅葉に恋するなんて、もっとあり得ない。だからこそ、抱き締めたいと思っても、泣くための胸を貸したいと思っても——。
「——臨也様」
「……」
「臨也様が何処へ行こうが浅葉は貴方についていきます」
彼女は道具であり続ける。
- Re: ナルデュラ!!【NARUTO×DRRR!!】対浅葉編 ( No.78 )
- 日時: 2013/08/19 10:05
- 名前: ナル姫 (ID: a5oq/OYB)

【恋敵】
三年前のことだった。
『大蛇丸様』
少女は蛇の前に跪き、淡々と用事を口にする。
『此度の木ノ葉崩しの件で、臨也様が監禁されることになりました。今、あの人の体ごと持ってくるのは非常に困難です。私は臨也様に仕える身。あの人の側にいて、いつか監禁が終わり、あの人が上層部でそれなりの信頼を得ることができた暁には、闇遁と洞黒眼を此処にお持ちしましょう』
蛇の眼は少女を貫き、歪んだ光を放つ。眼光は薄気味悪く、蛇の性格をそのまま表していた。蛇は酷く愉しそうだったが、その横に控える少年かどこか如何わしげな目をしている。蛇が少女の言葉を受け入れると、少女は少年には目もくれず、早足に蛇の巣窟から出た。少年はその後を追った。
外に出ると、厚い雲が空を覆っているのが分かった。
『無銘』
少年が声を掛けても、少女は振り返らず、止まりもしない。
『待てよ』
『——【浅葉】です』
少女はやっと声を出す。
『……嘘じゃないんだろうな?』
『嘘……とは?』
『本当にいつか、折原臨也を持ってくるんだろうな?』
『えぇ、勿論。何故疑います?』
『……お前が、自分の名をはっきりと【浅葉】だと言ったからだ』
抽象的な言い回しだが、意味は分かった。心中が読まれている気がした少女は、彼から逃げ出した。
『逃げんな!!』
少年は少女に向かってクナイを数本投げる。そのうち一本が、彼女の左頬に傷を作った。跡に残るであろう大きな傷を。
『あっ……』
そんなつもりではなかったのに、と言う思いは短い音となって口から出た。
——三年後、再会した少女の頬の傷はやはり跡となっていた。だが大分小さくなっている。大方、臨也が女の子だからと気を使って色々と治療をしたのだろう。更に、少女の自分に対する態度を見る限り、三年間抱き続けた疑問の答えが明らかになってきた。
——二人は両想いだ。
「——羨ましいなぁ……」
小さく小さく呟いて、青年となった少年は帰路につく。
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