二次創作小説(紙ほか)
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- 東京喰種re ーもう一人の半喰種ー 第二部開始!
- 日時: 2016/05/09 00:58
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
ここは人が多く住む街 ー東京ー
ここには人間と
人間を喰らう喰種が存在している
これは人間と喰種の間に産まれ
人間と喰種の戦いに身を投じ
様々な運命と戦いながら己の生きる道を探す奇跡の双子の物語である。
※タイトル変更しました
どうも、忙しくて若干疲れぎみな掛け持ち大学生作者の竜でございます。
今回は最近、アニメと漫画を視聴・読破し、一気にハマってしまった東京喰種の二次創作を書きます。(映像で予定していましたが書けないようなのでこちらで更新する予定です。たぶんあっちはロックします。)
設定
・オリキャラ主人公及びオリキャラ組織あり
・死亡表現あり
・if設定あるかも
・物語は基本原作沿い
・原作キャラも出す
・オリ設定若干あり
・更新少し遅い(掛け持ちしているため&大学生だから)
こんな感じ。(増やしたり減らしたりするかも)
主人公
名前 皐月香苗
性別 女
年齢 19
性格 比較的温厚な性格。ただ争いとなると好戦的となる。ただ仲間や弟を大事にする。統率力があり慕われる。
容姿 身長180ぐらいの長身。紙は黒よりのセミロング。胸はFぐらい。
能力
赫眼 右目
赫子 羽赫・鱗赫・尾赫を扱う(上手く出し入れ可能。ただし羽赫のみあまり機能しない)
赫胞 羽赫 二つ(正常機能を練習中)
鱗赫 四つ
尾赫 一つ
赫子の形状
羽赫 蝙蝠の羽のような形状、少し鍵爪
鱗赫 鋭利な突起
尾赫 二股に別れた鍵爪形状
設定 人間と喰種の間から産まれた喰種。ハイブリッドのため片目のみ赫眼。喰種としては珍しく3つの赫胞・赫子を持っている。父親を喰種に喰われ母親を謀殺されたため人間と一部の喰種を恨んでいる。母親の旧友・芳村の計らいであんていくに勤務している。四方さんに武術を鍛えてもらっている。あんていくに勤務の傍ら様々な区に渡り歩き同士を集結、謎の喰種集団「漆黒の翼」を結成、その大将を受け持つ。「アオギリの樹」とは時に共同・時に敵対している。アオギリの幹部・タタラとはライバル関係だが交友関係でもある。マスクが犬をモチーフにしているためCCGからはSSレート「ケルベロス」の名がついている。
弟も
名前 皐月飛燕
性別 男
年齢 19
性格 好戦的だが姉主義のシスコン。仲間を大切にする。統率力はあまりないが頭脳明晰。
容姿 身長178ぐらい。華奢な細身体型だが弱くはない。髪は蒼よりのセミショート。
能力
赫眼 左目
赫子 甲赫・鱗赫・尾赫(上手く出し入れ可能。ただ尾赫のみ機能しない時がある。)
赫胞 甲赫 二つ
鱗赫 四つ
尾赫 一つ(正常機能の練習中。)
赫子の形状
甲赫 カブトムシの背中のような形状
鱗赫 鍵爪の形状と鋭利な突起。左右に1つずつ。
尾赫 鋭利な突起
設定 香苗の弟。(産まれるのが遅かったため弟)赫眼は左目。幼い頃から姉に守られて育ってきた。姉と同じくあんていくに勤務している。情報収集の為に姉とは1日置きにシフト交代している。謎の喰種集団「漆黒の翼」の副大将兼参謀。姉とは違い嗅覚に特化している。龍のマスクをしているのでCCGからはSSレート「ティアマト」の名がついている。腹が減ったときの肉調達担当。アオギリのアヤトとはライバル関係だが交友関係でもある。ヤモリが大嫌い。
W主人公はこんな感じです。
こちらが第二部から登場する主人公ポジション(メンター)。
名前 九重焔
性別 女
性格 冷静に物事を判断する。ただ狂うと手が付けられなくなる。
年齢 25
容姿 巨乳のスレンダー美女。Fカップの189cmぐらい。デニムをよく履いていて上はベストが主体。
赫子の種類 鱗赫と羽赫
鱗赫・・・サソリの尾のような形状。周りに無数のとげを出し入れすることができる
羽赫・・・悪魔の羽をモチーフにしている。少し霧状のため、あまり飛べない。霧状からスコールのような弾丸を放つ。
五感の強化箇所 聴覚
Rc値 2958
赫眼は左右どっち? 左
捜査官の階級 一等
クインケ ホラン Å+
どんなクインケかの説明 日本刀のようなクインケ。しなるように作られているため鞭にもなる。
設定 佐々木琲世と同じく半喰種。製造者は嘉納。佐々木より早く捜査官として育てられていたが、クインクス班ができるまでCCGでは極秘事項として扱われていて、公になったのはつい最近。今までの情報や資料を基にプロファイリングすることを得意とし、数々の喰種事件を陰からサポートしてきた。CCG内でも『プロファイリンガー焔』の異名がついている。
クインクス班のメンターに任命されてからは指導を主にしていて捜査は班長や班員に基本的に任せている。個人自身の実力としては昔、有馬班に所属していたが、実力は佐々木とほぼ同レベル。だが、喰種としての力を使うときは情緒が狂い、沈静弾を10発ほど当てないと喰種としての破壊衝動を抑えられない。喰種としてのレートはSS++という特殊なレート。佐々木より格段に強い。
子供のころからの記憶はなく、唯一覚えているのは男のように生きろと言われた父の言葉のみ。焔という名前はそこから由来し、改名している。(昔の名前は遥香)赫胞は利世の物と霧島絢都の赫胞を少し改造したものを埋め込まれている。
料理は格段にうまく評判が高い。佐々木班のクインクスとシェアハウスを開始してからはほぼ毎日料理を作っている。
原作キャラとの関係 暁とは有馬班時代からの親友。佐々木を同じ境遇という関係から少し親近感を持っている。
サンプルボイス
「私は九重焔。このクインクス班のメンターよ。」
「久しぶりね暁、有馬班以来かしら。」
「佐々木一等・・・私もあなたと同じ半喰種よ。」
「殺す!コロシテヤルウウウウウウウウウウウ!!!!」(狂気状態)
「私は焔・・・・・CCGの焔よ・・・・。」
よろしくお願いします!!
自分のオリキャラ(増やすかも)
皐月香苗(さつきかなえ)あんていく兼漆黒の翼・頭領→漆黒の翼・頭領
皐月飛燕(さつきひえん)あんていく兼漆黒の翼・副頭領→漆黒の翼・副頭領
高城零(たかじょうれい)中立→漆黒の翼・幹部兼医療
火神幸司(ひがみこうじ)喰種集団「紅蓮」リーダー→漆黒の翼・幹部兼紅蓮隊・隊長
樟葉勝利(くずはしょうり)喰種捜査官・准特等
現在オリキャラ提供してくれた方
黒露様 (雨宮水月 あめみやみなつき)あんていく→アオギリ
(賤ヶ夜斎 しずがやいつき)喰種捜査官・上等
赤様 (九弥快斗 ここのびかいと)中立→漆黒の翼
(笹川天 ささかわてん)アオギリ・龍氷会
(青波静 あおなみせい)喰種捜査官・上等
(雛森秋 ひなもりあき)野良→漆黒の翼・スナイパー
豆つぶ様(東雲唯里 しののめゆいり 東雲善 しののめぜん)アオギリ
(瑞慶山相馬 ずけやまそうま)あんていく→漆黒の翼・諜報員
夜南様 (蜂条雀 ほうじょうすずめ)あんていく→漆黒の翼
(水縁・ベアトリクス シュイユェン・ベアトリクス)喰種捜査官・上等
露扇様 (薬袋朱奈 みないすな)喰種捜査官・上等
アマグリ様 (如月牡丹 きさらぎぼたん)元アオギリ→漆黒の翼・特攻隊
(柊琥珀 ひいらぎこはく)漆黒の翼・裏切り者→アオギリ(予定)
ヘ音記号様 (鬼背朝霧 きせあさぎり)喰種捜査官・一等
(名儀御言 なぎみこと)喰種捜査官・上等
アーリア様 (片桐謙史朗 かたぎりけんしろう)喰種捜査官・上等
- 第33話 ( No.126 )
- 日時: 2016/02/01 23:50
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
- プロフ: http://monjiro.net/
リアルな用事で1ヶ月ぶりの更新となってしまいました・・・。申し訳ございません。
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第33話 「勝執」
あんていくより逃れ四方の隠れ家に身を寄せていた霧島董香、あまりの惨劇・入見や古間、蜂条達とCCGとの戦いをテレビ観戦していたのだが、いても経ってもいられず抜け出して参加しようとしたが、四方に止められた。
四方は董香に古間と入見、蜂条は心を入れ替えようとも罪は消えない、罰を必要としていたこと、董香に与えられたのは考える時間だということ、「あんていくは仲間を助け合う」精神を守ってきたのは入見と古間と蜂条なのだからその3人が戦うその意味を考えろということなどを伝えた。
自分たちは失いながら生きるしかないんだということも・・・・
第三隊戦場
平子「・・・・!!速いな・・。」
ナシロ「遅い・・・遅いよ。」
入見「(ナシロが有利のように見えるけど・・・これが上等?そこらの准特等よりよっぽど出来るじゃない。後々董香たちが困りそうね、ナシロの手助けして逝かせてあげる)」
入見はナシロの救援に向かおうとしたが鉢川のクインケ攻撃により阻止された。
入見「鉢ィーー!!邪魔なのよ・・・アンタ!!」
鉢川「局でも言われてらあ!!」
とっさに避けることが出来た入見、しかし逃げた先には避難し遅れた老婆がいた。
入見「(ハァ・・・?)」
倉元「お婆ちゃん何で避難してないんだよ!!」
鉢川「知らねえ!!ババアごと逝け!!!!」
鉢川は躊躇せずにクインケを発射した。
数分前。屋上
香苗「頃合いね。零は古間さん達の治療、私はもう少し待機してアオギリと共に乱入する。飛燕は入見さんの援護に行って。ナシロだけじゃ敵わないと思う、金木もそろそろ来ると思うから気をつけてね。」
飛燕「了解、姉貴。」
零「了解。」
そして今に至る。
鉢川の攻撃は飛燕の甲赫によって全弾阻止された。
鉢川「なっ・・・!?」
倉元「鉢川さんの攻撃を防いだ!?」
入見「飛燕・・・。少し早めの登場ね。」
飛燕「姉貴の命令で少し早めの出撃だ。ナシロも平子との応戦ご苦労さん。ここは俺に任せてアジトに戻ってな。」
ナシロ「わかった・・・パパ。」
入見「もう少し暴れたり無かったけど・・・・香苗ちゃんが来るなら私達は休ませてもらうわ。」
入見とナシロはアジトに向けて退却した。
鉢川「待ちやがれ!黒狗!!」
飛燕「おっと・・・ここから先は俺の管轄内だ。むやみに通すわけにはいかねえ。」
平子「こいつは・・・まさか!!」
飛燕「貴様ら人間共の相手は俺だ。せいぜい楽しませな。」
平子「鉢川准特等、こいつは・・・・SSレート「ティアマト」です!!」
鉢川「チィ・・・・倉元!!てめぇは本部に戻って和修さんに報告してこい!!『漆黒の翼が出現した』!!」
倉元「りょ・・・了解!!」
飛燕「その報告は行かせてやるよ。敵が多い方が俺もうれしい。残ったヤツは俺を楽しませろ!!」
副頭領・皐月飛燕VS第三隊
第二隊戦場
香苗の援軍であるクロナはベアトリクスの妨害により古間の援軍に向かうことが出来なかった。
古間も田中丸特等相手にタイマンで戦ってはいたが田中丸クインケの力量を測り損ねてしまい近距離攻撃で重傷を負ってしまった。突如金木により死は免れた。
香苗「クロナ、古間は負傷した。金木がもう連れ去ってここにはいないわ。もう援軍は不要、ナシロももう戻らせてあるからあなたも退きなさい。」
クロナ「わかった・・・ママ。」
インカム越しにクロナは答えた。
水縁「Ziehen Sie sich hier zurück; oder... Es gibt nicht den Gewinn hier, wie es ist, selbst wenn ich kämpfe.(ここはお互いに退くか・・・。このまま戦ってもこちらに利益はないからな。)」
クロナ「何行ってるか分からないけど・・・退くわ。」
古間は金木により保護された後、零によりアジトへ搬送された。
第四隊戦場
亜門「くっ・・・・こいつはまさか・・・!!」
薬袋「おいおい・・・冗談じゃねえぞ・・・」
鬼背「何でだ・・・・」
蜂条「へぇ・・・香苗ちゃんがあなたの出撃を認めたんだ。」
快斗「・・・・・。」
雨宮「あらら・・・これは懐かしい人が。」
第四隊の戦場の救援に向かったのは・・・・鎌名不九十九だった。
宇井「第四隊全軍!!局長よりの指令を発する!!亜門上等は部隊を一部引き連れポイントN地点方面へ急行!!他の軍は名儀上等の指示に従い敵を駆逐せよ!!」
薬袋「了解!」
鬼背「了解!!」
亜門「了解!!行くぞ、ポイントNへ!!」
九十九「あらま・・・食量が減っちゃった。雀、香苗より伝言よ。『飛燕が出撃した。古間と入見や安久姉妹は退却したから快斗と雨宮を退却させて』だそうよ。」
蜂条「わかった・・・・。」
快斗「・・・金木はどうした。」
九十九「金木はおそらく突撃するわ。快斗は退きなさい。」
快斗「・・・・・・承知した。」
雨宮「リゼちゃんとの再開喜びたいけど・・・そんな場合じゃなさそうだね・・。」
九十九「リゼという名前は仮名よ水月。これからは九十九と呼んで。また少ししたら話しましょう。」
雨宮「わかった・・・ここは潔く引き下がるよ。」
九十九「さあ・・・・私を楽しませてちょうだい!!」
名儀「そなたの相手はこの私ぞ。我の力で駆逐してくれる!!」
名儀御言 上等捜査官
鎌名不九十九VS名儀御言 上等
和修「大方予想通りだな・・・漆黒の翼の参入は。だが・・・ここまでは予想通りなのは良い。何か胸騒ぎがする。」
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マジで忙しい。
- 第34話 ( No.127 )
- 日時: 2016/02/02 01:23
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
- プロフ: http://monjiro.net/
リアルな事情で長らく更新出来ませんでした・・・本当にすみません。2月の前半中には第一部を終わらせたいと思いますので宜しくお願いします!!
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第34話 「終雨」
九十九が名儀上等と激戦を繰り広げていた頃、本体と戦っていた「梟」は数々の特等の攻撃、援助攻撃も有りほぼ虫の息だった。最後の力を振り絞り鈴屋二等の右足と黒岩特等の左腕を切断したものの、逆転の一手になるわけでもなく法寺准特等のクインケ『赤舌』の一撃により「梟」は力尽きた。
捜査官「通信・・・SSSレート、梟駆逐・・駆逐完了!!!」
黒磐「ふむ・・・クインケが持たなかったな。」
鈴屋「篠原さーん、お疲れ様ですー。」
篠原「什造・・待たせたな、今すぐに・・。」
直後、背後に巨大な怪物と一人の少女が降り立った。刹那、2つの攻撃がその周辺一帯をなぎ払った。宇井が少し気づいていたため瞬時に避けることが出来たがそれ以外の物はなぎ払いに巻き込まれ屋上の壁などに打ち付けられ気絶していた。
真・梟「ケハハハハハハ!!!!」
香苗「はあ・・これが正気だもんねエトは。ま、私が本気を出してもエトの少ししたぐらいだからなあ・・・今は。」
香苗が言ったとおりこの怪物こそが真の梟、芳村の娘であるエトなのだ。そして赫者モードと化している。香苗もほぼ赫者モードに近い姿をしているがその姿はまるで三つ首の神話生物「ケルベロス」のようだった。
香苗「まあ・・・退屈してたのは事実だけどね。さあ・・・・楽しませなさいよ、惰弱な人間共。」
少し前、飛燕の戦場
飛燕「ヒャハハハハ!!これが准特等の本気か!?弱すぎて腹がよじれそうだ!!」
鉢川「くそっ・・・何だこいつの素早さは・・・クインケが全くあたらねえ!!」
倉元「鉢川さん!局長から連絡です!真・梟が姿を現しました!全部隊は至急集合とのことです!」
平子「くっ・・・・こいつだけでも手強いのに・・・。」
飛燕「姉貴が動いたか。俺の役目はここまでだな。」
突如、飛燕は赫子をしまった。
鉢川「なっ・・!!」
飛燕「早く中央にいきな人間共。俺を殺すのを優先するより梟が先だろ。」
鉢川「ふざけんじゃねえ!!お前を駆逐してからいってやらあ!!」
飛燕「あのなあ・・・お前らの今の実力わかってんの?本気じゃない俺に対してこのザマだよ。あがいたって勝てるわけねえだろ。馬鹿なの?死にたいの?死にたければ容赦なく殺すよ?」
実力は圧倒的だった。飛燕は甲赫だけを出していただけで応戦はしていなかった。飛燕が他の赫子を出していたらここの部隊は間違い無く全滅だっただろう。鉢川は頭の中では分かっていても心がそれを許しはしなかった。
そんな鉢川を平子が諫めた。
平子「今回ばかりは・・・やつの言うとおりです。私達じゃかないません。退きましょう、鉢川准特等。」
鉢川「・・・・畜生!!」
鉢川を率いる部隊は悔しながらもその場所を退き真・梟の元へと向かった。直後、飛燕が大声を出した。
飛燕「言い忘れてたけどなぁー!!中央にいるのは梟だけじゃねえぞー!!俺よりクソ強えぇ姉貴がいるから殺されねえように注意するんだな!!」
平子「姉貴・・・・まさか・・!!」
今に至る。
かろうじて意識がある宇井と右足を切断された鈴屋は死に物狂いで真・梟と香苗を相手していたが、当然敵うはずもなく戦局はきわめて悪かった。だが・・・集合していた田中丸特等・鉢川准特等・平子上等により死は免れた。
香苗「増援ねえ・・・その人間共は私を楽しませてくれるのよねえ・・?」
田中丸「ンン・・・化け物そのものだねえ。」
真・梟「ケタケタケタケタ!!」
亜門の戦場
そこには命令違反を覚悟し、亜門を助けに来た滝澤が来ていた。亜門は金木との戦いにより右腕を負傷しているも、戦況のことだけを考えていた。救援に駆けつけた千之准特等が駆けつけ救援を要請するも、突如現れたアオギリ軍・タタラによって阻止され殺されてしまった。
タタラ「お前らの生き死には・・俺が管理する。」
滝澤も反撃しようとしたがあまりの強さに身体がすくみその場から動けなくなってしまう。そこへ右腕損傷の亜門が立ちふさがる。
タタラ「死にたがりか、キミ?」
滝澤「亜門さん!そんな身体じゃあ!!」
亜門「それが・・・・どうした!!」
亜門の目には敵であるタタラしか映っていなかった。喰種を駆逐するその使命のみで動いていた。
亜門「ここは俺が食い止める・・・退却しろ政道・・・行け!!!」
滝澤「できませぇぇん!!!俺は・・・喰種捜査官だ!!」
直後、滝澤は持っていたクインケをタタラに向かって乱射した。そのクインケを見てタタラは少しキレた。そのクインケが昔、法寺准特等が使っていたクインケで元となった喰種はタタラが知っている喰種のようだ。
瞬時に滝澤に近寄り持ち上げ、絶望する滝澤をノロに向かって投げ左腕を喰わせた。更なる絶望を実感した滝澤は意識を断ちそれを直面した亜門が怒りにまかせてタタラに襲いかかった。
亜門「政道ぉぉぉぉぉ!!!貴様ぁぁぁぁぁ!!!!!!」
タタラ「好(ハオ)」
亜門との戦いにより負傷した金木は途中ヒデに会うも、もはや意識は混濁しリゼとジェイソンの亡霊に悩ませられながら地下を這いずり回りV14にて喰種を待ち伏せていた有馬貴将特等により一方的にやられ駆逐された。最後まで人間であることに固執しそのまま逝った。最後に思い出した鉄骨落下事件でピエロが笑っている意味を考えながら・・・。
続く
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次回で第一部完結します。多分。
- Re: 東京喰種 −奇跡の双子− 感想求む!! ( No.128 )
- 日時: 2016/02/03 22:37
- 名前: アーリア ◆IYbi.dCFgs (ID: GSWgO850)
どうもっ!アーリアです。
先日はコメントありがとうございました、ついに原作の〆までやってきましたね…!
後は残すところあと一話ですか…とにかく更新お疲れ様です。
最終話まじかという事でコメントはあえて短めで切らせていただきますね。
次の更新楽しみにしてますね、それでは〜
- Re: 東京喰種 −奇跡の双子− 感想求む!! ( No.129 )
- 日時: 2016/02/05 21:22
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
- プロフ: http://monjiro.net/
アーリア様
コメントありがとうございます!!
次回で第一部は完結します、そして準備期間を設けます。
多分今日更新するのでお楽しみに!!
- 第35話 ( No.130 )
- 日時: 2016/02/05 22:57
- 名前: 竜 ◆CmqzxPj4w6 (ID: Rebn9tUA)
- プロフ: http://monjiro.net/
第一部完結です。
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第35話 「宴戯」
V14にて金木が有馬特等により駆逐された後、真・梟と香苗の元に馳せ参じていた有馬は圧倒的な攻撃力を人間では到底あり得ないだろうと思わされる神がかり的な瞬発力で二人の攻撃を避けていた。
真・梟「ゲヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
香苗「アハハハハハハハハ!!!楽しい!!」
有馬「・・・・・・・・・」
田中丸特等さえも近づかない戦いに有馬は無言で対処している。標的となっている二人は笑いながら避けていた。香苗に至っては人型モードなので本気ではない。
香苗「頃合いね・・・退くわよ、エト。」
真・梟「ケハハハ!リョーカイ!!」
香苗の合図と共に香苗の鱗赫が有馬の足下に直撃し埃が舞う。その間に真・梟は芳村を喰らいビルから飛び降りた。
有馬は追おうとしたが香苗に足止めされた。瞬間、飛燕が香苗の救援に駆けつけた。
飛燕「姉貴!!無事か!」
鉢川「ティアマト・・・・!!」
香苗「遅かったじゃない飛燕。残党に手こずった?」
飛燕「全然。そこの鉢川ってヤツもたいしたことなかったし。というか雑魚。」
煽る飛燕。鉢川は有馬がいるのに今にも突撃しそうな勢いだった。
香苗「有馬、一つ言っておくわ。この争乱はあくまで私達の目的の序章に過ぎない。これから私達も増強し、あなたたち人間を恐怖のスパイラルに落としてあげるわ。」
飛燕「俺たちは誰にも負けないし屈しない。目的も邪魔させやしない。貴様ら人間共が苦しむ姿をこの後も存分に見させろ。楽しみにしてるぜ。」
香苗「じゃあね、有馬。」
そういうと俊足の早さでビルを駆け下りいつの間にか姿を消していた。捜査官達に謎の言葉を残しながら・・・・。
20区『隻眼の梟 討伐戦』
「特別功労者」
亜門鋼太郎 上等
有馬貴将 特等
宇井郡 准特等
黒磐巌 特等
篠原幸紀 特等
鈴屋什造 二等
法寺項介 准特等
樟葉勝利 特等
水縁・ベアトリクス 上等
名儀御言 上等
賤ヶ夜斎 上等
「重傷」
黒岩巌 特等
鈴屋什造 二等 他多数
「重体」
篠原幸紀 特等 他多数
「死亡」
亜門鋼太郎 上等
滝澤政道 二等
千之睦 准特等 他多数
「行方不明」
永近英良 捜査補佐
「この世界は・・・・・・・・・まちがっている」
討伐戦から数日後、改めて今回の戦いの死亡者が張り出された。
美郷「嘘だ!!亜門鋼太郎が死ぬものか!!あいつは歴戦の捜査官だぞ!!」
捜査官「しかしこれは公式の・・・」
美郷「でたらめを・・・!!」
青波「落ち着け美郷・・・。」
斎「局で騒ぐな。戦いなんだ死者が出るのは当然だろう。」
美郷「斎さん・・・取り乱して何が悪いんですか。私は・・・あの男に憧れて・・・!!」
暁「・・・・・・」
美郷「なぜ平然としていられるんだ!!真戸暁!!滝澤二等はアカデミーの同期だろう!!級友とパートナーを失ったんだろう!!仲間が二人も・・・・!!」
暁「美郷・・・勘弁してくれないか。好きだったよ・・滝澤も亜門上等も・・・」
暁は泣いていた。好きだったからこそ泣いている、死んでしまったからこそ泣いている。父親に加え級友・パートナーさえも死んでしまった彼女の悲しさは計り知れない。
薬袋「叩き潰す・・・・アオギリも・・漆黒の翼も・・・!!」
鬼背「亜門さん・・・仇は必ず・・・!!」
捜査官の一部は今回の戦いは何か違和感があると感じていた。行方の知らない局員が多すぎること・隻眼の梟の行方・勝者はどっちかなど多くの謎が残されていた。
真相は、全て行方知れずの捜査官はアオギリが攫っていた。狂医者の嘉納に渡し、金木のような実験体を作り出すためである。
エト「金木君はまた作れば良いよ・・ね。」
漆黒の翼 アジト
ロマ「で、カネキ様は結局どうなっちゃったの?」
宗太「店長助けに行って死んじゃった?」
ロマ「え〜〜っダサいですよぉ〜。カネキ様がそんな終わり方するなんて。」
相馬「俺と姐さんの情報によると、今回のCCGの方針は全殲滅。コクリア収監は0みたいだな。」
雛森「どこから手に入ったのよ・・・その情報。」
牡丹「まあ・・どうでも良いけどね。」
琥珀「ふ〜ん・・・・。」
ロマ「もっと落ち込むとこ見てみたいなぁ。」
ウタ「今時『悲劇』なんて流行らないよ。」
蜂条「そうだね・・・・もっと楽しいことしないと・・♪」
快斗「・・・・・・・」
入見「ふふふ・・・・生きてるならそうよね。」
古間「生き長らえた命、これからは香苗に捧げるよ。」
零「これから忙しくなるわね・・・香苗。」
火神「今より忙しくなるか・・・楽しみだな。」
イトリ「個性的だねぇ〜〜〜。ついてきた甲斐があったもんだ!」
飛燕「これからは俺たちもアオギリ同様に標的にされるだろう。今よりも戦いは激化するから死ないようにしねぇとな。」
香苗「そう・・・・どれだけ事が起こっても、人生楽しく無ければ生きてる意味は無い。」
飛燕「最後に笑うのは・・・。」
「「「「「「漆黒の翼だよ。」」」」」」」」
「三等捜査官の佐々木三等捜査官です!!一等の捜査技術を学ばせていただきます!!よ・・・宜しくおねがいします!!」
第2部 re編へ続く
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第一部完結です。オリキャラ投稿して下さった皆様、ここまで見て下さった皆様本当にありがとうございました。しばらく準備期間のためこの小説は休止します。漫画調達や他の小説の進行も兼ねてます。再開は3月下旬頃を予定しています。もちろん第2部でもオリキャラは募集します。前回よりは少なめで少し厳しめにします。また投稿して下ったオリキャラは捜査官の場合は位が上がって登場します。
それでは第2部執筆をお楽しみに!!
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