二次創作小説(紙ほか)

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【WT】裏側の裏側
日時: 2015/09/20 17:47
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 こんにちは。
 少年・青年マンガをこよなく愛する爛と申します。

 投稿第三弾は「WORLD・TRIGGER」です。


 友人の雪覇も投稿している作品ですが、彼女も私もこの作品が大好きです。

 本編の世界を壊さず、主人公が活躍できるようがんばります。

Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.12 )
日時: 2015/10/16 21:26
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 朝、学校へ行こうと玄関から出て数分、迅さんがいた。
 ツイテない。

 「ねぇ司ちゃん、人の顔見てあからさまに嫌そうな顔するのはやめた方がいいよ。」

 さすが年長者いいアドバイスくれる。
 でもね、迅さん、

 「大丈夫です。嫌そうな、じゃなくて嫌なんで。」

 そう答えると、少し悲しそうな顔をして、本題を切り出した。

 「今日は午後から大仕事あるから、学校早退してよ。
  お母さんには話しつけとくからさ。」

 キラン、と効果音の付きそうな笑顔で去っていく、実力派エリート(仮)。
 なんか学校行く気、失くした。

Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.13 )
日時: 2015/10/18 14:47
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 そうはいっても私は学生の身、学校に行かなければ・・・なんて思って歩き出すと母さんからLINEがきた。

 〈早退の手続きしといた。
  頑張れ。      〉

 仕事が速いな、実力派エリート(仮)
 さすが、実力派エリート(仮)

 携帯を見ながらのんびり歩く。
 良い子はマネしちゃダメだぞ☆

 ・・・やめとこ、キャラじゃない。
 
 少々、自己嫌悪に浸りながらもmy schoolに着いた私。
 教室で待っていたのは・・・。


 「つーかーさーちゃーん。」

 こっ、この声はっっ。
 橘高さんじゃないですか。
 たしか数年前に死んだはずじゃ・・・。
 いっ、生き返った・・・・だとぅ。

 「勝手に殺すな。」

 頭にチョップが刺さる。
 あぁ、今ので5000人の私(脳細胞)がご逝去なされたじゃないか。

 少し不満げに真奈の顔を見上げると、昨日見たニヤニヤとした笑顔だった・・・・嫌な予感しかしねェ。

 「ねぇ、司、昨日一緒にいた男の子って誰?
  結構イケメンだったよね。
  彼氏?ねぇ、彼氏なわけ?」

 目をキラキラさせて聞いてくる真奈。
 雰囲気を感じ取ってか周りの女子(うちは女子校なので女子しかいないんだけどね)も出てくる。
 なんでみんなそんな話題が好きなの?
 ねぇなんで?

 「いやぁ、あれは親戚だよ。」

 適当に誤魔化そうとするが、真奈が私の携帯を探り当て否定する。
 いや、勝手に鞄漁んなよ。

 「あっ−−−−。この人!」

 丁度運悪く米屋からLINEが来ていた。
 お前、トップ自分の顔にすんじゃねーよ、半ばキレ気味なりながらもトークをチェックする。

 〈お前、今日何時くらいに行く?〉

 今日、三輪隊はなんか任務なかったけ?
 暇なの?暇人なの?
 タイミング悪いよーー。

 そしてみんな顔怖い。

 「で、ほんとは誰?」

 もう、観念して答えようとしたその時、

 「席に着けーー。
  HR始めるぞーーー。」

 先生(二十代女性・割と美人・彼氏なし・担任)が入ってきた。
 救われた。
 次の授業、寝ないように頑張りますね。

 みんなしぶしぶといった風に席に戻っていく。

 ・・・。

 HRも無事終わり、授業の準備をしようとしたとき、先生(以下略にに職員室へと呼ばれた。
 昨日の事かと思ってびくびくしながら行った私を先生はおかしなものを見たように迎えた。

 「雨久〜。お前、今日早退するんだろ?
  またボーダーか?
  体、大事にしろよ。

  あと、授業は寝るな。」

 
 ・・・先生無理です。
 でも、頑張ってみたいです。

Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.14 )
日時: 2015/10/19 10:22
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 昼になり、学校を早退する。
 
 本部に着くと、軽く目的を説明された。
 なんでもイレギュラー門の発生源らしく、しかも数が多いとのこと。
 なので、C級隊員まで動員して、害虫駆除を行うらしい。
 うぇーい。面倒。

 
 大体は単独行動でどうにかなるので私は一人。
 途中、割と多くのA級部隊と会ったので、少し話もできた。
 そしてなにより、学校をさぼれたので楽しかった。

 
 夕方、本部から動員されていた隊員へ連絡が届いた。
 これで害虫駆除は終了か〜。
 めでたし、めでたし。


 そんな日から数日後、玉狛支部に呼ばれた。
 いったい何の用だろう。
 
 丁度、家にどら焼きがあったので持って行くことにする。
 小南ちゃんや鳥丸君、栞ちゃんにも久しぶりに会えるかな〜。

 
 「すみませーん。」

 人がいる気配はするのだけれど、返事が返ってこない。
 勝手に入って行っちゃえ。

 中に入ると、そこにいたのは、メガネ君、小っちゃい子、白髪の子だった。
 えっ、白髪?

Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.15 )
日時: 2015/10/23 23:27
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 「あぁ〜どうもみなさん。お久しぶり&初めまして。」

 私がそう挨拶すると、誰よりも先に、

 「おぉ、久しぶりだなぁ雨久。
  今更来たところでどら焼きはもうないぞ。」

 なんか語尾にキラン♦って入りそうな感じでお子さまが話し掛けてくるお子さまが。

 「大丈夫だよ。持ってきてるし。
  はい栞ちゃん、お土産。」

 そう言ってお土産を渡すと、

 「ありがと〜司ちゃん。こなみも喜ぶよ。」

 と言ってくれた。
 さすが栞ちゃん。今日もいいメガネしてるぜ♦

 私たちの会話をぽけーとして見ている三人に私の紹介をする栞ちゃん。

 「えぇと、彼女は雨久 司ちゃん。
  高校二年生。私と同い年だよ〜。
  本部所属のA級隊員でチームのサブに入る方で動いてるよ。」
 
 「雨久です。どうぞよろしく。」

 一言挨拶すると、

 「どうも。三雲 修です。」
 「空閑 遊真です。」
 「雨取 千佳です。」

 3人も名乗ってくれた。
 説明を聞いたメガネ君は質問をしてくる。
 君もいいメガネしてるね☆

 「雨久先輩は、本部所属なのになぜこちらに?」

 「私なぜか迅さんに呼ばれっちゃってて。」

 そう返すと、納得したようだ。

 「あぁ、話を戻すね。」

 そう言って栞ちゃんはボーダーの話を始めた。
 すると、

 「よう 3人とも。
  そして、朝ぶりだね司ちゃん。」

 実力派エリート(ぼんち揚げ)が入ってきた。

 「来てくれ。
  ウチの支部長が会いたいって。」

 そう言って、三雲君と空閑君を連れて出て行った。
 私もついて行った。

 支部長のところでの話は、玉狛への勧誘だった。
 
 何で迅さんは私に彼らを会わせたかったのだろう。
 そんな疑問が残る中、私は家路についた。

Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.16 )
日時: 2015/10/23 23:43
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 そして、遠征部隊が返ってくる日。
 私は、改めて迅さんに呼ばれて、話をされた。

 空閑君の黒トリガーのこと、今夜起こるであろうトップチーム達との戦いの事。
 そして、それに加勢してほしいということを。

 
 
 その夜。

 ヤバい。
 課題終わらせてたら時間に遅れてる。
 走っても遅れる。
 こうなったら、重役出勤(またの名を遅刻)してしまおう。


 割と急いで迅さんに言われた場所に行く。

 なんか戦闘始まってるぽい。
 嵐山隊もいる。

 さすが実力派エリート(趣味・暗躍)さんっすね☆
 憧れるぅ(棒)

 「お前の予知を覆したくなった。」

 決め顔で言う太刀川さんに

 「やれやれ そういうと思ったよ。」

 同じく決め顔で返す迅さん。

 あんたらいい年して何やってんの?
 って聞きたくなる状況だ。そう、カオス。まじバル・・・。

 「司ちゃーん。いつまでもそこにいないで出てきたら?」

 迅さんが声をかけてくる。
 きっと、私が遅れてくるのも織り込み済みだったんだろう。

 つくづく頭が下がる。
 この実力派エリート(尊敬)には・


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