二次創作小説(紙ほか)

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【WT】裏側の裏側
日時: 2015/09/20 17:47
名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)


 こんにちは。
 少年・青年マンガをこよなく愛する爛と申します。

 投稿第三弾は「WORLD・TRIGGER」です。


 友人の雪覇も投稿している作品ですが、彼女も私もこの作品が大好きです。

 本編の世界を壊さず、主人公が活躍できるようがんばります。

Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.32 )
日時: 2015/12/01 17:43
名前: 爛 (ID: EPm2ln81)

お詫び


先日から、パソコンの不具合により更新不可能となっています。


申し訳ありません。


Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.33 )
日時: 2015/12/10 20:14
名前: 爛 (ID: EPm2ln81)


 「こいつは.............だろう?
  ...............問題ない。」


 うーむ、聞こえん。
 菊地原ぐらいの聴力でもあればいいんだけど。

 そんなことを思いながら下を見るが残念ながら何もわからない。
 模擬戦するってのは聞こえたんだけど、なんかいい感じに他が聞こえない。
 しょーがない、下に降りよう。


 「訓練室に入れ 三雲。
  お前の実力を見せてもらう。」

 うおっっっ。
 なんか風間さんがめっちゃカッコつけてる場面に降りてきた。
 最近、自分の居合わせる所が基本 年上がカッコつけてる場面なんだよな・・・
 しかも、19、20、21の3コンボ。
 新年早々、運が悪いかも。

 今からあの輪に入るのは ちょっと抵抗があるので、一人影から様子を窺う。


 とっきーがC級隊員をラウンジへと戻し、訓練場にはA級、B級、空閑君しかいなくなる。そして...

 「「模擬戦開始」」

 堤さんのアナウンスで模擬戦が始まる。


 数試合行った後、


 「黒トリガーを手放すほどのことなのか...。」

 あぁ、迅さん黒トリガーを手放しちゃったんだ。
 なんか 絶対 暗躍してるとは思ってたけど、まさかそこまでやるとは。

 え?何で聞こえないハズの会話がわかるのかって?
 それはね。
 ....私だからじゃないかな。


 嘘です。  
 口の形と雰囲気です。


 ....そうこうしているうちにもう一戦するようになったようで、

 「メガネ君、雰囲気変わったな。」

 一人呟く。
 さて、どんな結果になるかな。



Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.34 )
日時: 2015/12/15 15:57
名前: 爛 (ID: lpJ5WVeE)


 「ラスト一戦 開始!」

 アナウンスによって開始されたラスト一戦。
 メガ・・・三雲君は片手にアステロイドを構える。

 「うお.... よく考えたな。」

 超スローの散弾で訓練室を埋めつくそうという作戦だろう。
 さすがいいメガネしてるよ。
 頑張れば弾バカ族に入団できるよ...多分。

 当たりそうになった散弾に対応するため、風間さんが姿を表す。
 そして、レイガストのシールドモードを構えた三雲君に突っ込んで行  く。
 対する三雲君は空いている方の手に、アステロイドの弾をつくる。
 
 戦闘慣れしてる風間さんは三雲くんの狙いを読んだんだろうそれを気に せず進む。

 「なんか違う気がする。」

 誰に聞かせるまでもなく一人呟く。

 「スラスター  ON!!」

 突っ込んでくる風間さんに、シールドチャージをしかける三雲君。
 そして、風間さんを壁まで押し込んだ。
 カゴの中の鳥状態の風間さんに対して、三雲君がやったのは、

 
 「アステロイド」

 ドンッ

 重たい音が訓練室に轟く。

 「伝達系切断  三雲ダウン」

 そして、もやが晴れたとき、

 「トリオン漏出過多! 風間ダウン!!
  
  模擬戦終了 」

 B級隊員が25戦やって24敗1分。
 学校じゃないけど、花丸あげたい気分だ。

 ピコン
 
 マヌケた音と共に一通のメールが来る。

 「To,司
    プリンいる? 」

 いらぬというとでも思うのか、このバカ兄貴が。
 そう思った瞬間、

 「勝負したければ  こちらまで上がって来い。」

 ....またカッコつけてる所に居合わせちゃった。
 もう、心折れそう。



 なんか見てるだけだったのに疲れた。
 帰ってプリン食べよ。

 金平糖の方が好きだけど。

 





Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.35 )
日時: 2015/12/23 17:26
名前: 爛 (ID: 5YBzL49o)

 
 空閑君の入隊やら、三雲君VS風間さんだとか、千佳ちゃんが壁に大穴開 けたとか三雲君VS緑川とか、空閑君VS緑川だとか、私がプリンを食べ に帰って、親戚にお年玉もらいに行っている数日間で、面白そうなことが あったらしい。


 いやぁ、新年早々ツイてない。
 きっと今年は良くない一年になるよ。


 そして、明日はいよいよ新学期...の日、迅さんに呼びだされた。
 うぇい、デジャビュ☆
 絶対、良い知らせじゃない。
 そう思いながらボーダー本部の屋上へ向かう。

 
 何の用かな〜。
 なんて思いながらドアノブに手をかけようとしたとき、

 バンッ

 凄い勢いでドアが開いた。

 「雨久...。」

 向かいあった状態で三輪が呟く。
 そして、何も言わずに階段から下りて行ってしまった。

 文句言わせてほしかったな。
 押すタイプだったら、私顔面強打だったよ...って。
 あ...でも引くタイプで私が先だったら三輪が顔面強打か。

 そして、一人たたずむ迅さんに向かって歩く。

 「あぁ来たか」

 そう言って振り向く迅さん。

 「ぼんち揚げ食う?
  ...ちょっ待って、帰らないでよ。
  頼みがあるんだっ「まずは金平糖持ってきて下さい。話はそれからです。」

 あ....やっちゃった☆
 迅さんはやや呆れ顔になりながらも続ける。

 「わかった。金平糖買うから話聞いてね。」

 なんと!
 買ってもらえるらしい。
 ラッキー!さすが大学生くらいの年齢の人。

 「近いうちに大規模侵攻があるのは知ってるよね。
  司ちゃんはそのどこかでメガネ君達と一緒に行動することになる。
  そこで、どんな無茶をしてでも、メガネ君と千佳ちゃんを逃がしてほしい」

 いつになく真剣な迅さん。

 「その前に私が死んじゃったら、どうするんですか?」

 「大丈夫。————————————————」

 その言葉には驚いたけど、気を取り直して言う。

 「わかりました。
  頑張ります。

  ってことで、金平糖買いに行きましょう?」

Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.36 )
日時: 2015/12/23 20:09
名前: 爛 (ID: EPm2ln81)

 新学期が始まって、数日がたったが今だ大規模侵攻は来ない。
 今日も大丈夫でしょ。
 そう思いながら弁当箱を開けた瞬間

 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 凄い地響き共に、机の上の金平糖が落下する。
 あぁ!!せっかく迅さんにもらったのに。

 ざわめきだす周囲に対し、ボーダーから出された警報が流れる。

 「ゲート発生 ゲート発生
  大規模なゲートの発生が確認されました。
  警戒区域付近の皆様は直ちに避難して下さい。」

 窓に近寄り本部の方を見ると、

 「....嘘。」

 数えきれない程のゲートが。
 すると、校内放送が流れ

 「校内の皆さん、放送します。
  訓練どおり一度シェルターへ避難して下さい。
  繰り返します......」

 担任に誘導され、シェルターへ避難するクラスメイトたち。

 「司、はやく逃げよ!
  危ないよ!」

 真奈が声をかけてくれるが、無視して進む。

 ガラガラガラッ

 窓を開ける。
 外の空気が教室内に入り込んでくる。

 「トリガー 起動」

 トリガーを起動させ、トリオン体に切り換える。
 と、次の瞬間

 「あ....あれ!」

 生徒の1人が叫ぶ。
 警戒区域に近いウチの学校はネイバーが寄ってきやすい。
 そこには数体のネイバーが。

 「よっと。」

 窓から飛び降りてネイバーの群に入る。
 やっぱトリオン体は楽だ。
 たぶん今なら車にはねられても死なない。
 楽しい。

 そんなことを考えながらも体を動かす。
 バムスターが3体、モールモッドが2体の計5体。

 
 息をつめ、上に跳び上がる。

 「アステロイド」

 弾を細かくしてみて、雨のように降らせる。
 前に出水がやってたからやってみたかった。
 天才弾バカに出来て私にも出来る=私天才!?

 5体のネイバーを処理した後すぐに走り出す。

 「こちら雨久。
  ポイントへ向かい、各部隊のサポートを行います。」

 本部へ一言入れ通信を切る。

 
 自分の顔がゆるむのがわかる。
 久し振りに好き勝手できるのが楽しみだ。

「いくら裏方だからって、仲間外れにしないでよ。」

 誰かに聞かれたら絶対太刀川さんみたいなやつだと思われる一言だが
 気にならない。でも、バカではない。

 ただ、この間迅さんに言われた一言だけが胸につかえる。

「司ちゃんは死なないよ。
 きっと、自分で危ないのがなんとなくわかるから。」

 その一言が。



 ....今思ったけど、ボーダーに入ってることみんなに言ってなかったな。


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