二次創作小説(紙ほか)
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- 【WT】裏側の裏側
- 日時: 2015/09/20 17:47
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
こんにちは。
少年・青年マンガをこよなく愛する爛と申します。
投稿第三弾は「WORLD・TRIGGER」です。
友人の雪覇も投稿している作品ですが、彼女も私もこの作品が大好きです。
本編の世界を壊さず、主人公が活躍できるようがんばります。
- Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.47 )
- 日時: 2016/02/29 21:58
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
テスト終了しました。
今週より更新再開です。
- Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.48 )
- 日時: 2016/03/22 21:56
- 名前: 爛 (ID: BB67RT0Y)
「まぁいい、フルパワーで八つ裂きにしてやる!!」
頭の悪そうなセリフをはいたネイバー(中二チックなオッドアイ)。
このわたくしに対して猿ですって?許せませんわ!!
となっている私には、こいつのフルパワーはもはやどうでも良かった。
猿じゃねぇ、訂正しろ。
そう言ってこっちが八つ裂きにしてやりたい気持ちでいっぱいだ。
と、そのとき、
ビュカッ
そんなへんな効果音とともにネイバーの首と、体がおさらばした。
流石、風間さん。
「はいおわり。」
菊地原が余裕の表情で言っているけど嫌な予感がする。
なんか、こう、上手く言えないけど、迅さんが悪巧みしてるときとかそんな感じだ。
その予感が当たったのかはわからないのだが、なんと、あの私のことを猿呼ばわりしやがったあのネイバーが復活した。
詳しく言うなれば、切られたはずの首が液体となり、体の上に収まった。
だろうか。
その場にいる人間が、その衝撃の光景に固まった瞬間、風間さんに攻撃が仕掛けられた。
とっさの判断ですべてを回避した風間さんだった。
けど、
「「全身が液体になれんのか」と思ったろ?
残念、ハズレだ。」
奴はドヤ顔でそう言った。
どういう意味か一瞬わからなかったけど、風間さんの様子を見て理解した。
風間さんは今、口、いや体内からブレードが発生しているのだ。
つまり、
「・・・。
液体、呼吸?状態変化・・気体?
菊地原、歌川、離れとけ!!」
奴の攻撃は、どういう仕組みか体内から侵食できるらしい。
厄介な奴。
「オレはブラックトリガーなんでな。」
そう言い放った途端、
「トリオン供給器官破損。
緊急脱出。」
無機質な、聞きなれた人口音声が聞こえた。
- Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.49 )
- 日時: 2016/06/13 20:48
- 名前: 爛 (ID: EPm2ln81)
風間さんがやられた。
その事実だけで、棚雰囲気が凍る。
「一瞬でもオレに勝てるとでも思ったか?
雑魚チビが。」
勝ち誇った顔で次の動きに入るネイバー。
「おいおいなんだ。
こえー顔してんな。
来いよガキども、遊んでやるぜ!
チビのカタキを討ってみろ!
挑発的に言葉をかけてくる。
いや、風間さん別に死んだわけじゃないからカタキを討つっていってもあんまり意味ないし。
とか、風間さん復活してきたら「チビ」って言ってる時点で、お前が殺されることはわかってるぞ。
言いたいことはたくさんあったし、ほぼ戦闘態勢は整えていたけど、
「三人とも退け。」
生身の体に戻った風間さんの冷静な声で、少し頭が冷えた。
だが、どうにも、感情の高ぶりを抑えられない2人は、
「ムカつくんですよ、こいつ
このままじゃ引き下がれないでしょ。」
引き下がろうとしない。
風間さんをバカにされたくやしさからくるその意思は固いものだ。
だが、
「諏訪隊の笹森はお前らより聞き分けがあったぞ。」
その一言で、急速に熱は冷めた。
キィィィィィン
カメレオンの起動音とともに私たちは引き下がった。
ん?
カメレオン?
今回は風間隊のところのサポートなので、それ用のトリガーを使ってたのです。
どう?私スゴイ?
他にも太刀魚・・・じゃなかった太刀川隊とか嵐山隊、三輪隊、どの隊のサポートに入れるようにいっぱいもっています☆
だから今回はカメレオンを使って逃げることができた。
あのプルプル黒野郎 次会ったら絶対蜂の巣にしてやる。
または二等分。
ぴっちぴちの女子高生を猿呼ばわりしたこと後悔させてくれる。
- Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.50 )
- 日時: 2016/06/13 21:16
- 名前: 爛 (ID: EPm2ln81)
《上を修正しました》
無事プルプルから逃げた私だけど、また単独行動に戻ってしまった。
とりあえず次がどの隊にあたるかわからないから1度本部に通信を入れる。
「もしもし本部〜。こちら雨久です。
近くの隊どこにいま...いやサポート必要なとこどっかありますか?」
通信を返してくれたのは響子さんだった。
「司ちゃん?ご苦労さ「まだ何もしてないです」...そう。
今は特にないわ。特に東部はね。太刀川君がいるから。」
太刀魚さんいるならいいか。
「私の機動力じゃいろいろ問題あるんで一回基地に向かいます。じゃ。」
一方的に通信を切る。
人目がないのをいいことにグラスホッパーで屋根まで登る。
「ホップ ステップ 大ジャーンプ っと。」
見えるのは、いろんな方向でドンパチやってる光。
「うへぇ。私これ生き残れるかな...。」
少し不安になる。崩壊した瓦礫があるところをよけつつ基地につく。
さすがに正面入り口からは入れなさそうなので屋上からだ。
中に入ろうと思ったが、屋上には奈良坂、古寺、当真のスナイパー3人組がいた。
「えっ...何やってんの?」
私が聞くと、奈良坂はさも当然のように遠くを指し、
「今からあそこを狙う。」
と言った。
「...。「司ちゃん?そこにいるなら、3人のサポートお願い。もしできるなら参加してくれる?」了解です。」
無言になりかけているところの本((真下)からの通信。
断れるはずがない。
「というわけで頑張って下さい。」
私がそう言うと、奈良坂は呆れた顔、古寺の困り顔、当真さんの笑みをうかべながら、
「お前/先輩もやるんだよ/ですよね。」
と言ってきた。
仲良いな、あんたら。
- Re: 【WT】裏側の裏側 ( No.51 )
- 日時: 2016/06/14 21:25
- 名前: 爛 (ID: EPm2ln81)
「へーい、サポート入ります。
入ればいいんでしょ、入れば。」
そう文句を言いながら3人を睨む私。
3人は、最初からそうしていれば良かったんだと言わんばかりに満足気な顔をして、それぞれの持ち場についた。
「ちっ。」
一つ舌打ちをもらす。
「トリガー オフ。」
風間隊のサポート用トリガーを解除し、制服のポケットから太刀川隊サポート用トリガーを取り出す。
「トリガー オン。」
太刀川隊は、アタッカー、シューター、(ガンナー)の編成のためスナイパー用トリガーが入っている。
ちなみにさっきのは、ガンナー&何だっけ。
「やっぱり先輩ってボーダーの中でも異色ですよね。」
ほめているのか、けなしているのかよくわからない古寺だが、ほめているという風に理解しておこう。
「そろそろお喋りはやめろ。」
奈良坂の言葉から、休憩時間の終わりがわかる。
さて、スイッチを切り換えろ私。
今の私はアタッカー、ガンナーのようなタイプの私じゃない。
今の私は、冷静で、冷徹で、冷血なスナイパーだ。
氷になれ。
・・・。
「あらら、スイッチ入っちゃったか。」
近くにいる当真さんの声も遠く感じる。
「いいか雨久、今から俺たちが狙うのはあの人型ネイバーだ。
ガードもあるが、出水たちがそれを削っている。
狙えるな。」
これは奈良坂の声。
「了解した。」
私は今、スナイパー 雨久 司。
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