二次創作小説(紙ほか)

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暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜
日時: 2021/03/21 15:26
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

初めまして、宇治抹茶です
名前の由来は、ごちうさと抹茶が好き
この二つだけです

性別は男、年齢は地球と同い年です
よろしくお願い致します

設定

この話は、仮面戦士たちの戦いに
落ちこぼれE組が巻き込まれていくお話です

主人公などは特に決めておりません
皆さんのご想像にお任せします

暗殺教室本編で掘り下げられなかったキャラたちの過去回想を
勝手に妄想して掘り下げます()

メタ発言、下ネタシーン、シリアス、鬱展開などありますがよろしくお願いします

第1話の方は後ほど投稿いたします

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.4 )
日時: 2021/04/26 00:13
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

EP4 イセカイゲーマー2021

???「はあ……」

彼の名はミツルギ、異世界に飛ばされた
いわば 転生モノの脇役的存在

彼は突如として現実世界に飛ばされ
憂鬱な日々を過ごしている

ミツルギ「…アクア様……」

彼はただ1人、溜息を吐く
すると、彼の後ろに一人の少女が現れた

ミツルギ「…な、何だ!?」

???「あなた、力に相当飢えているようね…」

ミツルギ「ち…力?てか、君は誰だ!?」

???「…名前は言えないわ。 ところであなた…力は欲しい?」

ミツルギ「……どういうことですか…?」

???「…あの男……佐藤カズマを圧倒する力……欲しいでしょ?」

ミツルギ「……欲しい」

???「そう、なら契約成立ね」

その女はライドウォッチを取り出し、
ミツルギの胸の部分に埋め込んだ

ミツルギ「うあぁぁぁぁぁぁ!!」

???「今日からあなたが…"仮面ライダーエグゼイドよ"」


………


渚「……(仮面ライダーエグゼイド…仮面ライダーの力を継承して…僕は良い王様になるんだ)」

その刹那、突然壁が破壊され、中から見たことのない怪物が現れた

容姿は心電図のような線が入ったゴーグルから覗く鋭い目付き、唇が厚く細かい牙がずらりと並んでいる
胸の方向には"EX-AID"文字が、背中の仮面の黒い複眼には"2016"の年号と、"EX-AID"の文字が刻まれている

エグゼイド「ヴヴヴ………」

渚「ア、アナザーライダー……」

変身しようにもベルトがない
ウォズも見当たらないのでどうしようかと思っていたが

???「そこまでだ!!」

と、後ろから声がした
その声の主は、茶色の短髪と緑色の瞳を持った少年であった

エグゼイド「…サトウ……カズマ?」

カズマ「その声は…ミツルギだな!もう許さないぞ!」

どうやらこの二人は面識があったようだ

カズマと呼ばれた男は"ゲーマドライバー"を装着し
ガジェットを取り出す

【マイティアクションX!!】

そのガジェットをドライバーに挿す

カズマ「変身!」

【レベルアップ!】

【マイティジャンプ!マイティキック!マイティ マイティアクション! エックス!!】

カズマ「うおりゃぁぁぁぁ!」

エグゼイド「あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

アナザーエグゼイドは獣の如くカズマに襲いかかる

カズマ「…こいつ、俺に似てんな!ミツルギ!俺に嫉妬したのか!?」

エグゼイド「う"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

しかし、カズマの声は届かなかった
自我はほとんど残っていないのである

カズマ「こうなったら!」

足を揃え飛び上がり、
キックを連続でアナザーライダーにヒットさせ、
追い詰めて行く

カズマ「うおぉぉぉぉ!」

そのままアナザーライダーはどこかへ逃げていった

カズマ「無事だったか?」

渚「あ、はい。ありがとうございます」

カズマ「…この顔…どこかで見覚えが……

渚「?」

十数秒ほど見つめたカズマは
「あっ」と手を叩き

カズマ「君が潮田渚か?」

渚「は、はい、どうして僕の名前を?」

カズマ「俺がこの世界に来てしまった原因の一つ…だからかな?」

渚「原因……?」

カズマ「だってほら、君、魔王になる道選んだでしょ」

渚「あっ」

渚は自分の身にあったことを
昨日のことかのように思い返す
まあ昨日ことなんだけど

カズマ「俺たちもこの世界で苦労してないし、別に良いけどね……んじゃ俺帰る、気をつけてね」

渚「はい、ありがとうございます!」

………………………………

戦兎「俺は桐生戦兎、一応天才物理学者で正義のヒーローやってる。よろしく」

E組「「なんかやべーやつきた」」

戦兎「え」

殺せんせー「では、戦兎君は奥田さんの後ろの席に行ってください」

戦兎「へーい」

目の前の黄色いタコ…もとい、殺せんせーに言われ、奥田の後ろの席に座った

戦兎「君が奥田さん?よろしくな」

奥田「あっ…よ、よろしくお願いします…!」

新しい生徒も加わり、E組は少しだけ
賑やかになった気がした

休み時間

戦兎「そういえば、なぜE組だけ"聖徳太子の楽しい木造建築"みたいなところで授業してるんだ?」

不破「チョットナニイッテルカワカンナイ」

岡島「仕方ねーだろ。だって俺ら、E組だし」

そう、僕らは落ちこぼれが集まる3年E組
"エンドのE組"と呼ばれている
E組は裏山にある旧校舎、弱者の見せしめの場所で授業を受けている

前原「努力してもなんも変わんねえよ…弱者は本校舎にいる強者に搾取されるだけだ」

戦兎「ほう…万丈みたいなのが25人か」

杉野「いや万丈って誰だよ」

戦兎「気にしないでくれ、俺の友人だ」

矢田「戦兎君は…どうしてこのE組にきたの?」

戦兎「えーとな、ただの依頼だな」

矢田「依頼?」

戦兎「防衛省から、殺せんせーとか言ったっけ、そいつを暗殺して欲しいってさ。でも誰も引き受けなかった。そこで、正義のヒーローが立ち上がった!」

不破「何それめちゃくちゃ熱い」

戦兎「だろ」

不破「主人公って感じ!」

戦兎「すごく話しが合うな。泣ける」

不破「話の合うキャラを作っておかないと読者も悲しいからね」

戦兎「ほう。俺の話は高レベルすぎて理解できる人が少ないからか」

……………………………………………………

アナザーエグゼイド「う"う"ぅ"ぅ"ぅ"……!!」

渚「…あの声は!?」

校庭の方から、唸り声のようなものが聞こえた
その声は徐々に渚達の方へと近づいてきている

戦兎「…気持ち悪い声だな」

アナザーエグゼイド「う"う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

渚「…ちょっと行ってくる!」

茅野「な、渚!?」

彼はすぐに教室を飛び出し、声の元へと走っていった

アナザーエグゼイド「う"う"ぅ"ぅ"ぅ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

渚「やっぱりか…!」

矢田「なにあれ…!?」

杉野「なんだあいつ…」

得体の知れない化け物に
クラス全員が恐怖感を覚えた

すると

???「そこまでだ!!」

どこからか甲高い声が聞こえた

その声の主は
口元が開いた仮面を被り、黒いタキシードを着た大柄な男?であった

アナザーエグゼイド「だ…れ"……だ…」

バニル「よくぞ聞いてくれた。我が名はバニル!バニルだ!さあ暗殺者諸君、吾輩の変身を見ていてくれたまえ」

「バニル」と名乗ったその不気味な男は
ゲーマドライバーを取り出し、腰に巻きつける

渚「あれは…!」

バニル「先ほどとある場所で生成したこのガシャットならば…此奴に致命傷を与えることはできよう」

【仮面ライダービルド!デンジャラスゾンビ!】

戦兎「仮面ライダービルド…?」

バニル「変身」

【ガシャット!レベルアップ!ラビットタンク!兎と戦車!ベストベストマッチ!】

彼は"仮面ライダーゲンム"となった

アナザーエグゼイド「う"あ"ぁ"?」

バニル「此奴…エグゼイドに似ているな……真似事か?」

渚「僕も行かなきゃ……うぐ!!」

杉野「ど、どうしたんだ渚!?」

渚「…頭が痛い…….」

中村「うわ煙っ…!」

速水「…煙?」

戦兎「なるほどね……」

E組校舎を謎の霧が覆っていた
戦兎が頭を片手で抑えながら言う

戦兎「…対ライダーシステムの成分が入った霧が蔓延している、普通の人間が吸ったら無害だが、ライダーに変身できるものが吸うと激しい頭痛に襲われる。おえっ、頭いて」

茅野「ライダーって…あの……」

前原「特撮ヒーローのことだろ?」

杉野「変身ヒーローって架空のものなんじゃねえの?」

戦兎「残念ながら架空のものじゃないよ」


バニルは順調にアナザーライダーを追い詰め、
あと一歩というところだった

渚「や、やった!」

戦兎「それフラグだからやめ…」

そのフラグはすぐに回収された

バニル「……あっ」

しかし、そのあと一歩というところで変身が解けてしまった

アナザーエグゼイド「………お"ま"え"、よ"わ"…」

バニル「やかましいわぁぁ!!」

ヤケになったのか、アナザーエグゼイドにクリティカルフィニッシュを繰り出す

アナザーエグゼイド「あ"ぁ"ぁ"あ"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

アナザーエグゼイドは爆散した
だが、ウォッチは出てこなかった

バニル「…実に強敵だった」

戦兎「…猿だな」

渚は咳き込みながら爆散した場所へ駆け寄る
しかし、ウォッチは排出されていなかった

渚「ウォッチが出てこない…なんで……?」

戦兎「あれは偽物…もしくはまだ死んでない…とかだな」

茅野「…渚、仮面ライダーが架空の存在じゃないとか…アナザーライダー…?とか、どういうこと?」

渚「…」

前原「渚、最近様子がおかしいぞー」

磯貝「俺たちは信じるから、話してくれよ」

ウォズ「ここからは私がお話致しましょう」

先程までいなかったはずのウォズがやってくる

E組「「なんだ貴様!」」

ウォズ「私はウォズ…我が魔王、潮田渚に仕える者です」

…………………

「もうやめて、こんなことしてなんの意味があるの」

???「…こないだも言ったじゃない、私はどっちでもいいって、ただ納得がいってないだけ。それであの子が満足すると思うの?」

さて、次はどんな答えを出すのかな?

潮田渚君






つづく


次回

「君も吾輩の商売に興味はないか?」

「頑張れば頑張るほど貧乏になるってどいういことよ」

この私の体は好きにできても、心まで自由にできるとは思うなよ!

カズマ!

「ハイハイカズマです」

城に囚われ悪の手先に理不尽な要求をされる女ライダーとか……

どうしようカズマ、予想外に萌えるシチュエーションだ

「わかったから次行くぞ」

「いってくりゅ!」

EP5 ノーコンティニュー 2016の時間




こんばんは、宇治抹茶です
今、私受験生の身でして、投稿日にばらつきが出ております
勉強の合間などにやっておりますので
でき次第投稿、ということにしてます

よろしくお願いします


ええ、前回、「必ず物語の中で説明します」とかよくわからないこと言ってましたが
実際は「好きな漫画・アニメキャラが変身するとどうなるのか」を検証しているようなものです、多分

多分です、多分

あえて曖昧にしておきます

エグゼイド編はあと2〜3話ほど続きます、よろしくです

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.5 )
日時: 2021/05/06 00:25
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

EP5 ノーコンティニュー2016の時間


ウォズ「私の名はウォズ。我が魔王、潮田渚に仕える者だ」

寺坂「魔王だあ…?何言ってんだてめえ」

不破「激アツ展開」

ウォズ「先ほどの仮面ライダーについてですが…それは私でもお答えできない。君たちにとっては未来の話、今知る必要はない。今君達が知っておくべきなのは…我が魔王、潮田渚の事だ」

彼は50年後、最低最悪の魔王となる
と未来人から伝えられ、仮面ライダーとなる道を自ら進んで選んだ

……いや、選ぶしかない。悲劇の連鎖を止めるためにも

潮田渚が逢魔時王となるとされた日……オーマの日
その日ももう近づいてきている
彼の運命だ

ウォズ「以上が…私が言える事全てだ」

E組「「…」」

クラス全員は黙りこんだ
信じがたいが、これは全て事実
渚の真剣な目を見る限り、嘘をついていないことはわかる

杉野「う…嘘じゃねえよな?」

ウォズ「嘘をついて私になんの利益があるのだ?」

戦兎「…全部本当の事なんだ、信じてやってほしい…」

磯貝「最低最悪の魔王………か…でも俺は、渚を信じるよ」

茅根「わ、私も!」

倉橋「わたしもさんせ〜」

中村「ん〜ま、いいんじゃない?渚が魔王になる未来を変えればいいんでしょ?」

渚「…うん」

杉野「信じ難いけど…俺も協力する」

三村「俺も協力するよ」

クラスの人達が渚に集まる中、
3人、クラスに溶け込まず距離を置いている者がいる

それは、寺坂組だ。
寺坂竜馬、吉田大成、村松拓哉の3人で構成されるグループ

寺坂「ケッ、勝手に馴れ合いしてろ」

吉田、村松「…」

磯貝「全く…仲良くできないものかね〜」


バニル「何やら不穏な空気のようだな。吾輩はこれにて失礼する」

それだけ言い残すと、バニルはシュッ、と姿を消した

E組「「てか、あの人なんだったんだろ…」」

………

ここは椚ヶ丘市内にある病院
椚ヶ丘総合病院だ。

病院の駐車場で、1人フラフラと歩いていた

アナザーエグゼイドである

アナザーエグゼイド「う"う"ぅ"ぅ"ぅ"……」

………


渚「うっ…!」

突然、渚を激しい頭痛が襲った

杉野「な、渚!大丈夫か!?」

戦兎「対ライダーシステムの霧か……きも………こいつは多分総合病院からきてる」

杉野「何でわかるんだ?」

戦兎「天才だから」

E組「「へー」」

戦兎「とりあえずみんな、渚をつれて付いてきてくれないか?」

岡島「お、おう!」

前原「…ちっくしょ、全然前が見えねえ」

教室に居た生徒たちは皆、外へ出て
近くにある総合病院へと走り出した

戦兎「マジ煙いな…」

男1「ど、どうなってんだ!?」

女「前が見えない!!」

街では、霧のせいか大混乱が起こっていた
車道は前が見えないため車が立ち往生している
歩道は前が見えず恐怖感に駆られながら走り回る人々

戦兎「来たぞ!!」

アナザーエグゼイド「う"う"ぁ"あ"ぁ"ぁ"……」

前原「この霧マジでなんなんだ!?」

戦兎「タイムジャッカーの仕業だ!隠れてろ!」

E組「「た、たいむじゃっかー?」」

戦兎「俺が霧を止めに行く!」

【ラビット!タンク!ベストマッチ!】

【Are you ready?】

『変身!』

【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!!】

オーラ「ビルド……!?どうしてビルドが…」

ビルド「勝利の法則は、決まった!」

アナザーエグゼイド「う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"!!」

???「そこまでだ!!」

と、遠くの方から声が聞こえた
霧の中から現れたのは

カズマ「おいミツルギ!そろそろいい加減にしろよな!」

渚が今日の朝出会った男、佐藤カズマだ

???2「貴様のその悪態…騎士として見過ごせない」

そしてもう1人、金髪で碧眼の美少女が現れた

カズマ「行くぞダクネス!」

ダクネス「ああ!」

ビルド「お、おいまて」

カズマ「なんだ、どうかしたのか?」

ビルド「出るタイミング、おかしくない?」

カズマ&ダクネス「?」

戦兎から出た言葉は意外なもので、2人は
「?」状態だった

ビルド「主人公が大活躍して、『でも敵が強すぎて勝てない!』とかそういう時に出るものだよ普通」

カズマ「ええい、そんなアニメみたいな展開はない!行くぞダクネス!」

ダクネス「あ、ああ!」

【マイティアクションX!】

【タドルクエスト!】

カズマ&ダクネス「変身!」

【ガッシャーン!レベルアップ!】

【マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクションX!】

【タドルメグルタドルメグルタドルクエスト!】

カズマとダクネスは、"仮面ライダーエグゼイド"と"仮面ライダーブレイブ"となった

ブレイブ「カズマ……仮面ライダーとはいいものだな…ふへっ」

エグゼイド「お前今興奮しただろ」

ブレイブ「し、していない!」

エグゼイド「いいからさっさと行くぞ、敵さん待ってる」

ブレイブ「あ、ああ!行ってくりゅ!!」

2人は目の前に数分間立たされ続け怒り気味のアナザーエグゼイドに向かって走り出した

アナザーエグゼイド「う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"!!」

エグゼイド「おりゃ!」

ブレイブ「はあぁぁぁぁ!!」

アナザーエグゼイド「……」

2人で連携して攻撃するも、アナザーライダーのジャンプで交わされてしまう

ブレイブ「おまえ……私を焦らしているのだろう!?」

アナザーエグゼイド「ファ?」

ブレイブ「いつもそうやって攻撃をかわして……そっちは何故攻撃してこない!?私にもっと蹴りを入れるとか…はあ……はあ………公衆の面前で、辱めを受けさせるとか…してもいい…だろう!」

エグゼイド「わかったダクネス!わかったから!これ以上言ったら仮面ライダーファンに怒られる!」

ビルド「こいつらなんなんだ」

エグゼイド「さあミツルギ!今度こそおまえに決着をつける!」

アナザーエグゼイド「……」

ビルド「さ、やろか」

戦兎はレバーを回し、グラフ型の標的固定装置を展開し、x軸でスマッシュを拘束する

【Ready Go!】

【ボルテニックフィニッシュ!イェーイ!!】

そして、そのグラフ上を滑って加速しながらキックを放った

アナザーエグゼイド「ぎゃぁぁぁぁ!!」

アナザーライダーは爆散したが、ウォッチと本体は出てこなかった

戦兎「ウォッチが出てきてない…?うそん」

カズマ「お、おい!おいしいとこ持ってくなよ!」

戦兎「それが主人公というものだ」

カズマ「な、なんだとおおおお!!」

………………………

場面は変わりここはとある研究室
上半身裸の男が暴れまわっていた

???「うあぁぁぁぁぁぁぁ!!私のベルトはどこだァァァァ!!」

???「おのれバニル…私のベルトをォォォォ!!ゆるさん!!」

……………………


??1「あんな化け物が世間に公表されてしまうと我々の存在が!」

??2「なんとかできんのか!烏間!」

烏間「申し訳ありません。まだ生徒たちは未熟で、とてもあの超生物を暗殺できそうにありません…私が直接指導する必要が………」

??2「早くしろ!地球の未来がかかっているんだぞ!」

??3「いや……そう焦るほどでもない。猶予は1年ある。超生物の暗殺、アナザーライダー、タイムジャッカーの侵攻を含め、1年間で全て終わらせる」

??1「そんな無茶な!」

すると、 扉が開き
ひとりの青年が入ってきた

??4「やあやあ上層部の皆さん、こんばんはー」

烏間「君は…!」

??2「なぜおまえがここにいる!」

??4「烏間さ〜ん、また手こずってるみたいだね」

烏間「…まあな」

??4「ふ〜ん」

??3「○○……"視える"のか」

??4「そうだな〜、最近の烏間さんを見てると…何か嫌な予感がするね」


To be continued


次回

「お、おいジオウ!一体どういう事だよ!?」

「…これ本当に似合ってる?」

「これだけ僕を巻き込んでくれたんだ、其れ相応の代償は払ってもらうよ」

「制服はロマンだ!」

「私こそが神だァァァ!!」

「君が…佐藤カズマか?」

「この力で、アナザーライダーを止めてくれ、渚!」

「患者の未来は、俺が変える!」

EP6「ノーコンティニューと継承 2016の時間」




用語解説

「対ライダーシステム」
略称:対RS

日本のとある機関が作ったとされるもの
ライダーシステムを持つ者に頭痛、吐き気、目眩などの症状が出る

この成分を銃弾に仕込んだり、霧を利用したり、とにかくやりたい放題できる

対RS の銃弾がライダーに被弾するとかなりやばいかも



キャラクター紹介

潮田渚
生年月日 2006年 7月20日
年齢14歳

主要キャラの1人、一応主人公
進学校で、成績不良により特別クラス「E組」へと移動された生徒。
暗殺教室のメンバーの一人として、殺せんせーを狙う。
観察能力にたけており、殺せんせーの特徴や弱点を探ってメモしている。

仮面ライダージオウに変身する

桐生戦兎(2021)

生年月日 2006年 ?月?日
年齢 14歳

主要キャラの1人、一応主人公
2017年ではなく2021年の戦兎
仮面ライダービルドの変身者にして天才物理学者。天才的な頭脳と驚異の身体能力を持つ。また化学方面にも明るい様子である。
「最高だ」「最悪だ」が口癖。
気分が高揚すると、アホ毛のごとく頭頂部の髪の毛の一部がピョンとはねる。

姿は2017年の戦兎と同じ



登場人物全てに焦点を当てていきたいです
主人公は…いつかきめますよいつか

ゲイツとツクヨミ、殺せんせーは次回から出るかも
俺のサイドエフェクトがそう言ってる(中二病予備軍)

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.6 )
日時: 2021/05/07 01:33
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

EP6 ノーコンティニューと継承の時間


カズマ「おまええええ!美味しいとこ持って行きやがってええええ!」

戦兎「いやいや、まだあいつ倒してないから。死んでないからセーフ」

カズマ「そういう問題じゃねえんだよおぉぉ!」

戦兎「わかったわかった………ん?」

カズマ「…どうした?」

戦兎「…この足跡は」

アナザーライダーの爆散した場所から、足跡が続いていた

戦兎「……人間の足跡じゃない…そもそもこの道に足跡なんてつくはずがない……これは」

戦兎の足元には、何かの破片が落ちていた
それを拾い上げ、しばらく観察する

戦兎「あいつ、爆弾を隠し持っていたのか…」

カズマ「爆弾?爆死したのか?」

戦兎「違う違う、爆弾だけであいつらが死ぬわけがない。この爆弾を使って、奴は逃げた……爆弾が爆破したと同時に、何らかの方法で逃げたのだろう」

カズマ「…なるほど、わからん」

戦兎「…万丈かよ。まあいい、おーい!こっちこっち!」

話を全く理解していないカズマに呆れたが、
すぐに気を取り直し少し遠くの方へ手招きをする
戦兎の呼びかけに応えたのか、霧の中から人影が現れた
渚達だ

杉野「全然見えねえー」

矢田「戦兎君は大丈夫なの?」

戦兎「あー俺、遮断してるから、そういうの」

E組「「強すぎる」」

戦兎「おーい渚、起きろ」

渚の頬を軽く叩く

渚「う、うーん……はっ!いつの間にか寝てた…」

戦兎「早く行くぞ」

渚「早く行くって……霧は大丈夫なの…?」

戦兎「俺が霧を遮断してる、さっきみたいな頭痛は起こらない、早く!」

渚「う、うん!」

戦兎達は、地面についた大きな足跡を辿り、
敵地へと向かっていった

ダクネス「この先には…穢らわしい男が…ハァハァ……」

カズマ「興奮するな」

ダクネス「し、してないかりゃ!!」

戦兎「佐藤カズマうるさい」

カズマ「え、俺!?」

渚「あっ!ここだ!」

走った先は、大型ショッピングモールの駐車場
その前にはアナザーエグゼイドが待ち構えていた

アナザーエグゼイド「う"う"う"ぅ"ぅ"……」

渚「このアナザーライダーを倒すには…エグゼイドのウォッチが必要……どうすれば…」

アナザーエグゼイド「う"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!」

???「君たちが探していたのは…これのことかな?」

後ろから若い男の声がした
振り返ってみると、そこには1人の青年がこちらへ向かってきている

永夢「俺は宝生永夢、仮面ライダーエグゼイドだ!」

彼は右手にエグゼイドのライドウォッチを持っていた

渚「それは…!」

永夢「俺の最初で最後の変身!」

永夢がライドウォッチを押すと、カズマに装着されていたベルトが消え、宝生に移る

永夢「患者の未来は、俺が変える!」

オーラ「…仮面ライダーエグゼイドが……どうして?」

アナザーエグゼイド「こ"…こ"れ"は"……!」

永夢「潮田渚…だっけか!このウォッチを使ってくれ!」

渚「…わかりました!」

【エグゼイド!】

渚&永夢「変身!」

【アーマータイム!レベルアップ!エグゼイド!!】

ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え過去と未来をしろしめす時の王者。その名も仮面ライダージオウ エグゼイドアーマー!
また一つ、ライダーの力を継承した瞬間である!」

中村「どっから出てきたの?あんた」

エグゼイド「ノーコンティニューで…」

ジオウ「クリアできる気がする!」

アナザーエグゼイド「う"う"あ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"!!」

ジオウ「ッ!」

エグゼイド「よっと!」

アナザーライダーの攻撃をうまく交わし「hit」させる
渚達が戦っている空間は、ゲームの世界…
仮想空間となっている

アナザーエグゼイド「う"う"……」

ジオウ「これで終わらせる!」

【フィニッシュタイム!クリティカル タイムブレイク!!】

ジオウは高くジャンプし、
アナザーライダーに連続パンチを食らわせる

エグゼイド「な…なんか違うような違わないような…どっちだろ」

「チートかよ」と思わせるほどの大量ヒットと同時に、アナザーライダーは爆散した

中から出てきたのはミツルギと、砕け散ったアナザーエグゼイドのウォッチ。見事撃退に成功した

ミツルギ「…俺は……なにを…?」

カズマ「ミツルギ!お前なぁぁぁ!!」

ミツルギ「さ、佐藤カズマ!?」

渚「…一件落着……?」

永夢「潮田渚君、君に…このウォッチを託そう」

渚「エグゼイドのライドウォッチ…」

永夢「気がついたら持っていたんだ。これは君が必要としてるものだろう…?俺はまた向こうの世界で頑張ってくから」

渚「はい…!ありがとうございます……!」

永夢「短い間だったけど…こちらこそありがとう」

まるで待っていたかのように現れたワープゲートの中に、永夢は手を振りながら入っていく

渚「…行っちゃった……」

ゲイツ「……何か嫌な予感がすると思ってきてみたが……もう解決してたか、俺らは用済みだな、帰るぞツクヨ………え?」

ツクヨミの名を呼ぼうとしたが、ツクヨミの姿が見当たらない

E組「「帰さないよ?」」

ゲイツ「お、お前らはまさか……ジオウのクラスメイト…」

殺せんせー「せっかくのチャンス!逃すわけにはいきません!しっかりお手入れしますよー!」

E組「「貴様いつからいた!?」」


場面は変わって、椚ヶ丘学園の旧校舎


ツクヨミ「ちょ、ちょっと渚!?これは一体…」

ゲイツ「な、なんだこれ!?」

渚「あ〜、それは椚ヶ丘学園の制服だよ」

ツクヨミ&ゲイツ「ふぁ!?」

ツクヨミ「恥ずかしいんだけどこれ……」

渚「僕をここまで巻き込んでくれたんだ、それ相応の代償をもらうよ」

ゲイツ「してやられたな…これは」

ツクヨミ「…そうね」

殺せんせー「ヌルフフフフフフ、これで恋愛小説のネタが増えそうです…!」

ツクヨミ「??」

ゲイツ「ほっとけ」

殺せんせー「さてさて設定は!ツクヨミさんの叶わぬ恋…!ゲイツくんに片思いして4年、彼はいつ振り向いてくれるのだろう…」

ゲイツ「勝手に設定付け加えるな!」

ツクヨミ「これ…本当に似合ってる?」



戦兎「お前、精神世界で宝生永夢と会話したって本当か?」

カズマ「そうだけど……ま、とりあえず話すわ」

回想

ここは精神世界
真っ暗な景色が広がっているわけではなく、ただ透き通った空のような
まるで自分が浮かんでいるかのように錯覚してしまう

永夢「君が…佐藤カズマか?」

カズマ「そ…そうですが……」

永夢「俺は宝生永夢、もう1人の仮面ライダーエグゼイド」

カズマ「もう1人の……」

永夢「1人が君、もう1人が俺……世界に仮面ライダーは2人も存在しちゃいけない……という事で、君に力を託そうと思う」

カズマ「…力を?」

永夢「仮面ライダーというのは…必ず力を継承しなければならない、死んでしまったらそこで途絶える。歴史はなかったことになる…今の内に、君に託しておきたいんだ」

カズマ「……よくわかりませんが…わかり…ました」

永夢「最後にもう一つ……潮田渚君に、よろしくと言っておいてくれ……はは、これじゃあ何を言いにきたのかわからないな、元気でな」

カズマ「…はい(この人できる男だ)」

…………

カズマ「ってさ」

戦兎「イイハナシダナー……まるで将棋だな」

カズマ「何言ってんだお前」

To be continued







一回さ、先生って言う生き物……殺してみたかったんだ

「久しぶり…E組のみんな」

「殺せんせー、ビビりすぎじゃない?」

「俺はあんたを殺す、絶対ね」

「この円盤の上からおさらばするのも…まだまだ先になりそうだ」

「最近の烏間さんをみてると…嫌な予感がしてくるね」

「こいつは悪魔だ……少年の皮を被った悪魔だ」


EP7「業火-カルマ- 2021の時間」

俺をもっと楽しませてよ、殺せんせー


ども、宇治抹茶です
次回からは"あの男"が動きだします


キャラ紹介

佐藤カズマ

誕生日 2005年 6月7日
年齢 15歳

戦兎の知り合い。一応友人
渚がジオウになったことにより、異世界転生してない、引きこもりじゃない
いつもツッコミ役に回る。戦兎に美味しいところを持っていかれる。
とにかく可哀想な人


ダクネス

誕生日 2004年 4月6日
年齢 16歳

カズマの知り合い。見た目は美少女なのに中身がダメなタイプ。超ドM
アナザーライダー=穢らわしい男 という認識
渚がジオウになったことにより、異世界に住んでいない。
帰国子女で、カズマとは中学生の頃からの幼馴染という設定に作り変えられた





そして、ツクヨミさんたちが"転入"という形で椚ヶ丘に来ました
ツクヨミとゲイツは、ジオウ本編とは別人です
名前が同じなだけで性格、年齢は少し違います

ツクヨミには恋愛がなんなのかいまいちわかっていません。少しだけ芽生えてる感じ
これから咲かせて崩しましょう(中二病予備軍)

私が書く小説は、完全にジオウ本編通りには進まないかもです…
ご了承ください

ジオウの設定・ライダーなどは完全に同じではありません

よろしくお願いします…

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.7 )
日時: 2021/05/10 00:14
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

ここは防衛省……表向きでは防衛省だ。
この世界でも「防衛省」は必要不可欠であり、
各地に分散されている
そしてここ、椚ヶ丘市に本部が存在する


??「やあやあ上層部の皆さん、こんばんはー」

烏間「君は…!」

??2「なんでおまえがここにいる!」

??「烏間さ〜ん、また手こずってるみたいだね」

烏間「…ああ」

??3「○○……"視える"のか」

??「そうだな〜、最近の烏間さんを見てると…何か嫌な予感がするね」

烏間「…どういうことだ」

??「俺の"サイドエフェクト"が…そう言ってる」






EP7 業火ーカルマー 2021の時間


防衛省の一室
烏間の部下で園川と言う名の女1人と
赤髪の少年1人が話していた

「……という訳で、君に3年E組にて暗殺任務を依頼します………原則として外部への情報発信および口外は禁止。もし規則を犯した場合、記憶を消去させていただきます」

「へー、こっわ」

「地球の危機ですから…仕方のないことです」

「んでさー、このゴムみたいなナイフと…小学生が使ってそうなBB弾、本当に効くの?」

「ええ、人間には無害ですが…奴には有害、これを使えば奴を暗殺できることを保証します」

園川の言葉を聞くと、赤髪の少年はニヤリと笑い

「俺…一度殺してみたかったんだよね、"先生"って生き物を」

この円盤の上からおさらばするのも、まだ先になりそうだ

………………………………………

杉野「おい聞いたか!?あの停学中だったアイツが帰ってくるっていう話!」

前原「聞いた聞いた…強敵が1人増えるぜ…」

杉野「だな…」

磯貝「2人とも警戒しすぎ、赤羽はそんな奴じゃない…多分……そうだといいな」

岡島「あの磯貝が言葉を濁すほどだ…かなりの強敵に違いねえ」

渚「みんなめちゃくちゃ警戒してる……」


……

E組「「いーち、にー、さーん、しー、ごー……」」

旧校舎の運動場、E組の生徒たちは、ナイフを振る練習をしている

最近、体育の担当を烏間が受け持つようになり、
体育の時間のみ、殺せんせーは不要となった

殺せんせー「晴れた午後の運動場に響く掛け声…平和ですねぇ」

烏間「お前の授業の仕方が悪かったからだろ、大人しく砂遊びをしていろ」

殺せんせー「酷いですよ烏間先生、私の体育の授業は評判良かったのに…」

菅谷「嘘つけ殺せんせー、身体能力の差がやべーんだよ」

杉野「だよなー、こないだも、反復横跳びやるとか言っておいて分身跳びしてたしなー。速すぎんだよ」

中村「異次元すぎてねー…」

岡島「体育は人間の先生に教わりたいよなー」

殺せんせー「とほほ…」

黄色の超生物は落ち込んだのか、一人で砂をいじり始めた

前原「てか烏間先生、この訓練意味あんすか?しかも暗殺対象ターゲットがいる前で」

烏間「勉強も暗殺も同じことだ。基礎は身につけるほど役に立つ………そうだな、磯貝君、前原君、そのナイフを俺に当ててみろ」

前原「…いいんすか?」

磯貝「二人掛かりで……?」

烏間「そのナイフなら怪我はしない、かすりでもすれば、今日の授業は終わりだ」

前原「…んじゃ!」

磯貝「そ、それじゃ俺も」

二人は烏間に向けて走り出した

しかし…いくら二人といえど、相手は堅物
二人のナイフを難なくかわす

磯貝「…!?」

前原「つ…強え!」

烏間「…このように、多少の心得さえあれば、素人のナイフくらい簡単に避けられる」

磯貝「すごいな…」

烏間「俺に当たらないようではマッハ20のやつを暗殺できる確率の低さがわかるだろう…それにみろ!今の攻防の間に奴は…砂場に大阪城を作った上に着替えて茶まで立てている!」

E組「「は、腹立つーー!!」」

渚「(なんで…大阪城?)」

烏間「クラス全員が俺に当てられるようになれば少なくとも奴の暗殺の成功率は格段に上がる……ナイフや狙撃、暗殺に必要な基礎の数々、体育の時間で俺が全て教え……いや、叩き込ませる!」

そして授業後、
ゲイツとツクヨミは、このクラスにほんの少しだが引いていた

ゲイツ「ここなんかやばいな…」

ツクヨミ「そうね…最近読んだ漫画の登場人物みたいにイかれてる」

ゲイツ「なんだその漫画……」

ツクヨミ「なんか呪いで戦うやつ……読み方わからない」

ゲイツ「なんで読みかたわからないのに買ったんだ…」


矢田「烏間先生って怖そうだけどかっこいいよねー」

倉橋「それそれ〜、ナイフ当たったら褒めてくれそ〜」

速水「…なさそう」

矢田「ツクヨミさんはどう思う?」

突然質問を投げかけられ、少し混乱するツクヨミだったが、丁度手元にあった呪いで戦う漫画のページをめくり矢田に見せ、

ツクヨミ「私はこの夏○傑って人が好きかも」

戦兎「え…俺、高○ちゃん推しなんだけど、許せないほんとゆるさん」

矢田「え、ええと…それは…ちょっと危ないからやめよっかー」


杉野「次は小テストかー、ヤベーイ……」

渚「あはは…そうだよね」

二人は話しながら校舎に戻ろうとしていた
なぜか視線を感じ、後ろを振り向く
すると

「久しぶり、E組のみんな」

渚「カ…カルマ君、帰ってきたんだね」

カルマという少年は、渚たちの後ろにいた殺せんせーを見るなり笑顔で彼の元へ走っていった

カルマ「あれが噂の殺せんせーってやつ?すっげ、本当にタコみたいだー」

殺せんせー「赤羽業(あかばね カルマ)君…!今日から停学明けと聞いていました。初日から遅刻とはいけませんねぇ」

カルマ「あはは、生活リズムが戻らなくてさ。下の名前で気安く呼んでよ、殺せんせー」

殺せんせー「こちらこそ、楽しい一年にしていきましょう!」

二人が握手をした途端、殺せんせーはカルマの腕を掴んだ

殺せんせー「むむ、掌に対先生ナイフが!」

カルマ「あれれ、わかっちゃった?」

殺せんせー「あの時のように、何度も同じ手には引っかかりませんよ、ヌルフフフフ」

渚「あの時……?」

すると、なぜか殺せんせーの触手二本が溶けた

カルマ「おっと、油断してたらいけないよ?ベラベラ喋ってるうちに触手溶かしちゃった」

殺せんせー「…!」

E組「「!?」」

杉野「おい嘘だろ…!?」

中村「あの殺せんせーにダメージを…!」

カルマ「ふーん、本当に効くんだ…このナイフ……凄く単純な手に引っかかるって…ビビってんの?」

彼は殺せんせーの顔を覗き込み、ニヤリと笑いながらこう言った

カルマ「殺せないから殺せんせーって聞いてたけど…もしかして先生ってちょろい?」

殺せんせーの顔は真っ赤に染まり
完全に切れていた

カエデ「ねえ渚、私E組に来て日が浅いからよく知らないんだけど、カルマくんってどんな人?」

ゲイツ「それについては俺も同じだ…見た感じ不良生徒って感じだが…」

渚「…ええと、1年と2年でクラス同じだったんだけど…2年の時に問題起こして停学になって…E組にはそういう生徒も"堕とされる"んだ」

カエデ「な、なんかすごい…」

ゲイツ「…多分あの赤羽というやつは、このE組の中でも群を抜いて頭がいいのだろう?」

渚「…そうだよ」

ゲイツ「なるほどな…らしいぞツクヨ……おい聞いてるのかツクヨミ」

ツクヨミ「…待って、今いいところ」

ゲイツ「お、お前今度は何の漫画読んでるんだ…てかどこから漫画出してんだ…」

ツクヨミ「この……女子高校生たちが仲良くキャンプする漫画面白い。よくわからないけど…私もこんな人生送りたい」

ゲイツ「そ…そうか……」

戦兎「ツクヨミー、読み終わったー?"ヨミ"だけに」

ツクヨミ「まだまだ。あともう少しかかるから」

戦兎「りょー、てか凄いなー赤羽とか言う人。正義のヒーローも黙っちゃいないぜ」


烏間「もしもし、防衛省の烏間だ」

??「お、烏間さん、どうだった?」

烏間「君の嫌な予感…と言うものが当たった気がする…赤羽業と言う人間…嫌な気配がする」

??「やっぱそうでしたかー、でも、この予知に最悪の未来はないから安心してくださーい。でも一つ忠告しておくと……彼はちょーっとやばいやつ…てとこかな!んじゃ」

烏間「ああ」


カルマ「……」

逃げないでよ殺せんせー、本当の暗殺が何か…
教えてあげるよ

To be continued…


次回予告

「あげせん、食う?」

「あれれー?先生って本当にビビりなんだぁ」

「カルマ君…もしかして!」

「やっぱ彼、めちゃくちゃ危険だ」

「この漫画凄く面白いわね…」


EP8「業火ーカルマー 2021 の時間 2時間目」
さあて次回も!サービスサービスゥ!


多分前回でも言いましたが、
この世界のゲイツとツクヨミは、ジオウ本編のゲイツとツクヨミではありません
なので、ジオウ本編のキャラと多少異なります
別の世界の人間だと思ってもろて

エグゼイド編に登場しました、カズマとダクネス、バニルは今後も登場させる予定です
登場しないと物語進まないので

ちなみにツクヨミが読んでいた漫画、
皆さんはわかりましたか?これからもツクヨミに漫画を読ませて知識を植え付けていきますのでよろしくお願いします

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.8 )
日時: 2021/05/11 01:13
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

8話 業火ーカルマー 2021の時間 2時間目

6時間目、渚達は小テストをしていた。いつもは集中して行えるテスト
だが、今日は少し違和感があった

ブニョブニョと気持ち悪い音が耳の中に入り込む

それは、目の前にいる殺せんせーが原因だ
触手なので柔らかいため、いくら殴っても壁にはヒビすら入っていない

岡野「ブニョンブニョンうるさい!小テスト中でしょ!すごくムズ痒いんだけど!」

殺せんせー「す、すみません!」

壁にパンチをやめたと思うと
今度は後ろの方から声が聞こえた

寺坂「おいカルマ、あのタコ怒らせても良いのか?」

カルマ「殺されかけたら怒るのは当たり前じゃん寺坂。しくじってちびっちゃったどこかのアホとは違ってさ」

寺坂「…ちびってねえよ!テメェ…喧嘩売ってんのか!?」

殺せんせー「コラそこ!小テスト中ですよ!大きな音立てない!」

先生がそう言うが、
ブーメランが自分に返ってきている、ということに気づいて欲しい

カルマ「ごめんごめん殺せんせー。俺もう終わったから、ジェラート食べて静かにしてるわ」

殺せんせー「ダメですよ授業中にそんなもの……って!それは先生が昨日イタリアに行って買ったやつ!」

E組「「(おまえかよ!!)」」

カルマ「あ、ごめーん、職員室に冷やしてあったからさ」

殺せんせー「ごめんじゃ済みません!とある漫画の聖地巡礼に来たついでに買ったものなのに!」

カルマ「へー、で、どうすんの?殴る?」

カルマは余裕そうにジェラートを舐める

殺せんせー「殴りません!残りを先生が舐めるまでです!」

そう言ってカルマの方へ歩き出したが
ある異変に気付いた

いきなり殺せんせーの足部分の触手が溶け始めたのだ

殺せんせー「(なっ…対先生BB弾……!?いつのまに……!)」

カルマ「あっははは!また引っかかっちゃった!」

殺せんせー「……」

カルマ「何度でもこーいう手は使うよ、殺せんせー。授業の邪魔だとか、プライベートの邪魔とか関係ない。嫌なら俺でも他の誰かでも殺せば良い、俺にとっちゃどーでも良い話だから。
でもその瞬間から、あんたは他のみんなから先生としてみてもらえない。
ただの人殺しのモンスター…あんたの立場は俺に殺されたことになる……はい、テスト。多分全問正解
じゃね、先生!また明日もあそぼ 」

彼はテストの解答用紙を殺せんせーに渡すと、スタスタと教室から去っていった
空はほんの少しだけ、曇っていた

翌日

いつも通りに渚達は教室へと入っていく
これがいつもの日常……しかし、今日はいつも通りでなかった

殺せんせー「おはようございます………あれ、みなさんどうかしましたか?」

目の前を見ると、タコが無惨に殺されてしまっているではないか

カルマ「あ、ごめーん!殺せんせーと間違えて殺しちゃったー。捨てとくから持って来てよ」

殺せんせー「わかりました」

先生は言われた通りにタコを持ってカルマの方へ近づき、それを見たカルマはニヤリと笑い、ナイフを取り出す

ーこいよ殺せんせー。まずは体じゃない、あんたの心からじわじわと殺してやるよ

先生はカルマの前に立つと、触手をねじりドリルのような形状に変え、なにかを作ろうとしていた

殺せんせー「先生は暗殺者を決して無事で返さない」

その刹那、カルマの口の中に何かが入った

カルマ「あっつ!!!」

殺せんせー「その顔色では朝食を食べていないのでしょう。マッハでたこ焼きを作りました、これを食べれば健康優良児に近づけますねぇ。はい、あーん」

カルマ「………」

カルマは黙って、殺せんせーを睨みつける

殺せんせー「先生はね、お手入れをするのです。錆びてしまった暗殺者アサシンに……今日1日、本気で殺しに来るが良い、その度に先生は君を手入れする」

カルマ「…」

殺せんせー「放課後までに、君の体と心をピカピカに磨いてあげましょう」

………………

殺せんせー「皆さん、今日は紹介したい人がいます」

???「やあやあこんにちはー、椚ヶ丘のみんな〜」

入ってきたのは、
サイドを残し、オールバックにした前髪と、首から下げたブリッジ部のないサングラス
わずかに赤みの強い茶髪に、薄い青の目をした青年だった

E組「「(何だこのイケメンは!!)」」

と、誰もが思った

迅「という事で、しばらくここを監視させていただくことになった、実力派エリートの迅悠一(じん ゆういち)でーす、よろしく」

烏間「俺から説明させてもらう。彼は防衛省のライダー組織『ボーダー』の隊員だ。これからこのクラスの監視を行ってもらうこととなった」

E組「「(よくよく考えたらなんかヤバそう)」」

ツクヨミ「この人漫画で見たことある」

ゲイツ「ツクヨミ?」?」

ツクヨミ「トリガーで戦う漫画で見たことあるわ」

戦兎「おいやめろそれ俺の立ち位置メタ発言は俺の仕事だから奪うな奪うならゆるさん」

ゲイツ「お前ら……」

迅「とりあえずよろしく!」

カルマ「……」

…………

場面は変わり、ここは旧校舎の裏山
カルマは見るからに機嫌が悪そうだった

カルマ「…クソが」

渚「カルマ君!」


迅「烏間さん、今やばい未来が視えた。今すぐ裏山に向かおう」

烏間「わかった」

矢田「嫌な予感…??」

カエデ「私たちも行ってみよ!」


カルマ「……」

カルマは下を俯いたまま、黙り込んでいる
そこへ迅たちが駆けつける

迅「調べさせてもらった、お前の過去」

カルマ「あー、実力派エリートがどうとか言ってた人ね…あんた」

迅「君…あれでしょ」

カルマの2年の頃の担任の名は、大野といった
彼は成績優秀のカルマを気に入っており、
いつでもカルマの味方だと言い張った

しかし、E組の生徒をかばい本校舎の生徒にけがを負わせた際は
大野は己の身のためにカルマを裏切り、カルマを責めた

裏切られたショックで教師という存在を信じられなくなり、殺せんせーを徹底的に潰そうとした

迅「お前、ただのいいやつじゃん、あげせん食う?」

E組「「(なんでそうなる)」」

カルマ「…そう、めちゃくちゃ調べてんじゃん、さすがボーダー様。…で殺せんせーさ、先生って生徒の命を守るんだよね?命がけで生徒を守るの?」

殺せんせー「ええ、もちろんです」

カルマ「…そっか、ならよかった……これなら確実に殺せる」

またニヤリと笑い、銃を殺せんせーの方に向け落下し始めた

ーさあどうする? 助けに来ればあんたは確実に撃たれて死ぬ!

すっげ!これが走馬灯ってやつ?
あの日の出来事が馬鹿みたいに出てくる

面白すぎ、今になってみると本当に面白い…!

俺さ、初めて知ったよ。 人は生きていても死ぬんだって

そいつに絶望したらもう…俺にとっても死んだと同然だ

殺せんせー!あんたは俺の手で殺してやるよ!さあ、あんたはどの死を選ぶ??

烏間「これはやばいんじゃないか…?」

迅「それはどうかな」

次の瞬間、カルマを受け止めるかのように
触手が蜘蛛の巣状になって固まる

カルマ「えっ……??」

殺せんせー「カルマ君。自らを使った計算尽くの暗殺、見事です!音速で助ければ君の体は耐えられない、かといってゆっくり行けば君に撃たれる…ヒヤヒヤしましたよ」

カルマの体にはネバネバとした触手がひっついており、なかなか動けない

殺せんせー「これでは撃てませんねえ…ヌルフフフフ。ああ、ちなみに先生に"見捨てる"という選択肢はない。いつでも信じて飛び降りてください」


渚「カルマ君、随分と無茶したね…」

カルマ「いや別に…今のが一番暗殺できると思ったんだけどな…」

殺せんせー「おやおや?ネタ切れですか?ヌルフフフフ……報復用の手入れ道具ならたくさんありますよ?君も案外ちょろいですねー」

舐めたような顔で見つめる先生に
カルマは笑いながら

カルマ「…殺すよ、明日にでも」

迅「一件落着かな!(………とまではいかないようだが…まだ嫌な予感が消えていない…俺のサイドエフェクトがそう言ってる)」

…………………………

「……これで誰も傷つかない世界の完成だ」


To be continued……



-open your eyes for next faiz-

「先輩、もしかして口説いてます?ごめんなさい一瞬ちょっとトキメキかけましたが冷静に考えてやっぱり無理です」

「君、面白いこと言うね」

「あーしさ、今が楽しいんだ。だから余計なことしないでくれる?」

「仮面ライダー555が二人…!?」

「全ての世界において、仮面ライダーは二人以上存在してはならない…」

EP9「555・913・2021」の時間

青春を謳歌する愚か者ども
砕け散れ

そして

次回より

1学期-戦士の誕生と継承 編

本格スタート!!

「よう、無事か?メガネ君」

「仮面ライダーは正義のために戦ってるんじゃない…己の願いのために戦ってんだよ」

「僕がそうするべきだと思っているからだ!」

「君…何か隠してるよね……それもかなりやばいやつ。俺のサイドエフェクトがそういってる」

「お前、つまんない嘘つくね」

「通りすがりの実力派エリートでーす!」



「なんだ、バカヤロー」

「○○ちゃん、約束を果たしに来たよ」

「うわなにをするくぁwせdrftgyふじこlp」

「これだけの事してくれたんだ…あんたらの修学旅行は…入院だ」

「アギトが○○ちゃん?ナイナイ!あんな可愛い子がそんなわけ…」

目覚めろ、その魂!



「憎悪も恐怖も後悔も…全て出し切れ!!」

伝説とは……


踏みにじるものか……


「アークルを体内に…!?お前…なにやってんだ!」


それとも


「と言う事で君、死刑ね」


塗り替えるものか……


こんな奴らのために、これ以上誰かの涙を見たくない!
みんなに笑顔で、いて欲しいんだ!!

だから見ててくれよ!

俺の!変身!!






やっと……本格的にスタートします
予告に出た仮面ライダーが誰かは想像つくと思います

ビルド編、エグゼイド編は終わっていますが
この二つは物語に深く関わってきます
よろしくお願いします


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