二次創作小説(紙ほか)
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- 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜
- 日時: 2021/03/21 15:26
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
初めまして、宇治抹茶です
名前の由来は、ごちうさと抹茶が好き
この二つだけです
性別は男、年齢は地球と同い年です
よろしくお願い致します
設定
この話は、仮面戦士たちの戦いに
落ちこぼれE組が巻き込まれていくお話です
主人公などは特に決めておりません
皆さんのご想像にお任せします
暗殺教室本編で掘り下げられなかったキャラたちの過去回想を
勝手に妄想して掘り下げます()
メタ発言、下ネタシーン、シリアス、鬱展開などありますがよろしくお願いします
第1話の方は後ほど投稿いたします
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.1 )
- 日時: 2021/03/23 23:51
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
1話 暗殺の時間
記録 2021年 3月12日 東京
なんの変哲も無い日々を過ごしてきた我々を
ある出来事が襲った
「速報です。たった今、月の7割型が蒸発し、失われたとの情報が入りました、繰り返します」
「我々は、もう一生三日月しか見られないのでしょうか」
「えっ…マジかよ嘘だろ!?」
「ほんとだ…三日月だ……!」
「は!?」
彼方此方で聞こえる野次馬の声
これを聞いた者たちは当然大混乱を起こした
月が失われた原因は分かっておらず、真相は未だ闇の中だ
「…月が7割消滅か……現実世界にこんなことが起こっちゃまずい、今すぐにでも歴史を変えに行こうか」
記録 2021年 某日 午前8時30分
ここは東京都椚ヶ丘市、中高一貫の名門校があることでも有名だ
その名門校の名は、《椚ヶ丘学園》
優秀な生徒を多数輩出してきた、まさに"こわいものは何もない"という学校である
そして、椚ヶ丘学園の1kmほど離れた山奥に、古ぼけた木造の校舎がある
その校舎には、25名ほどの生徒が通っている
全員席に座って、何かを待っているかのように黙りこくっている
しばらくすると、廊下の方から ヌチャ ヌチャ と、気分が悪くなるような音が聞こえてくる
教室の扉が ガラガラと開けられ、教壇に立ったものは…
体色は黄色、手足はなく、代わりに触手が生えている
「えーそれでは、ホームルームを始めます。日直の人は号令を」
少年「き、起立!」
少年の声とともにクラス全員が立ち上がり、銃をその怪物に向ける
少年「気を付け、礼!!!」
それとほぼ同時に全員の銃から弾が連続で発射される。怪物はそれを光の如く避ける
怪物の速さは異常で、生徒たちの弾は1発たりとも命中していない
「おはようございます。発砲したままでも結構ですので出欠をとります、磯貝君」
磯貝「はい!」
「すみませんが銃声の中なので大きな声で」
磯貝「はい!!」
「岡島君」
岡島「はい!!」
「奥田さん」
奥田「…はい!!」
____________________
「…はい、遅刻なしっと。素晴らしい!!先生とても嬉しいです」
中村「速すぎー」
E-17 中村莉桜
磯貝「クラス一斉射撃でもダメなのかよ…」
E-2 磯貝悠馬
この少年たちは殺し屋
そしてターゲットは、教壇に立っている怪物
この怪物こそがクラスの担任であり、暗殺対象でもある
「残念ですねぇ〜、今日も命中弾ゼロです。数に頼る戦術は、個々の思考を疎かにする。目線、銃口の向き、指の動き、一人一人が単純すぎます、もっと工夫しましょう。でないと、最高速度"マッハ20"の先生は、殺せませんよ?」
前原「…いや、てかさ、ホントに全部避けてんのかよ」
E-22 前原陽斗
杉野「どー見ても、これただのBB弾だろ。当たってるのに、我慢してんじゃないの?」
E-13 杉野友人
怪物「…言ったでしょう、この弾は君たちにとっては無害ですが」
怪物は拳銃にBB弾を込め、自らの触手に放ってみせた。すると、その触手は弾けて床を転がりまわった。それも、ビチビチと気持ちの悪い音を立てて
E組全員「「「!?」」」
「国が開発した対先生用触手弾です。当たれば、先生の細胞を豆腐のように破壊できます。もちろん、数秒あれば再生しますが」
ビチビチと暴れていた触手は、みるみるうちに元の形へと再生した
「だが、君たちも目に入ると危ない。先生を殺す以外の目的で、室内での発砲はしないこと」
その怪物は、顔色を緑と黄の縞模様に変え、
「殺せると良いですねぇ、卒業までに」
と馬鹿にしたように言う
「さあ弾を片付けて、授業を始めます」
椚ヶ丘学園 中等部3年E組の生徒は暗殺者
始業のベルが、今日も鳴る
ここから渚目線
僕は潮田渚、出席番号はE-11
見た目でよく女と勘違いされるけど、性別は男
僕等がこんな状態になったのは、3年生のはじめ、僕等は二つの事件に、同時に巻き込まれたから
一つは、月の爆発して、三日月型になったこと
そして、二つ目の事件がこれ
「はじめまして、私が月をやった犯人です」
「「は?」」
「来年には地球もやる予定です、君たちの担任になったので、どうぞよろしく」
「「(まず5、6箇所突っ込ませろ!)」」
クラス全員そう思った
「あー、防衛省の烏間と言う者だ。まずは、ここからの話は国家機密だと理解いただきたい。」
烏間と名乗った男の人は、間を置くと、衝撃の言葉を口にした
烏間「単刀直入に言う、この怪物を、君たちに殺してほしい。報酬金額は、100億円だ」
E組「「「!?」」」
クラス全員の目が「¥」の文字になった
烏間「当然の額だ。地球の未来がかかっているからな」
「無理ですね。政府でも殺れない私を、君たちが殺れるわけがない」
謎の怪物の体色が、緑と黄の縞模様のようになる
烏間「あれをみろ、緑色の縞模様みたいなやつが馬鹿にしている顔だ」
E組「「「どんな顔だよ!」」」
「さてみなさん、残された一年を有意義に使いましょう。殺せるといいですねぇ、卒業までに。ヌルフフフフ」
突っ込みたいことは山ほどあったが、なんだかんだあって今の状態に至っている
でも毎日平和に学校を過ごせていた。あの事件に巻き込まれるまでは
____________________
「ここが2021年東京……2071年とは大違いだ…待っていろよ魔王、今すぐにでもその野望を終わらせてみせる」
To Be continued
次回予告!
???「今日は君にとって、特別な日になるだろう」
謎の男が渚の前に現る…!?
渚「特別な日…??」
???「空手……テニス…ベストマッチじゃない……」
謎の少年「見つけたぞオーマジオウ!今すぐその野望を終わらせてみせる…!」
謎の少女「おねがい!王になるなんて馬鹿な事言わないで!」
渚を襲う謎の少年少女
「目の前で傷ついている人がいるのに、何もせずただ突っ立って見てろって言うの!?」
渚たちの運命やいかに…!?
次回!「キングダム2071の時間」
さぁて、この次も〜!、サービスサービスゥ!!
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.2 )
- 日時: 2021/04/11 00:27
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
EP2 キングダム:2071の時間
「今日午前10時30分、柳沢氏らが、"新種の細胞を見つけた"と発表しました」
「まーた柳沢かよ、どーせデタラメだろ?」
「まだ名称は明かされてないらしいな、あいつほんとなにがしてえんだ」
大型ビジョンに群がる野次馬達
彼らからは"驚き"ではなく「どうせ嘘」や、「そんなものない」などの声ばかりで
賞賛の声はほとんど上がっていない
渚「新種の細胞かあ…」
杉野「今週はこの話題で持ちきりだなー」
茅野「あの柳沢って人が作った細胞、うねうねするらしいよ」
杉野「なんかそれ気持ち悪いな」
渚「あははは…そうだね」
世間は謎の細胞で騒ぎ立てているが
渚達の日常は変わらない
……………
「さて、転校生を紹介…したいところですが、残念ながら今日は来れないみたいです」
前原「ふーん」
杉野「その転校生はいつくんの?」
「明日のお昼頃来るそうです!」
磯貝「明日か…家の事情?」
「そこまではお答えできません」
前原「殺せんせー、それはねえぜ〜?せめて男か女かくらいは…」
この殺せんせーという名前は
目の前に立っている謎の生命体…もとい教師の名前だ
数日前に遡る
茅野「そういえば、先生の名前、まだ聞いてなかったね」
茅野の一言で、先生は何か思い出したかのように
「あっ!」と言う
「そうですよ皆さん!私の名前はなんですか!」
E組「「こっちの台詞だよ!!」」
クラス中からツッコミが入る
「と言われましても…私、名前がないんですよね」
前原「つっても区別しにくいからなー」
茅野「殺せない……ころ……ころ………"殺せんせー"、なんてどうかな?」
杉野「いいなそれ〜!」
ということで殺せんせーという名前で定着した
殺せんせー「転校生はまたのお楽しみということで!」
E組「ええ〜〜!!」
殺せんせー「そんなに残念がらないでください!先生まで悲しくなっちゃうでしょう!」
E組「いやしらねーよ!」
下校
渚「早く家に帰らなきゃ」
と、坂を登っている途中に、とある男とすれ違った
すれ違いざまにその男は
「潮田渚、今日は…君にとって特別な1日となるだろう」
と言うと、
どこかへ消えていった
渚「…特別?」
そう思っていた直後、渚の真上に巨大な戦闘機のようなものが飛んでいた
少し嫌な予感がした
その嫌な予感は的中し、戦闘機は渚に向けて攻撃を仕掛けてきた
?「見つけたぞオーマジオウ!!その息の根を止める」
渚「えっ……オーマ…なんて?」
?「お前が知る必要はない」
女子高生1「ね、ねー○○、明日遊ばない?」
女子高生2「…え、どうして?」
女子高生1「明日一日中暇っていうか…その、□□も誘ってるから3人揃って行きたいっていうか…」
渚「…あの人たちが危ない!」
???2「乗って!」
突然、後ろから声をかけられたと思えば
同じ形状の戦闘機がこちらへやってきたではないか
渚は驚きすぎて「何が何だかさっぱりピーマン」という感じだった
渚「えっ、ええっ!?僕何かした!?」
???2「いいからはやく!」
渚「は、はい!」
乗ってみると、そこには一人の少女がいた
渚「え、えっと…あなたは?」
ツクヨミ「私はツクヨミ、2071年から来たの」
渚「に、2071年!?」
ツクヨミ「信じられないと思うけど…今はそんな暇ないから信じてちょうだい」
渚「は…はあ」
………
一人の青年が、バスケットボールのシュート練習をしている
バスケットゴールにボールがあたって跳ね返り、道路へと転がってゆく
ボールは拾えたが
こちらへ黒塗りの車が向かってきているではないか
このままだと撥ねられてしまう
しかし、体はうごかなかった
青年「うあぁぁぁっ!!」
車に撥ねられると言う寸前、その車は動きを止めた
???「決めたよ、君に」
と、動きの止まった車の後ろから
自分より幼い少年が現れた
青年「…何が起こってるんだ!?
???「本来の歴史では、君は車に撥ねられちゃうんだ。ただし、僕と契約すれば……」
少年「助かるのか?」
???「そういうこと!………どうする?」
青年「……ああ、契約する」
???「物分かりのいい子だね!」
すると、その少年は
時計のようなものを青年の胸のあたりに押し込んだ
その時計は体の中に入り
青年を怪物の姿へと変えた
その姿は"仮面ライダービルド"に似てはいるが
色は全体的に暗く、右胸にはBUILDという文字が刻まれている
青年「うあぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
???「今日から君が、"仮面ライダービルド"だ!」
すると、時は動き始めた
?「………」
少年A「な…なんだあいつ!」
少年B「に、にげろ!!」
二人の少年は、追いかけてくる"仮面ライダービルド"に恐怖を覚え
逃げようとしたが、逃げることはできなかった
"仮面ライダービルド"は、どこかからボトルを取り出し
少年二人を吸い込んだ
?「テニス……空手………ベストマッチじゃない…」
2021年 4月XX日
………
ツクヨミ「ここまでくればもう安心よ、さ、はやく降りて」
渚「…あ、はい……で、その……僕を狙っている理由って?」
ツクヨミ「あなたは今から50年後、時の王者オーマジオウとして降臨する…オーマジオウは人々を苦しめ、希望のない世界を作ろうとしている……そこで来たのが、さっきあなたを襲った明光院ゲイツ」
渚「……オーマジオウ…どこかで聞いたことあるような…」
降りた先は椚ヶ丘学園の校門前
あまり人通りはない
すると、近くから人の叫び声が聞こえた
人「ぎゃぁぁぁぁ!!」
人2「こないでええええ!!」
渚「…あれは??」
ツクヨミ「アナザービルド…!」
渚「あなざー……?」
ツクヨミ「あなたは下がってて」
アナザービルド「…ベストマッチじゃない……本物いない…ベストマッチじゃない……」
渚「ベストマッチ…?」
女子高生1「○○〜どこいったの〜〜?」
渚たちの前を通ったのは、先程見た女子高生だった
女子高生1「…えっ?なにあれ……」
アナザービルド「…ベストマッチ……ベストマッチ…」
女子高生1「キャーーー!!!」
渚「…あ!」
ツクヨミ「なにもしないで」
彼女は片手になにか時計のようなものを持っている
渚「…それはなんですか?」
ツクヨミ「…ライドウォッチよ。仮面ライダーに変身できる。でもあなたは使っちゃいけない」
渚「仮面ライダー……ただのアクションドラマだと思っていたけど…実在したんだ……なんで変身しちゃいけないんですか?」
ツクヨミ「さっきも言ったわ…あなたは魔王になるの、だからダメ」
女子高生1「…や…やめて!」
渚「目の前で傷ついている人がいるのに、何もせずただ突っ立って見てろって言うの!?」
ツクヨミ「…当たり前よ、あなたは魔王になるのよ?魔王にならないなら、犠牲の一つや二つくらいは…」
渚「…!」
渚は無理やりツクヨミからウォッチを奪った
渚「…今僕が動かなかったらあの人は死んでしまう…僕はみんなに笑っていてほしい、絶望の顔なんて見せないでほしい。僕は王になるよ」
ツクヨミ「王様になるなんて、ふざけたこと言わないで!」
「そう…王になっていただかねば」
渚「え?」
聴き覚えのある声だなと思い振り向くと
そこには、下校途中にすれ違った不気味な男であった
ツクヨミ「…ウォズ、あなたなんで?」
どうやらツクヨミは彼を知っているようだ
ウォズ「ジオウの力は史上最強。その力を使えば世界はおろか、過去も未来も望みのまま」
渚「…そうすると、最低最悪の魔王になるんでしょ?」
ツクヨミ「だからやめて、魔王になんかならないで!」
渚「…決めたよ、僕は……魔王になる。最低最悪の魔王じゃない、最高最善の魔王になってみせる」
ウォズ「ファ?」
渚の意思が通じたかのように
ライドウォッチが形を変えた
ウォズ「…我が魔王、これを」
彼の差し出したものはジクウドライバー
仮面ライダーに変身することができるアイテムだ
渚は何故か見覚えがあった
渚「…」
自身の腰にジクウドライバーを装着する
ライドウォッチのボタンを押し、ジクウドライバーに取り付ける
渚「…変身!!」
その声と同時に、ジクウドライバーを回転させる
RIDER TIME !
仮面ライダー!ジオウ!!
彼の体をライダースーツが覆い、
顔には 「ライダー」という文字が書かれている
ウォズ「祝え!全ライダーの力を受け継ぎ、時空を超え、過去と未来を示す時の王者。その名も仮面ライダージオウ。まさに生誕の瞬間である」
ツクヨミ「…そんな……」
渚「…なんか…いける気がする」
女子高生1「ちょ、ちょ、こないで!」
襲いかかろうとする"仮面ライダービルド"の胸のあたりを殴ると、
そいつは勢いよく吹っ飛んだ
渚「…いけた!?」
?「…!!」
"仮面ライダービルド"は、ジオウに襲いかかるが
難なくかわし攻撃を当てる
すると、ベルトから"ケン"の文字が飛び出し
剣のようなものが出てきた
渚「…これって……剣?」
"仮面ライダービルド"が光の球のようなものを投げてくると同時にそれを切り捨て、ビルドを追い詰めて行く
ジオウは剣にライドウォッチをはめ、ビルドに狙いを定め飛ぶ
「フィニッシュタイム!」
「ZI-O ギリギリスラッシュ!」
ビルドをギリギリスラッシュで斬ると、ビルドは
大爆発を起こした
渚「…や、やった!」
…
??「歴史は変えられなかったようだな」
安堵している渚へ、男が近寄ってくる
彼は明光院ゲイツ。
ゲイツ「なんで魔王になる道なんて選んだ!?」
渚「…僕が選んだ道。いや、僕は生まれた時から、決まってたんだと思う」
ゲイツ「…」
ゲイツの脳裏に、オーマジオウのある言葉がよぎる
「お前たちに、私を倒すのは不可能だ。なぜかわかるか?私は生まれながらの……王である」
ゲイツ「そうか…なら俺は、ここでお前の道を終わらせるだけだ」
渚「…へ?」
彼はジクウドライバーを腰に装着すると
ライドウォッチをベルトに取り付けた
ゲイツ「変身!!」
ジクウドライバーを回転させる
RIDER TIME
仮面ライダーゲイツ!!
彼は変身したと同時にもう一つのライドウォッチを取り出した
「ゴースト!」
そのライドウォッチは"仮面ライダーゴースト"であった
それをジクウドライバーの左側に取り付け、もう一度回転させる
アーマータイム!!
カイガン!ゴースト!!
ゴーストのアーマーが装着され、渚に襲いかかる
ゲイツ「行くぞ、オーマジオウ!」
渚「あ、え、ちょ、ちょっとまって!?」
次回予告
ゲイツ「未来のためだ、消えてもらう」
渚「え、ちょっと待って!?」
ツクヨミ「これが…私たちの知ってるオーマジオウ?」
「あれは…仮面ライダービルド……また始まったのね」
殺せんせー「転校生を紹介します」
「勝利の法則は決まった!」
EP3 ベストマッチ:2021?
作者からあとがき的な何か
ええと、最初に言っておきます
この物語は「ハッピー」路線ではありません
ご了承ください
「2021年って令和じゃね?時空歪んでね?」とかツッコミどころあるかもしれませんが
多分その謎は解決させますのでよろしくお願いします(本当に解決させるとはいってない)
あ、多分前置きでも言いましたがいくらジオウに変身すると言っても渚くんは主人公ではありません
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.3 )
- 日時: 2021/04/11 02:09
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
EP3 ベストマッチ:2021?の時間
………ベストマッチ:2017
ゲイツ「行くぞオーマジオウ!」
渚「え、ちょ、待って!?」
ゴーストアーマーということで、英雄の魂が入ったフード達が渚を襲う
渚は為すすべもなく一方的に攻められた
ゲイツ「これでトドメだ」
ジクウドライバーを回転させ、足を揃え飛び上がる
【フィニッシュタイム!!】
渚にトドメを刺そうとキックをするが、防がれてしまった
ツクヨミの操縦するロボットである
ツクヨミ「ジオウ、あなたは逃げなさい!!」
渚「…あ、わかり…ました!……このバイクって言うのを使えばいいのかな…??」
左腕についている「バイク」のウォッチを投げると
そのウォッチはバイクそのものに変形した
渚「…チャンスだ」
バイクに乗りそのまま逃走した
ゲイツ「クソ!待て!」
渚の姿は見当たらなく、探しようがないと思ったゲイツは返信を解除した
ツクヨミ「…」
ゲイツ「おい、なんで俺を止めた!?」
ツクヨミ「自分でも…よく分からない」
ゲイツ「次は止めるなよ、奴は俺が倒す」
場面は変わりここは椚ヶ丘学園の裏山
この間登場した、青年を"仮面ライダービルド"に変えた少年である
「ジオウが生まれてしまったか…ま、いいや!ここまでは想定の範囲内だ!」
渚「…うー、酷い目にあった〜……うわっ!?」
裏山を駆け下りていると、突然さっき祝っていた男……ウォズが現れた
ウォズ「再びお目にかかれて光栄だよ、我が魔王」
渚「…てかあなた誰ですか?ツクヨミ…ゲイツ……だっけ?その人達の仲間?」
ウォズ「私の名はウォズ、ツクヨミ君やゲイツ君とは違い君の協力者だ。この本によれば、君はこの時の王者に即位するため、覇道を歩む。しかし、タイムジャッカーという者達が君の即位を邪魔し、新たな王を擁立しようとしている」
渚「歴史を変えようとしてるの?」
ウォズ「そう、正しい歴史を守ろうとしているのは私だけだ。君が無事、魔王の道を歩めるよう私が尽力する」
それだけ言うと、ウォズは姿を消した
渚「…あれ?またどこかいった」
少年C「ぎゃぁぁぁぁ!!やめてくれえええ!!」
少年D「あぁぁぁぁ!!」
先ほど倒したはずの"仮面ライダービルド"が、少年の一人をボトルに吸い込んでいく
ツクヨミ「さっき倒した奴が‥なんで!?」
ゲイツ「アナザーライダーか…この時代にもタイムジャッカーが出没するとはな。放っておけ、俺たちは俺たちのすべきことをする」
ツクヨミ「…でも!!」
ゲイツ「…仕方ない」
彼はライドウォッチを取り出し、ベルトに取り付ける
ゲイツ「変身!」
その掛け声とともにジクウドライバーを回転させた
【RIDER TIME】
【仮面ライダーゲイツ!!】
ゲイツ「はっ!」
少年達が襲われていた橋の方へ飛び、アナザーライダーを攻撃する
渚「今日は本当に散々だったなあ…」
と、家の前を何もすることなく歩いていると
またもや先のほどの祝っていた男…ウォズがいた
渚「…わっ!?またいた」
ウォズ「言い忘れてたことがあった…さっき君が倒したアナザービルドだけどね」
渚「アナザービルド?」
ウォズ「失礼、"仮面ライダービルド"と言うべきかな」
渚「仮面ライダービルド!?」
渚は少し疑問を覚えた、その名に聞き覚えがあったからだ
回想
??「君が…潮田渚君か?」
渚「そ、そうだけど…君は?」
戦兎「俺は桐生戦兎、一応椚ヶ丘中学校3年E組に転校する設定になってる」
万丈「俺は万丈龍我、俺も一応そー言う設定だ」
渚「設定!?」
戦兎「…"仮面ライダービルド"と言ったらわかるかな」
渚「…テレビで見たことがある……でもあれって空想の世界じゃ…」
戦兎「そこら辺は俺もよく分からない…気づいたらこの世界に転送されていた。ここは俺達の住んでる世界と4年の時差がある…」
渚「…」
戦兎「とりあえず、明日よろしくな」
……………
ウォズ「…タイムジャッカーが歴史を変えた…今はビルドなんだ」
渚「じゃあ今までのビルドは…」
ウォズ「さあね。ちなみに、魔王の君でもビルドを倒すことはできない。今まさに、ゲイツ君が戦闘中だからね」
ゲイツ「はっ!」
ビルド「…!!」
今のゲイツは、ビルドに完全に苦戦しており、攻撃を与えることなど出来ていなかった
ツクヨミ「どうなってるの…さっきより力が上がってる!?」
ビルド「!!!」
ビルドはツクヨミ達に向け光弾を放つ
被弾しそうになったその時
ジオウに変身した渚が、剣でそれを全て破壊した
そして、ビルドに跳ね返した
ビルド「ぬお……!?」
渚「…大丈夫?」
ビルド「!!」
ビルドはさらに攻撃を重ねるが、渚はそれを物ともせずかわし、ビルドに攻撃を与え続ける
ツクヨミ「あれが…あのオーマジオウ?」
【フィニッシュタイム!!】
「キック」の文字がビルドの周りを覆い、その文字を全て足に集中させ、飛び上がる
ビルドにライダーキックをお見舞いすると、ビルドは爆散した
だが、ビルドはまたどこからともなくやってきた
ゲイツ「…何?」
渚「…やっぱりダメみたい。僕、少し行ってくる」
ツクヨミ「どこに!?」
…
渚はとある喫茶店へやってきた
戦兎と初めて出会った場所である
戦兎&万丈「まじ最高〜〜!!」
万丈と戦兎らしき人物が入ってきたのだが
いや、お前本当にそうなの?と思うくらい別人になっていた
戦兎?「もうライブが最高すぎて…涙がで、出ますよ」
万丈?「何を言っているのだお主、とにかくこれは、ツナ義ーズの伝説の始まりでしかないから!本当に!はい!あの名台詞言って!」
戦兎?「夜は焼肉っしょぉぉ!」
万丈?&戦兎?「フゥゥゥゥゥゥゥ!!」
渚「戦兎くん……?」
戦兎?「だ、誰だ君は」
万丈?「見たことねえ客だな、ここはツナ義ーズカフェだぜ☆」
渚「覚えてない……?あの、ビルマとクローズに力を貸して欲しいんだ」
戦兎?「ビルド?」
万丈?「クローズ?」
自身の右手を見ると、何か機械のようなものが生成された
ライドウォッチである
渚「…へ?なんで持ってるの?」
戦兎&万丈「うわぁぁぁぁ!!」
どうやら正常に戻ったようで、「気持ち悪ぃ」といいながらグッズを全て剥いでいた
万丈「なんだよこれ……確か、お前あれだろ…ほら」
渚「思い出した?」
【クローズ!】
【ビルド!】
万丈「…なんだよこれ」
戦兎「…覚えてるぞ」
なぜか戦兎は記憶を持っていた
ジオウがこのウォッチを使う記憶を
戦兎「お前にこれを返す」
そういうと、ビルドのウォッチを返した
万丈「お、おう…じゃ俺も」
渚「う、うん、ありがとう!」
………
渚「ただいま…!」
ツクヨミ「どこ行ってたの!?」
渚「クローズのビルドのとこ!」
ゲイツ「クローズとビルドだと…!?」
渚「…はい」
渚にクローズのウォッチを手渡され、受け取る
渚「ビルドと一緒に、アナザービルドを倒そう」
ゲイツ「過去に行けば…アナザービルドを倒せるかもしれないと言うことか」
渚「…うん。行こう!」
…………
2017年
アナザービルド「うあぁぁぁぁ…」
女子高生2「…ここ、どこ?」
彼女は
ゲイツに渚が襲われた時
通りかかった女子高生である
なんらかの理由で2017年の世界に飛ばされたのだろう
戦兎「なんだあいつ…」
万丈「…スマッシュじゃなさそうだ」
アナザービルド「…おお!俺、ビルド!お前、クローズ!ベストマ〜〜ッチ!」
万丈に馴れ馴れしく抱きつくが、すぐ弾き飛ばされた
万丈「おえっ、気持ち悪りぃ」
戦兎「ちょっと妬けるな…」
万丈「は?」
【ラビット! タンク! ベストマッチ!】
Are you ready?
戦兎&万丈「変身!」
【鋼のムーンサルト!ラビットタンク! イェーイ!!】
女子高生2「仮面ライダー……ビルド…クローズ…」
万丈「…ん?なんでお前知ってんだ?」
アナザービルドに攻撃しようとしたが、なぜか体に違和感を覚えた
万丈「どういうことだよ!?」
戦兎「…わからない、とにかくあいつを」
アナザービルドはボトルを飲み込み、道路を水の如く潜り始めた
万丈「こいつ…まるでビルドじゃねえか!」
すると、時空の割れ目から渚達の乗った戦闘機がやってきた
渚「…間に合った!」
戦兎「…あれ?あの子どこかで見………」
彼の言葉を途中で遮るかのように、全世界の時が止まった
??「邪魔しないでくれるかな、潮田渚……僕たちは新たな王を両立させようとしているんだ」
時を止めた正体は、アナザービルドを作り出した少年だった
渚「新たな王…?タイムジャッカー…?」
ウール「よく知ってるね!僕はウール、この男はさ、本当の歴史では事故に巻き込まれて命が絶たれるんだ!彼の時間はここで止まる、その止まった時間を、僕が動かしてやったのさ!」
渚「…動かしてないよ。時計の針だったら動かしたり戻したりできるけど、人の人生は巻き戻すことなんてできない」
ウール「面白いことを言うね。若くてもさすがジオウだ。君がどんな未来を選ぶか見せてもらうよ」
すると、再び時が動き出した
渚「…いくよ」
渚とゲイツはジクウドライバーを装着した
【ジクウドライバー!】
渚&ゲイツ「変身!」
【RIDER TIME 仮面ライダージオウ!】
【RIDER TIME 仮面ライダーゲイツ!】
渚「いくよ、みんな!」
女子高生2「仮面ライダージオウ……ゲイツ…また始めたのね…姉さん」
アナザービルド「うぁぁぁぁ!!」
ゲイツ「はっ!!」
渚「…いまこそこれを使う時…!」
【ビルド!】
ジクウドライバーの左側に取り付け、ドライバーを回転させた
【アーマータイム! ベストマッチ!ビルド!!】
渚「何か上手くいける気がする!」
右手についた武器を回すと
なにやら化学式のようなものが見えたきがしたが……
「意味がわからん」 「理解不能」
「理数系苦手なんだよね」 「あ、理解可能」
などの意味不明な文字が出てくるだけだった
万丈「なんかちがくね?」
戦兎「最ッ悪だ」
【フィニッシュタイム!!ビルド!】
アナザービルドを固定し、そのまま一直線に
ライダーキックをお見舞いした
アナザービルド「ぎやあぁぁぁぁ!!」
アナザービルドは爆散し、ライドウォッチと中身の青年が出てきた
そのライドウォッチは砕け散った
渚「…なんとか…なっちゃった?」
ウール「…なにかおかしい、想定の範囲内ではない事が起こった……なんでビルドの世界が変わっていない!?」
……
場面は変わり
青年は元いた場所へ転送された
青年「なんだったんだ今のは」
………
茅野「おはよー渚!」
渚「おはよう!」
殺せんせー「ええ、転校生を紹介します!」
戦兎「俺は桐生戦兎、一応天才物理学者だ。よろしくな」
E組「「なんかやべーやつ来た…」」
渚「あははは……」
次回予告
「またあなたの仕業ね…姉さん」
「…俺、ジャンケンで一度も負けた事ねえから」
「こないだも言ったじゃない、私はどっちでもいいって。ただ納得がいってないだけ。それであの子は満足すると思ってるの?」
「私はタイムジャッカーのオーラ」
渚「天才ゲーマー…?」
EP4 イセカイゲーマー:2021の時間
あとがき的なやつ
予告で察してくれた方もいらっしゃると思いますが
一部のライダー以外、キャラクターを別の人物に置き換えております
なぜかは後々説明します…これは必ず物語中に説明します
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