二次創作小説(紙ほか)
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- 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜
- 日時: 2021/03/21 15:26
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
初めまして、宇治抹茶です
名前の由来は、ごちうさと抹茶が好き
この二つだけです
性別は男、年齢は地球と同い年です
よろしくお願い致します
設定
この話は、仮面戦士たちの戦いに
落ちこぼれE組が巻き込まれていくお話です
主人公などは特に決めておりません
皆さんのご想像にお任せします
暗殺教室本編で掘り下げられなかったキャラたちの過去回想を
勝手に妄想して掘り下げます()
メタ発言、下ネタシーン、シリアス、鬱展開などありますがよろしくお願いします
第1話の方は後ほど投稿いたします
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.34 )
- 日時: 2021/07/20 23:53
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
戦兎「前回のあらすじ。殺人容疑でなぜか逮捕されてしまった俺たち。そこへ新・特状課の課長、桜備秋樽が現れ、事件の詳細を聞く。またまた突如?現れた捜査一課の"泊進ノ介"に付いてくるように言われ、紫髪の少女・シャーロックホームズと出会う。そこでホームズを釣ることに成功し、次は総武高校に在籍している生徒兼名探偵元助手の"君塚君彦"に依頼をするが……どうなる第33話!」
万丈「俺の唯一の出番を取るなよ」
EP33 彼が探偵をやめてしまったのはなぜか
「探偵なんて……御免だ」
ゲイツ「…なぜだ?」
君彦「俺が関わることじゃあないから。俺は今探偵でも助手でもなんでもない」
進ノ介「…ただひとつ言っておくなら、この事件で君が助手をしていた探偵について、深く調べられるかもしれない」
君彦「何を証拠にそんなこと?」
進ノ介「なぜなら…君が助手をしていた探偵の…目撃情報が多数寄せられているからだ……」
君彦「…は?」
進ノ介「君が知らない間、俺たち捜査一課は、君が助手をしていた探偵の、『シエスタ』という女性を追っていた。君が探偵をやめた原因となった…『シエスタ』の死の真相について知るためだ」
君彦「……はあ」
進ノ介は、鞄の中から新聞を取り出す
その新聞の記事の内容は『国の探偵、何者かによって殺害』と、書いてあった
進ノ介「『シエスタ』が亡くなったことは大々的に報道されたはずだ。重要人物だからな。亡くなったはずの人物が街中を歩いているなんて…そんなことあるか?だから俺たちはこうして捜査をしている」
ゲイツ「つまりはあれだろ…なんか…あれ」
言葉が出てこないゲイツを見て、戦兎はため息をつきながら
戦兎「バーカ。その『シエスタ』という女性が、アナザーライダーと何か絡んでいる……"嫌な予感がする"と思ったんでしょ?」
進ノ介「ああ……嫌な予感がするんだ」
渚「…僕も。何故かはわからないけど、嫌な予感がする…」
ゲイツ「…感覚共有してんのか、俺らは」
戦兎「…とにかく行くぞ」
進ノ介「ちょっと待ってくれ」
この場を離れようとしたところを進ノ介に止められる
戦兎「ん?」
進ノ介「そのアナザーライダーを突き止めるために、俺たちは特状課から1人引っ張り出してきた」
すると、進ノ介の後ろから1人の少年が現れる
ギザ歯で、三白眼を持ったその少年は、敬礼をして自己紹介を始めた
森羅「今回、事件解決に協力させていただくことになりました!日下部森羅って言います!よろしくお願いします!」
ゲイツ「よろしくな」
戦兎「あ、ア○ラバーストの人だ。よろしく」
森羅「ア○ラバースト? なんだそれ」
進ノ介「北部を抜けたらカメイユウがある。まずはそこへ行こう」
すると突然、地面が揺れたような感覚がした
嫌な予感がした渚達は、辺りを見渡す。嫌な予感は見事に的中した。1人の怪物が、渚達の方へゆっくりと歩いてきていた
見た目は"仮面ライダードライブ"の"タイプスピード"に酷似している
渚「あれは……!」
ウォズ「あれはアナザードライブ、仮面ライダードライブのアナザーライダーだ」
ゲイツ「お前いつの間に」
渚「そうなんだ」
ゲイツ「なんでお前は驚かねえんだ!?」
そんなゲイツのツッコミも無視される……無視せざるを得ないからだ
アナザードライブ「…ここは1つ、私との戦いに付き合ってもらおうか」
森羅「こい!ベルトさん!」
森羅は渚達の前に立ち、誰かの名を呼ぶ
すると、ミニカーのようなものがアナザードライブの周りを走り抜け、森羅の元へやってきた
森羅「行くぞベルトさん!」
『OK!!シンラ!Start your engine!』
森羅はそのミニカー……シフトカーを、左腕に装着されたシフトブレスに装填する
森羅「変身!!」
ドライブドライバーに信号を送り、森羅にライダースーツが装着される
【ドライブ!タイプスピード!】
最後にタイヤが装着され、"仮面ライダードライブ"となった
ドライブ「ひとっ走りつきあえよ!」
進ノ介「あれは………!」
何かを思い出したかのように進ノ介は森羅の方に手を伸ばすが、突然頭痛が襲ってきた
渚「大丈夫ですか!?」
進ノ介「大丈夫だ、なんともない」
何故か、さっきまでの激痛が嘘のように治っていた
アナザードライブ「…そうか。ライダーのなりぞこないか……お前は」
ドライブ「うるせえ!俺はヒーローになるんだ!ならなきゃならない……そんな気がするんだ!……泊さん!先行っててください!」
進ノ介「……ああ!」
進ノ介は、渚達を引き連れアナザーライダーのいる範囲から逃れた
ドライブ「く……!なんだこいつ!」
ハンドル剣を取り出して対抗するが、なぜか効かない
だんだんと飽きてきたのか、アナザードライブは
アナザードライブ「……全く手応えがない…つまらないね…さよならだ」
と言い、粒子となって姿を消した
ドライブ「…なんだったんだ……あれ?」
ベルト「わからない………シンラ、とりあえず進ノ介達を追おう。久々に挨拶でもしたいからね」
森羅は変身を解除し、進ノ介達を追うために走り出した
-進ノ介達は-
ホームズ「…そろそろ私にも台詞が欲しいのだが……まだか?」
ワトソン「…今言ってますけど」
ホームズ「…それもそうだな……」
戦兎「イチャイチャしてるとこ悪いけど、早く行くよ」
ワトソン「えっ!い、い、イチャイチャなんてしてません!絶対!」
何故かワトソンは頰を真っ赤に染め、走りながら顔を両手で覆い隠す
戦兎「わかりやす」
ここで、分かれ道ができた
椚ヶ丘市は北部まで行くとまるで迷路のようになっている。意味のわからない構造だ
渚「二手に分かれよう」
進ノ介「…わかった」
渚「行くよ。戦兎君、ゲイツ君!」
戦兎「おけ」
ゲイツ「ん」
ツクヨミ「は?もう1人よこしなさいよ」
戦兎「レーナさんクソ強いから」
レーナ「え?」
ゲイツ「もういいから行くぞ!」
そして、彼らは二手に分かれるのであった……
-渚達は-
道が開けた。広場のようだ
人気はあまりない
その広場の中心部に、人影が立っていた
その人影は、渚達がきたことを確認すると、ゆっくりと近づく
ゲイツ「…なんだあれ」
戦兎「…近づいてきてるな。顔も何も見えない。話しかけてみる?」
渚「そうして方が手っ取り早いかもね」
何か危険を察知したのか、ゲイツは渚と戦兎の前に立ちふさがり
ゲイツ「あっ……やめろ!!そいつは危険だ!」
???「待ちわびたぞ……仮面ライダー!」
その人影は、顔が見えなくてもわかるほど怒りに満ち溢れていた。人影は、どこからともなくガイアメモリを取り出す
【クラッシュ!】
それを自らの体に挿入すると、体が変形していった
見た目は巨大トンボを二足歩行にさせたような気持ち悪いもの。
『さあ……味わってもらおうか』
怪物が渚達に襲いかかろうとしたその時、
いつの間にか、2人の男が怪物の目の前に立っていた
渚「あれは…!」
戦兎「探偵の左翔太郎と…その相棒のフィリップだな」
フィリップ「下がっておいた方がいいよ」
そう言われ、渚一行は後ろへ下がる
翔太郎「行くぞフィリップ」
フィリップ「ああ、翔太郎」
【サイクロン!】
【ジョーカー!】
フィリップはサイクロンメモリを、翔太郎はジョーカーメモリを各々のベルトに挿し込む
するとフィリップのベルトからサイクロンメモリが消え、翔太郎のベルトにテレポートする
【サイクロン!ジョーカー!】
フィリップはその場に倒れ込み、翔太郎は竜巻に包まれ、"仮面ライダーダブル"へと変身した
ダブルは、怪物を指差してこう言った
「「さあ、お前の罪を数えろ!」」
………………………
-進ノ介達は-
こちらも道が開けた。人通りは多い
そんな中、白髪の少女が、こちらへ近づいてきているのがわかった
君彦「あ……あれは…」
彼には、それが誰なのか一瞬でわかった
君彦「お前は………シエスタか…?」
シエスタ?「やあ。君と会うのは一年振りだね」
レーナ「……あなたが…名探偵の?」
進ノ介「……あっさり過ぎないか?」
コソコソと進ノ介は話し始める
それにツクヨミとワトソン、ホームズも加わる
ワトソン「なんかおかしくないですか?あっさり過ぎて…なんだか……」
ホームズ「面白くないな」
と、"コソコソ"という大きさじゃない声量で話す
進ノ介「ああぁぁ!なんでそれ言っちゃうんだ!?」
ワトソン「そうですよホームズ!言ったら面白くないでしょう!!」
ツクヨミ「ちょっと、うるさいうるさい。聞こえてるから」
「「「すみませんでした」」」
…………………
「「さあ、お前の罪を数えろ!」」
ダブルが戦い始めた直後に、渚達の前に1人の女性が現れる
その女性は渚の肩をポン、と叩き
???「ごめん、ちょっと渚君もらっていい?」
ゲイツ「…お前は……」
戦兎「あんたは……」
渚「……誰ですか?」
ゲイツと戦兎はなぜか見覚えがあるようだが、渚は初対面のようだ
陽乃「私は雪ノ下陽乃…初めまして、潮田渚君」
To be continued………
次回
「夏凪渚…?」
「これはロイミュードの仕業で間違いねえ!」
「君達の思い次第で、運命は変わる」
「あの娘……本当にあの"名探偵"なのか?」
「おれのサイドエフェクトが、そう言ってる」
EP34「何が探偵を動かすのか」
あとがき
ども、86の最推しキャラはクレナ。宇治抹茶です(グレーテさんも好きだったりとかなんとかかんとか以下省略)
ここから、二つの視点で物語が繰り広げられます
刑事と探偵は、どうやって事件を解決させるのでしょうか!
お楽しみに!!
•これまでクロスオーバーしてきた作品(EP33時点)
・この素晴らしい世界に祝福を!
・ワールドトリガー
・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている
・86 -エイティシックス-
・モンスターストライク-魔術帝都の事件簿-(NEW!)
・探偵はもう、死んでいる(NEW!)
・炎炎ノ消防隊(NEW!)
たまにジョジョの奇妙な冒険に登場する店なども、ジオウでは出てきます。
小ネタも入れてますので探してくださるとありがたいです。
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.35 )
- 日時: 2021/07/29 23:56
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
戦兎「前回のあらすじ。事件の真相を探るべく動き出した泊進ノ介と俺たち仮面ライダー一行。操作の途中、なんか色々あって二手に分かれることとなる。俺たちの運命はいかに…!?さてどうなる34話!地獄をきさまに!HELL 2U(トゥーユー)!!」
万丈「俺の出番奪うなよ!」
EP34 何が探偵を動かすのか
「私は雪ノ下陽乃……初めまして、潮田渚君」
渚「…雪ノ下…陽乃……?」
その名にはなぜか聞き覚えがあった。
今までその名を見たことも聞いたこともないのに
陽乃「…聞き覚えがあるかしら?ひよっこの魔王君」
渚「…ぐっ……!」
突然、渚の脳裏を何かがよぎった
それと同時に、激しい頭痛が襲った
陽乃「…あれを見て」
彼女は、ドーパントと戦っているダブルを指差す
陽乃「命を張って人を救って…世界を救ったというのに、その歴史が今消えようとしている。それがライダーの運命」
渚「…」
陽乃「…でも」
渚「…でも?」
陽乃「君達の思い次第で、運命は変わる」
渚「…」
戦兎「…ちょっと向こう行ってくる」
何を思いついたのか、戦兎は戦っているダブル達のところへ向かい走って行く
ゲイツ「お、おい待て!」
ゲイツも戦兎を追っていく
【マキシマムドライブ!】
ダブルの「マキシマムドライブ」を受け、ドーパントは爆散し、メモリブレイクされた
ダブルは変身を解除し、元の姿に戻った
そこへやってきた戦兎たちを見て
「あ」と2人揃って声を出す
フィリップ「なるほど…君たちが……濡れ衣を着せられた中学生…」
翔太郎「…俺は左翔太郎…で、こっちがフィリップ。泊進ノ介からの依頼でここに来た」
戦兎「……2年先までスケジュール埋まってなかったんだな」
ゲイツ「……何言ってんだお前」
すると突然、笑い声が響いた
笑い声のする方を見るとそこには、先ほどメモリブレイクされたドーパントの変身者が立っていた
変身者の格好は、赤と黒の混じったスーツ、下は黒の長ズボンを履いた、全くこの暑い夏の時期に合わない、不気味なものであった
???「これが仮面ライダーW……面白いじゃあないか…フフフ………フフフフフフフフ…」
その謎の男は、笑いながら去っていった
ゲイツ「お、おい待て!!」
男を追ってゲイツも走ろうとするが、フィリップに服の袖を掴まれる
フィリップ「…追わない方がいい」
ゲイツ「…何故だ?」
フィリップ「あの男から危険な匂いがする……それに、まだ捕まえるべきタイミングじゃない。翔太郎は、どう思った?」
翔太郎「…俺に振るなよ。確かに、あいつを見たらなぜか"嫌な予感"がした……だから泊は俺たちを……」
ゲイツ「…そうか」
戦兎「…とりあえずよろしく、探偵サン」
フィリップ「ああ、よろしく頼むよ」
陽乃「…今、あの子達は出会ってしまった……これから本当に、"サイテーサイアクの未来"ではなく、"最高最善の未来"になるの?」
渚「…まだ、わかりません」
陽乃「…それ、何度も聞いた気がするのだけど」
渚「…?……未来のことはよくわかりません。僕は預言者でもないし、超能力者でもない。いくら仮面ライダーに変身できるといっても、僕はただの人間。いちいち未来のこと考えてたら、何もできないじゃないですか」
陽乃「…」
渚「僕が…必ず"最高最善の未来"にしてみせます」
陽乃「ふ〜ん…面白い子ね。私とは大違い」
顔に笑みを浮かべて、陽乃は去っていった
渚「……あの人、何だったんだろう…」
………
『君と会うのは一年振りだね…』
君彦「…嘘……だよな?」
シエスタ「バカか君は。私が嘘をついているとでも?」
『シエスタ』と名乗った女性は、君塚に一枚の写真を手渡す
シエスタ「突然すまないけど…この少女───"夏凪渚"を覚えているかな?」
君塚「夏凪…渚……?………俺の友人だな…」
突然、君塚の頭の中に、謎の記憶が再生され始める
「あんたが名探偵?」
「人違いだ、失礼する」
「あんた、君塚君彦……だよね?」
「久しぶりだな…シエスタ」
「なにを先に死んでやがる、バカ」
「あたしは何者でもない。ただのまがいもの」
「…ッ!お前が、マームを……!!」
「あたしは夏凪渚……名探偵よ」
記憶は全て断片的で、はっきりとは分からなかった。だが、君塚には夏凪渚の正体や、なにが起こったのか全て分かった
君塚「…誰の記憶だ……?」
シエスタ「夏凪渚は今、椚ヶ丘の何処かにいる」
君塚「……?」
シエスタ「君なら、わかるだろう?」
君塚「……」
泊「ホームズさん、もう少しかかりそうだ。この先に亀井有があるから、先に行っててくれないか…?」
ホームズ「ああ…わかった。いくぞワトソン」
ワトソン「はい」
ホームズとワトソンは、目的地の亀井有へと歩いていった
-亀井有-
ここは、迷路のような住宅街を抜けたところにある、亀井有チェーン店
20年以上前に、とある街に置いてあった店で、今や全国に広がりつつある。大企業へと変化した
だが、殺人事件が起こったためか、一時的に封鎖され、中には捜査官が殺人現場を中心に調査をしている
見張りをしている1人の捜査官にホームズは
ホームズ「探偵だ、通せ」
と、自身の顔写真が載った名刺を捜査官に見せる
捜査官「は、はい!どうぞ、お通りください」
権力というやつか、お約束というやつか
まあどちらでもいいが、とりあえず入ることには成功した
ホームズ「ワトソン、これを見たまえ」
ワトソン「?」
彼女はワトソンに、一枚の写真を見せる
ワトソン「写真……ですか?」
ホームズ「…ああ。それっぽいものだ…だが」
この写真、上半分が白い物体で覆われていて、ほとんどなにも見えない
ワトソン「…人の脚しか見えません……」
ホームズ「ああ…この写真は……まだどこかに落ちてそうだ」
ワトソン「何故?」
ホームズ「君は特撮のコメント欄に現れる荒らしか……ごほん、まあ…"探偵の勘"というやつだ」
ワトソン「は、はあ…」
続けてホームズは、亀井有周辺の溝、ゴミ箱の中など、"探偵の勘"でありそうな場所を探し続けた
ホームズ「ワトソン……あったぞ!!」
ワトソン「あ、あったんですか?」
ホームズ「フッフッフ……聞いて驚くなよ?」
ワトソン「…はい」
ホームズ「写真の切れ端が見つかった」
写真の切れ端はおそらく、先ほど見つけた写真の上部分だろう
その切れ端を写真に当てはめる
すると
ホームズ「……なんだ?これは」
ワトソン「……?」
そこには、白髪の少女と、地味そうな青年が写っていた
………
ここは旧校舎の倉庫裏。迅と烏間が何か話している
迅「烏間さん…まぁたやばいことが起きるよ」
烏間「…なんだ」
迅「"サイテーサイアクの未来"が確定した……それも、なんとかなるレベルじゃあない」
烏間「…」
迅「…おれのサイドエフェクトが…そう言ってる……」
………………………
暗闇が広がる空間。
ここには紅のテーブルと椅子が置いてあるだけで、他はなにもない
そこに先程、クラッシュドーパントに変身し破れた男が座している
???「モラン、今彼らがなにをしているのか、モニターで写してくれ」
モラン と呼ばれた小さな怪物の姿をした生き物は
「セバスチャン・モラン」……謎の男の使い魔である
その使い魔は、モニターを二つ、男に映す
モニターには、『シエスタ』と接触した泊一行と、『仮面ライダーダブル』と接触した渚一行の姿であった
その様子を見ながら、次は新聞を持ち、大きく取り上げられている記事を見る
それは
『犯罪界のナポレオン、現る」
と大きく書かれた、未解決事件の記事であった
???「……〈犯罪界のナポレオン〉か…フッ、悪くない響きだ」
男は「フッ」と鼻で笑い、
席から立ち上がり、暗闇の空間から出ていった
To be continued………
次回
「ホームズ君、私を倒したいのなら、君の全てを懸けてみせたまえ」
「泊霧子…泊進ノ介…詩島剛……こいつらが殺害対象だ」
「あたしは夏凪渚」
「お楽しみは…俺からだ!」
「おまえは"偽物"だ」
「変…身!!」
EP35「戦士はだれのために戦うのか」
なんと、2つから3つにわかれてしまいました
一応 "泊一行"と"渚一行"の二つの視点でわかれていますが…
次回、あの人とあの人とあの人が出ます!
お楽しみに
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.36 )
- 日時: 2021/08/07 00:22
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
戦兎「前回のあらすじ。俺たち渚一行の前に突如、"雪ノ下陽乃"と名乗る謎の女が現れる。その女と渚が話している間に、俺たちは仮面ライダーWと接触。泊一行は、『シエスタ』に接触。後は……なんか、色々あって…うん。どうなる35話!」
万丈「お前、バカだろ」
戦兎「バカじゃない。天才だ」
EP35 戦士はだれのために戦うのか
ホームズ「なんだ……?これは…」
切れ端同士をつないでみると、
写真には 白髪の美少女と、地味な青年が写っていた
ワトソン「『シエスタ』と君塚君彦にそっくりですね」
ホームズ「いや君、同一人物だろうこれは」
ワトソン「…これ、もう普通に聞いた方が良いのでは?」
ホームズ「そうだな。さっさと泊のところへ……」
と、歩き出したその時
街宣車顔負けの大きな音とともに、突如地面に亀裂が入った
ホームズたちは驚き、その音の方向を向く
そこには
???「やあ、ホームズ君……」
少し前、『クラッシュドーパント』に変身し、ダブルに敗れた青年であった
ホームズ「お前は……」
どうやら、ホームズはその男が何者かが分かるらしい。ホームズは笑みを浮かべ
ホームズ「……モリアーティ」
と、男の名を口にする
ワトソン「…モリアーティ?一体何者なんです?彼は」
ホームズ「彼は犯罪界のナポレオンだよ、ワトソン。この大都会の半分の悪事、ほぼすべての迷宮入り事件が、彼の手によるものだ」
ワトソン「えぇ……やばい奴じゃないですかそれ」
ホームズ「ああ……だが…なぜモリアーティがここに…」
モリアーティ「確かに私はあの『最後の事件』で死んだ……だが、タイムジャッカーとやらが私に力をくれてね…」
するとモリアーティは、ポケットからウォッチを取り出す。
アナザーダブルのウォッチである
ホームズ「そうかそうか……それは良かったな。あなたのような人間が、使いこなせるかどうかだけれど」
モリアーティ「簡単さ……この力さえあれば、己の欲求を満たすことができる」
ホームズ「そんなことで欲求が満たされるのか。モリアーティ、あなたはそんな人間だったか?…まあ、元からそういう人間なら仕方ないな」
モリアーティ「相変わらず君の思考は……思春期真っ只中の中学生のようだ……」
そう笑いながら言う
それに対しワトソンは
ワトソン「例え下手すぎません?『まるで将棋だな』並みに下手くそですよあの人」
と、ホームズにささやく
ホームズ「君は黙っていろ。下手くそなのはわかるが……」
すると突然、ワトソンに向かって衝撃波が放たれる
ホームズ「ワトソン…!」
だが、ワトソンはギリギリのところで衝撃波の動きを止めていた
ワトソン「こちらは大丈夫です」
モリアーティは鼻で笑い、アナザーウォッチのスイッチを押す
モリアーティ「変身」
【ダブル!】
アナザーウォッチを胸の部分に埋め込み
アナザーダブルへと変身した
ホームズ「モリアーティ。あなた……いや、お前は己の欲求を満たすために…どれほど人間を騙し続けた?」
アナザーダブル「…人間とは恐ろしいものでね。どんなものでも欲求に勝つことはできない。満たすためにはいくら人間を蹴落そうが…私の勝手だ」
ホームズ「おまえは相変わらずだな…ずっと退屈だっものでな…おまえには感謝している。……アイリーン!」
ホームズのポケットから、"アイリーン"と言う名の使い魔が出てくる
アイリーンは拳銃のような形に変化し、ホームズはそれをキャッチする
ホームズ「…久しぶりに、本気を出させてもらおう」
………………………
翔太郎「……ん?」
戦兎「…どうかしたのか?」
翔太郎「…何か違和感が……」
と、ポケットの方に手をやる
すると
翔太郎「……なんだこれ」
彼の手には『ダブルライドウォッチ』が握られていた
ゲイツ「そ、それをよこせ!」
戦兎「まて。無礼にもほどがあるぞ…この天才物理学者の俺が見て解いた見解ではこうだ」
渚「見て解いた見解??」
戦兎「アナザーライダーが生まれてしまった…のだろう」
ゲイツ「…しってんだよそれ」
戦兎「…」
周りからの反応は冷たく、戦兎が黙り込んだところで渚達は行動に出た
渚「行こう!泊さん達のいるところに」
翔太郎「…そうだな」
……………
シエスタ「夏凪渚は…君の近くにいる」
君塚「…」
進ノ介「…なぜそれがわかるんだ?」
シエスタ「…探偵の勘だよ」
進ノ介「…勘?」
シエスタ「ああ……いたた」
痛みが走ったのか、首元を抑える
すると突然、泊の携帯が鳴る
ホームズからの着信であった
進ノ介「もしもし、ホームズさん?」
ホームズ「…突然すまないな。今手が離せなくなって…とりあえずワトソンの手がそっちに飛んできてるから、キャッチしてくれ」
進ノ介「え!?」
理由を聞こうとしたが、電話は切れてしまった
ホームズの言っていた通り、ワトソンの腕らしき物が飛んできた
手が握っていたのは、一枚の写真であった
進ノ介「…これは……」
レーナ「…どうかしたのですか?」
進ノ介「…ああ」
その写真には、白髪の少女と、1人の地味そうな少年が写っていた
…そして、後ろには、触手のようなものが写っていた
進ノ介は、今まで身に起こった全てを整理する
被害者の体に外傷がなかったこと、突如現れた怪物、突然泊達の前に現れ、君塚に言いよるシエスタ…そしてこの一枚の写真
進ノ介「…繋がった。脳細胞が……………トップギアだぜ」
と言い、自身のギアを締める
進ノ介「…シエスタさん、あんたは確かに見た目はシエスタさんだが……中身は偽物だな」
シエスタ「…何を言っているんだい?」
進ノ介「この写真に写っていた触手…被害者の体の中に残っていた触手細胞…破られたシエスタさんと君塚君のツーショット……そして、あんたの首元に触手の根が張っている」
ツクヨミ「本当だ…」
シエスタの首元を見てみると、触手が根を張っていて、今にも飛び出してしまいそうであった
進ノ介「…あんた、何者だ?」
シエスタ「…君塚、君ならわかるだろう。私が"シエスタ"だということを」
すると、君塚はシエスタをビンタする
シエスタ「…?」
君塚「…シエスタは、なんでもおれに投げやりなんてしない。お前は…俺のことを『助手』って呼ぶはずだ。……正体をあらわせ、偽物」
シエスタ「そうかそうか…すべてお見通しだったというわけか…フフフ」
すると偽シエスタの体はみるみるうちに変わっていき、ペスト医師のような姿となった
進ノ介「…あんたは……」
君塚「Dr.ジョヴァンニ……」
ジョヴァンニ「…警察の紛い物ごっこはおしまいか?」
進ノ介「…質問を質問で返すのは無礼だが…あんた、一体何者だ?」
ジョヴァンニ「…私か?フフフ……いいだろう…」
するとジョヴァンニは、怪物の姿へと変貌した
怪物の胸部分には『109』という数字が刻まれていて、頭部はバッファローを思わせる大きなツノが生えている
そして、胴体は女性的な体付をしていて、ボロボロのマントを羽織っている
脚部分は緑に染まっていて、まるで、かつて泊が戦った、幹部のロイミュード達を掛け合わせたようなものであった
ジョヴァンニの正体は
新たに誕生したロイミュード109の"超進化態"だったのだ
進ノ介「ロイ…ミュード……!?」
ジョヴァンニ「…君塚君彦、少しばかりおまえの記憶に干渉させてもらっていたが…全て戻そう」
君塚「ぐっ……」
君塚の頭をつかみ、禍々しいオーラを発しながら記憶を戻していく
ジョヴァンニ「消えてもらおうか…」
「そうはさせねえ!!」
突然、森羅が泊達の前に現れる
森羅「悪党許さないマンがここにきたぜ!!!…いくぞベルトさん!」
ベルト「OK 森羅。君たち、後は私たちに任せたまえ」
森羅「変…身!!」
【ドライブ!タイプワイルド!】
【Go・Go・GOGO!(WA・WA・WA・WILD!)Don't Stop Your Beat!】
森羅の右肩部分にタイヤが縦に装着され、新たなフォーム『タイプワイルド』へと変身した
ドライブ「…こい!ハンドル剣!」
すると、その名の通りハンドルのついた剣が現れる
109「はあ……邪魔者が増えちゃ…困るな」
109は、指先から触手を伸ばし、ドライブに高熱光線を発し始めた
そして、突然、ドライブの動きが鈍くなる
"超重加速空間"だ
ドライブ「や、やべえ!」
ベルト「落ち着け森羅!タイプフォーミュラを使えば切り抜けられる!」
【ドライブ!タイプフォーミュラ!】
ドライブは、全体的にスポーツカーをイメージさせるデザインへと変化した
この超重加速の中でも動くことのできる貴重フォームである
ドライブ「おりゃ!」
109「あが……!!」
フォーミュラお得意のスピードで、
ロイミュード109の急所をついついく
圧倒的にこちらが優勢の……はずだった
突然、ロイミュード109が、フォーミュラを上回るほどのスピードで攻撃してきたのだ
109「……残念。もう克服済みだ」
ドライブ「何…!?」
ベルト「ハートの能力を使ったのか…!?」
109「いやぁ、快感快感」
動きに追いつけなくなったドライブは、109にぶっ蹴られ、変身解除に追い込まれた
森羅「くそ…!」
109「……君、やはり弱いな。一旦帰らせてもらうよ」
109は地にひれ伏すように倒れた森羅を笑い、姿を消した
……………
君塚「…あれ、シャーロックなんとかじゃないか…?」
進ノ介「そうだな……あの目の前の怪物は…?」
進ノ介達が見つけた時、アナザーダブルとホームズが対峙している様子だった
最悪なことに、偶然そこをロイミュード109が通りかかる
君塚「偽シエスタ…」
109「日下部森羅はしばらく動けない…今のうちに君たちを葬っておこう」
と、指から触手を伸ばしたが…
???「ちょぉ〜っと待った!」
するとそこへ、1人の青年が現れた
進ノ介「剛…!!」
彼の名は詩島剛。職業はフリーカメラマン……そして、彼もまた仮面ライダーである
剛「美味しいとこもらいに来たよ、進兄さん。お楽しみは…俺からだ!」
…………………
ゲイツ「おい戦兎!泊とは繋がったのか!?」
戦兎「繋がってない…だめだこれ」
ゲイツ「なんでだよ!おいジオウ!これどうにかなるのか!?」
渚「い、いやいやいや知らないから!!」
???「……あの、ちょっといい?」
「「「……へ?」」」
後ろから突然、声をかけられた
振り向くと、1人の少女が立っていた
夏凪「あたしは夏凪渚。君塚君彦って名前の奴を探してるんだけど…知らない?」
To be continued…
次回
「人が……燃えてる!?」
「これがアナザードライブの力…」
「あとは任せたまえ」
「渚君、これあげる」
「さあ、お前の罪を数えろ!」
「合体しちゃったーーー!!」
『ドライブ!タイプトライドロン!』
EP36「三位一体でどうやって戦えばいいのか」
君塚は、一部の記憶を偽シエスタに奪われてます
夏凪との思い出やらなんやら色々
でもこの話の後半でなんとか取り戻してます
なぜなのかは知らんが
森羅の「変…身!!」は照井の変身の掛け声を意識しました
次回はあれが出ます。あれあれ
よろしくお願いします
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.37 )
- 日時: 2021/08/08 01:26
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
戦兎「前回のあらすじ。ホームズから送られてきた一枚の写真で、シエスタが偽物だとわかった泊一行。なんとシエスタの正体は、俺たちに濡れ衣を着せたジョヴァンニだった!どういうわけかジョヴァンニはロイミュードへと変貌。なんか色々やばい!ちなみに俺たちは夏凪渚に接触してたよ!どうなる36話!」
万丈「めちゃくちゃだな」
EP36 三位一体でどうやって戦えばいいのか
夏凪「あたしは夏凪渚。君塚君彦って奴を探してるんだけど…知らない?」
渚「夏凪…渚?」
フィリップ「彼なら今、僕たちが探しているところ……君が噂の、夏凪渚だね」
夏凪「…は…!?なんであたしの名前を!?」
フィリップ「君と、君塚君彦を毎日新聞で見かけるからさ。なんでも、『アイドルを救ったお手軽高校生の2人』…ってね」
夏凪「…そんな風に言われてるのね……」
ゲイツ「…と、とりあえず早く行くぞ!」
戦兎「話についていけなかったんだろ」
ゲイツ「う、うるせえ!」
翔太郎「……あれじゃないのか?」
と、翔太郎が 近づいてきた亀井有を指差す
そこでは、怪物と仮面ライダーが戦っているようだった
渚「早く行こう!」
マッハドライバー炎にシグナルバイクを挿入する
【シグナルバイク!ライダー!マッハ!】
剛「Let's!変身!」
その掛け声とともに、アーマーが装着される。そして彼は、仮面ライダーマッハの姿へと変身した
マッハ「追跡!撲滅!いずれも〜〜!マッハ!!仮面ライダ〜〜〜〜〜〜、マッハ!!」
決めポーズと決め台詞をした後、ゼンリンシューターで目の前の敵を撃つ
109「痛いな……だが、増えたところで無駄だ……」
フフッ、と不気味に笑う
すると、109の姿が変わっていき、"仮面ライダードライブ"のタイプスピードに酷似した姿となった
……アナザードライブである
マッハ「…なんだ……お前?」
アナザードライブ「…残念だな……君のような人材はこれから必要になってくるというのに…」
突然、遠くにいた1人の人間が燃え始めた
「う"う"ぅ"ぅ"ぅ"……」
人間は、呻き声を上げながらふらふらとゾンビのようにこちらへと歩いてくる
……1人だけではない。次々に人間が燃え始め、
化け物となって近づいてきている
進ノ介「…く………」
マッハ「…嘘だろ……?」
ツクヨミ「これがアナザードライブの力…」
アナザードライブ「……"焔ビト"だ。この私……"仮面ライダードライブ"の力だ…」
マッハ「…テメェ!!」
マッハの脳内に、ある言葉がよぎる
『俺とお前は"ダチ"ではないが……持っていてくれ』
アナザードライブ「…何か嫌なことでも思い出したか?友人でもない…赤の他人のことを……いや、機械人形の方が正しかったか?フフフフフフフフ…フハハハハハハハハ!!!おっと…フフッ…すまない。この話をすると…笑いが止まらなくなってな」
マッハ「うるせぇぇぇぇぇ!!俺の"ダチ"を嘲笑うな!」
【シグナルバイク!ライダー!チェイサー!】
怒りに任せ、チェイサーマッハに変身する
見た目はその名の通りチェイサーとマッハが合体したような姿で、上半身がマッハ、下半身がチェイサー。
変身したマッハは、アナザードライブに向かい走り出した
アナザードライブ「いいだろう……来るがいい」
…………………
アナザーダブル「…もう追いついてきたか……」
ホームズ「……どこを向いている?」
アナザーダブル「何度も言ったはずだ……ダブルの力を持たない君では不可能だと…」
ホームズ「……ダメだ。あなたを捕まえられるなら、私の全てをかけてみせる!!」
そう言うと、ホームズは槍となったアイリーンを投げ、アナザーダブルに刺す
アナザーダブル「ぐ……流石にこれは痛む…」
ホームズ「さて、無駄な茶番は終わりにして…」
すると、
渚とゲイツのキックが、アナザーダブルの顔面に直撃する
アナザーダブル「ぐっ……!!なんだ…!?」
翔太郎「潮田渚!これを!」
翔太郎は、渚にダブルライドウォッチを投げ渡す
渚「…ありがとう!」
それを渚は受け取り、ポケットにしまう
アナザーダブル「君たちは…まさか……!」
渚「…最高最善を目指す魔王と」
ゲイツ「最低最悪の未来をぶっ壊す未来人だ」
一方、君塚は
君塚「夏凪…?」
夏凪「君塚!あんたこんなところで何やってんのよ!」
君塚「……事件の手伝いだ」
夏凪「…いや知ってるわよそんなこと」
君塚「なら何故聞いたんだ……」
夏凪「とりあえずあたし達は何すればいいの?」
君塚「知らん…」
ウォズ「我が魔王、そして家臣。私も参戦しよう」
「「ウォズ!?」」
ゲイツ「てか俺家臣じゃねえし!」
突然現れるウォズに驚きながらも、3人はライドウォッチを取り出し、変身しようとするが……
陽乃「ちょっと待った!」
そこへ、少し前に現れた雪ノ下陽乃が再びやってくる
渚「陽乃さん…?」
陽乃「渚君、これあげる」
陽乃は満足げに笑みを浮かべ、ライドウォッチを手渡す
渚「これは…?」
陽乃「…渚君がこれから大切にするべきものがあるでしょ?それを守るための力。とりあえずそれ、スイッチ押してみて」
渚「…はい!」
【ジオウトリニティ!】
ライドウォッチをドライバーへとセットすると、ウォッチのカバーが倒れてベルトの真ん中にマゼンタの円と赤い針が現れる
【ジオウ!】
そのままウォッチのダイヤルを回転させると、カバーが1段階開き、真ん中には白いパーツと時計の針が追加
【ゲイツ!】
その音声がなった途端、天からゲイツに光が差し込む
ゲイツ「何?」
【ウォズ!】
続けてダイヤルを回すと、カバーが更に開き、中心には金のパーツに針が追加され、ウォズに天から青い光が差し込む
ウォズ「あの光が私達を……導いている?」
渚「変身…!!」
【ライダータイム!仮面ライダージオウ!】
【トリニティタイム!】
渚がドライバーを回転させると、
ゲイツとウォズの体が腕時計へと変化した
ゲイツ「ぐっ!?」
ウォズ「うぇっ!?」
【三つの力!仮面ライダージオウ!ゲイツ!ウォズ!】
ゲイツは右肩に、ウォズは左肩に装着され、
ジオウの顔は胸の部分へと移動した
【トリニティ!】
ジオウ「か、顔が!!」
「「「え………」」」
なにが起こったのかわからないまま数秒の間沈黙が続く。
「「「合体しちゃったーーーー!!!!」」」
全てを察した渚たちは、思わずそう叫んだ
すると、3人は真っ黒な空間に召喚される
渚「あ…ここから操作するんだ……」
ゲイツ「…らしいな……」
ウォズ「とりあえず…やらねば!祝え!どうやら3人のライダーの力が結集し、 多分、未来を創出する時の王者。 その名も“仮面ライダージオウトリニティ”! きっと、新たな歴史が創成された瞬間である!」
渚「うーん…それって本当に祝ってる?」
君塚「なんだあれ……」
ジオウ「…あ、君塚君!これ!」
君塚「……ん?」
ゲイツ「お、ちょ、ちょい!」
ウォズ「ウゴカナイデ」
君塚にダブルライドウォッチを投げ渡す
君塚は走ってそのウォッチを受け取る
ジオウ「そのスイッチを!ポチッと!」
君塚「…ポチッと?」
ジオウに指示された通り、ウォッチのスイッチを押す
【ダブル!】
すると、君塚と夏凪に、ダブルドライバーが装着される
夏凪「…そういうことね!行くよ、君塚!」
君塚「…ああ」
夏凪はサイクロンメモリ、君塚はジョーカーメモリのスイッチを押す
【サイクロン!】
【ジョーカー!】
「「変身!」」
夏凪がドライバーにサイクロンメモリを挿し込むと、そのメモリが消え、君塚の方へ移動する
それを君塚は挿し込み、続けてジョーカーメモリも挿し込む
【サイクロン!ジョーカー!】
君塚の体は竜巻に包まれる。対して夏凪は、その場に倒れこむ
竜巻が消えた頃には、"仮面ライダーダブル"の姿へと変化していた
ダブルは、アナザーダブルを指差し
「「さあ、お前の罪を数えろ!」」
と、決め台詞を言う
アナザーダブル「……ふふ、そう来なくては、面白くない」
……………
進ノ介「剛!」
アナザードライブ「貴様は…………泊進ノ介!」
進ノ介「…よう、ジョヴァンニ。あん
マッハ「進兄さん…?」
進ノ介「俺も戦いに参加させてくれ」
マッハ「ダメだ進兄さん!変身能力を持ってないだろ!?」
進ノ介「いや…それはどうかな」
マッハ「…へ?」
進ノ介「りんなさんに連絡取っておいた……最近ノーベル絡みで大変だったみたいだけど、なんとかしてもらった」
すると、小さな車道が作られ、そこを通ってベルトが運ばれてくる
進ノ介「久しぶりだな、ベルトさん」
ベルト「…ああ、久しぶりだな、進ノ介」
進ノ介「やっぱり、いたんだな」
ベルト「地下深くて眠ってたところをりんなに叩き起こされてね……昔から何度も別の人間から起こされてばかりだったが……今は森羅の育成さ……だが、あまり悪い気はしない」
進ノ介「そうだったんだな………なら平気だな。行こうか、ベルトさん」
ベルト「待て。まだ私は変身を許可したわけじゃあないぞ」
進ノ介「ベルトさん、前にも言ったよな。市民を守るのが警官…いや、仮面ライダーの役目だ!!!」
進ノ介の変わらぬ意思を聞けたからか、ベルトは笑みを浮かべ
ベルト「相変わらず君は押しが強いな……冗談だよ。装着したまえ」
と言う。
指示された通りベルトを装着した進ノ介の元へ、一台のシフトカーがやってくる
進ノ介「これは…!」
ベルト「シフトトライドロンが君の覚悟を認めてやってきたんだ」
進ノ介「…おぉ…!!」
『Fire! All Engines!!』
シフトトライドロンを、左腕に装着されたシフトブレスに装填する
進ノ介「変身!」
『DRIVE! TYPE-TRIDORON!』
すると、トライドロンがバラバラに分解され、進ノ介に装着されていく
全シフトカーがスーツに入っていき、
最後に左肩に縦にタイヤが装着される
そして、仮面ライダードライブへと変身した
ドライブ「久しぶりにひとっ走りつきあえよ、ベルトさん!」
ベルト「ああ、任せたまえ…!!」
マッハ「よっ、久しぶり、仮面ライダーの進兄さん」
進ノ介「久しぶりの共闘だな、剛、ベルトさん」
マッハ「そうだな。いくよ進兄さん!」
ベルト「Start your engine!」
To be continued………
次回
「これぞダブルとトリプルの力…」
「これは、お前が持っていてくれ」
「シフトカーみんなの力…まとめて受けろ!!」
「ジョーカーエクストリーム!」
『最期の最期に…友達が…1人……増えた……はじめての…人間の……』
EP37「友よ、君は誰に未来を託すのか」
ハ〜ロ〜ハ〜ロ〜……ウィィィィィン!!!
ハロウィン!ハロウィン!ハロウィン!
はいどうも、コーヒーは汲みにいくほどのお気に入りの富士山系の自然水を沸かして「ありがとう」「おいしくなれ」と呟きながら、時間をかけて1滴ずつゆっくりドリップし、茶せんでかき回して十分に空気を含ませてから嗜んでいる宇治抹茶です。
…はい、嘘ですすみません
こないだ言った気がしますが
おいらは、『ジオウでこんなシーンをやってほしかった!』って思ったことをそのまま書いてます
あくまでも"言った気がする"だけだ。もしかしたら違うかも………だが私は謝らない
森羅君はりんなさんに病院に連れて行ってもらいました
りんなさん…大変そう
ちなみに、予告には「泊霧子」となっていましたが、それは未来のことであり、まだ出てきません。おそらく
時空が歪みに歪みまくっているので
ドライブ本編終了からさほど経っていません
進ノ介と霧子は出来立てホヤホヤの……いえ、ここから先はまだ未来のお話。
チェイス回設けたいなあ…
次回はドライブ&ダブル編最後!お願いします!
- Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.38 )
- 日時: 2021/08/08 03:26
- 名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
- プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi
戦兎「前回のあらすじ!ホームズ達のところへ駆けつけた俺たち!なんか知らんけどどこからともなく陽乃が現れ、渚にライドウォッチを手渡す。そのウォッチを使いなんと!ジオウトリニティに変身!ダブルウォッチを渡された君塚と夏凪はダブルに変身!ベルトさんと再会した進ノ介は仮面ライダードライブ タイプトライドロンに変身!盛りだくさんだった36話!さあてどうなる37話!」
万丈「てきとうすぎね」
EP37話「友よ、君はだれに未来を託すのか」
『…なんだかいける気がする!』
一瞬、なぜかジオウは違和感を覚えた
ジオウ「……あれ?」
ゲイツ「…どうした?」
ジオウ「いや、なんでもないよ……行こう!」
ウォズ「さすが我が魔王。判断力に長けている」
すると、「ジオウサイキョウ」の文字とともに、どこからともなくジカンギレードともう一つ、ジオウの顔がついた剣が現れる
ジオウ「…これは?」
ウォズ「サイキョーギレード…専用アイテムのようなものだ」
ウォズが説明を終えたところで、ジカンギレードとサイキョーギレードが合体を始める
ジオウ「え、ええ!?」
ウォズ「サイキョージカンギレード…これさえあれば我が魔王も、アナザーダブルを倒すことができる」
サイキョージカンギレードは金のエネルギーがたまり、アナザーダブルへ振りかざす
アナザーダブル「ぐああっ…!!」
君塚「さてと…」
夏凪「…なるほど、あの子達の必殺技と同時に……あいつを倒すのね」
君塚「ああ」
君塚は、ジョーカーメモリをドライバーの右側に挿入し、スイッチを押す
【ジョーカー!マキシマムドライブ!】
2人は飛び上がり、半分に分かれる
【フィニッシュタイム!ジオウ!ゲイツ!ウォズ!】
ジオウ「いくよ」
ゲイツ「おう」
ウォズ「あぁ」
【トリニティ!タイムブレイクバースト!エクスプロージョン!!】
「「「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」
ジオウトリニティは飛び上がり、3人のオーラを纏ってアナザーダブルに迫っていく、
アナザーダブルにライダーキックを食らわせ、
「「ジョーカーエクストリーム!!」」
続けて、ダブルのジョーカーエクストリームがアナザーダブルを貫く
アナザーダブル「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
2連続でキックを食らったアナザーダブルは爆散し、ウォッチが砕け散った
……………………
ドライブ「さあ、久しぶりにひとっ走りつきあえよ、ベルトさん!」
ベルト「ああ、任せたまえ」
アナザードライブ「…増えたところで何になるのだね?」
指から触手を出し、電撃を与えようとする。だが…
ドライブ「残念だがそれは対策済みだ」
アナザードライブ「なに…!?」
ドライブ「俺はシフトカーみんなの力を使えるからな!!」
目にも留まらぬ速さでアナザードライブを圧倒する
マッハ「…俺も負けてらんねえ!」
そこへマッハも加わり、肉弾戦が始まった
マッハ「おらおら!!」
ドライブ「はぁっ!」
アナザードライブ「ぐぅぅ……!!」
攻撃することをやめず、ドライブはシフトトライドロンを上下させる
ドライブ「シフトカーみんなの力…まとめてくらえ」
【カモン!フレア!スパイク!シャドウ!】
【タイヤ!カキマゼール!】
三つのタイヤがかき混ぜられ、
敵側にとって、厄介だったのがさらに厄介になってしまった
容赦無くドライブは攻撃を続け、相手を怯ませる
そして、車道を通じてトレーラー砲がやってくる
ベルト「これでフィニッシュだ!」
【Speed!Hou!!】
トレーラー砲の中に、シフトスピードを入れる
さらに、
【Fire!!ALL Engine!!】
シフトトライドロンを入れる
【ヒッサツ!フルスロットル!!】
ドライブ「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!おりゃぁぁぁぁぁ!!」
【フルスピードビッグ!大砲】
アナザードライブ「あがぁぁぁぁぁぁ!!」
アナザードライブはなすすべなく遥か彼方へ吹っ飛ばされ、爆散した
もちろん、ウォッチも同時に砕け散った
ドライブとマッハは変身を解除する
進ノ介「これで終わりだな…」
剛「美味しいところ奪われたけどな…」
すると、進ノ介の手には何かが握られていた
進ノ介「これは…」
ドライブウォッチである
モリアーティ「く……」
ホームズ「…モリアーティ、あなたは罪を犯した……だが、君はこの世界では人の命を殺めていない……救われる余地はあるのかもしれない…せめて罪を償って、それから私のところに会いにきてくれ」
モリアーティ「フフ…フフフフフ………相変わらずだな…君は…」
そう言って微笑む
モリアーティ「また会おう、ホームズ」
現八郎「さあ、大人しく署に来てもらおうか」
そこに現れた捜査一課の追田現八郎によって、拘束される
現八郎「ホームズさん、お疲れ様です!今度ぉ、飲みに行きませんか?」
ホームズ「はは、生憎私は酒が飲めなくてね…その前に、君は仕事をやりたまえ」
現八郎「へいっ!」
進ノ介「あ、現さん。来てたんだ」
現八郎「当たり前だろぉ?仮面ライダーのお前が久しぶりに活躍するって聞いたもんだから」
進ノ介「もしかして…りんなさんから?」
現八郎「先生以外誰がいるってんだ?」
進ノ介「ああ…」
少し呆れ気味だが、ほんの少し前のことを思い出し、微笑んだ
ワトソン「ホームズ…家帰ったら私のこと…ちゃんと構ってくださいね…」
ホームズ「…はいはい、わかっているよ。可愛いやつだな君は」
進ノ介「そうだ。渚君」
渚「はい…!」
進ノ介「これ、あげるよ」
と、ドライブウォッチを手渡す
渚「い、いいんですか…!?」
進ノ介「ああ。俺と同じ仮面ライダーの道を行く君に…最高最善の未来を創ろうとしている君に協力できるなら。な、ベルトさん?」
ベルト「そうだな…………進ノ介、渚。君たちも…たまには特状課にも来てくれよ?森羅も寂しがっているからな」
進ノ介「そうだな。余裕ができたらまた行くよ、渚君を連れて」
渚「特状課…少し気になっていたので今度行ってみたいです」
進ノ介「ははっ、そうだな」
進ノ介は微笑みながら、ほんの少し前に起きた出来事を回想する
…………………
『最期の最期に……友達が…1人……増えた……初めての……人間の…」
この時なぜか、胸が締まるような、そんな気分になった
今まで戦ってきたのは敵ではなく…お互いに正義を持ったいわば、"正義の味方"なのだ。
…もしかすると、正義という概念はないのかもしれない。だが、お互いの信ずる道を歩み、散っていった仲間達のため
進ノ介はギアを締めた
夏凪「一件落着ってことで…いいのかしら?よくわからないけど」
君塚「一応はな……あ、そうだ。潮田渚」
渚「君塚君?」
君塚「これ、お前が持っててくれないか?お前が貰ったやつだろ?」
と、ダブルウォッチを手渡される
渚「…いいの?」
君塚「ああ。無くすかもしれないから…お前に持っていてほしい」
渚「…うん、ありがとう!」
こうして、探偵達の活躍によって
濡れ衣事件は終わりを迎えた
迅「すごいね〜、あの子達。未来を変えていってる…感激しちゃったよ」
烏間「彼らはまっすぐだからな。何事にも折れずに挑戦し続ける」
迅「俺も動いてみるかな〜〜」
To be continued……
…………………
おまけ的ななにか
殺せんせー「ヌルフフフフフ!さあて、主人公組の皆さんも戻ってきたことですし…すこしメタいお話でもしましょう!」
E組「「「何故そうなる!!」」」
レーナ「私のセリフ………少なかったような…」
カルマ「そんなに落ち込むことないよレーナさん。俺なんてここ最近出番全くなかったし」
戦兎「大丈夫大丈夫。次回からE組巻き込んで何かするらしいよ」
レーナ「そ、そうなんですか…?」
ツクヨミ「眠いんですけど…」
茅野「私の出番〜〜!!」
神崎「…もうすこし…出番が欲しいかな」
すると、烏間が教室の扉をガラガラと開け入ってくる
烏間「…君たちに告知がある。よく聞いてくれ」
E組「「「ゴクリ……」」」
烏間「次回、新編スタートだ」
E組「「「やったぁぁぁぁぁ!!……ってえぇぇ!?」」」
烏間「息ぴったりだな…」
戦兎「ちなみにチェン○ーマンはクァ○シがすき」
ゲイツ「お、おう……」
杉野「下がってろ役立たず!……五年使用!!」
戦兎「お、お前がやってもなあ……」
杉野「言われると思ってたけどいざ言われるときついな…!」
予告
「アギトの力に目覚めた少女ですって?」
「ああ…木野家の遠い親戚に当たる……志摩家の少女だ」
「あの…私小学生じゃなくて高校生だから」
「なぜ俺を呼び覚ました……?」
「木野さんがなんでここに!?」
「こいつは最近飼い始めた犬なんだ」
「俺は真島浩二。医者やってるんだ」
「最近様子が変だよ??」
「相変わらず氷川さんは甘いな〜」
「あ、甘い?」
「アギトは俺だけでいい」
「アギトは1人じゃない…」
「翔一君、無理しないでよ」
「…これを!!」
「変身!!」
………………
「俺…良かったと思ってます。だって、一条さんと会えたから」
「五代…」
「じゃあ、見ててください……俺の変身」
あれから21年……
再びクウガが…よみがえる………
ー記録、2021年7月
東京都椚ヶ丘市にて
"アークル"を体内に埋め込んだ少年を拘束
「あなたは…!」
「お前は……!」
「久しぶり、一条さん」
「僕は乙骨優太、よろしくね」
「天内理子……?」
「うーんまあ君、死刑ね」
「君が人々の笑顔を守らない限り、刑からは解放されない」
「俺こそが仮面ライダークウガだ!!」
「いいんだよ。納得いかない時はとことん悩んでいいんだよ」
「ライダーなど滅んでしまえ!!」
「変身!!」
「第一章 戦士の覚醒と継承 後編」スタート
次回
「俺の名前は鷹岡明!!今日から烏間を補佐してここで働く!」
「教育とは、親愛と恐怖で成り立つ」
「…嫌な予感がする」
「骨一本や二本折れたくらいでピーピー喚くな!」
「才能……か」
EP38「訓練の時間」
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