二次創作小説(紙ほか)

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暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜
日時: 2021/03/21 15:26
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

初めまして、宇治抹茶です
名前の由来は、ごちうさと抹茶が好き
この二つだけです

性別は男、年齢は地球と同い年です
よろしくお願い致します

設定

この話は、仮面戦士たちの戦いに
落ちこぼれE組が巻き込まれていくお話です

主人公などは特に決めておりません
皆さんのご想像にお任せします

暗殺教室本編で掘り下げられなかったキャラたちの過去回想を
勝手に妄想して掘り下げます()

メタ発言、下ネタシーン、シリアス、鬱展開などありますがよろしくお願いします

第1話の方は後ほど投稿いたします

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.29 )
日時: 2021/06/28 00:57
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

戦兎「てれってん!前回のあらすじ!」

万丈「おけ」

戦兎「前回、ライダーの力とジョーカーの力を奪われたケンジャキとハズメ!絶体絶命!?と思いきや、ケンジャキの手にはブレイドライドウォッチが!そして、ゲイツにディケイド(以下略)を渡され、ディケイドアーマーに初変身!そしてブレイドの力も早速使用!こうしてアナザーブレイドを撃破!めでたしめでたし!」

万丈「最後の方お前らふざけすぎな」

戦兎「すまん………さて、どうなる28話!!」

……………

---時代を駆け抜けた平成仮面ライダー達。今その力が、未来へと受け継がれる。
祝え!新たなる王の誕生を!!


EP28「湿気と仕返しの時間」



-下校-

渚は、杉野、カエデ、岡野、戦兎その他と帰っていた

ゲイツ「なんか今無性に腹立ったんだが」

戦兎「頼む!一口だけ!お願い!」

カエデ「だーめ!私は最後に食べる派だから!!」

カエデが食べているのはケーキ。
コンビニでよく並んでるやつだ。そのてっぺんにあるイチゴを戦兎がねだっている

戦兎「茅野サン……イイ話があるんスけど」

カエデ「ほほう?」

戦兎「今そのてっぺんにあるイチゴを俺が食う代わりに……茅野サンを無料でうちのカフェに招待しよう」

カエデ「な、なんだと!!!!!私はコーヒーなんて飲まないぞ!」

戦兎「ちゃうねん。ちゃんと甘いもんあるねん」

カエデ「ほんと!?じゃあ…!」


岡野「あ、ねえあれ!」

と、岡野が遠くを指差す
そこには、椚ヶ丘の女子生徒らしき人物を連れた前原がいた

ゲイツ「あいつは誰だ…?」

岡野「確かC組の土屋果穂」
 
杉野「相変わらずお盛んだね彼は」
 
殺せんせー「ほうほう。前原君。駅前で相合傘……と」

そして何故かタコ……もとい、殺せんせーがイチャラブしている様子をメモしていた


杉野「相変わらず生徒のゴシップに目がねーな殺せんせー」
 
殺せんせー「ヌルフフフ。これも先生の務めです。3学期までに生徒全員の恋話をノンフィクション小説で出す予定です。第一章は杉野君の神崎さんへの届かぬ思い。第二章は……」

戦兎「『天↑ッ才!ヒーロー桐生戦兎の大活躍!』だゾ!!」

ゲイツ「すまん引いた」

杉野「……ぬー……出版前になんとしても殺さねば」

戦兎「冷た。物理的に」

渚「それはともかく前原君の章は長くなるね。モテるから結構しょっちゅう一緒にいるひと変わってるし」

スポーツ万能の行動的なイケメン。
普通の学校なら成績も上位で、もっと人気者だったであろう

……………………

一方、前原は土屋果穂と相合傘をしながら歩いていた
するとそこに、1人の男が現れた

???「んあれ?果穂じゃん。何してんだよ」

その男は、他に2人ほど男を連れていて、3人とも椚ヶ丘の連中だ
その中には、こないだの「荒木鉄平」もいた

そいつの目は細く、鼻が少し大きい
なんとも言えない。失礼だが、「モブにいそうな顔だな」と誰もが思った


戦兎「モブにいそうな顔だな」

ツクヨミ「何言ってんのよ」


土屋「せ、瀬尾くん!」

女は前原を突き飛ばし、瀬尾のところへ走って行く

土屋「生徒会の居残りじゃ……」
 
瀬尾「あー、意外と早く終わってさ。ん?そいつ確か……」
 
土屋「ち、違うの瀬尾君。そーゆーんじゃなくて……たまたま傘が無くてあっちからさして来て……」

女は焦っている
自分が浮気しているということを隠したいのだろう
この尻軽女め、と言いたいところだ

戦兎「この尻軽女め」

ツクヨミ「だからなんで言うのよ」

 
瀬尾「今朝持ってたじゃん」
 
土屋「が、学校に忘れて……」
 
前原「あー、そゆ事ね。最近あんまり電話しても出なかったのも、急にチャリ通学から電車通学に変えたのも。で、新カレが忙しいから俺もキープしとこうと?」

瀬尾「果穂、お前……」
 
土屋「ち、違うってそんなんじゃない!!そんなんじゃ……」

ーん……?あ、そうだ。こいつE組じゃん。何言っても良いんだったぁ……
 
土屋はニヤリ、と気持ち悪い笑みを浮かべ、前原に

土屋「あのね、自分が悪いってわかってるの?努力不足で遠いE組に飛ばされた前原君」

前原「は……?」

土屋「それに、E組の生徒は椚ヶ丘高校進めないし、遅かれ早かれ私達接点なくなるじゃん?E組落ちてショックかなと思ってさ気遣ってハッキリ別れは言わなかったけど、言わずとも気づいて欲しかったなぁー。けど、E組の頭じゃわかんないか!」

と、ニヤニヤと気持ち悪い笑みを浮かべながら前原をもう一度突き飛ばす

前原「……お前なぁ自分のこと棚に上げて……」

瀬尾「わっかんないかなぁ。同じ高校に行かないって事はさ、俺達お前に何したって後腐れ無いんだぜ。オラ、ちゃんと礼言えよ果穂に。同じ傘入れてもらったんだからよ」

「おらっ!」

「何もできねぇよ…?だって…E組だもんなぁぁ!!」

前原は瀬尾たちに何度も蹴りを入れられる

杉野「…くそ!」

戦兎「おい、あれ見ろ」

すると、前原たちの前に黒塗りの高級車が止まる

中から出てきたのは……

瀬尾「り、理事長先生!」

理事長「ダメだよ暴力は。人の心を今日の空模様のように荒ませる」
 
荒木「はっ……はい……」
 
ただ、笑顔で言っただけでこの怯みようだ
それほどこの怪物は、本校舎の生徒にとって恐ろしいものなのだろう

理事長は、前原の前に来ると膝をついてハンカチを差し出す

理事長「これで拭きなさい。酷いことになる前で良かった。危うくこの学校にいられなくなる所だったね…………"君が"」

そして理事長は立ち上がり、土屋たちに手を振る

「じゃあ皆さん、足元に気をつけてさようなら」

と、笑顔で言い、車の中へ戻っていった

土屋「は、はい!さようなら!」

荒木「人として立派だな理事長先生。膝が濡れるのも気にせずにハンカチを……」
 
瀬尾「あの人に免じて見逃してやるよ間男」
 
荒木「感謝しろよ」
 
土屋「……嫉妬して突っかかってくるなんて。そんな心が醜い人とは思わなかった。2度と視線も合わせないでね」

それだけ言うと、4人は前原に背を向け帰っていった

前原の元へ、渚たちが駆けつける

杉野「前原!!へーきか!?」
 
前原「……お前等見てたんかい。上手いよなあの理事長。事を荒立てずかといって差別も無くさず。絶妙に生徒を支配してる」

杉野「そんな事よりあの女だろ!!とんでもねービッチだな!!いや、まぁビッチならうちのクラスにもいるんだけど」
 
渚「違うよ。ビッチ先生はプロだからビッチする意味も場所も知ってるけど、彼女はそんな高尚なビッチじゃ無い」

前原「……いや、ビッチでも別にいいんだよ」
 
渚「いいの!?」

前原「好きな奴なんて変わるモンだしさ、気持ちが冷めたら振りゃあいい。誰だってそうする、俺もそうする」

岡野「中3でどんだけ達観してんのよ」

と、岡野のツッコミに、前原はため息をつき

前原「けどよ……さっきの彼女見たろ?一瞬だけ罪悪感で言い訳モードに入ったけどその後すぐに攻撃モードに切り替わった。」

『"そーいやコイツE組だった。だったら何言おうが何しようが私が正義だ”ってさ。

後はもう逆ギレと正当化のオンパレード…………
醜いとこ恥ずかしげなくまき散らして。

なんかさ、悲しいし怖えよ。人って皆ああなのかな。相手が弱いと見たら俺もああいう事しちゃうのかな』

杉野「…」

渚「そんなこと………って…え?」

後ろから物凄い殺気を感じ、後ろを振り向くとそこには、今にも、溢れ出そうな怒りを堪えているレーナと、気持ち悪いほどに顔が膨れ上がった殺せんせーがいた

レーナ「穢らわしい……E組に対する差別待遇…忌々しい…」

ゲイツ「すげーオーラ出てる…」

杉野「これぞ"鮮血の女王ブラッディ・レジーナ"……」

戦兎「何それかっこよ」


殺せんせー「仕返しです。理不尽な屈辱を受けたのです。力無き者は泣き寝入りする所ですが……君達には力がある。気づかれず証拠も残さずターゲットを仕留める暗殺者アサシンの力が」
 
前原「……ははっ。何企んでんだよ殺せんせー」
 
殺せんせー「屈辱には屈辱を。彼女達をとびっきり恥ずかしい目に遭わせましょう」
 
杉野「俺もこんなこと絶対にゆ"る"さ"ん"!!」

杉野も拳をギリギリと音が鳴るほど握りしめ、聞いたことあるようなセリフを口にする

戦兎「炎炎ノ炎ニ帰セ………」

ツクヨミ「間違っても私たちを鎮魂しないでよ」


-翌日-

昨日は色々とありすぎたが、瀬尾と土屋はそんなこと気にも留めず、カフェ・ドゥ・マゴという場所に来ている

瀬尾「へー。果穂、お前良い店知ってんじゃん」

土屋「コーヒーが美味しいんだよ。パパの友達が経営してるの。私のとっておきの場所だよ」
 
瀬尾「そんな事言ってよぉ昨日の前原とも来たんじゃねーのか?」
 
土屋「そ、そんなわけないじゃん!!瀬尾君がは、初めてよ!!ごめんね昨日は前カレがみっともないとこ見せちゃって……あんな"見苦しい人(おばかさん"とは知らなかったの」
 
瀬尾「あー、E組に落ちるような奴相手にすんなよ。しかし、雨の中のオープンカフェも良いもんだな。ここだけ濡れてないって優越感?昨日のアレとは大違いだな。ははははは!!!」
 
土屋「きゃはははひっどーい!!」
 

戦兎「ならばこちらも。愉☆悦に浸ろうではないか」

不破「愉☆悦」

ツクヨミ「愉悦……あれ、不破さんいつの間に」

不破「呼ばれたのよ。ふふふ」

……………

調子こいている瀬尾と土屋の元へ、老人2人が通りかかる

老爺「あんのー……そこ通っても良いですかいのう。奥の席座りたいので……」
 
老婆「その足、ほんの少し引っ込めて……」
 
瀬尾「はあ?通ろうとすりゃどきますよお爺ちゃん。嫌味ったらしく口に出して言わなくてもホラ」
 
瀬尾、足をどけると2人はとぼとぼと歩いていく。
 
老爺「ど、どうも」

その老人2人は、よたよたと近くの机へと向かう
 
瀬尾「なんだあれ、老いぼれがこんな店来るんじゃねーよ」
 
土屋「だーめ!聞こえる〜」

2人はゲラゲラと笑っている
あの老人たちの正体が誰とも知らずに
哀れというべきか

菅谷「パーティー用の変装マスクあるだろ。俺がちょいといじりゃあの通り」
 
杉野「うーん。菅谷呼んで正解だった」
 
偽装担当:菅谷 見張り・連絡担当:杉野
 
菅谷「殺せんせーを騙すにはまだまだ未完成だけどあいつ等ならあれで充分だろ。なんせあいつ等……弱そうな人間には興味無いから。しかし向かいの民家、よく俺達上げてくれたな」
 
杉野「ああ。家主を倉橋が押さえてる。ビッチ先生の直伝の接待テク。かじっただけにしちゃ大したモンだ」
 
交渉担当:倉橋
 
殺せんせー「ヌルフフフ。首尾は上々なようですねぇ。では、作戦を開始しましょうか」

………………

殺せんせー「あ、そうそう奥田さん、戦兎君。頼んでおいた例の弾は?」
 
奥田「は、はい。調合してきました。BB弾の形に揃えるのに苦労したけど」

戦兎「ちょっと面倒だったけどな。これが胃の中に入ったら…死にはしないがやばいな」
 
化学担当:奥田、桐生

そしてもう2人、E組最強のスナイパー……
千葉と速水である

千葉「狙った獲物は」

速水「逃さない」

狙撃担当:千葉、速水


杉野「さて、全体の準備は整ったな…あとは茅野と渚にかかっている!」

撹乱担当:渚、カエデ

-カフゲ・ドゥ・マゴ-

カエデ「あなた、この近所にトイレはあるかしら?100m先のコンビニにはあったけど」
 
渚「……おいおい。ここで借りりゃ良いじゃろが。席は外でもこの店の客なんだから」
 
カエデ「そうでしたそうでした。ちょっと行って来ますよっと」

そして、カエデはよたよたと歩くふりをしてトイレへ行く

土屋「やだ、ボケかけ。あーはなりたくないわね私達」
 
瀬尾「くっくっ」

と、相変わらず気持ち悪い笑い声を上げている

「あ、しまっ……」

渚はサラダの入った皿を床に落とす
これはわざと。2人の視線が渚に向いた瞬間、速水と千葉の込めた弾がコーヒーの中に入る
 
千葉「ヒット!!」
 
速水「マッハ20の目標に比べりゃチョロいね」
 
杉野「おお!!」
 
土屋「いーかげんにしてよさっきから!!」
 
瀬尾「ガチャガチャうるせーんだよボケ老人!!」
 
渚「あっ……ああ……すいませんのぅ……連れがトイレから帰ったら店を出ますので」
 
瀬尾「ったく……客層悪いな今日は」

チッ、と舌打ちをし、貧乏ゆすりをする
 
土屋「ごめんねぇ、普段はスマートな客ばかりなのに」
 
殺せんせー「ヌルフフフ。あとは下の皆さんにお任せです」

土屋と瀬尾の2人はコーヒーを飲む。すると、2人の様子がおかしくなった

土屋「なんかお腹痛くなってきた……」
 
瀬尾「え……お、俺も。お前……ここのコーヒー大丈夫か?」
 
土屋「バッ、バカな事言わないでよ。私の行きつけに!!」
 
奥田「マグネシウムを主成分として調合しました。市販薬の数倍の刺激を大腸に与えます。要するに強力下剤。“ビクトリア・フォール”と名付けました」

瀬尾「お、俺トイレ!!」
 
土屋「あ、ずるい!!私が先!!」
 
だが、そのトイレは空いていなかった……なぜかは御察しの通りである

土屋「ちょっと店長!!他にトイレないの!?」
 
店長「え、うちはそこ1つで……あとは近所に…」

………………

店の外
ここでは、前原、岡野、磯貝、レーナがスタンバイしていた

前原「お、来た来たドンピシャリ。あいつ等プライド高いからな……そこら辺の民家でトイレ借りる発想はねーんだよ。じゃあそのプライドを……サクッと殺りますか」
 
ナイフ担当:磯貝、岡野、前原

祈り(?):レーナ

前原「炎炎ノ炎ニ帰セ……」

3人は同時に木の枝を瀬尾と土屋のところへ斬り落とす
雨水などがたくさん溜まっているだろうから、やはり制服は絶望的だろう

「「「「ラートム」」」」

岡野「丸パクリじゃない…?これ」

磯貝「気にしたら負けだと思うぞ」

「「ぎゃっ!!」」
 
土屋「ひっどい何コレずぶ濡れ!!ひゃああ!!ケムシィ!!?」
 
瀬尾「誰だこんな……ってやっば、こんな事よりトイレだ!!」

2人は焦っている。そりゃあそうだ
もう我慢の限界なのだから

岡野「はは。状況を把握する余裕も無いだろうね」
 
家主2「ありがとうねぇ邪魔な枝切ってくれて。それにはでも君達えらく身軽だね〜」
 
磯貝「いえいえ、待ち伏せ……いや、木登りの特訓をしてるので」

……………………

こうして、渚達の復讐劇は終わった……と思っていた

烏間からの雷が落ちたのである

烏間「なぜ使った…!ダメだといったはずだろう!」

杉野「戦兎は?」

渚「休んでる。マスターが1日いないらしくて」

杉野「マジか…ラッキーだな」

烏間「こらそこ!聞いているのか!」

杉野「(こ、こええええ!)」

"おこるとこわい"烏間に怒られているため、ほとんどがビビっている

レーナ「……」

杉野「(レーナさんのアホ毛めちゃくちゃ動いてる…寝てるなこれ…)」

「「「「(あのアホ毛気になる……)」」」」

すると、1人が不機嫌そうに

「……おい」

と、言う。その声の主は…前原であった

前原「……相手に浮気されて、ボコボコにされて、それでも何もせず惨めに突っ立ってろっていうのかよ」

「「「!?」」」

前原「別に俺たちが何をしようが勝手だろ……干渉すんなよ。気持ち悪いんだよ。"お前ら"」

その怒りは烏間ではなく、この場にいる全員だった

重い空気のまま、今日1日を終えた


………………………

ここはとある研究所
なんでも、「宇宙についてならなんでも知ってるゾ!」というやつらしい

そんな場所に今日、ロケットが降りてきた

そこから出てきた男は、辺りを見渡すと笑顔で

「久しぶり、地球のみんな」

と、走って駆け下りていった


To be continued………


次回

「仮面ライダーの…先輩!?」

「宇宙のライダーか…すごいな」

「俺は沖一也。君たちに協力しよう」

「今日から君が、仮面ライダー_____だ」

「俺はずっと…離れねえんだ、頭から」

EP29「沖一也!地球への帰還の時間」



あとがき的な

追跡!撲滅!いずれも〜〜!マッハ!!
好きなキャラの泣き顔見るまではしねない!
どうも、泣き顔好きの宇治抹茶です

今回は前原回でした!次回からも前原回です!
さらに!次回からあの先輩ライダーが登場…!?

恋愛の回も設けたいなあ……とりあえず最終話までの構想はできてます。でもところどころ隙間があるから、そこに埋められるといいな…
次回もよろしくです!!


あ、
チェンソーマン のPVがついに出ましたね!
声優が誰になるか楽しみだのう…
レゼ戦が本当に楽しみです……あんしんのMAPPA

進撃の巨人の作画はMAPPAさんの方が原作に近くて好きなんですよね(?)

とりあえず…次回もよろしくです!

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.30 )
日時: 2021/07/05 01:00
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

戦兎「てれってん!前回のあらすじ!

万丈「俺の出番!」

戦兎「わんわん泣いてすがってきたやつに出番はない。前回、下校中に彼女とイチャイチャしている前原を見つける。だが、その女はなんと本校舎の生徒である瀬尾に浮気していた!その浮気女・土屋果穂は、前原がE組であることをいいことに、前原を盛大に振る!それを見た殺せんせーと俺たちは、怒りで震えて涙が止まらなくなり、復讐をしようと燃え上がる!復讐は見事成功したが、烏間先生から雷がおちる。それが前原の怒りを買ってしまい、前原はE組教室を出た。どうなる第29話!」

万丈「怒りで震えて涙が止まらないってなんだよ」

戦兎「ツッコミおそいんだよ」



EP29 沖一也!地球への帰還の時間



旧校舎前の庭。前原は、今とてつもなく気分が悪い。信頼していた(?)はずの彼女に振られ、本校舎の奴らから蹴られ。
仕返しはしたものの、そのあと烏間から怒鳴られる
これほど気分の悪いことはないだろう

前原「…最悪だ」

誰もいない、地面に向かって舌打ちをした
すると、遠くの方からひとりの男が歩いてくる

「邪魔者を消し去る力……欲しくないか?」

前原「お前は……がっ!」

野生のスウォルツだ。何度見ても吐き気のする顔芸でこちらをじっと見つめてくる

スウォルツは、前原の腹部にライドウォッチを入れる

「意見は求めん!」

ライドウォッチは前原の体内に入り、前原の姿はだんだんと怪物のように変わっていく

「相変わらず強引だなあ」

「でも、面白そうじゃない」

続いてウール、オーラもやってくる

【スーパー1!】

遠くから見るとスーパー1と間違えてしまいそうなくらい似ているが

歯がむき出しだったり、赤目の中に人間のものと思しき目があったりと、怪人が持っている要素を全て兼ね備えている

ウール「今日から君が、仮面ライダースーパー1だよ」

アナザースーパー1「スーパー……1…」

……………………

『速報です。宇宙へと旅立った、アメリカ国際宇宙開発研究所の研究者である、"沖一也"氏がたった今、地球へ帰還しました。繰り返します…』

「スーパー1!!」

「スーパー1だ!!!」

「おかえり!スーパー1!」

「沖一也…って何だ」

街の至る所で歓声が上がり、
皆、沖一也の帰還を喜んでいる様子だった

渚「沖一也ってあの…?」

戦兎「ああ、NASAの宇宙開発に大きく関わっている仮面ライダーだ」

ツクヨミ「は?仮面ライダー…?」

渚「なんだか嫌な予感がする」

ゲイツ「ああ、俺もだ」

???『はい!私もです!』

突然、渚のスマホから少女の声がした

渚「わっ!?」

戦兎「おお、渚。お前そんな趣味だったのか…」

渚「違うよ!?」

ポケットからスマホを取り出すと、画面には
律が映っていた

ゲイツ「何でお前が渚のコレに…?」

律『はい!皆さんとの情報共有を円滑にするために、全員の携帯に私のデータをダウンロードしてみました!』

杉野「何でもありだな」

戦兎「てか律さん萌え要素すごいな。メインヒロインみたい。あれ…ジオウってメインヒロインいたっけ…」

ツクヨミ「な゛ん゛か゛い゛っ゛た゛?」

真のヒロインのツクヨミは鬼の形相で戦兎を睨み付け、威圧する

戦兎「急に"てつを化"するの心臓にわるい」

律『先程迅さんから連絡いただいたので、読ませていただきますね』

ゲイツ「頼む」

ー今日はみんなにやってほしいことがある
まずは、沖一也との接触。彼も渚達と会って話がしたいって言ってる。後始末はおれがなんとかするからよろしく〜

律『以上です』

戦兎「ほう……後始末ってなんだ」

律『わかりません…迅さんは色々と謎なことが多いので…』

ゲイツ「まず…どこいけばいいんだ」

律『私が案内します!』

戦兎「頼んだ」

…………

杉野「うげー、めちゃくちゃ遠いな…」

律『ここです♪』

椚ヶ丘市の南部。相川始が隠れ家としていた森の奥へ着く。広場まで取るとそこには、巨大な宇宙船があった

戦兎「でか」

渚「漫画で見た時はなんともないんだけど、実物を見るとちょっと驚く」

ゲイツ「お、おう」

律『ではここで私は失礼します。さようなら♪』

そう言い終えると、律はスマホの電源を切った

戦兎「おつかれさん」

すると、彼らのもとに、1人の男が現れる

???「君たちが…仮面ライダーか?」

ゲイツ「あんたは…」

その男は、優しい笑顔でこう答える

一也「俺は沖一也。名前くらいは聞いたことあるだろう?」

ツクヨミ「誰よ」

戦兎「さっき説明しただろ。宇宙開発に大きく関わってる仮面ライダーだ」

2度目の戦兎の説明に、ツクヨミは興味なさげに

ツクヨミ「ふーん」

と返す

一也「会えて嬉しいよ。今日は君たちに話したいことがあって呼んだんだ」

ゲイツ「話したいこと?なんだそれ」

戦兎「んー、とりあえず場所移そ。何かいい場所ある?渚」

渚「あるよ。あそこなら…」

………………

渚達は一也を連れて、とある店にやってきた
店の名は「クジゴジ堂」。時計屋である

???「おぉ、おかえり渚君」

渚「ただいま、おじさん」

店の奥から出てきたのは1人の男。
男の名は常磐順一郎。とある事情があって一時的に渚はここに住まわせてもらっている
そしてもう2人…

ゲイツ「今日は客人を連れてきた」

順一郎「客人?」

沖一也は、純一郎の目の前に立ち、笑顔で

一也「お久しぶりです。常磐さん」

順一郎「君は…!!!」

ゲイツ「知り合いなのか?」

順一郎「誰だっけ」

ゲイツ・戦兎「しらねえのかよ!」

2人のツッコミに、順一郎は笑いながら

順一郎「冗談冗談。君は確か、沖一也君だっけか。久しいな」

一也「はい。今日は、潮田君達に用があって。少しだけ借りてもいいですか?」

順一郎「構わないよ。あ、そうだ!渚君の時計を直さないと」

そう言うと、順一郎は店の奥へと入っていった

戦兎「よし、始めよう」

ゲイツ「…それで、俺たちに何の用だ?」

一也「今日は…君たちに聞きたいことがある」

渚「聞きたいこと…?」

一也は、ポケットから一つ、機械のようなものを取り出す

一也「この機械について…何か知っていることはないか?」

【スーパー1!】

その機械のようなものから音声が鳴る
"機械のようなもの"とは、ライドウォッチのことであった

ゲイツ「なぜあんたがそれを…?」

一也「わからない…どこかで誰かの記憶を見て……そのあとでてきたんだ…こいつが…」

一也の脳内に、ある映像が流れる
人が円を描くように自分を囲んでいる。顔は隠れて見えない。
その人間達は何かを伝えようとしているようだ

『仮面ライダーは君だ』


渚「誰かの…記憶…?」

ゲイツ「確か…他のライダーもそんな感じのことを…」

一也「そうか……一体何なのだろう……」

戦兎「とりあえず…ライドウォッチが生成されたということは。アナザーライダーが出現したことになる。多分そいつはあの裏山にいる」

突然、確証もないことを言い出す戦兎に、ツクヨミは

ツクヨミ「それは本当なの…?直感とかそういうのじゃあなく?」

戦兎「ああ、間違いなくな。何てったって、俺は天↑才ッ……」

ツクヨミ「そのくだり飽きたから」

ツクヨミの冷ややかなツッコミか戦兎に突き刺さる

戦兎「ごめん」

ゲイツ「とりあえずは…アナザースーパー1の捜索だ。行くぞ」

レーナ「そうですね」

先ほどまで黙っていたレーナが突然喋り出したので、戦兎は驚いて

戦兎「え、あれ、レーナさんいつの間にここに?」

と聞く

レーナ「最初からいましたけど…」

「え…今更?」という顔で見られる戦兎
地味に心に刺さるらしく、俯きながら

戦兎「サーセンシタ」

と謝る

一也「常磐さん。お部屋、ありがとうございました」

順一郎「いいってことよ。よくわかんないけど、頑張れ!」

渚「行ってくるね、おじさん!」

順一郎「いってらっしゃい!」

……………………

ー旧校舎 裏山ー

戦兎「多分ここにいるな…アナザーライダー」

ツクヨミ「本当?」

戦兎「本当だ、何てったっておれは…」

すると、戦兎達に影のようなものが飛びかかってきた。危険を察知した沖は

一也「…危ない!」

戦兎達を突き飛ばす

戦兎「えっ」

アナザースーパー1「お前がスーパー1か……!」

沖一也「何者だ!?」

アナザースーパー1「俺は……俺は……」

『"お前自身"だ!!』

その言葉に、沖一也の頭の中が疑問符で埋め尽くされる

一也「俺自身…?」

アナザースーパー1「俺はずっと…離れねえんだ、頭から…!」

一也「何がだ…!」

アナザースーパー1「何でもいいだろ…鬱陶しいからどけよ」

一也「悪いが、ここを離れるわけにはいかない…容赦はしないぞ」

アナザースーパー1「…」

もう一度変身をする、という覚悟を決めた一也は、赤心少林拳を基にしたポーズを取る

一也「変身!!」

その掛け声とともにベルトが出現し、
サイクロードが展開される、

そして、一也の姿は仮面ライダースーパー1 となった

スーパー1「アナザースーパー1!"スーパー1"同士、正々堂々戦おうじゃないか!」

アナザースーパー1「ギャーギャーうるせえ…言われなくてもするよ……あの無能博士に改造されて頭までおかしくなったんじゃないのか?」

スーパー1「あの方を侮辱するな!俺はお前を許さない!アナザースーパー1!」

旧校舎の屋根に座り、2人の戦いを見物している1人の人間……通りすがりの仮面ライダーである

「こりゃダメだ。時空が少しずつ…狂い始めている……破壊者が通りすがる暇もない…」


To be continued………


次回

「観念しろ!アナザースーパー1!」

「人間はすぐ嘘をつく…正義も美徳も愛情も…全て建前だ」

「仮面ライダーはそんなんじゃあ折れない」

「自己紹介遅れたな…俺は門矢士。通りすがりの仮面ライダーだ」

「ちょっとくすぐったいぞ」

EP30「世界の破壊者!フォームライドの時間」


ここから作者の可哀想なあとがきタイム

いや〜。特撮公式でアギトを見てたのですが
バーニングフォーム……最高ですな…
個人的にバーニングが一番好みです

真魚ちゃんの励ましで強くなれるのか……わいもアギトの世界に…………いけませんでした

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」と聞いて大体の人が

「あ、これギャグ系のラブコメだ」と思った人多そうだなあ……(唐突)

いざ中身を探ってみれば、めちゃくちゃシリアスだったぜ!!!(歓喜)

ガハマさんが可哀想すぎて好きです(最低)


次回からはディケイドも出てきます。
ジオウでは披露しなかったあの技を……
おっと、ここから先はまだ未来の話

(アニプレックス オンライン フェスティバル最高でした!終始興奮を抑えきれませんでした!ごめんなさい!ちなみにおいらはたけのこの里派です!)

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.31 )
日時: 2021/07/10 23:52
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

戦兎「てれってん!前回のあらすじ!」

万丈「この流れ飽きた」

戦兎「うるさい。さて前回、仮面ライダースーパー1である、沖一也の帰還。地球に帰還した目的は、俺たちと接触するため。沖一也の右手にはライドウォッチが握られていて、『アナザーライダーが出現した』と察した天↑才ヒーローの俺は、アナザー(以下略)の居場所を突き止め、アナザーライダーを倒そうと立ち上がるのでした!」

万丈「は?嘘つけお前活躍してねえだろ」

戦兎「うるさい。そういうお前はビルド編以外で全く活躍してないだろ」

万丈「う、うるせえ!俺には俺の事情が



EP30「世界の破壊者!フォームライドの時間」


スーパー1「観念しろ!アナザースーパー1!」

アナザースーパー1「……うるさい!冷熱ハンド!!」

すると、アナザースーパー1 の腕は緑色に変わり、スーパー1に超高温の火炎を放つ

スーパー1「ならば……チェーンジ!エレキハンド!!」

スーパー1の腕は青色に変わる

スーパー1「エレキ光線!」

彼の右腕からは、"エレキ光線"が放たれ、アナザースーパー1の頭の部分に直撃する

アナザースーパー1「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!」

突然走った激痛に、裏山に響くほどの叫び声をあげるアナザースーパー1。
顔には大きく亀裂が入っている
そんなこと御構い無しに、スーパー1は飛び上がる

スーパー1「スーパーライダー!月面キック………!」

必殺技を食らわせようとしたが突然、電気が走り変身が解除される

一也「な…なんだ……!?」

戦兎「…どういうことだ?」

アナザースーパー1「………俺が本気で苦しんでいるとでも思ったか?」

戦兎達はアナザースーパー1 の顔を見ると、先ほどまで入っていた大きな亀裂が、綺麗さっぱり無くなっている

戦兎「…一也さん、あいつの腕をよく見て」

一也「……腕…?あ…」

アナザースーパー1の腕を見ると、腕は青色になっていた。エレキハンドだ。

戦兎「…多分こいつは、一也さんがライダーキックでとどめをさす前に、エレキハンドで電流を流した…」

一也「…だが、改造人間だから電気は…」

戦兎「…このライドウォッチができたことによって、"改造人間"の力が薄れてきているんだろう…こいつを倒さない限り、元には戻れない」

アナザースーパー1「……俺を倒せるとでも思っているのか?」

戦兎「当たり前だ。俺たち仮面ライダーがいるからな」

戦兎たちは、それぞれのドライバーのバックルを装着する


???「ちょっと待った」

先程まで戦いの様子を見ていた男… 世界の破壊者が通りすがる

ゲイツ「お前……まさか……」

渚「ええと、知ってるんだけど…名前なんだっけ」

士「自己紹介遅れたな…俺は門矢士。通りすがりの仮面ライダーだ」

戦兎「また俺たちと戦いにきたのか?」

その問いに、士は溜息を吐きながら、呆れたようにこう言う

士「…今日はお前たちの味方だ。早く変身しろ」

ゲイツ「…お、おう…そうだな」

一也「みんな…ありがとう!」

戦兎「さぁ、実験を始めようか」

【ラビット!タンク!ベストマッチ!】

【ジオウ!】

【ゲイツ!】

レーナ「キバット!」

キバット「よっしゃあ!キバっていくぜ!」

【ガブッ!】

「「「「「変身!!」」」」」


【RIDER TIME 仮面ライダージオウ!】

【仮面ライダーゲイツ!】

【鋼のムーンサルト!ラビットタンク!イェーイ!】

【KAMEN RIDE DECADE!】

ウォズ「祝え!昭和の時を行き、街を守り続けた英雄…沖一也と、時空を超え、過去と未来をしろしめす時の王者…潮田渚とその他が力を合わせ、未知なる敵に立ち向かう…ええい、もうこれ以上言葉など不要、この時を楽しむがよい!!」

ビルド「勝利の法則は、決まった!」

アナザースーパー1「…うるせえのが増えたな……」

ディケイド「うるせえの……じゃあない。"通りすがりの仮面ライダー"だ、覚えておけ」

アナザースーパー1「…」

ビルド「俺はこっちだぞー。スーパー1の偽物さん」

アナザースーパー1「……お前ら…」

ゲイツ「ほら、どうした?攻撃しないのか?」

2人の煽りに、アナザースーパー1は今にも怒りで暴れそうだが…

アナザースーパー1「冷熱ハンド」

ビルド「今こそこれを使う時だ!」

アナザーライダーがエレキハンドに変えた途端、ビルドは、フェニックスとロボットのフルボトルをベルトに挿入する

【フェニックス!ロボット!ベストマッチ!】

ベルトのレバーを回し、ライダースーツを出現させる

ビルド「ビルドアップ!」

【不死身の兵器!フェニックスロボ!イェーイ!】

ビルド「(こいつはアナザーライダーの力を使いこなせていない…やるなら今だ!)」

ゲイツ「おい破壊者。お前は何が目的で俺たちに協力している?」

ディケイド「特に理由はない。気まぐれさ。……お、そうだ。お前らはアナザーなんとかの周りに集まってろ」

ゲイツ「お、おう」

するとディケイドはライドブッカーから一枚のカードを取り出す。そしてそのカードをバックルにいれ、読み込む

【ファイナルフォームライド!キ キ キ キバ!】

ディケイドはキバに近づき、肩をトントン、と叩く

ディケイド「ちょっとくすぐったいぞ」

キバ「…?」

突然そんなこと言われるので少し困惑するキバ。ディケイドは無視し、キバの背中を自分の方へ向ける

ディケイド「…ほら」

後ろ向きになったキバの背中からキバットの顔が出現し、両脚が180°展開してキバットの翼に変化する。

キバ「え、え……えぇ…!?」

そして、キバの右脚を模した矢が出現し、
【キバアロー】となった

キバアローを両手で持ち、
矢を引っ張る

ディケイド「うおぉぉぉ…!」

矢をアナザースーパー1に向けて放ち、見事に命中させる

アナザースーパー1「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」

ディケイド「そしてもう一つ」

もう一度ライドブッカーからカードを取り出し、バックルで読み込む

【FINAL ATTACK RIDE キ キ キ キバ!】

ディケイド「…はああぁぁぁぁぁ……!」

【キバって、いくぜ〜!!】

アナザースーパー1目掛けて、また一度キバアローの矢が放たれる

アナザースーパー1「ぐあぁぁぁぁぁ!!」

矢は見事命中し、アナザースーパー1の動きが止まる

ディケイド「よし、もう戻っていいぞ」

ディケイドがキバアローをトン、とたたくと、元の姿に戻った

キバ「あ…脚が……」

ディケイド「まだまだだ」

【FINAL ATTACK RIDE ス ス ス スーパー1!】

スーパー1「よし!みんな行くぞ!」

ビルド「これでトドメだ!」

【Ready Go!ボルテック・フィニッシュ!】

【ウェイクアップ!】

【タイムブレーク!】

スーパー1「スーパーライダー!閃光キック!!」

5人同時にライダーキックを受けた衝撃で、アナザースーパー1は地面を削って吹っ飛び、爆散した

中からは砕けたライドウォッチと、前原が排出された

戦兎、レーナ、ゲイツは変身を解除し、前原のところへ駆け寄る

戦兎「お前だったのか」

前原「……あれ、俺何してたんだ…?」

頭をかきながら辺りを見渡す

前原「…なんか暴れまわってたみたいだわ。すまん」

ゲイツ「何故お前が謝るんだ?」

前原「…いや、俺、皆んなに酷いことを言った気がするんだ…ほとんど記憶がねえけど…」

その言葉に、戦兎達は疑問を持った

戦兎「…記憶がない?」

前原「ああ…今日の朝からうっすらとしか残ってないんだ…」

戦兎「マジ…?」

前原「マジ……」

ゲイツ「記憶操作か…?」

戦兎「そうかもしれない。謎が深まるばかりだ…」


士「これにて一件落着……とはいかないようだな。俺はこれで失礼する。元気でな」

そう言うと、士はオーロラカーテンを開き、そそくさと退場していった

一也「今日、久しぶりに仮面ライダーとして人の命を助けることができた…君達には感謝しかないよ」

渚「こちらこそ、ありがとうございます」

一也「そうだ、君にこれを」

銀に光るライドウォッチ……スーパー1のライドウォッチを渚に手渡す

一也「困った時はこれで俺を呼んでほしい。すぐに飛んでくるから」

渚「…ありがとうございます……!これからも、よろしくお願いします」

一也「ああ。こちらこそよろしく」

2人は力強く握手を交わし、それぞれの居場所へと帰った

その後渚は、しばらくの間右手の痛みに苦しむことになるのだが…それはまた別のお話

-翌日-

スーパー1の一件は、一旦解決ということで話が終わった。
そして今日……暗殺教室に、新たな生徒がやってくる

殺せんせー「おはようございます。烏間先生から転校生が来ると聞いてますね?」
 
前原「あー、うん。 ま、ぶっちゃけ殺し屋だろうな」
 
殺せんせー「律さんの時は甘く見て痛い目を見ましたからね。先生も今回は油断しませんよ」

ゲイツ「嫌な予感しかしないんだが…」

殺せんせー「いずれにせよ、仲間が増えるのは嬉しいことです」
 
原「そーいや律。何か聞いてないの?同じ転校生暗殺者として」
 
律『はい、少しだけ。初期命令では、私と“彼”の同時投入の予定でした。私が遠距離射撃、彼が肉薄攻撃。連携して殺せんせーを追い詰めると。ですが、2つの理由でその命令はキャンセルされました』

原「へえ〜、その理由って何?」

律『1つは彼の調整により時間がかかったから。もう1つは、私の性能では彼のサポートには力不足。私が彼より暗殺者として圧倒的に劣っていたから』

戦兎「…やばいなそれ」

すると、教室の戸がガラガラと開き、
白装束を見に包んだ男が入ってきた

片岡「何?あの格好……」
 
岡野「あれが……転校生?」
 
カエデ「えぇ……真っ白…」

その白装束の男は、右手を前に差し出す
するとそこから ハトが飛び出てきた
クラスの全員がそれに驚くと、白装束と男は笑って

「ごめんごめん。驚かせたね。転校生は私じゃないよ。私は保護者。名前は…………まぁ白いしシロとでも呼んでくれ」

カエデ「いきなり白装束で来て、手品やったらビビるよね」
 
渚「うん。殺せんせーでもなきゃ誰だって……」

生徒達が教卓の方を見ると殺せんせーの姿はなぜかなく、天井の隅に液状化してへばりついていた

前原「ビビってんじゃねえか!」

岡島「液状化まで使ってよ!」

殺せんせー「い、いや……律さんがおっかない話するもので」
 
恐怖心が和らいだのか、黄色のタコは液状化から元の体に戻る


殺せんせー「初めましてシロさん。それで、肝心の転校生は?」
 
シロ「初めまして殺せんせー。ちょっと性格とかが色々と特殊な子でね。私が直に紹介します」

シロは教室中を見渡す
一瞬、 こっちを見ていた気がしたが、気のせいだろう

戦兎「(…ん?今渚の方を見てた…?ま、いっか)」

殺せんせー「何か?」

シロ「いや、みんな良い子そうですなあ。これなら、あの子もなじみやすそうだ。では…紹介しましょう。おーいイトナ!入っておいで!」

全員は、「どんな子が来るんだろう」と少し緊張しながら教室の扉を見る。すると
壁が轟音と共に吹っ飛び、そこから銀髪の少年が入ってきた

「俺は勝った。この教室の壁より強い事が証明された」

そんな銀髪の少年に、E組のみんなは殺せんせーとの生活に慣れたせいかツッコみたくてしょうがなくなり、

「「「いや、ドアから入れ!!!」」」

と全員で息のあったツッコミを入れた

「それだけでいい……それだけでいい………俺が"強い"と証明されたのなら」


To be continued……



次回

「ええぇぇ!?兄弟ィィィ!?」

「全く心当たりありません!先生、生まれも育ちも一人っ子ですから!!」

「あの子は確かに殺わせんせーの弟だ。放課後には誰の目にもそれが明らかになる」

「あなた達に殺害の容疑がかけられています」

「な、渚達が捕まったァ!?」

「何処で手に入れた………その触手を!!!」


EP31「転校生と新・特状課の時間」


-予告-

「我々は新警視庁特状課。あなた達を拘束します」

「追跡!撲滅!いずれも〜!マッハ!!」

「事件か?ちょうど暇していたんだ」

「俺は、ヒーローにならなきゃならない!そんな気がするんだ!」

「泊霧子…泊進ノ介…詩島剛……こいつらが殺害対象だ」

「事件はすでに解決している」

「退屈な世の中に刺激を与えてやっているのさ…感謝してほしいねぇ」

「あなたを捕まえられるなら、私の全てをかけてみせる!」

「久しぶりにひとっ走りつきあえよ!ベルトさん!」

「さぁ、お前の罪を数えろ」


『第一章 ヒーローと二人の探偵編」



あとがき

未来!最高!はいどうも、YouTubeに上がっていたジオウの嘘予告を見て興奮した宇治抹茶です

先日、始めてスターバックス○ のコーヒーを飲みました(コンビニに並んであったので買った)

あれは……美味い(めざめた、その魂)

みなさん、もう直ぐで夏休みですね。この夏はどう過ごしますか?
わいは……勉強でっせ…

仮面ライダーアギト35話、ついに木野さんが登場しましたね。
一番好きなキャラだからめちゃくちゃ嬉しい…
そしてそして、36話でOPが ver 24.7になりましたね
終わりまで見届けましょう!


おわり。



Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.32 )
日時: 2021/07/11 23:54
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

戦兎「てれってん!前回のあらすじ!」

万丈「この流れ飽きた」

戦兎「前回、アナザースーパー1の圧倒的(笑)な強さに屈服するスーパー1!そこに世界の破壊者・カード屋……あ、門矢士が現れる!なんかこう、色々あってアナザースーパー1をライダーキックでバァァァン!ってしました!はい!」

万丈「てきとうだなオイ。てかお前最初らへん嘘ついて…」

戦兎「うるさい。さてどうなる31羽!」

万丈「"羽"じゃねえだろ」


EP31 転校生と新・特状課の時間

シロ「おーいイトナ!!入っておいで!!」

全員は、「どんな子が来るんだろう」と少し緊張しながら教室の扉を見る。だが…
壁が轟音と共に吹っ飛び、そこから銀髪の少年が入ってきた

「俺は勝った。この教室の壁より強い事が証明された」

そんな銀髪の少年に、E組のみんなは殺せんせーとの生活に慣れたせいかツッコみたくてしょうがなくなり、

「「「いや、ドアから入れ!!!」」」

と全員で息のあったツッコミを入れた

「それだけでいい……それだけでいい………俺が"強い"と証明されたのなら」

シロ「堀部イトナだ。名前で呼んであげて下さい。ああ、それと私も少々過保護でね。しばらくの間彼のことを見守らせていただきますよ」

カルマ「ねぇ、イトナ君。ちょっと気になったんだけどさ、今外から手ぶらで入って来たよね。外は土砂降りの雨なのに……なんでイトナ君。一滴たりとも濡れてないの?」
 
その質問にイトナは黙り込み、カルマの席に近づく
 
イトナ「お前は……生身では多分このクラスで1番強い。けど安心しろ。俺より弱いから……俺はお前を殺さない」

次にイトナは、レーナの席の前に立ちこう言う

イトナ「お前は変身すれば俺と簡単に渡り合える…だが、俺には勝てない……この教室…いや、この東京にはライダーシステムを持つ人間が居ると聞いた…だが、全員俺には勝てない」

レーナ「…?」

戦兎「はあ…」

なんでこいつはライダーシステムのことを知っているんだ。と疑問になりながらも、戦兎はツッコミどころ満載の展開を整理する

戦兎「最ッ悪だ…」

と、ひとり呟いた

次にイトナは、余裕げに歩きながら教卓の前に立ち

イトナ「俺が殺したいと思うのは俺より強いかもしれない奴だけ。この教室では殺せんせー、あんただけだ」
 
殺せんせー「強い弱いとは喧嘩のことですか?イトナ君。力比べでは先生と同じ次元には立てませんよ」
 
イトナ「立てるさ。だって俺達、血を分けた兄弟なんだから」

と言い、羊羹を二つに割って殺せんせーに渡す

「「「ええーーーーー!!!き、き、き、き、き、兄弟!?」」」

イトナ「負けた方が死亡な。兄さん。お前を殺して俺の強さを証明する。放課後、この教室で勝負だ」
 
そしてイトナは、シロとともに教室を出た

矢田「ちょっと殺せんせー、兄弟ってどういう事!?」
 
岡島「そもそも人とタコで全然違うじゃん!!」
 
殺せんせー「全く心当たりありません!先生、生まれも育ちも一人っ子ですから!!昔両親に『弟が欲しい』ってねだったら家庭内が気まずくなりました!!」
 
前原「そもそも親とかいるのか!?」

-職員室-

シロ「はっはっはっはっはっ!」

本校舎とは違い静かな職員室。いるのは烏間とシロだけである。シロは、ひとりジャ○プを読みながら笑っている

シロ「驚かせてすみませんね、烏間先生。何せあの子は機密中の機密事項だ。現場のあなたが知らされていないのは無理なきこと。ですが保証しますよ。あの子は確かに殺せんせーの弟だ。放課後には誰の目にもそれが明らかになる」


前原「凄い勢いで甘いモン食ってんな。甘党なところは殺せんせーとおんなじだ」
 
磯貝「表情が読みづらい所とかな」
 
殺せんせー「兄弟疑惑で皆やたら私と彼を比較しています。ムズムズしますねぇ。気分直しに今日買ったグラビアでも見ますか。これぞ大人の嗜み」
 
殺せんせーはグラビアの雑誌を取り出し、それを、見始める
イトナの方を見ると、殺せんせーと全く同じものを見ていた
 
「「「(巨乳好きまでおんなじだ!!)」」」
 
岡島「……これは俄然信憑性が増してきたぞ」
 
渚「そ、そうかな?岡島君」
 
岡島「そうさ!!巨乳好きは皆兄弟だ!!」
 
渚「3人兄弟!?」
 
カエデ「もし本当に兄弟だとして……でも何で殺せんせーはわかってないの?」
 
不破「うーん。きっとこうよ」

と、回想に入ろうとしたが、何者かにカットされる
犯人は戦兎である。

戦兎「ハイカット!!尺の都合で存在しない記憶シーンはカットしまーす」

不破「えぇ!?殺せんせーとイトナ君が生き別れた理由だよ!?知りたくないの!?」

戦兎「原作読めばわかる」

不破「私の活躍シーンが…」


-放課後-

ついに殺せんせーとの手合わせ?が始まる。
机を壁に寄せ、リングのような形にしている。

イリーナ「机のリング……!?」
 
烏間「ああ、まるで試合だ。こんな暗殺を仕掛ける奴は初めてだ」
 
シロ「ただの暗殺は飽きてるでしょう、殺せんせー。ここは1つルールを決めないかい?リングの外に足が着いたらその場で死刑!!どうかな?」
 
杉野「……なんだそりゃ。負けたって誰が守るんだそんなルール」
 
カルマ「……いや、皆の前で決めたルールは、破れば先生としての信用が落ちる。殺せんせーには意外と効くんだ。あの手の縛り」
 
殺せんせー「……いいでしょう。その勝負受けます。ただしイトナ君、観客に危害を加えた場合も負けですよ」

イトナ「当たり前だ…弱い奴に興味はない」

決められた"ルール"をイトナも受け入れ、殺せんせーとイトナの戦いが始まろうとさている

シロ「では合図で始めようか。暗殺……開始!!」

その合図とともに、殺せんせーの触手が一本、切り落とされる
渚達は一箇所に釘付けとなった。殺せんせーの触手ではない

殺せんせー「……まさか……触手!?」
 
カルマ「あー、そういう事ね。そりゃ雨の中手ぶらでも濡れないわ……全部触手で弾けんだもん」
 
殺せんせー「…何処だ?何処で手に入れた…その触手を!!」

なぜか殺せんせーの顔はど怒りの真っ黒に染まっていた

シロ「君に言う義理は無いねぇ殺せんせー。だが、これで納得しただろう。両親も違う、育ちも違う……だが、この子と君は兄弟だ。しかし、怖い顔をするねぇ。何か……"嫌な事"でも思い出したかい?」

と、殺せんせーを嗤う

殺せんせーは、一人の女性を思い浮かべた

ーきっとあなたも……素敵な…教師に………

顔には陰がかかっていてよく見えない。
その女性は、殺せんせーらしき人物の触手を撫でて息絶えていた

殺せんせー「……どうやらあなたにも話を聞かなければいけないようだ」
 
シロ「聞けないよ、死ぬからね」
 
そう言うと、左手を殺せんせーにかざす
すると、殺せんせーの動きが止まる
 
シロ「この圧力光線を至近距離で照射すると君の細胞はダイラタント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する。全部知ってるんだよ。君の弱点は"全部"ね」

戦兎「中二病?」

ツクヨミ「いや違うでしょ」

イトナ「死ね、兄さん!」

イトナの触手が殺せんせーを襲った

村松「殺ったか?」
 
寺坂「……いや、上だ」
 
殺せんせーはなんとか月一の脱皮を使って天井に逃れていた。だが、殺せんせーの顔は疲労が溜まっているように見えた。
 
シロ「脱皮か……そういえばそんな手もあったっけか」
 
渚「(殺せんせーのエスケープの隠し技!!こんなに早く使わせるなんて……!!)」
 
シロ「でもね、殺せんせー。その脱皮にも弱点があるのを知っているよ」

脱皮も触手の再生も見た目よりエネルギーを消費する。
従って直後は自慢のスピードも低下する。
まぁ、常人から見たらメチャ速い事には変わらないのだが、触手同士の戦いにおいての影響はデカいよ。
また、触手の扱いは精神状態に大きく左右される。予想外の触手によるダメージでの動揺。気持ちを立て直す暇もない狭いリング。今現在、どちらが優勢か生徒諸君にも一目瞭然だろうね。さらには献身的な保護者のサポート………

シロ「ん?」

長々と解説していると、鼓膜が破れそうになる程の大きい銃声が教室中に響いた

銃声に驚いた生徒たちがイトナの方を観ると、対触手弾がイトナの腕貫通していた

イトナ「ぐ…!」

片岡「ど、どうなってんの!?」

磯貝「う…腕に…刺さってる……!?」

シロ「ああ、これね。触手の能力を得たものは暫くすると体と触手が一体化し、再生能力を得るんだよ……ほら、イトナ。治してごらん」

イトナ「……」

血を流したイトナの腕が一瞬で再生される

シロ「……む?」

シロが後ろを振り向くと、教卓の中から銃が飛び出していた。

シロ「なるほどね…なんらかの能力を使ってこの銃を伸ばし、イトナに向けて撃ったんだな…だが残念。イトナは無敵……は?」

突然、シロの圧力光線を放つための器具が一瞬にして破壊される

シロ「何……!?」

戦兎「残念だったな。狙いはあんたもだ、シロ」

続けて、イトナの触手に"対触手弾"を放つ

イトナ「ぎゃぁあぁぁぁぁぁ!!」

イトナの触手は飛び散り、ビチビチと気持ち悪い音を立てながら、生きのいい魚のように暴れまわっている

その隙に、殺せんせーは脱皮して不要となった皮をイトナに巻き、教室の外に投げる

殺せんせー「先生の抜け殻で包んだからダメージは無いはずです。ですが君の足はリングの外に着いている。先生の勝ちですね。ルールに照らせば君は死刑!もう2度と先生を殺れませんねぇ」

殺せんせーはナメた顔……黄色と緑の縞模様の顔でイトナ君を見た。
 
殺せんせー「生き返りたければこのクラスでみんなと一緒に学びなさい。たかが性能計算だけでは計れないもの。それは経験の差です。君より少しだけ長く生きて少しだけ知識が多い。先生が先生になったのはね、それを君達に伝えたいからです。この教室で先生の経験を盗まなければ……君は私に勝てませんよ」
 
イトナ「……勝てない?俺が……弱い……?」
 
すると、イトナは触手を黒く染めた

シロ「…不味いな。イトナは大の勉強嫌いだ。勉強嫌いの子供に対して説教すればジェノサイドが吹き荒れるぞ!」

戦兎「カタカナ好きだなあんた」
 
中村「黒い触手!?」
 
前原「やべぇキレてんぞあいつ!!」
 
イトナ「俺は強い。この触手で誰よりも強くなった……誰よりも……うがっ!」
 
イトナは殺せんせーに襲い掛かろうとするが、何故かいきなり倒れて気絶した。
 
シロ「すいませんね殺せんせー。どうもこの子はまだ登校できる精神状態じゃなかったようだ。転校初日でなんですが……しばらく休学させてもらいます」

と、シロはイトナを抱え帰ろうとする
 
殺せんせー「待ちなさい!担任としてその生徒は放っておけません。一度ここに入ったからには卒業するまで面倒を見ます。それにシロさん。あなたにも聞きたい事が山ほどある」
 
シロ「嫌だね、帰るよ。力ずくで止めてみるかい?」
 
殺せんせーがシロの肩を掴むと、その触手はなぜかドロドロに溶けた。

シロ「対先生繊維さ。君は私に触手一本触れられない。心配せずともまたすぐに復学させるよ殺せんせー。3月まで時間は無いからね」

--数分後--

殺せんせー「恥ずかしい恥ずかしい」
 
片岡「何してんの、殺せんせー?」
 
岡野「さぁ?さっきからああだけど」
 
殺せんせー「シリアスな展開に加担したのが恥ずかしいのです。先生、どっちかと言えばギャグキャラなのに……」
 
片岡「自覚あるんだ!!」
 
狭間「カッコ良く怒ってたね『何処で手に入れた……その触手を!』」
 
殺せんせー「いやああぁぁ!言わないで狭間さん!!改めて自分で聞くと逃げ出したい!!つかみどころのない天然キャラで売ってたのにああも真面目な顔を見せてはキャラが崩れる!」
 
三村「自分のキャラを計算してんのが腹立つな」
 
イリーナ「でも驚いたわ。あのイトナって子、まさか触手を出すなんてね」

木村「……ねぇ殺せんせー、説明してよ。あの2人との関係を」

速水「先生の正体、いつもテキトーにはぐらかされてたけど……」
 
杉野「あんなの見たら気になるよ」

片岡「そうだよ。私達生徒だよ?先生の事よく知る権利あるはずだよ」
 
殺せんせー「…………仕方ない。真実を話さなくてはなりませんねぇ。……実は先生……」

突然シリアスな雰囲気になる。
クラス全員は、思わず息を飲む

殺せんせー「……人工的に作り出された生物なんです!!」
 
「「「…ふーん」」」

 殺せんせー「にゅやっ反応薄っ!!これ、結構衝撃的告白じゃないですか!?」
 
岡島「……つってもなぁ……自然界にマッハ20のタコとかいないだろ」
 
原「宇宙人でもないならそん位しか考えられない」
 
片岡「で、あのイトナ君は弟だと言ってたから……殺せんせーの後に造られたと想像がつく」
 
渚「知りたいのはその先だよ殺せんせー。どうしてさっき怒ったの?イトナ君の触手を見て。殺せんせーはどんな理由で生まれてきて、何を思ってここに来たの?」
 
殺せんせー「…………残念ですが今それを話した所で無意味です。先生が地球を爆破すれば君たちが何を知ろうが全て塵になりますからねぇ」
 
「「「…………」」」
 
殺せんせー「逆に言えばもし君達が地球を救えば……君達は後でいくらでも真実を知る機会を得る。もうわかるでしょう。知りたいなら行動は1つ殺してみなさい。暗殺者アサシン暗殺対象ターゲット。それが先生と君たちを結びつけた絆のはずです。先生の中の大事な答えを探すなら……君達は暗殺で聞くしかないのです。質問が無ければ今日はこれまでまた明日!ああ恥ずかし恥ずかし…」
 
殺せんせーは恥ずかしがりながら教室を去っていった。

-帰り道-

渚「イトナくんの触手、あれ一体なんだったんだろう」

戦兎「しらね。多分新手の幽波○使いだよあいつ。多分波紋も使える」

渚「それは違うと思うけど」

レーナ「今日は色々ありすぎましたね…」

ゲイツ「そうだな……早くこの生活から抜け出したい…」

???「ちょっとそこのあなた達」

「「「「…へ?」」」」

突然声をかけられ、後ろを振り向く
そこには一人の女警官が立っていた

???「…やはり間違い無いようですね」

すると女は、渚達の腕に手錠をかける

???「我々は新・特状課。あなた達を拘束します」

渚「…え?」

戦兎「ドユコト?」

茉希「あなた達に殺人の容疑がかけられています。署まで連行します」

レーナ「え…」

渚「え…」

ツクヨミ「え…」

「「「「えぇぇぇぇぇぇ!?」」」」

-旧校舎-

夕方の、多分誰もいないであろう旧校舎
だが、未だ帰らず残っている前原、杉野、烏間とその他に、一件の通知が来た

杉野「えぇぇぇぇ!?渚達がつかまっタァ!?」

前原「おいおい…まじかよ……」

烏間「いいや…彼らが殺人などするはずがない…するはずが……」

……………………

時間が停止した真っ白な空間
そことはウールと一人、影のようなものが立っていた

???「……君が…この私に新たな力をくれるんだね」

ウール「もちろん。このウォッチを使えば…君は超進化態になれる」

???「…そうか」

影は微笑しながら、アナザーウォッチを心臓部分に埋め込む。すると、影の体は赤く染まり、アナザードライブへと変身した

【ドライブ!】

ウール「…"ロイミュード109"。今日から君が、仮面ライダードライブだよ」


To be continued………


次回

「あいつらがそんなことするわけがない!」

「探偵は二人いる」

「この事件はアナザーライダーによるものでは?」

「私が仮面ライダードライブだ」

「誰が"ゴリラサイクロプス"ですって…!?」,

「探偵なんて御免だ」

EP32「新・特状課の目的とはなにか」



どうも、チェンソーマンの名場面といえばレゼ戦、宇治抹茶です
今回はイトナが主役?でした
次回からはまた新しい物語が展開されます
よろしくお願いします

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.33 )
日時: 2021/07/16 00:38
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi


戦兎「てれってん!前回のあらすじ!」

万丈「お前捕まってんのに何でここ居んだよ」

戦兎「それは秘密。えー前回、堀部糸成という少年が、白装束の男シロとやってきた。糸成は触手使いで、殺せんせーは何故か顔を真っ黒にして切れていた。なんかこう、いろいろあって倒したが逃げられてしまう。そんな我々ヒーローに、なぜか手錠がかかってしまう……どうなる32話!」

万丈「お前怖いな」



EP32 新・特状課の目的とはなにか



-新・特状課-


「あなた達はここに座っていてください」

渚達5人を連れてきた女性は、尾瀬茉希(おぜ まき)。
新・特状課のメンバーだ。

戦兎「…せっかくの放課後が台無しだ」

ゲイツ「…なんなんだ、あいつら」

戦兎「…警察だ。俺らが人なんか殺すわけないだろ、もしかして無能?」

茉希「静かにしていただけますか?」

茉希の圧力で、戦兎は黙り込む

茉希「あなた達が犯した罪は重い。我々は、あなた達が中学生だろうと、いくら少年法で守られていようと、2度と社会復帰できないようにすることが可能です…あなた達はそれほど大きな罪を犯したのですよ…」

と、茉希は渚達を養豚場の豚を見るような目で見た後、去っていった

戦兎「…てかなんで俺たちが」

渚「何を言っても無駄だろうね。僕たちの個人情報は全て週刊誌に晒されて、ニュースでは連日のように取り上げられる。これじゃあ王様になれないよ」

ゲイツ「……2021年の日本もこれほどまでにクソなのか?"ケイサツ"とかいうのはなぜ動かない?戦兎の言う通り無能なのか?」

渚「…ううん、みんながみんなそうじゃない。警察の人たちもこれが仕事。あまり悪く言わない方がいいよ」

ゲイツ「すまん」

ツクヨミ「いや……牢屋みたいなところで寝泊まりさせられたのによくそんなこと言えるわね」

すると突然、部屋の扉が開き、ひとりの大柄な男が入ってきた

???「やあ、はじめまして。俺は桜備秋樽(おうび あきたる)。新・特状課の課長だ」

戦兎「テレビで見たな。確か変身能力を持たずして体を張った仕事ができるとか、地味に憧れてたし。まさかこんな形で対面してしまうとは」

桜備「あのしょうもない企画を見てくれてたのか!?」

戦兎「普通に面白かったっすよ………て、そういやあんた何しにきたの」

桜備「お、面白かった!?普通に嬉しいな!……!何しに来たかって?ああ、君たちに真実を伝えにきた」

「「「真実?」」」

桜備「今から話すことを頭に叩き込んでおいてくれ」

2021年 6月26日 午前10時30分
亀井有カメイユウチェーン店で働く一人の男性が、何者かによって店の前で殺害された。
遺体に目立った外傷はなく、死因は不明のまま

そこで、上層部が目をつけたのは
"仮面ライダー"
彼らならいとも容易く人の命を殺めることができ
る。

調べた結果、変身者は中学生。近くの椚ヶ丘学園に通っていることが判明した。

「相手は中学生だぞ!彼らがやるはずない!」

「何も証拠がないのに、彼らに濡れ衣を着せるわけにはいかん!」

と、会議はなかなかまとまらなかった
そこで、上層部のメンバーである"ジョヴァンニ"という男が、

「事件の解決には人の犠牲が伴う……社会の摂理だ。犠牲となるのはたった5人の子供だ…証拠を隠蔽すればなんてことはない」

その言葉で、上層部の目の色が変わった

「そうだ!たった5人の犠牲!事件の解決に必要だ!!」

「さすがジョヴァンニ!」

と、歓声が上がり
上層部会議は終わってしまった

戦兎「なんだよそれ…」

桜備「すまない……本当にすまない………」

戦兎「いやいや、あんたは悪くない」

渚「その、ジョヴァンニって人……なんか怪しい」

ゲイツ「同意見だ」

桜備「今日はもうひとり、人を呼んでるんだ。呼んでくるから待っててくれ」

そう言うと、桜備は扉を開けて去っていった

ゲイツ「…にしても謎だな。ジョヴァンニってやつ」

戦兎「作者曰く"モ○ストのマモンみたい"らしい。なんかツクヨミみたい」

ツクヨミ「な゛ん゛か゛い゛っ゛た゛?」

怒り…いや、怨念も詰まっているだろう。ツクヨミの圧力で、戦兎は

戦兎「ごめん」

と、素直に謝る

渚「戦兎君、メタいよ」

---30分後---

???「久しぶりだな、ここに来るのも」

一人の男が部屋の扉を開けて入ってきた

桜備「泊さん…お久しぶりです」

???「桜備さん、久しぶり……それで、この子達があの?」

桜備「ええ…」

男は、渚達の方を向いて

進ノ介「俺は警視庁捜査一課の泊進ノ介だ。よろしく」

と、笑顔で挨拶した

渚「よろしく…お願いします」

ゲイツ「…出会って早々質問悪いが、俺らはここから出れねえのか?」

進ノ介「いや、まだ大丈夫だ。まだ報道されていないから、監視をつけるなら外を出歩いても良い」

戦兎「良いのかそれで。俺たちのこと信用してないんじゃないの?」

進ノ介「…いいや。俺は少なくとも君たちを信用している」

ゲイツ「何故だ?」

ゲイツの問いに、進ノ介は表情を曇らせこう言った

進ノ介「俺もこの間までは…君たちと同じような力があったからだ」

ゲイツ「ライダーの力か?」

進ノ介「ああ。仮面ライダーとは人を守り助ける者……悪魔と戦う運命にある者………君たちが、力を使って一般人を襲うはずがない」

戦兎「ふーん」

ゲイツ「ああ、襲わない。しかもその時間帯、俺たちは事件が起こったカメイユウにはいないからな」

渚「…なら誰が一体あんなことを……」

茉希「この事件は"アナザーライダー"によるものなのでは…?」

戦兎「うわ、あんたいつの間に。冤罪なんだから、もっと丁重に扱ってくれよ。何も引っ張ることなんて……もしかしてカイリキー?」

戦兎の地味な煽りに、茉希は
ゴリラと間違えてしまうほどの顔芸をし、戦兎の腕を掴む

茉希「誰がゴリラサイクロプスですって…!?」

戦兎「イダダダダダダ!や、やめろ!?」

ゲイツ「…それで、アナザーライダーの仕業かもしれない。それについてはどうするつもりだ?」

進ノ介「まだ決まったわけじゃない。だから、その真相を突き止めるべく、俺は探偵を雇った。君たちも付いてきてくれないか?」

進ノ介は、特状課にいたころの思い出を振り返りながら、ギアを締める

渚「…わかりました」

戦兎「わかった」

レーナ「あ…あの……置いてけぼりにするのやめてください…?」

--------------

渚達は東京の渋谷区内にあるとある場所に訪れた
そのとある場所とは、探偵の住む事務所的な場所。

ここは日本かと疑ってしまうほどの洋風な外観で、扉には明らかに時期外れ"クリスマスリース"が飾られている

「「「(なんでクリスマスリースが…)」」」

突っ込みたい気持ちを抑えながら扉を開けると、そこには

「……世間は退屈で死にそう…そうは思わないかい?」

「……あの、お客様来てますよ」

気だるげに椅子に腰掛け、
キャンディを舐めながら紫髪の少女が机に足を堂々と乗せていた

「ああ、なんだ…泊か」

その少女の名は

「君たちが"仮面ライダー"とやらか?私はシャーロック・ホームズ…一応業界ではこの名で通ってる」

渚「シャーロックホームズ……本で読んだことがある……」

ホームズ「だろう?結構有名なんだぞ」

「…もう、ホームズ!また部屋を散らかして!いい加減にしてくださいよ!!」

奥の方から女性の声が聞こえる
その女性は、機械の如く素早い動きでこちらへ近づいてきた

ワトソン「自己紹介遅れました。私はワトソン、ホームズの助手兼お世話係です」

ゲイツ「兼……?」

ワトソン「はい、"兼"です」

ホームズ「…私は探偵以外の仕事はからっきしなのでね。全てワトソンに任せているのだよ」

ゲイツ「お、おう…大変だな」

ワトソン「ホームズ、ちゃんと部屋掃除してくださいね!!……全くもう」

ホームズ「普段あーやって言っているが、何だかんだで私の起床から就寝まで付きっ切りで世話してくれているし、日記までつけてるし。普通に良い奴だ」

ゲイツ「大丈夫なのかよそれ…」

そんなゲイツのツッコミを無視して、ホームズは新聞を読み進める

進ノ介「…ホームズさん、頼みたいことがあるんだけど」

その一言でホームズは目を輝かせ

ホームズ「事件か!?事件が起きたのか!?」

と、進ノ介を揺さぶる

進ノ介「ああ、殺人事件が起きて……この子達が犯人だと一方的に決められてしまった。その事件の真相を突き止める手伝いをしてほしい」

ホームズ「…そんなことは知っている!早く行くぞ!!」

ワトソン「待ってくださいホームズ!私も連れてってください!!」

ゲイツ「大丈夫か?これ」

戦兎「最ッ悪の展開だ…」

……………………

その後、渚達は車に乗せられ、とある場所へと向かっていた

戦兎「明光院」

ゲイツ「なんだよ」

戦兎「お前……秋山蓮に似てるよな」

と、なぜか真剣な顔で言われる

ゲイツ「は?だれだそいつ」

中学生男子だからなのか。しょうもないし意味のわからない……わかる人にしかわからない会話である

レーナ「今はどこに向かっているんですか?」

進ノ介「もう一人、仕事を依頼した人がいて……その人のところに向かってるんだ」

ゲイツ「誰だ?」

進ノ介「君塚君彦…って名前は聞いたことあるか?」

ゲイツ「誰だ」

ツクヨミ「誰よ」

進ノ介「マジか……」

戦兎「ああ、新聞のよく載ってた人だよな…ほれ、これこれ」

と、どこからともなく新聞を取り出し、彼に付いて取り上げられている記事を指差す

進ノ介「そうそう。彼はとある"名探偵"の助手として4年前から活動していた……だが1年前、パッタリとやめてしまった」

ゲイツ「何故だ?」

進ノ介「それは……あ、着いたぞ、ここだ」

ゲイツ「お、おい!?」

車を止め、外へ出る
するとそこには、見覚えのある学校が見えた

渚「ここって……」

進ノ介「……総武高校だ」

1ヶ月ほど前に行ったきりの総武高校だ。
アナザーライダーの一件があってからは、全くここに顔を見せていなかった

ゲイツ「…ここにその、名探偵の元助手がいるのか」

進ノ介「その通り。ここで君塚君彦が通りかかったら声をかける、逃げ出さないような状況を作る、もう一度依頼をする…この3つをする」

ツクヨミ「めちゃくちゃ迷惑ね…」

進ノ介「それほど重要な事件だからな」

それから30分間ずっと待っていたが、なかなか現れない。
眠ってしまいそうなくらい退屈だ

ゲイツ「全然出てこないな…」

戦兎「おい、その台詞は」

進ノ介「君塚君彦(きみづか きみひこ)君、ちょっと良いかな?」

君塚君彦と呼ばれたその青年は、ため息を吐きながら

君彦「…何度も言いましたが、人違いだと思います」

進ノ介「人違いなはずがない。この新聞を見てみてくれ」

進ノ介は鞄の中から大量の新聞を取り出す
鞄の使い方とはこう言うものだ

進ノ介「3日前の夕刊。ひったくり犯を捕まえた、お手軽男子高校生」

君彦「…どんだけ調べたんですか」

進ノ介「まだまだある。『振り込め詐欺を未然に防いだ、スーパー男子高校生!』『ペット探しならお手の物、少年Kが今日も迷子の子猫を捕獲!』『人命救助のスペシャリスト、通学途中に2人もの命を救う!』……とかな」

君彦「…何でも知ってるんですね、さすが警察」

進ノ介「ああ、何でも知っている。君が、"名探偵"の元助手であることもね」

君彦「………」

突然彼は黙り込む。
数秒ほど間が空いたのち、再び口を開き

「探偵なんてもう…御免だ」

と、俯きながら言った

……………………

闇に包まれた街。
周りはビルで埋め尽くされわていて、いたるところに明かりがついている
そこに1人、顔が黒い何かで隠れた人影……ロイミュード109が現れる

ロイミュード109は高層ビルの屋上に立ち、街を眺めながらニヤリと笑い

「さあ…はじめよう……アナザーライダーによる復讐劇を……私が仮面ライダードライブだ」


To be continued………



次回

「私は雪ノ下陽乃…初めまして、潮田渚君」

「君と会うのは一年振りだね」

「やめろ!そいつは危険だ!」

「俺がヒーローになるんだ!!」

「さあ、お前の罪を数えろ」

EP33「彼が探偵をやめてしまったのはなぜか」



わいは太陽の子!宇治抹茶………デス!!(中二病)
今回は泊進ノ介の登場回でした!次回はなんか色々キャラが出ます!色々!

よろしくお願いします!

以上!仮面ライダー達にクソ栄光あれ!!!


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