二次創作小説(紙ほか)

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暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜
日時: 2021/03/21 15:26
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

初めまして、宇治抹茶です
名前の由来は、ごちうさと抹茶が好き
この二つだけです

性別は男、年齢は地球と同い年です
よろしくお願い致します

設定

この話は、仮面戦士たちの戦いに
落ちこぼれE組が巻き込まれていくお話です

主人公などは特に決めておりません
皆さんのご想像にお任せします

暗殺教室本編で掘り下げられなかったキャラたちの過去回想を
勝手に妄想して掘り下げます()

メタ発言、下ネタシーン、シリアス、鬱展開などありますがよろしくお願いします

第1話の方は後ほど投稿いたします

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.19 )
日時: 2021/06/08 00:32
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

EP19 修学旅行編 過去の時間-神崎編-

あらすじ

戦兎「へい!ここではおれ、桐生戦兎が愉快に前回のあらすじをしていきまーす!」

万丈「何気に俺久々の登場なんだが、いつ出れるんだ?」

戦兎「あと…500話くらいあと」

万丈「う、嘘だろ!?」

戦兎「はいもういいから、前回までのあらすじ!中間テストが明け、修学旅行編!俺たちはわくわくしながら修学旅行へ行った。がしかし!E組の生徒の1人、ヴラディレーナなんちゃらさんが仮面ライダーだったことが判明!」

万丈「名前覚えてやれよお前最低だな」

戦兎「そして!我らがヒロイン、茅野カエデと神崎有希子+αが拐われてしまう!どうする戦兎!?あ、違った……どうする渚!?」

万丈「はよ俺の出番よこせ」

戦兎「さあ!本編をどぞ!」

万丈「おい無視やめろ」

戦兎「ごめんて」

……………

カエデ「さっきの写真。真面目な神崎さんもああいう時期があったんだね。ちょっと意外」

神崎「うん……」



-過去-



私は、弁護士の父の元で生まれた。父は昔から私に

「勉強しろ」

「将来は弁護士になれ」

「お前は椚ヶ丘学園で強者であり続けろ」

と、肩書きばかり求めてきた
厳格な父に私は逆らうことができなかった

………逆らえなかった、その勇気がなかった

そんな私にも、味方はいた

「有希子、後でコンビニいこ」

それは、たった1人の兄だった
兄は私と反対で頭が良くてしっかり者で、私に優しくしてくれていた

「おーい有希子。ばーちゃんとこ行くぞ」

「う、うん」

私と兄は、仕事で忙しい父に変わって
祖母の看病をしていた。

祖母はいつも、私と兄に優しく接してくれた
いつも穏やかな笑顔をしていた

ある日、祖母は私にこう言った

神崎祖母「このへそくりでゲームでも買いなさい」

その一言が、私がゲームを始めるきっかけだった



兄「有希子ー。スマブラしよ」

私達はよくゲームをするようになった
勉強の合間、父のいない間

兄「お、お前強いな!?」

有希子「うん、部屋に篭って練習してたから」

ゲームは私に生きる意味を教えてくれた

でも、私がゲームを始めてすぐ、祖母は亡くなった

私は、最後まで見せていた祖母の笑顔が忘れられず、介護士を目指すようになった

兄は応援してくれていた。けれど、そんなこと父が許さなかった

父「有希子!お前は何度言ったらわかるんだ!私と同じように弁護士になれ!」

私は反発できなかった。
できないんじゃない、する気がなかった

兄「父さん、あんたはそこまでして何で弁護士にこだわる!?それがあいつの幸せかよ!」

父「やかましい!お前は黙っておれ!」

兄「く…」

父からのプレッシャー耐えられなくなり、私は中学2年の夏に、服装を変えてゲームセンターに行った
夏休みはずっとゲームに没頭していた

「へいそこのカワウィーじょーちゃん!俺と遊ばね?」

有希子「はぁ?嫌に決まってんじゃん」

「そんなぁ」

でも、ゲームに没頭していたせいか、成績は落ちて行った

父「おい有希子!どういうことだ!!お前は…お前は世の中を舐めとるのか、ああ!?」

有希子「ごめんなさい…」

父「謝れば済むと思ってるのか!!この落ちこぼれが!お前は本当に………」

兄「いい加減にしろよ親父!成績が落ちてからなんだ!あんたはどれだけ自分の娘にプレッシャーかけたら気が済むんだ!」

父「うるさい!お前みたいなやつうちにはいらん!でてけ!」

兄「はいはい。こんな家で暮らすなんて、こっちから願い下げだ」

この日から、父と兄の仲は最悪になった


兄「俺、もうすぐしたら一人暮らしするんだ。収入が安定してきたら、一緒に暮らそうな。有希子、俺はお前の味方だ」

次の日、兄は家から出て行った
時々メールはしているものの、寂しさのあまり泣き出してしまいそうになる

…情けない。あの時ゲームセンターになんか行かなければよかった

今更悔いても仕方がない、父の言う通りだっんだ。私が勉強さえしていれば


そして、私はE組に堕落した


…………


神崎「…バカだよね。遊んだ結果得た肩書は“エンドのE組"、もう自分の居場所がわからないよ」

リュウキ「俺等と仲間になりゃいーんだよ。俺等もよ、『肩書きとかクソ喰らえ!』って主義でさ、エリートぶってる奴等を"台無し"にしてよ!なんつーか自然体に戻してやる?みたいな。俺等そういう遊び沢山してきたからよー、"台無しの大先生"って呼んでくれよ」
 
カエデ「…なにそれ……さいってー」
 
リュウキ「あ?」

茅野の発言に苛立ちを覚えたのか、茅野の首を掴んで締め上げる

カエデ「あ……が…」

リュウキ「何エリート気取りで見下してんだあ!?テメーもすぐに同じレベルまでに堕としてやんよ!」

と、茅野を蹴り飛ばす

カエデ「が……」

神崎「(…何……まだ堕ちなきゃいけないの…?私が何をしたっていうの?よりによってこんな………)」

すると、扉が開く

リュウキ「おっ、きたきた。撮影スタッフのご登場だぜ」

だが、そこに撮影スタッフはいなかった
代わりに、不良をボコボコにした渚たちが現れた


戦兎「へいへーい!」

ゲイツ「お前ほんとバカみてえな作戦たてるよな」

-回想-

渚達は、使われなくなった廃墟に来ていた

戦兎「ここが敵のアジトみたいだな」

ゲイツ「何でわかったんだよ」

戦兎「あれを見ろ」

ゲイツ「は?」

言われた通りに戦兎の指差す方向を見ると、そこには不良が数人ほど立っていた

戦兎「あそこに不良達がいる…あいつらを」

ツクヨミ「あいつらボコして更生させよ!」

ゲイツ「はぁぁぁ!?」

戦兎「どうだ?名案だろ?褒めてくれよ」

ゲイツ「……ったく、仕方ねえな」

…………

戦兎「という感じで、遊びに来ましたー!」

リュウキ「お前らアホかよ!?初対面の相手に殴って更生させようとするバカどこにいんだよ!てかどーやってきたんだよ!」

すると、渚が辞書のような修学旅行のしおりを開く

渚「修学旅行のしおり1243ページ、『班員が拉致られた時の対処法』。犯人の手がかりがない場合は会話の内容や訛りから地元の者かそうでないかを判断する。
地元民でなくて更に学生服を着ていた場合、考えられるのは相手も旅行生で、旅先でオイタをする輩だということ」

戦兎「そのしおりまじですげーな」

レーナ「ええ、ここまで完璧な拉致対策のしおりは生まれて初めて見ました」

「「「「ねーよそんなしおり!」」」」


ゲイツ「さあててめえら……」

ツクヨミ「どいつから更生させてやろうかしら」

渚「ツクヨミさんが本気になってる!?」


リュウキ「いい度胸じゃあねえか。こっちもツレを5人ほど呼んだ……これで俺たちが優勢だぜ。てめーら見てえな真面目ちゃんは、見たこともねえ不良どもに……」

またドアが開かれる
だが、そこにいたのは丸坊主にされ丸眼鏡をかけさせられた元不良達であった、

殺せんせー「不良などいませんねぇ。先生が全員手入れしてしまったので」

渚「殺せんせー!」

殺せんせー「遅くなってすみません。この場所は君達に任せて他の場所をしらみつぶしに探していました」

ゲイツ「タイミング神だな、あんた」

殺せんせー「渚君がしおりを持ってくれていたおかげで先生に迅速に連絡が出来たのです。このしおりはやはり有能!」

リュウキ「先公だと、ふざけんな!!舐めた格好しやがって!」
 
殺せんせー「ふざけるな?それは先生のセリフです」
 
ナイフを持った不良どもを、殺せんせーは一瞬にして首をひねる

殺せんせー「ハエが止まる様なスピードと汚い手で、うちの生徒に触るなどふざけるんじゃあない!」
 
リュウキ「…く、エリート校は先公まで特別製かよ。テメーも肩書きで見下してんだろ?バカ高校と思って舐めやがって!」

触手で向かってくる不良を気絶させながら、殺せんせーはこう続ける

殺せんせー「エリートではありませんよ。確かに彼等は名門校の生徒ですが、学校内ではuと"落ちこぼれ"呼ばわりされ、クラスの名前は差別の対象になっています。ですが、彼等はそこで様々な事に実に前向きに取り組んでいます。君達の様に他人を水の底に引っ張る様なマネは決してしませ
ん。学校や肩書きなど関係無い」

リュウキ「て、てめえ……」

殺せんせー「清流に棲もうがドブ川に棲もうが前に泳げば魚は美しく育つのです……さて、私の生徒達よ。彼等を手入れしてあげましょう。修学旅行の基礎知識を身体に教えてあげるのです」
 
すると、渚達が後ろからしおりで不良達の頭を叩く

不良「「「ギャース!」」」

殺せんせー「さて、捕まった皆さんを救出してさっさと旅館に戻りましょう」

と、その時。
意識の残っていたリュウキが立ち上がる

リュウキ「オイオイ。まだ終わっちゃあいねえぜ?」

怪しげな笑みを浮かべ、ポケットからアナザーライドウォッチを取り出す

ゲイツ「それは!!」

カルマ「まだやる気?いいよ、俺なら相手になるよ」

リュウキ「東京じゃああんま面白くねーからよォ、ここで使っちまうぜ」

ライドウォッチのスイッチをを押す

【キバ!】

すると、リュウキは自らの胸にウォッチを埋め込んだ

体はだんだんと姿を変え、仮面ライダーキバに酷似した、"アナザーキバ"へと変貌した

レーナ「仮面ライダー……キバ…!?」

アナザーキバ「今度こそてめーらを……ドン底まで叩き落としてやるよ」


To be continued……


次回

「そいつには気をつけなァ、まじでヤベーヤツだぜ」

「俺が何から何まで台無しにしてやんよ!」

「こうなったら…」

「ガルルセイバー!」

「君にこれを託すよ」

EP20 「修学旅行編 台無しの時間」




あとがき的なヤツ

今回の神崎さん過去編は、ファンブックの情報を元に勝手に掘り下げて設定を作り、書いております。

とりあえず今のところは、2学期までに継承が全部終わったらいいなー
と思っております

そしてそして!
次回はアナザーキバの活躍が見れますよ!
楽しみにしててください!



Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.20 )
日時: 2021/06/11 00:13
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

戦兎「てれってん!前回のあらすじ!」

万丈「またかよ。マジで本編出してくれよ」

戦兎「前回、なんか神崎さんの過去がわかったらしい!知らないけど!」

万丈「知らねえのかよ」

戦兎「そして?女子達が絶望する中ァ?俺率いる仮面ライダーが助けに来て、変身なしで不良を倒した!ヒュー!かっこうぃー!」

万丈「きも」

戦兎「きもくねーよ。で、殺せんせーにもボコボコにされ、不良達ピンチ!でも、不良のトップ、リュウキとか言う奴は、なんとアナザーライドウォッチを持ってやがった!どうするヴラディレーナなんとかさん!今回はその続き!よろしくぅー!」

万丈「そろそろ名前覚えてやれよ」

…………

EP20 修学旅行編 台無しの時間


レーナ「仮面ライダー……キバ…!?」

アナザーキバ「今度こそてめーらを……ドン底まで叩き落としてやるよ」

戦兎「きっしょ」

ゲイツ「ださ」

ツクヨミ「てかあんた誰」

アナザーキバ「あぁ!?」

心無い言葉を浴びせられ、さらに不機嫌になるリュウキ。



2008年

元この世アレルギーの青年、紅渡は、突如ときて現れたこのライドウォッチの正体を探るため、洋館を飛び出してきた

渡「本当になんなんだ………え?」

突然、渡の後ろからワーフゲートのようなものが現れ、渡を吸い込んだ
その中には、光も闇も何もない空間が広がっていて、ただただ意味がわからなかった

渡「……このおもちゃみたいなやつの仕業?」

???「ああ、そうだ」

どこからか若い男の声がした
その声の主は、徐々に渡に近づいていき

渡「だ、誰……ですか?」

ウォズ「私はウォズ。今君が持っているそのおもちゃのようなものはライドウォッチといい、我が魔王の覚醒に必要なのだ。私についてきたまえ」

渡「ウォズ……魔王…」

言われるがままにワープゲートへと入っておく

そして、ワープゲートから出た先は

ウォズ「ここが2021年の京都」

渡「に、2021年!?」

ウォズ「そうだ。紅渡君からこのライドウォッチを渡してほしい。もちろん我が魔王に直接」

渡「直接…」

ウォズ「とりあえず、私についてきたまえ」

渡「は、はあ」

………………

レーナ「キバット!」

キバット「喜んで!」

飛んできたキバットを片手で掴み、

『ガブッ!』

と噛ませる。すると、そこから血管が浮に出て
顔に紋様のようなものが現れる

渚「あれは…」

カルマ「マジ?」

レーナ「ッ………変身」

キバットをベルトに装着し、鎧を纏い
仮面ライダーキバへと変身した

アナザーキバ「…オイオイ、あいつら嘘つきやがったぜ。ホンモノとホンモノは共存できないはずだ。なのに何故だ?」

戦兎「黙れ○ね」

ゲイツ「こいつよりジオウの方がマシ」

ツクヨミ「てかあんた誰」

アナザーキバ「てめえら………ま、まあいい、面白くなってきたじゃあねえか」

キバ「…」

アナザーキバ「うおらぁぁぁぁ!」

ただ黙ってこちらへ向かってきているキバに
殴りかかろうとするが、避けられ、キバに腹を殴られる

アナザーキバ「……なんだてめえ」

キバ「…」

キバに掴みかかるが、腕を振りほどかれ
腹を蹴飛ばされる

アナザーキバ「ぐっ!!」

腹を蹴られた衝撃で、壁にぶつかる
ぶつかった壁には大きな亀裂が入って、今にも壊れてしまいそうだ

アナザーキバ「調子乗りやがって……」

一方的に攻撃され、無性に腹が立ったアナザーキバは

アナザーキバ「でてこい!バッシャーマグナム!」

と、右手を挙げ叫ぶ
すると、壁をすり抜けてバッシャーマグナムが現れる

アナザーキバ「ひゃっほぉぉぉぅ!!」

武器を持ったと同時に、容赦なくそれをキバに向けて発砲する

キバ「ッ……」

アナザーキバ「あれれ?どうしたァァ!?さっきみてえにこっち来いや!」

少し危機感を覚えたのか、キバは笛のようなものを取り出し

キバ「…こうなったら…………キバット、コレを使って」

キバット「…わかった」

【ガルルセイバー!】

キバットバットⅢ世が、ガルルフエッスルを吹きならす



???「おっと、お呼びみてえだ。娑婆の空気を満喫中だと言うのに…」

フエッスルに呼応して、男は地面を引っ掻き
武器のようなものへと姿を変える

それをキバは片手で掴む
左腕、胸部、マスクの部分が青く染まり、
ガルルフォームへと変化した

キバ「……があぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

狼のような声をあげ、アナザーキバに突進する

アナザーキバ「なんだこいつ…狼かよ!」

キバ「ヴヴヴゥゥ………」

奥田「す…すごいですね。何かに取り憑かれたみたいに…はい」

戦兎「どうやらアレは…取り憑かれてはないみたいだ」

杉野「ファ?」

戦兎「あれはレーナさんの人格らしい。ウィ○ペディアで調べた」

杉野「お、おう」


キバ「グルルルルル………」

狼のような唸り声をあげ、アナザーキバに攻撃する

アナザーキバ「マジでなんなんだテメェ!?」

キバ「がぁぁぁぁぁぁぁ!!」

アナザーキバ「こいつマジで……やべーやつだ」

バッシャーマグナムを使いキバに発砲するが
全て避けられてしまう

カエデ「い、一体何が……」

不良に捕まっていたメインヒロイン、カエデが
体を震わせながら言う

戦兎「……ん?なーんで茅野震えてんの」

ゲイツ「しらねーよ。てかお前参戦しなくてもいいのか?」

戦兎「しなくてもいい。見てなって」

戦兎にそう言われ、ゲイツは黙ってキバとアナザーキバを見る

キバ「…グルルルルル」

アナザーキバ「くそが………テメーなんざ、俺が何から何まで台無しにしてやんよ!」

キバット「今だ、キバ!」

キバ「…」

『ウェイク アップ!』

と、フエッスルを鳴らしたその時、廃墟の壁が外側から破壊される

???「…なんだなんだ?苦戦しているようだな」

現れたのは、ピンク?で覆われた体に
顔はバーコードのようなものが突き刺さった男が現れた

渚「ピンク……」

???「ピンクじゃないマゼンタだ」

ゲイツ「だれだ…お前」

戦兎「え」

???「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ」

アナザーキバ「きたか…ディケイド」

ア(以下略)にディケイドと呼ばれたマゼンタの男は、渚達に近寄る

ディケイド「お前達の相手は俺だ」

と言い、銃を取り出しそこから霧をばらまいた
渚達はすぐに異変に気付いた

ゲイツ「……なんだ…これは…」

渚「対ライダーシステムの…」

戦兎「お前らどうした?」

ゲイツ「お前は大丈夫なのかよ…」

戦兎「おれは対策してるから大丈夫………それより」

先程まで優勢だったキバも変身が解除された

レーナ「あ……がっ………」

彼女は霧の効果が効きすぎたためか、地べたに血を吐く

戦兎「レーナさんは他のライダーと違って、この霧の効果を大きく受けるんだ……そりゃ、あのコウモリから体液をもらってるからな」

ゲイツ「くそ……」

キバット「おい、レーナ!大丈夫か!?」

レーナ「頭が………痛い…!!」

頭を押さえ、地面にうずくまるレーナ

アナザーキバ「へっ!いい気味だなァ!」

そう言いながら、レーナの頭を踏んづける

キバット「やめろ!!!」

レーナ「あがっ……」


渚「ミリーゼさ……」

ディケイド「…おいジオウ、ゲイツ。俺が相手だ」

渚「…」

ジクウドライバーを取り出し、装着する
ゲイツも同じく、ジクウドライバーを取り出す

2人とも同時にライドウォッチを取り付け、
回転させる

「「変身!」」

【仮面ライダージオウ!】

【仮面ライダーゲイツ!】

変身したと同時に、2人でディケイドに掴みかかる。だが

ディケイド「……なかなかに面白い奴だな。だが、俺には及ばない」

マゼンタ野郎は、ゲイツやジオウの攻撃をかわしながら一枚カードを取り出す
そしてそのカードをドライバーに挿入する

【カメンライド アギト!】

すると、ディケイドは姿を変え、仮面ライダーアギトそのものとなった

ディケイド「お前達の魂を…覚ましてやる」



迅「もしもし?太刀川さん?今そっちどうなってる?こっちは潮田渚君達仮面ライダーが頑張ってくれてる。俺は城戸さんに"手を出すな"って言われてるから全然参戦できなくてさー……え?〈黒トリガー使い〉?……」

……………

-理事長室-

ここでは 理事長・浅野學峯と、もう1人、レッドアイが話していた

レッドアイは一枚の写真を出す

「……なんだこれは」

「理事長サン。そいつには気をつけな……マシでヤベーヤツだぜ」


To be continued………





次回予告

「これやるよ、ほら」

「我が魔王、私も参戦しよう」

「仮面ライダーウォズ!?」

「この程度で諦めていたら、元指揮管制官ハンドラー失格ですね」

「ウェイクアップ!」

EP21「修学旅行編 キバの時間」


あとがき的な

思ったんだけど、キバットバットⅢ世のアゴの力って500kgらしいけど…噛まれる時あれ痛く無いのかな。

だからレーナさんとか少し痛そうな感じにしてるけど


ちなみに、対ライダーシステムの霧吸ってレーナさんが血を吐いていたのは
彼女がそういう体質だからです

え?"そういう体質"じゃよくわからない?
つまり、対ライダーシステムの影響を受けやすいんです

対ライダーシステムの性質として、
『ライダーの力が強ければ強いほど影響を受けやすい』ので
最強フォームを封じてるキバフォームの時点でヤベーイということです


Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.21 )
日時: 2021/06/13 00:57
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

戦兎「てれってん!前回のあらすじ!」

万丈「またかよ。マジで本編出してくれよ」

戦兎「ここまでテンプレ。ここから天ぷら」

万丈「何言ってんだお前」

戦兎「さてさて!前回のあらすじ!アナザーキバに変身したリュウキとかいう奴!ヴラディレーナなんとかさんは仮面ライダーキバ ガルフフォームに変身して戦うも、突然、対ライダーシステムの霧が蔓延し、全身ピンクの変な男が現れる!」

『ピンクじゃないマゼンタだ!!』

戦兎「あ、サーセン。渚達はそのマゼンタ野郎と戦う羽目に!!どうする渚!?今回もよろしくぅ!!」



EP21 修学旅行編 キバの時間



迅「〈黒トリガー使い〉?何言ってんの太刀川さん」

『お前の予知でもわからないのか?』

迅「クラス全体から予知を見てるからね。今一人一人見てる途中さ……で、そっちはどう?」

『今はE組の護衛だ。アナザーライダー殺ったら教えてくれ、俺も撤退する』

迅「へいへい」

………

場面は変わり、ここは街から外れた、人気の少ない廃墟

アナザーキバ「さあさあ!お前も台無しになっちまいなァ!」

レーナ「ぐ……」

アナザーキバ「とどめだァァ!」

調子に乗っているアナザーキバは、レーナから奪い取ったガルルセイバーを振ろうとする
だが、

『悪いが…俺ァ主人以外には従わねーんだ』

と、ガルルセイバーは動きを止め、人間の姿へと変化した

アナザーキバ「で、てめえ…何者だ!?」

次狼「〈ガルルセイバー〉、次狼…タイムなんとかと繋がってんなら、名前くらいは聞いたことあるだろ?」

アナザーキバ「く……てめえ…」

次狼「対ライダーシステムの霧は俺が吸い込んだ。だから問題なく動けるなァ?レーナ」

レーナ「ええ…この程度で諦めていたら…指揮管制官ハンドラー失格ですね」

次狼「まーた昔の話を……まあいい、俺も動くからコーヒー奢れよ」

レーナ「キバット!」

キバット「よっしゃ!キバっていくぜ!」

『ガブッ!』

と、レーナの腕を噛み
彼女はキバットを掴んでベルトに装着する

【ガルルセイバー!】

ガルルフエッフルを再度吹き、次狼はガルルセイバーへと姿を変える

アナザーキバ「……おいおいマジかよ」

キバ「グルルルルル……」

変身し、ガルルセイバーを持ったと同時に
アナザーキバに斬りかかる

アナザーキバ「く…こいつ……やべえ!」

キバ「がああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

狼のように叫びながら、アナザーキバへと突進する

アナザーキバ「…やべえ……まじでやべえ!」

狼の如く暴れるキバに、必死で抵抗しているアナザーキバ。こればかりは、E組生徒達も同情していた

キバ「があああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

アナザーキバ「く……てめえええぇぇぇ!!」

苛立ちを覚え、アナザーキバは同じガルルセイバーを天から持ってくる

そしてそれをキバの腹に刺そうとする。
……しかし

キバット「残念でしたッ!」

その偽物のガルルセイバーを、キバットが噛んで止めていた。キバットの顎の強さに耐えきれなくなったのか、ニセのガルルセイバーは崩壊する

アナザーキバ「く…くそ!やべえ!なんでだ!?力が入らねえ!!」

キバット「今だ!キバ!」

【ガルルバイト!】

そのゴールとともに、空が黒く染まる

キバ「ヴヴヴヴヴゥゥゥ……」

キバがセイバーを咥えて空高く飛び上がり、
目の前にいるアナザーライダーを切り裂く
(廃墟の屋根は戦闘で突き破られたたので問題ない)

アナザーキバ「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」

すると、アナザーキバは爆散し、中からリュウキも爆散したアナザーライドウォッチが排出された

疲れ切ったのか、レーナも変身を解除する

リュウキ「て……てめえ!!」

殺せんせー「さて…1話ほど私の出番が飛んでしまったので、ここからが私の本領発揮ですね」

リュウキ「な、何をするつもりだてめえ!」

殺せんせー「お手入れして差し上げましょう」

カルマ「おっとおっと。俺がいることも忘れてないよね?」

リュウキ「お、おい!やめろぉぉぁぉぉぉ!!」

………

ディケイド「そうか……だが、俺には及ばない」

そういうと、一枚のカードを取り出し、ドライバーに挿入する

【カメンライド アギト!】

ドライバーから光を放ち、仮面ライダーアギトそのものとなった

ディケイド「その魂、覚ましてやるよ」

ゲイツ「やってみろ!」

ディケイド「そうか。なら遠慮なく」

勢いよくゲイツの腹を蹴る

ゲイツ「く…」

ジオウ「このままじゃゲイツ君が!」

危機感を持ったのか、ジオウ(渚)は
ファイズライドウォッチをジクウドライバーに取り付ける

【アーマータイム!】

【コンプリート!ファイズ!】

変身したと同時に、ファイズフォンXを取り出し、ディケイドに発砲する

ディケイド「…く、邪魔が入ったな……だがこっちが俺の目当てだ。ファイズにはファイズの力でいかせてもらおう」

マゼンタ野郎は、もう一枚カードを取り出し
ドライバーに挿入する

【カメンライド ファイズ!】

ディケイド「魔王になる…だっけか?お前如きじゃあ俺には及ばんな」

ゲイツ「く……てめえ!」

ディケイド「付き合ってやるよ、10秒間だけな」

ゲイツ「は?」

マゼンタ野郎はまたカードを取り出す
カードをバックルに挿入する

【フォームライド ファイズ!アクセル!】

そして、ファイズ アクセルフォームとなった

ディケイド「さあ、始めようか」

ファイズアクセルのボタンを押す

【Start up!】

このフォームは、10秒間のみ1000倍に加速、必殺技を複数回使用可能となっている

そのスピードで、ゲイツを圧倒していく

ゲイツ「ぐ……あぁ!!」

そのままゲイツに複数ほどマーカーを照射して動きを止め、クリムゾンスマッシュを5連続で食らわす

3…2…1

【Time out】

ディケイドは元の姿に戻り、
ゲイツは強制的に変身を解除された

ディケイド「……せめてもの情けだ。これやるよ、ほら」

うつ伏せになっているゲイツを足で蹴り、
ライドウォッチを投げ渡す

ゲイツ「ぐ……」

ジオウ「あれは……」

ウォズ「祝え…ディケイドの…継承の瞬間である…」

あまりにも継承があっさりしていたのか、残念そうに祝う

ディケイド「次はお前だ、魔王」

ジオウ「……」

ウォズ「我が魔王、私も参戦させてもらう」

いつのまにか、ウォズが渚達の隣へ立っていた

ジオウ「いつのまに………って、え?」

ウォズはどこからかとあるドライバーを取り出す。

ウォズ「これは…"とある未来"から持ってきたものだ」

そのドライバーを腰に装着する

『ビヨンドライバー!』

そして、ウォズは一つのライドウォッチを取り出す。ウォズミライドウォッチである

そして、そのウォッチをドライバーにセットし、ウォズミライドウォッチのボタンを押し、カバーを開く。

【ウォズ!アクション!】

右腕を大きく一周させ、

「変身」

右手でビヨンドライバーのハンドルを前に向ける

【投影!】

【ヒューチャータイム!スゴイ!ジダイ!ミライ!仮面ライダーウォズ!ウォズ!】

ウォズは姿を変え、仮面ライダーウォズとして覚醒した

ウォズ「祝え!過去と未来を読み解き、正しき歴史を記す預言者……その名も仮面ライダーウォズ!、新たな歴史の1ページである!」

ディケイド「ほう…どこの未来で手に入れたのかは知らんが、2人同時に相手をしてやろう」

???「え…え……」

廃墟の前で、1人立ち止まったまま混乱している青年がいた
紅渡である

ウォズ「き、君は」

ジオウ「ウォズ、知り合いなの?」

ウォズ「先程色々ありましてね…現代へ連れてきました」

ジオウ「なんで!?」

渚…もとい、ジオウのツッコミに
頭を抑えウォズは言った

ウォズ「彼が本当の仮面ライダーキバです」

ジオウ「本当の…仮面ライダー?」

ウォズ「'…いえ、元仮面ライダーといったほうがよさそうだ。彼はどこかでヴラディレーナ・ミリーゼと接触し、力を継承させている…」

ジオウ「へ、へえ…」

ウォズ「アナザーライダーの誕生によって、元仮面ライダーの人間たちからライドウォッチが生成されている。新しい継承者にライドウォッチは生成されない。つまり彼が元仮面ライダーキバ、継承するのに必要な人材だ」

ジオウ「あの人はもうライダーに変身できない。だから僕達が守らないといけないね」

ディケイド「おーい、無駄な茶番はやめろよ」

ジオウ「まずは目の前にいる敵から倒そう」

ウォズ「御意」

………

ウール「アナザーキバがやられた」

オーラ「ええ、またやられたの。これ無理ゲーじゃない?」

スウォルツ「そう焦るな…子供かお前らは」

ウール「そんなことより、あの娘にライドウォッチを埋め込んだままでいいのかい?アレ、可愛い自分を演じてるただの弱い奴だけど?」

スウォルツ「だからこそだ。あいつがアナザーライダーではない別の力を覚醒させれば、我々はまた一つ進化できる……」


To be continued………


次回

「通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ」

「神崎さん…すげえ!」

「才能の塊」

「あなたは…」

「キバットのこと、これからもお願い」

「俺、記憶喪失…なんだ」


EP22「修学旅行編 継承の時間」


あとがきなるもの


はい、今回はアナザーキバ撃破&マゼンタ野郎大活躍?の回でした!
暗殺教室を軸としてやっているため、明らかに本編通りではないですが温かい目で見てやってください()

主人公や設定については、一応決まりましたので
EP22の投稿後に載せます

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.22 )
日時: 2021/06/14 00:53
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

戦兎「てれってん!前回のあらすじ!」

万丈「またかよ。マジで本編出してくれよ」

戦兎「ここまでテンプレ。ここから天ぷら」

万丈「それ飽きた」

戦兎「知るか泣き虫。ゴホン、ええー、前回のあらすじ!対ライダーシステムの邪魔が入り、絶体絶命のレーナさん。がしかし!ガルルセイバー・次狼の助けにより再変身!見事アナザーキバを倒すことに成功した。ゲイツはなんかディケイドの力を継承し、ウォズは仮面ライダーウォズとして覚醒!どうなる22話!?」

万丈「泣き虫じゃねえし!」

戦兎「ツッコミおせーよ」


EP22 修学旅行編 破壊者と継承の時間

ジオウ「まずは目の前の敵から倒そう」

ウォズ「御意」

ディケイド「オイオイ、俺は敵じゃない。通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておけ」

ライドブッカーからカードを一枚取り出し、バックルに挿入する

【カメンライド ビルド!】

すると、ディケイドの姿は仮面ライダービルドそのものとなった

ディケイド「さあこい、暇つぶしだ」

ウォズ「いいだろう」

ツクヨミ「何がどうなってんの…」


ディケイド「あまり本気になるんじゃあないぞ。俺は"暇だから"やってるんだ」

ウォズ「もちろん、承知の上だ」

ビヨンドライバーから槍のような形をした武器が現れる

ウォズ「あまり戦いをするのは好みじゃない。長引かせないように手短かに頼もう」

ディケイド「…久しぶりに面白いじゃあないか……ッ!」

ウォズは常時携帯している、未来ノートを取り出し、何か書き込み始めた

ウォズ「世界の破壊者仮面ライダーディケイド。暇つぶしに我々と戦おうとするが、ウォズの必殺技を受け撤退する」

戦兎「デ○ノート?」

ゲイツ「お前いつからそこ居たんだよ」

ディケイド「未来ノートか、面白い」

(仮面を被っているからわからないが)
「フッ」と笑い、ライドブッカーを剣のような形状に変え、ウォズに斬りかかろうとする

戦兎「あの、『カテゴリー8か、面白い』みたいに言うのやめてもろて」

ウォズ「面白いだろう、そうだろう」

ディケイドの攻撃を全て避け、確実にパンチ、蹴りを食らわせる

ディケイド「…こいつ」

ウォズ「トドメだ」

【ビヨン ザ タイム!】

ディケイドの背後にキューブ状の時計型エネルギーを配置し、周囲を回転する「キック」の文字型のエネルギーを纏った後ろ回し蹴りでディケイドをキューブに叩き込む

そいつ(キューブ)は時限爆弾のようなもので、
キックと同時に爆発した


ディケイド「…やるな。今日はひとまず退散だ。一つ言っておく。俺はお前らの敵でも味方でもないし、タイムジャッカーの味方でもない、ただの通りすがりの仮面ライダーだ」

そう言い、オーロラカーテンを開いて歩いてそこに入っていった

ウォズ、ゲイツ、ジオウは変身を解除する

渚「つ、強い…」

戦兎「…もう昼かよー」

ゲイツ「あんだけ戦ったのにまだ昼ゥ?嘘つくなよ」

戦兎「11時59分。やばい、あと1分でモ○ストの超○神祭終わる」

ツクヨミ「今終わった」

戦兎「マジかよ」


殺せんせー「色々ありましたが…無事解決しました!」

戦兎「殺せんせーほぼ活躍しなかったけどな」

ゲイツ「お前もな」


リュウキ「くそ……あんな奴らに喧嘩ふっかけるなんて…俺がバカだったぜ……」

その後、お手入れされた彼は留年
1年後に修学旅行の神として降臨するが……おっと、これはまだ君たちにとっては未来のお話

……………

渡「…あのー……」

ウォズ「おっと…」

渚「あ、あなたは…」

渡「いや…あの……さっき会いましたよね…??」

レーナ「…ワタル!?」

渡の姿を見るなり、レーナはなぜか驚いた

戦兎「もしかして知り合い?」

渡「ゑ」

レーナ「…私ですよ!たまに洋館にくるじゃないですか!」

渡「洋館って…僕の家だけど、え」

レーナ「……あれ?ワタル…少し若く見えるような…」

渡「まだ20歳ですけど…」

ウォズ「言い遅れてすまない。彼こそが紅渡、仮面ライダーキバの元変身者。私が2008年から連れてきた」

レーナ「2008年?」

渡「…13年前……」

前原「13年前ってやべーな…俺たちま1歳か2歳だぜ」

戦兎「マジかよ」

ウォズ「場所を移そう、どこか良い場所はないか」

殺せんせー「ありますありますですよ!ほら、こことか!!」

……

渚「どうして京都タワーに…」

レーナ「高い…」

戦兎「つよそう…小並感………いや夏みかん」

-対話中-

渡「今思い出したよ。キバットがいなくなったこと、自分が仮面ライダーだったことを」

ウォズ「歴史が変わってしまったのだろう…そのために記憶が抹消されていたのか」

渡「え、ええと。ヴラディレーナさん…だっけ。初対面なのに、どこかで会ったような気分になる…ところで、現代の僕はどんな感じ…?」

レーナ「よくあなたの父親の話をしていますよ。キバの力を失った今では、キバット達のことは忘れているみたいですが」

渡「…そうなんだ。少し安心した」

レーナ「…ワタル、マスクしなくて大丈夫なのですか?この世アレルギーとかなんとか……」

渡「…あれは嘘だと今更わかったよ。少し悲しいけど」


一方その頃、戦兎たちは
京都タワーの前で固まって話をしている


戦兎「あかん泣ける」

ゲイツ「何見てんだよ」

戦兎「ハイゼン○ルクの死に様」

ゲイツ「お、おう」


渡「渚君、これを君に」

笑顔でキバライドウォッチを手渡す

渚「い、いいの?」

渡「うん。同じ王様同士、これからも頑張っていこう」

渚「…うん、ありがとう」

渡「ヴラディレーナさんも、キバットのことお願い」

レーナ「はい…!」

渡「待ってるよ、君が魔王になるの」


こうして、キバの物語は無事?終わった

暗殺はもちろん全て失敗、アナザーライダーに襲われていたのでそれどころではなかったからだ

そして渚たちは旅館に戻った

-ゲームコーナー-

杉野「神崎さんすげえ!どうやって避けてんだそれ!?」

戦兎「うひょー、才能の塊」

神崎「恥ずかしいな、なんだか」

杉野「おしとやかに微笑みながら手つきはプロだ!!」

今神崎がしているのはシューティングゲーム
ゲームが得意、というのは渚たちも知っていたが、ここまで上手いとは思ってなかったみたいだ

奥田「すごい、意外です。神崎さんがこんなにゲーム得意だなんて」
 
神崎「……黙ってたの。遊びができてもうちじゃ白い目で見られるだけだし……でも、周りの目を気にしすぎてたのかも」

そう微笑みながら神崎は続ける

神崎「服も趣味も肩書きも、逃げたり、流されたりして身につけてたから自信が無かった。殺せんせーに言われて気づいたの。大切なのは中身の自分が前を向いて頑張る事だって」

戦兎「惚れた」

不破「うんうん、いい演技だったよ神崎さん!原作を忠実に再現しててえらい!次からはもうちょっとシリアスな場面増えるかもだから頑張って!」

渚「不破さんメタイよ」

戦兎「お前らすげーなー。才能の塊しかいない」

杉野「そういうお前はどうなんだよー。天才物理学者名乗ってるけどよ、小さい頃から得意なこととか…」

ゲイツ「そうだな、それについては俺も知りたい」

戦兎「…いや」

突然、戦兎の表情が暗くなる

戦兎「俺、記憶喪失……なんだ」



2008年



渡「少し心残りがある…父さんの力は誰に渡ったんだろう…」

静香「渡、どしたの?」

いつものように、自称母親 の少女、野村静香が首を傾げて言う

渡「ううん、なんでもない」

静香「そういや渡、なんか明るくなった?」

渡「…そうかな?」

静香「そうだって!ちょっと心配だけどね」

…………………

烏間「今日は色々ありすぎた……これを上になんと言えば……」

迅「烏間さん、今やばいこと起きた」

烏間「なんだ?」

迅「ゼクターと一部のロックシードが盗まれた」

烏間「何……!?」

迅「まいったなー。天道さんと戦国さんに怒られちゃう」

烏間「…盗んだのは一体……」

迅「それがさ、分かってないんだよね……本部は"近界民ネイバー"が盗んだと思ってるみたいだけど…本当のところはわかんない」

烏間「…厄介になってきたな……」


To be continued………

次回

「中村さんたち何してるの?」

「シッ!覗きよ覗き!」

「記憶喪失でも俺は全然大丈夫だ」

「ええ!?ビッチ先生まだ20歳ィ!?」

「君の心を剥き出しにするよ」

EP23「修学旅行編 帰路の時間」


次回は修学旅行編最後!
ここからですよー!ここから!
よろしくお願いします

Re: 暗殺教室×仮面ライダー 〜とある破壊者と王様の話〜 ( No.23 )
日時: 2021/06/14 00:57
名前: 宇治抹茶 (ID: kVdvMbwW)
プロフ: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi

〈設定〉

E組について
1〜32番まで存在する

50音順で決められているが、
転校生たちは決められていない

27、28は空席



潮田渚(しおた なぎさ)

出席番号:E-11
誕生日:7月21日
身長:159cm
100億円を手に入れたら:身長を買いたい

今のところ本作の主人公
日本生まれ日本育ち。
髪が長く、女のような顔立ちとなっていて、よく女と間違われる
近所のおばさんのおもちゃにされている
訳あって仮面ライダージオウに変身する羽目となった



桐生戦兎(きりゅう せんと)

出席番号:E-29
誕生日:9月5日
身長:170cm
流行らせたいもの:バイオハ○ード8

(今のところ)
本作の2人目の主人公
仮面ライダービルドの変身者で、日本生まれ日本育ち?
自称・自意識過剰な正義のヒーロー。
EP22であった通り、記憶喪失
詳細は未だ不明(多分EP23でわかる)
寺坂組に便乗して桐生組を作り上げ、そこへ渚、カルマ、レーナなど色々引き込んでいる
「最ッ高だ」と「最ッ悪だ」が口癖



ヴラディレーナ・ミリーゼ

出席番号:E-32
誕生日:7月12日
身長:およそ160cm
100億円を手に入れたら:100億円の価値がわからない

(今のところ)
本作の3人目の主人公
仮面ライダーキバの新しい変身者
紅渡から直接継承されている。海外から転校してきた…という設定で椚ヶ丘学園へ通っているが、詳細は不明
ガーターベルトを愛用している
彼女だけ制服でなく何故か軍服のようなものを着ている
たまに意味のわからない単語を発する




赤羽業(あかばね カルマ)

出席番号:E-1
誕生日:12月25日
身長:175cm
流行らせたい新しい病気:中三病

本作の裏主人公……なんじゃね
日本生まれ日本育ち。
2年の中頃から停学処分を受けており、一足遅れてE組へ入った
頭の回転が速く、喧嘩もかなり強い
ライダーシステムを持たない人間の中では多分最強



ゲイツたちの設定はまた後ほど公開します


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