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【三次元】運命の人が男と女とは限らない【ナマモノ】
日時: 2015/08/28 13:48
名前: 枝豆豆腐 (ID: JrXb8vQ7)

どーも、初めまして。枝豆豆腐と申します
人を笑わせる人たちの小説が書きたくて初投稿しました。

ここであってるのか、不安なのですが

間違っていたら指摘してください笑

主にメインは毒舌王と877さんのドSさんの話が多いです。
そこにちょこちょこバカリズムとか土田さんが加わったりします

そして、サブは麺図や吉本の若手さんとか書きます。
特に裏九期が大好きです笑笑

リクなんてあれば、よろこんで書きますよ

それでは、よろしくお願い致します。


Re: 【三次元】運命の人が男と女とは限らない【ナマモノ注意!!】 ( No.38 )
日時: 2011/10/08 08:11
名前: 枝豆豆腐 (ID: RZyCPB/0)


空羽さん
コメ返信遅くなってすみません!!
天才なんかじゃありませんよ(笑)
ただのいつもこんなことばっか考えてる変態です^^
そうですか………。
リクあるときは言ってくださいね^^

Re: 【三次元】運命の人が男と女とは限らない【ナマモノ注意!!】 ( No.39 )
日時: 2011/10/08 08:17
名前: 枝豆豆腐 (ID: RZyCPB/0)


お久しぶりでーす。枝豆豆腐です。

中間考査で更新出来ませんでした(泣)
でも、昨日は創立記念日で休みだったのに
風邪を引いて更新出来ませんでした(笑)

今も喉に痰がつまってるみたいな感じで辛いです。

ですが更新します^^


今回は考えた結果 また設×有にします^^


それでは スタートです





Re: 【三次元】運命の人が男と女とは限らない【ナマモノ注意!!】 ( No.40 )
日時: 2011/10/08 08:59
名前: 枝豆豆腐 (ID: RZyCPB/0)


〝貴方の恋人になりたいのです〟 視点 有吉

昨日送ったメールの返事はやはり
夜が明けた今も来ないままだ

今日は珍しく仕事を休んだ。

マネージャーも驚いていたが
すぐにいいですよと了解してくれた。

部屋で携帯を握り締めながら
ずっとメールの返信を待っている。でも来ない
カーテンの隙間から太陽の日差しが入る
電気がつけていないからそこだけ明るくて、なんか儚い。

「あぁ、送らなければよかったな」

だんだんと悔いだけが募ります。

閉じてある携帯を開いて
送信ボックスに入ってる自分の送ったメールの内容を見てみる。

<突然ですみません。。。
伝えたいことがありました。
実は貴方のことが
ずっと前から大好きなんです!!

もしこのメールを読んだなら返信下さい
お願いします。>

………なんて自分らしくない文章なんだと
改めて感じてしまう。
でも自分の気持ちを伝えるのにこれしか浮かばなかった。

想像もしていなかった。まさか自分があんな人を好きになるなんて
同業者で俺よりもドSで既婚者で………かっこいい奴。
最初の頃は気まぐれだと強制的に考えていた。
これ以上自分の影を深くしたくなかったし
心をボロッボロにしたくもなかった。

だけど 自分の思考に逆らって

自分の意思で告白メールを送った。。。

「……………設楽さん、どうして返信してくんねーの?」

寝ているのかな?
仕事中なのかな?
それとも、無視しているのかな?

不安でしょうがない。
でも何もすることが出来なくて

設楽さんのことをもっとちゃんと知りたいけれど
今よりもっと仲良くなりたいけど
深入りしたら嫌がられそうで、だって嫌だって言ってたから
そう思うとなかなか聞けなくて。

今のままで満足はしいてる。
設楽さんと楽しく話せればいいと
なのに………時々心がぽかっと丸く穴が開いているんだ

孤独。

人見知りの俺はいつも戦っている
でもそろそろ白旗を揚げようと思っていた

設楽さんの恋人になりたい。

その一心な気持ちだけがメールを打ち込み
今に至っている。

「昔なんのバイトしてました?」
「彼女とか何人いました?」

聞きたいことはたくさんあるわ。

夏はあなたと落ち合って
一緒に花火を見たいです。
空にキレイに散っていく花火が大好きです。
厚かましい願いではありますが、貴方の恋人になりたいのです。


《視点 設楽》

降り続いていた雨も上がって
雲間に抜ける青空が見えた。

「おっ、虹だ。」

Re: 【三次元】運命の人が男と女とは限らない【ナマモノ注意!!】 ( No.41 )
日時: 2012/01/07 08:59
名前: 枝豆豆腐 (ID: slv2yAgH)

差していた傘を閉ざす。
俺は今日お久しぶりに仕事を休んだ
別にいいですけど、自分の身分を考えてくださいねなんて
嫌味を言われちゃった。まぁそれぐらい今のテレビ業界は
俺のことを必要としてくれているのだろう。

…………アイツも そう思ってたのか

携帯を開けば、告白メール。しかも意外な奴からだった

「………有吉に告白されるとは」

なんていう夢みたいな御伽噺なんだろう。
確かに最近有吉とは仲がいい。でもまさかこう思われてるとは………。

自分は既婚者である

その事は今日になるずっと前から肝に銘じていた。
だから好きになってはいけない、惚れてはいけないと
自分を咎め、押さえ込んでいたのに………。

「なのに、こんなこと言われちゃうと
諦めたいにも諦められなくなってしまったなぁ〜〜〜」

今OKとメールを返信すればいいのに
何故か躊躇っている。

待ち受けを見れば、笑顔の有吉が居る。
こんな笑顔を向けてもらえるようになったこと、その幸せを
俺は日々かみしめる。


欲張るな


欲張るな


今がサイコーに幸せだと思え
それが難しいことだってのは、わかっているけど………。

メールの返信出来ずに五時間になる。

俺は今何を文面に打てば正解なんだろう?

自分の欲望を満たすか
有吉に幸せを追いかけてもらうか

灰色の雲の隙間から真っ青でキレイな空が顔を出す
虹が円を描いている。

…………………………………。

有吉の体温を初めて知ったときから、たまらなく疼いて
這いずるように自分の体温がせり上がってくるように感じるのは…



きっと






気の迷いだ。。。





<すみません。
俺は有吉が期待しているほど、イイ男じゃない。
だから俺のことは諦めて下さい

それでは、さようなら>







送信。
悔いだけがここにある

「…………有吉もこの空見るかな?」

秋の匂いがした。

実を言うとまだ未練たれたれだったりする

「どんな人が好き?」

有吉にそう聞くと、落ち着いた冷静沈着な人がいいと言われたから
次の日からそのキャラにしてみたり

「髪の長さは?」

また有吉に聞いてみると、あともう少し伸ばして
おでこ隠れるくらい。それで片方はきっちりとしていて
もう片方は無造作にしてくださいなんて無理難問を言われたけど
やってみたり。昔はおでこ出してツンツンヘアーだったけど
これで最近は人気だもんなぁ。。。

「…………まずは髪型を変えよう」

有吉とのそういう感じを無くすために
なのにまだ 知りたいことがたくさんあるのはなんでだろう?

捨てなきゃ未練を。


その時

遠くから声が聞こえた気がした。
その声は懐かしくて 
聞きたくて仕方なかった筈なのに
嗚呼聞かなきゃよかったと思ってしまった。

だって 

未練を捨てられなくなってしまう


「………設楽さーーーーーん!!!!!!!!」

部屋着姿の有吉が走ってくる。

可愛いなぁなんて思ってしまったのはここだけの秘密

「……有吉…………なんでここが分かった?」
「………はぁ……だって……メールの最後に……書いてあったから…」

息を切らしながら有吉は言った。
やはり、ちゃんとお別れ出来なかったか

「………なんでですか?」
「なんでって言われても………それが答えだ。」
「けど俺、本気で設楽さんのこと好きなんです。。。」
「俺はお前が思っているほどの男じゃないよ
しかも既婚者だし。有吉にはもっとイイ人が居るって」

それじゃあ、とその場を去ろうとした。
するとガシッって強い力で腕を掴まれる。
振り向けば泣いてる有吉がいた。除々に力が無くなっている。



「………どんなに…少ない時間でもいい…っ……設楽さんが……
……心変わりするまででいいからっ………………一緒に………………」



搾り出すようにして言葉をひとつひとつ話す有吉。
そういえば、ある日突然土田さんがこんなことを言っていた。

Re: 【三次元】運命の人が男と女とは限らない【ナマモノ注意!!】 ( No.42 )
日時: 2011/10/15 13:58
名前: 枝豆豆腐 (ID: /eEAG2r9)


『設楽とは違った意味で俺は有吉が好きだ。
頑固だし不器用だけど思いやりがあって嘘がない
……………もし誰かが有吉のことを悪く言って、泣かせたら
お前だとしてもぜってー許さない。』

この光景を見られたら、殺されるかもしれない。
やっと認めてもらったと思ったのに

「………正直今も…っ………遠いのは怖いけど……っ……
……………でもっ……頑張ってみても、………いいですかっ」

涙を流しながら、有吉は言った。
自分の欲望に素直じゃなかった自分が馬鹿だと思った。

こんなにも必要としてくれているじゃないか

なら、それに甘えてもいいよね?


「頑張んなくてもいいよ」

すぐにそう訂正して、有吉を抱きしめる。
貴方に出会ったあの日から他にほしいものはないよ
決して派手な恋じゃなくていいから
貴方の恋人になりたいのです。

「…………好きだ」

一言告げれば、また有吉は泣く。

これは永久保存版だなと笑いながら思った。


「そういうば、有吉お仕事は?」
「…………今日は元々お休みでした」
「あぁそう、奇遇だね。実は俺も休みだったの」


                           end



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