複雑・ファジー小説
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- 空のカケラ 第三章 「いつか約束した空」 過去編です!
- 日時: 2011/05/10 21:07
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10436
前作の完結から時間はまったく経っていませんがどうしても書きたくて…書きたくて…
そんな感じだけど書かせて頂きますっ
現在頂いているオリキャラは
漣 蓮弥(煙霞様から頂きましたっ)
夏川 葉太(リコリス様から頂きましたっ)
皆様から頂いたキャラは自分のへっぽこ小説で活躍しますっ
———禁断の歌を歌ったのは誰———
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.35 )
- 日時: 2011/04/30 00:54
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「襲撃者の居た場所は砂浜…で合ってるな?」
「あぁ、砂浜に倒れてたぜ…で、殴られてぶっ倒れて…」
「そこからギルドに運ばれてきて…私が看病する羽目に…」
「っと、ここで話の食い違いが発生するんだ…」
「と、言うと?」
「ギルドに連れてきた理由は看病するために連れてきた…決してサミュを狙ったわけではない」
「た、確かに記憶がどうのこうのって言ってました…」
「俺もなんか戦闘前に記憶喪失かーっ!!って言われた…」
「そう、そこで戦闘の意思は無かったはず」
「あぁ、まったく戦闘の意思はなかった…とはいえ怖くて戦闘を仕掛けたのは俺だ…」
「それでギルドに運んでその後に私たちを襲った…」
「そして話を聞いてみればありゃビックリ!!なんとタイムループしてるらしいじゃん」
「それが信じがたいというか…」
「サミュ達だって馬鹿じゃないよ?証拠がないと話しにならない」
「私だって未だ信じてません…」
「そりゃ皆信じてないよ、ありえない話だし…」
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.36 )
- 日時: 2011/04/30 01:25
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「だけど実際にタイムループしてここに戻ってきた…」
「信じがたいがな…じゃあ、仮に、だ信じたとして何が原因でループしたんだ?」
「本人は『最大の希望』に当たってからこっちに飛んできたらしい…」
「あれか…確かにありえる話だな…」
「それだけでも飛んできた理由には…」
「まぁ確かに…何度も言うけど本人が居るので事実には変わりない…」
「じゃあ、その本人に2,3質問したいんだがな?」
「いいわよ…少し待ってて」
と、言って二階に上がるアンリ
「——」
「ってかさっきから呆けてるけど…大丈夫か?」
「え…?誰が?」
「森岡さん以外誰が居るんですか☆」
「う…ん…あ、嘘ついて…ごめんね」
「ん、嘘を本当のことにすればいいよ☆」
「本当にごめんね…」
「っとお待たせー」
と、アカサと一緒に降りてきたアンリ
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.37 )
- 日時: 2011/04/30 01:42
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「「ッ!!」」
と、アリーとサミュは身構える
「はいはい、そこまで危険視しないでねー」
「っと、すまん…」
「えっと…その、すまなかった!!自分がループしてるのが気がつかなくて…」
「いえ…大体のことは分かりましたので…それに関してはこちらにも非がありますので…」
「で、いきなりだが本題だ——」
アリーが質問したのは…
一、『最後の希望』に当たったかどうか
一、当たった際に何を願ったか
「まぁ、実際にこれだけでループする証拠にはならないけど、な」
「いや、少しでも信用が得られるならどんとこい、だ」
「で?返答は?」
「あぁ——」
一、大きな星に当たったのは確実
一、こんな平和がずっと続けばいいな〜と願った
「「それじゃん!!」」
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.38 )
- 日時: 2011/04/30 15:31
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「しまった…先にそれを聞いてればよかった…!!」
「聞いてなかったのかよ…」
「いゃ、皆が揃ったときに聞いたほうがいいかな〜って思ってさ」
「た、確かに…」
「まぁ、ループした理由は分かりました☆」
「ってか元の時間枠でも俺らって仲間だったのか?」
「あぁ、そりゃ仲間だったさ…じゃなきゃ、記憶喪失とか言わないぞ」
「そりゃそーだわな〜…」
「しっかし…すっごいアホらしい理由でループしてるな…ちなみに何週目だ?」
「元の時間枠を抜くと…一週目だな」
「なるほど…それなら納得だな」
「理由は分かったんだし、これからは仲良くいきましょ〜☆」
「「「お〜!!」」」
そこに居た全員が納得し和解した
「ところで…理由が分かったんなら抜け出す方法も分かったんだろ?」
「…いや?全然」
「え…ま、待て待て!!ループした理由が願ったことによるなら…」
「あ…逆のことを願えば…」
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.39 )
- 日時: 2011/04/30 15:48
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「ま、待って下さい!!」
言ったのは森岡さんだった
「た、確かに当たって逆の事を願えばいいんでしょうけど…」
「そうだが…何か不都合でも?」
「『最後の希望』にあたるなんて滅多にないことですっ!!」
「あ〜…そうなの?」
「そーいえばそんな気が…するにゃ〜…」
「店長地元人間なのに馬鹿!!」
「なんか今回の森岡さん凄いよ!?」
「まぁ…確かに当たるなんて滅多に出来ないわな」
「じゃあ…俺ループしたままかよ…」
「まぁまぁ…図らずしてそれだけが原因ではないかもしれないよ☆」
「他にループしそうな心あたりは?」
「う〜ん…う〜ん…」
「無ければ願いだけでループしたのか…どんだけ強運だよ…」
「それを言うなら悪運じゃね?」
「うはは、確かにそうだな」
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