複雑・ファジー小説
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- 空のカケラ 第三章 「いつか約束した空」 過去編です!
- 日時: 2011/05/10 21:07
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode=view&no=10436
前作の完結から時間はまったく経っていませんがどうしても書きたくて…書きたくて…
そんな感じだけど書かせて頂きますっ
現在頂いているオリキャラは
漣 蓮弥(煙霞様から頂きましたっ)
夏川 葉太(リコリス様から頂きましたっ)
皆様から頂いたキャラは自分のへっぽこ小説で活躍しますっ
———禁断の歌を歌ったのは誰———
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.30 )
- 日時: 2011/04/29 23:34
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「で?どんな話だ?」
「それは…襲撃者はタイムループしてるだけなんです…」
「…えっと…嘘ならもっと上手く言おうな?」
「だから…信じてもらえないと言ったでしょう…」
「いゃ、まぁうん…で、どこで隔離してるんだっけ?」
「あれ…信用してくれるんですか?」
「さぁな…ただまぁ面白そうだし…何より…スルーしたら顎殴るだろ絶対」
「あ、分かっちゃいました?」
「あぁ、やたらニコニコしながら顎見てたし…で、どこだ?」
「えっと酒場の二階です…だから酒場に居れば…」
「ん、分かった…じゃあ、酒場に行くか〜」
「でわ、先に行っててください」
「あれ?一緒に来ないの?」
「小森さんも誘わないといけないので」
「ありゃ?小森さん関係あったの?今町には居ないらしいよ」
「直接には関係ないですけど店長が言ってたの…洞窟にでも居るんでしょうか…?」
「確かドラギンを討伐するとか言ってたな…だからこっちには居ないと思うぜ」
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.31 )
- 日時: 2011/04/30 00:08
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「あちゃ、じゃあ居ないのね…困りましたね」
「まぁ、現状のメンバーだけでも話はつけておいたら?」
「ですね…」
少し不安があるが居ないものはどうしようもない…
「それでは店に行きましょうか」
「あぁ…サミュは誘ったのか?」
「え?…あ…えぇ、確か話した…ような…」
「なんだよ?珍しく曖昧だな」
「いえ…なんか…大事なことを忘れてるような…?」
——何か頭がオカシイ…大事なことがあったんだけど…——
「おーい?大丈夫か?」
——時間が戻った…?何を考えてるんだ…——
「おぃ!!大丈夫か?!」
森岡さんの肩を掴んで強く揺らす…
「…あ」
「おぃ、大丈夫か?俺が誰か分かるか?」
「えっと…アリー…さん?」
「そうだ…」
「ごめんなさい…何か頭が…」
「いい、歩けるか?」
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.32 )
- 日時: 2011/04/30 00:16
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「大丈夫…うん、私は歩ける」
「ん、そうか…ヤバくなったら言えよ?」
「えぇ…」
「そんじゃ、とにかく店を目指すとしようか」
「そ、そうですね…」
(ここまで弱弱しい姿は初めて見るな…胸騒ぎがする…)
——と、誰かに見られた気がする——
「なんだ…この胸騒ぎは…」
「どうしたんですか?」
「いや…誰かに見られた気が…」
「そんな視線はなかったと思いますけど…」
「だよな…気のせいだよな…多分」
「そんなに心配なら追いかけましょうか?」
「いや、いい…もう視線は感じないし…」
「そうですか…」
「さ、気を取り直して店に行こうか」
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.33 )
- 日時: 2011/04/30 00:27
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
酒場「空ノ翼」
表の看板には〔今日は閉店しました〕の文字があった
だが実は鍵が掛かっておらず普通に入れる
「っと、店長ただ今戻りましたー」
「お、お使いご苦労さまー」
「お邪魔するぞー」
「邪魔するなら帰ってやー」
「おぅ、じゃあな〜…ってなるかぃ阿呆!」
「相変わらず馬鹿やってますね☆」
「あれ、サミュエリル居たのか」
「でーすーかーら!!そんな長ったらしい名前で呼ばないでください!!」
「親からもらった名前を長ったらしいとは何だ」
「事実です…」
「ところで…なんでお前メイド服なんだ?」
「私は今日からここで働くんです☆」
「は?…え?…どゆこと?」
「いゃー…私もよー分からんのだわ…森岡さんに働けって言われたらしくてさー」
「えっと…私ですか?」
- Re: 空のカケラ 第二章 「あの時間をもう一度…」 ( No.34 )
- 日時: 2011/04/30 00:42
- 名前: ネリネル# (ID: fExWvc7P)
「そーです☆三日働けば再編入してくれるって約束で!」
「そんな…話は…したような…?」
——何の話がまったく分からない…と思う——
「ちょ、ちょっと待て!!今日は襲撃者が隔離されてるからその話が—」
——そう…今日は襲撃者との話し合いだ…——
「え…どゆうことですか…?」
「森岡さん?…」
——違う…?時間が——
「おぃ!どうした?!」
肩を強く掴まれてやっと考えが止まった
「え…あ…?」
「お前…さっきからおかしいぞ…」
「そんなことは…」
「と、とりあえず私が集められた理由は嘘だったてこと?」
「どう誘われた知らないけどそうみたいね〜」
「店長軽い…です」
「どうゆう理由で集まったにしろ襲撃者が居るのは間違いないな?」
「ん、二階に居るよー」
「ちょっと待って!!…どうして私は嘘で呼ばれたの?」
「それは—」
「それは話しても空想上の話の段階での話しだから確信がなかった…」
言ったのはアリーだった
「確かに嘘で集めたのかもしれない…だけど嘘をついてまで確信が欲しかった…」
それに——とアンリも続いた
「それに、実際に三日働いて森岡さんが編入すれば問題ないんでしょ?」
「…理由が理由だけに責めれませんが…それなら嘘にはなりませんね」
「でしょ?」
「じゃあ、そゆうことで話し合いのことはばったり襲撃者が居たってことで」
「少し無茶な気するけど…仕方ないね」
「まぁ、そーゆうことで話し合いだけど—」
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