複雑・ファジー小説

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Dead Days【キャラ投稿者様各位へ】
日時: 2015/05/10 19:19
名前: わふもふ (ID: nWEjYf1F)

 平穏な1日が過ぎ去ろうとしていた、とある真夏日のこと。
 完全に日没しきったその日の夜に、何でもない夜空が突然紅く染まった。
 この日以降の3年間に亘る日付を、人々は未来永劫"デッドデイズ"と呼ぶようになった。



    ◇  ◇  ◇



※キャラ投稿者様各位へ重要なお知らせ※

一部のキャラの苗字、或いは名前を一時的に変更して登場させてあります。
これは一時的、そして伏線による故意ですので、誠にご勝手ではありますが何卒ご了承をお願いいたします。
現状、下記の通りです。後程追加される可能性があります。

星空真澄→星野真澄
水久洋介→水久良介
古田綾香→古田彩香



〜目次〜


キャラ紹介>>16


プロローグ〜存在しなかった時間〜>>1


一章〜レッドナイト現象と異能者〜
>>2 >>3 >>4 >>5 >>6

二章〜デッドデイズの始まり〜
>>18 >>19 >>20 >>21 >>27 >>29 >>36 >>37 >>38

三章〜忌子の末〜

Re: Dead Days ( No.4 )
日時: 2015/04/26 16:23
名前: わふもふ (ID: nWEjYf1F)

「私は元・生徒会長よ。貴方の名前くらい把握してるわ」
「あー」

 この人を見て以来、俺は何か既視感を感じていたのだ。
 どこかで見たことあると思ったら——そうだ。長い黒髪でも有名なこの人は、元生徒会長の"白鷹千秋"
 廃校寸前だったこの学校を復興させ、更にPTAから金を集めて全教室にエアコンを取り付けたことでも有名である。
 人柄はともかく、実績は確かである。

「失礼ね、貴方。私は人柄も良いのよ?」
「自分で言うな、自分で」

 まあ何にせよ、これで先輩——千秋先輩の摩訶不思議な力とやらは理解できた。

「で? それがどうしたってんだよ?」
「——レッドナイト現象以降、私を始めとして様々な——そうね。異能者とでも言うべきかしら。そんな人たちが現れた。最初に言っていた優希さんも、恐らく異能者の1人よ」
「あの、声を聞くだけで眠くなるってやつが?」
「察しが良いわね。そう、あの子の力は当にそれ——とても危険なものよ」

 もみ上げを人差し指に絡め、クルクルと巻きとる先輩。
 その仕草さえも優雅に思える。

「危険、なのか?」
「えぇ。昔、睡眠薬を使って自殺する人がいたでしょう? 原理はアレと同じよ。過剰な睡眠作用によって死ぬの」

 そこまで言いかけて、先輩は机から降りた。

「そこで、貴方の出番なの」
「俺?」

 一体何故だと問う前に、疑問に対する答えが返ってくる。

「気付いていないかもしれないけど、貴方も異能者に覚醒しているわ」
「は? 俺が?」
「えぇ。物的証拠もあるから、見せてあげる」

 そういいながら、先輩は胸ポケットから手鏡を取り出した。
 鏡になっている部分をこちらに向けるや否や、俺の前に差し出され、俺の蒼い瞳が鏡一杯に広がる。

「自分の目をよく見なさい。虹彩に何かしらの変化があるはずよ」

 言われるがまま、俺は自分の目の奥を見つめる。

「これ、は……?」

 心なしか、虹彩に何か紋章のようなものが浮かんでいるような気がした。
 紋章とはいえどんなものかは、言葉では説明し辛い。
 強いて言うなら、ファンタジー小説とかゲームによく出てきそうな——いわゆる魔方陣のようなものである。

「私も今気付いたのよ。その類の紋章が刻まれているということは、貴方は相当強い力を身に宿しているわ」

 すっと手鏡が遠ざかり、そのまま先輩の胸ポケットへ吸い込まれていく。
 随分と古いものだったが、何か思い入れがあるのだろうか。

「紋章の種類とか知ってんのかよ」
「えぇ。私、考古学に少し興味があってね。その時調べた魔術に関する文献を見ていたら、丁度レッドナイト現象について書かれていたのよ。つまり——レッドナイト現象は過去に一度起きた、乃至は予言された現象なの。紋章の種類まで、ご丁寧に解説されていたわ」
「ん? だとすると、レッドナイト現象って過去に一度起きてるのかよ?」
「まだそこまでは知らないわ。でも、予言されたか一度起きたか——文献として残っている限り、その二択になるわね」

 再び机に座る先輩である。
 椅子ではなく、机。行儀が悪いぞと言いたいが、話を聞くために黙っておくことにする。

「話を戻しましょう」

 立つのが段々疲れてきた俺は、教室の電気をつけて適当に椅子に座った。
 長らく照明として機能していなかった所為か、明かりの点き方や光の強さが疎らで、中には激しく点滅しているものもある。
 鬱陶しいので、その部分だけ俺は電気を切った。

「晃君の紋章はね、私の知る限りでは——"無に帰し有に在り"という力を持つの」
「……もうちょっと分かりやすく説明してくれ」
「——ある出来事をなかったことにして、代わりに違う出来事で上書きする。簡単に言えばこういうことよ。この言葉の意味が、貴方には理解できるかしら?」
「んじゃー、あれか? テストで赤点取ったらそれを100点にしちまうってやつか?」
「……そう、とも言うわね」

 強ち間違ってはいない——そう言ったところを見ると、何か諦めのような感情が窺えた。

 丁度外では日没を終え、空が赤く染まりかけている頃だった。

Re: Dead Days【目次更新】 ( No.5 )
日時: 2015/04/28 19:44
名前: わふもふ (ID: nWEjYf1F)

「何をしている?」

 ふと聞こえた中年男性の声に、俺と先輩は同時に扉のほうを振り返る。
 懐中電灯を片手に、見回りの用務員が様子を見に来たようだ。

「今日はもう遅い。門も閉まるから、早く帰りなさい」
「——分かったわよ」

 渋々答えたのは先輩で、鞄を持ってさっさと教室を出ようとする。
 今日の話し合いはもうお開きか。そう思いつつ、俺も鞄を持って教室を出た。
 ——途端、先輩が俺にひっそりと耳打ちしてきた。

「校門で待っててくれる?」

 それだけ言い残し、「はい」も「いいえ」も答える間無く、先輩は早足に3年の下足箱へ向かっていった。
 どうやら俺は強制的に、校門前で先輩を待たねばならないようだ。
 話の途中だったので。歯切れが悪いとは思いつつも。正直今、俺の脳内はパンク寸前である。
 少し整理する時間が欲しいところだが——全ては話を聞き終えてからの方が良いだろう。



    ◇  ◇  ◇



 先輩の方が早かったようだ。
 赤く染まる空の下、壁に凭れかかる仕草が何とも色っぽい。

「来たわね」
「待たせたな」
「いいのよ。私も今来たところだから」

 先輩は壁から背中を引っぺがす。
 組んでいた腕を解し、右手は鞄を持ち、左手は腰にあてがった。
 左足重心で左手を腰にあてがうのは、どうやら先輩が他人と話すときに癖として付いた仕草のようだ。

「晃君、このあと時間ある?」
「眠くなるまでなら」
「あら、そう」

 先輩は、少しだけ嬉しそうに微笑むと。

「じゃあ私についてきて。見せたいものがあるのよ」

 そう言って俺の腕を掴み、相も変わらずかなりの早足で歩き出した。



    ◇  ◇  ◇



 やがて電車に乗り——二駅を経て辿り着いたのは、最もイメージしやすいであろう団地だった。
 白い校舎みたいな集合住宅は、果たしてアパートなのかマンションなのか。
 全く見分けのつかない、似たようなそれが4軒ほど並んでいる。
 先輩はそのうちの、"ヴィロッシェⅢ"と書かれた看板が立つ集合住宅へと足を運ぶ。
 なるほど。この集合住宅の名前は、どうやら"ヴィロッシェⅢ"らしい。

「ここの屋上にね、少し面白いものがあるのよ」

 側面の螺旋階段を、コツコツと音を立たせて上っていく。
 縦向きに鉄格子のようなガードが張り巡らされていて、螺旋を構造する円の大きさも終始同じである。
 螺旋階段の中心にはそれなりに太い鉄心が1本通っているだけなので、一周する間隔は非常に短い。

「面白いもの?」

 面白いものと言われ、俺は鉄格子越しに見える"赤い夜"の景色から、先行する先輩の方へと視線を向ける。
 ——と同時に、風で煽られた先輩のミニスカートが捲れ、その中に秘められし聖なる布を大胆に曝け出した。

『これは……』

 俺はすぐさま持てる視力をフル活用し、繁々と観察する——黒だ。

「……」
「晃君」

 ——と、その瞬間である。
 夏も既に本番だというのに、突然その場の空気が急速に冷え始めたのは。
 最早氷点下まで下がったんじゃないかと思うほど、俺は完全に汗冷えで、みるみるうちに体温が下がっていくのが分かった。
 この——おぞましいというか、何というか。言葉に形容し難い妙なオーラは、間違いなく俺の2歩ほど先から発せられている。
 ——千秋先輩だ。

「——はい」
「見たでしょう?」
「決して私目は、見たくて見たわけではございません」
「嘘なら今のうちに白状することね。じゃないと——潰すわよ」

 言葉の最後——"潰すわよ"の辺りだけ、妙に声のトーンが下がった。
 同時にこちらを振り返る先輩。不思議と彼女の右目は、熊をも退散させそうな鋭い眼光を放っている。
 心なしか光っているように見えるのは、きっと気のせいだと思いたい。思いたいのだが——現実である。

「——ごめんなさい」
「素直でよろしい」

 ようやく冷気と、先輩の眼光が俺より立ち去っていった。
 代わりに先輩は少しだけ頬を赤く染めていて、しかし表情は宛ら阿修羅のように、さも恐ろしい形相となっている。
 先ほどのような明らかな怒りは感じないが、やっぱり先輩は怒っているようだ。

「別に思春期、それも男の子だもの。そういうことに興味を持つのは、別に否定しないわ。でもね」

 そう言って先輩は階段を1段下りて、俺へと接近する。
 やばい。殺される。
 そう思ったが、先輩は柔らかな表情で俺の頬を両手で包んだ。

「相手を不愉快にさせないように、ね。特に私は相手の全てを知ることが出来る。だから尚更よ」

 ——前言撤回。明らかに目が笑っていない。つまり、笑いながら怒っているのである。
 俺は無意識に恐怖心を抱いた。
 知り合いに、笑いながら怒っている——即ち、包丁片手に相手を追い掛け回すような奴が1人いるからだ。

「よ・ろ・し・く・ね」

 ツン、と——右手の人差し指で、俺の唇を突っついた。
 全くこの先輩は——人様をからかっているか。どこまでも本性の読めない人である。

 すると先輩は何事もなかったかのように、そのまま踵を返して再び螺旋階段を登り始めた。
 俺もその後に続く。今度こそは先輩の聖なる布を見まいと。
 しかし風が吹くたび、やはりスカートは捲れあがるのである。
 うちの高校、女子生徒の制服はミニスカート一貫なため余計にたちが悪い。

 ああだこうだやってるうちに、俺たちは屋上についた。

Re: Dead Days【目次更新】 ( No.6 )
日時: 2015/04/28 22:54
名前: わふもふ (ID: nWEjYf1F)

「ここには……あら?」

 何があるんだろうと思って来てみたが、貯水槽があるだけの普遍的な屋上だった。
 夜空が赤いこと以外は、見ようと思えばいつでも見られそうな光景である。

「なあ、もう待ちきれないよ。一体何——」

 俺はここで口を噤んだ。
 先輩がさっきみたいな唇ツンをしたわけではない。ましてや怒っているわけでもない。
 いつも——と言っても知り合ったのは今日だが——余裕そうにしている先輩が訝しげに眉根を顰めているからだ。

「おかしい……」

 黙って聞いていれば、先ほどからその言葉しか聞こえてこない。
 腕を組み、右手だけ持ち上げてアゴに手を添えながら、形の良い眉をゆがめて、先輩は何か考えている。
 とりあえず俺にはよく分からないので、何となく空を見上げてみた。
 ここ最近、いつも見る赤い空が広がっている。
 全く、白か灰色だったはずの雲も真っ赤だぜ——

「——ん? 雲が赤い?」

 そういえば気付かなかった。
 今の時間帯、赤くなるのは空だけかと思っていたのだが、どうやら雲も赤く染まるらしい。
 じゃあなにか。雨が降ったら血液見たく、赤い雫が降ってくるのかよ。
 それはそれで面白そうだ——が、そんな楽しい空想は早々に終わりを告げた。
 血相を変えた先輩が、俺のほうへと走ってきたからである。

「晃君、急いでこっち来て!!」
「ふぁい!?」

 すれ違い様に先輩に手を引かれ、俺は訳が分からないまま、今までにないくらい超高速で螺旋階段を下りていく。
 1段どころか2段飛ばしで降りているため、正直言って足がきつい。
 だが、先輩が浮かべている表情は焦燥そのものであり、きっと何か大変なことが発覚したに違いない。
 ——と、俺は独断と偏見で判断した。だから素直についていくしかないのだ。

 やがて俺達は、まさに疾風の如く階段を駆け下り、1分もしないうちに2階部分へと降り立つ。
 焦る先輩が俺の手を引き、辿り着いた先はこの集合住宅の一室"206号室"。先輩の苗字"白鷹"の表札がかかっている。
 先輩はポケットから鍵を取り出し、これまた恐ろしい速さで鍵を開け、中に強引に俺を引き込み、勢いよく扉を閉める。

「はぁっ、はぁっ……」

 俺だけでなく、先輩も息を切らせている。よほど急いだのだろう。

「何だってんだよ、先輩」
「ごめんなさい、いきなり乱暴なことをして。でもね、私達は身を守らなくてはならなかったの」
「ど、どういうこと……?」

 俺が疑問に思っていると。
 先輩が俺を手招きし、家の中に上がるように言ったので、俺はおずおずと家に上がった——



    ◇  ◇  ◇



 部屋は——綺麗。その一言だった。
 連れて来られたのは先輩の部屋で、リビングを介したが先輩のご両親の姿が見当たらない。きっと仕事中なのだろう。

 ムーディー調のインテリアが、不思議と俺の心も落ち着かせてくれる。
 落ち着いた大人っぽさを醸し出す部屋の空気は、何というか先輩にピッタリだ。

 とりあえずここは先輩の家で、且つ彼女の部屋である。
 そんな中に俺がいる——明らかに場違いな気がしたが、先輩は構わず鞄を床に置き、カーテンをサッと開け放った。
 外では雨が降っている。あの短期間に雨が降るとは——
 しかし、何処か様子がおかしい。

「見てみなさい、この雫。血液みたいに真っ赤でしょう?」

 ——言われて見れば、確かに赤い。
 するとこれは俺の空想どおり、赤い雨が降っていることになるのか。
 しかし雨如きで、何故"ああ"も慌てたのだろう。
 この赤い雨は危険因子なのだろうか。

「何であんなに慌てたんだ? こんな雨如きに」
「勿論、普通の雨なら慌てないわ。これは命を削り取る、死の雫なの」
「……死? 死ぬのか?」
「えぇ。長い間雨に当たっていれば、ね」

 赤い雨——先輩曰く端的に言えば、生きている者生命エネルギーを削っていくものらしい。
 冷たい水に手を入れておけば、徐々に手から温度が奪われていくように——生きるために必要な活力が奪われるのだという。
 失うものは単純にアミノ酸だとか、そういった栄養素的なものらしいのだが——その先の話は、生物専門の先輩だからこそ分かる話であって、科学専門の俺にとってはややこしすぎてよく分からなかった。

「何にせよ、あの雨に当たるのはよくないことなの。これから夜に街を出歩くときは空模様に注意しなさい。雲がかかっているなら、その時点で出かけるのをやめるか、どこかの建物に非難するのが望ましいわ」
「……分かった」

 それから俺は、雨がやむまで先輩の好意で家に居させてもらった。
 帰るころにはもう9時過ぎで、夜遅くまで真面目に部活やってる連中がやっと帰る時間帯である。
 先輩の言っていた、面白いものが何か。それは赤い雨の衝撃が大きすぎて、結局は聞きそびれていた。
 また明日聞いてみることにしよう——



    ◇  ◇  ◇



「……」

 そんな帰り道。

「……」

 赤みが抜けて、普通の雨と同じ成分になった水で濡れたコンクリートを、踏みしめるようにして歩く。

「……」

 電車には乗らない。幸いにも俺の家は、先輩の家の近所にあるのだから。

「……」

 道中は暗く、梅雨時みたいな雨独特の臭いが辺りを支配している。

「……」

 夜の帳は完全に降りきっている。街灯だけが唯一、道を明るく照らし出している。

「……」

 こんな時間だし、住宅街の裏道だし。俺以外に人なんて、1人も居やしないというのに。

「……」

 俺は感じている。確かに見えている。

「……」

 俺の後ろを尾行する、正体不明の"影"を。

「……」

 というよりも、人形だ。人形に、変わりはないのだが——

「……」

 何だろう。すごく、俺に似ているような気がする。

「……」

 ソイツはあくまで"歩く影"。たまにノイズが走ったように、白い線が見え隠れするだけだ。

「……」

 だから、姿形が似ている、というわけではない。

「……」

 なのに、似ている。自分に凄く似ている。

「……」

 言うなれば、もう1人の自分。

「……」

 即ち、ドッペルゲンガーだ————

Re: Dead Days【目次更新】 ( No.7 )
日時: 2015/04/29 10:20
名前: わふもふ (ID: nWEjYf1F)

オリキャラ応募用テンプレート

※不採用の可能性あり
※お1人様2回まで
※( )の説明書きは消してください。


名前:(和名のみ。出来れば実在する名前で)
性別:
年齢:(70歳以上、10歳以下不可)
容姿:
性格:
異能:(1つのみ。チート不可。内容は問いません)
職業:(無職、学生可能)
接点:(何か他キャラとの関係があればここに。血縁関係は不可)
備考:
SV:(一人称などが分かるように)

Re: Dead Days【キャラ募集中】 ( No.8 )
日時: 2015/04/29 14:15
名前: 不死鳥 (ID: nWEjYf1F)

名前:宍戸杏奈(ししどあんな)
性別:女
年齢:16歳
容姿:虹色に輝く髪を肩甲骨辺りまで伸ばしている。金と銀のオッドアイはコンプレックスであり、右側の銀の瞳はわざと髪で隠している。すらっとした体型もまたコンプレックスであり、グラマーに憧れている。
性格:大人しく理知的且つマイペース。基本的に自分から他人に関わりに行くことはない。
髪色と性格が相俟ってかなりの人気を博しているが、本人はこれを迷惑がっている。
異能:他人について、色で見分けることが出来る。あくまで色なので、大まかな状態しか分からない。
見れるものは体調や性格だけでなく、過去や未来など大それたことも判別できる。
(赤:何かに怒っている。黄:元気溌剌。緑:リラックスしている。黒:近いうちに災難に遭う。など)
職業:学生(主人公達と同じ学校に通っている。現在1年生)
接点:晃のクラスメイトだが、話したことはあまりない。
備考:一度だけ赤い雨に降られた経験を持つ。それ以来、夜に外に出ることを躊躇い始めた。
SV:
「私、宍戸杏奈。適当に宜しくね」
「君、さっきから私の事見てどうしたの? え、この髪の染め方? これは染めたんじゃなくて、地毛だよ、地毛」
「赤い雨は危ないよ。何、君ってばニュース見てないの? そんなに信用してないなら、一度降られるといいよ」


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