複雑・ファジー小説
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- 命を賭けてまで人を愛したくない!!
- 日時: 2019/06/16 20:39
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
どうも、本書の筆者の「通りすがり」と申します。
初作品ですので、少々おかしい所もあるかと思いますが、暖かい目で見てください。
どうぞ、ご覧ください。
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私は坂野 純。中学生だ。
受験を目の前に控えている三年生だ。学級委員もしている。
極々平凡な生活を送っていた。授業もまともに、真面目にやって来た。
赤点も取った事は一度か二度しかない。
だが.....
人生の変わり目な出来事が.....目の前に.....目の前に。
最初から最後までなら >>1-54までです。
「その後」の最初からなら>>56からです。
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!! ( No.22 )
- 日時: 2019/06/15 00:22
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
おばさんの作ってくれた晩御飯を食べ終えた。
とても美味しかった。
坂野
「美味しかったなぁ〜」
おばさん
「お粗末様です。良かった良かった。」
父
「腹一杯や〜.....」
私はうとうとしてしまい、お風呂に入る事を思い出して急いで入った。
疲れが取れていく。ここ最近は色々起こりすぎた。
坂野
「ふーっ.....。ババンバンバンバンバン.....」
しばらく湯船に浸かり、体を良く洗ってお風呂を上がった。
坂野
「.....あっ、銃剣を失くしちまった。」
母
「あ〜.....まぁ良いんちゃう?」
坂野
「おん、もうええわ。探すのめんどい。」
そして母と父も風呂に入って、もう寝る所だった。
布団を引いて、戸締まりを確認して床に着いた。
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!! ( No.23 )
- 日時: 2019/06/15 00:33
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
床に着いたら、やっぱり思い出す。
目を覚ましたらいるのではないか.....
これがトラウマと言うんだろう。私は憂鬱にもなりながら無理して眠りに着いた。
そして朝。目を覚ましたら、そこは別荘の天井で両方には両親が朝の支度をしていた。
坂野
「おはようさ〜ん。」
母
「おはよう。朝ごはん出来てるわよ〜」
私はパジャマ姿で朝食を取った。
これが普通の暮らしなのだろうと、大切さに気付いた。
今日は父が引っ越し届けと転校、転入届けを出しに行く日だった。
今日は休んだ。
坂野
「いってらっしゃーい。」
母も同時に声をかけた。
父
「行ってきま〜す。」
父さんは元々持っていた国家資格で、すぐに就職できた。
家計には影響がないから母も安心していた。
母
「お婆ちゃんの所に行くわよ。準備なさいな」
坂野
「はーい」
そしてお婆ちゃんの家に出発した。
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!! ( No.24 )
- 日時: 2019/06/15 01:05
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
お婆ちゃんは元気そうにしていた。
良かった。私はお婆ちゃんの家の掃除や片付けを手伝い、病院へ再度行き、家に戻った。
坂野
「元気そうで良かった良かった。」
母
「早く退院してくれると良いけどねぇ。」
そして中古車に乗り、家に帰った。
そこには宅配便の業者が来ていた。
母
「只今、印鑑持ってきますね〜。」
そして、受け取った。
どうやら私宛の様だ。
坂野
「誰からやろ?」
私は自室に入り、箱を開けて中を見た。
そこには失くしてしまった銃剣が「血まみれ」で入っていた。
「な、何じゃあこりゃ!?」と大声を上げようにも謎の恐怖が背筋を登った。
坂野
「何でこんな物が.....!!手紙や。何や.....」
「ゼッタイにコウカイさせてやるからな、サカノくん」
私は急いで110番した。
駐在所の警官が来てくれた。
私はこの荷物を見せ、思い当たる事を話した。
また、地獄が始まるのか。
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!! ( No.25 )
- 日時: 2019/06/15 10:57
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
結果としては、取り敢えず待機となった。
駐在員が交代で張り込む事になり、何かあれば直ぐに職質。
坂野
「落ち着かんなぁ〜」
父
「学校は行くんか?」
坂野
「当たり前やろ。行かんと学力が追い付かんて。」
私は駐在員の方に同行して、学校に行くよう言われたが、私は断った。
「自分の事は自分で守れますよ。銃剣もありますし。」私は喧嘩には勝てる自信があった。
翌朝、事件後の初登校。
学校に着きさえすれば大丈夫だろう。
坂野
「田舎の朝は気持ちええなぁ」
学校は、家から10分程の近距離だった。直ぐに着いた。
学校では歓迎された。
阿賀野先生
「ここ、3年1組の新しいクラスメートの坂野 純さんです!」
坂野
「どうも。おはようございまーす。大阪の某市から来ました坂野と申します。」
新しい学校生活の始まりだ。
私は「ここにまで来ることは無いか。」と安心していた。
- Re: 命を賭けてまで人を愛したくない!! ( No.26 )
- 日時: 2019/06/15 13:02
- 名前: 通りすがり (ID: pymfwt0Q)
一気に人気者にもなって、滑り出しは上々だった。
そのまま夕方、家に帰っている途中。
私は「拉致された」
坂野
「グッ!?.....誰や?!誰や?!おい!」
???
「大人しく.....してよ!!」
私は袋を被せられ、そのまま運ばれた。
???
「よぉしオッケー.....」
袋が取られると、そこは家の近くの公園だった。
坂野
「おい!!止めろやボケ!!」
私は全身で抵抗した。
どうやら手錠が掛かっているらしい。
???
「重かったんだよ〜?私の事、覚えてる?」
坂野
「..........!?た、た、立見ぃ!?」
「何故ここに来たんだ」そんな驚きを隠せなかった。
私はリュックに銃剣を仕込んでいた事を思いだした。
坂野
「な、なぁ.....何が目的や?」
立見
「貴方と付き合う事。好きになってもらうまで一緒に過ごしてもらうよ〜」
坂野
「それはそれで良いけどな。トイレ行かせてくれや、なぁ?」
立見
「ダーメーでぇす。それで逃げられたからね〜」
そう言いながら私を立たせ、ベンチに座らせた。
大変な事になった。抜け出さなければ。
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