二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 緋弾のアリア SS〜Another world〜
- 日時: 2011/06/11 12:36
- 名前: イグアナ (ID: PMHGkQdB)
どうも。
緋アリおもしろいんで書いてみます。
登場人物にいくつかオリ入ってます。
随時追加します。
よろしくっす。
人物紹介(オリジナル)
天道 純
武偵高校2年C組所属。専門科目は狙撃科でランクA。
父は米軍海兵隊の中尉。母は元SAT隊員。
15までアメリカで過ごし、射撃やマーシャルアーツを嗜んできた。
海兵隊刈りの頭をしており、左目の横に切り傷が残っている。
頭と技術が驚くぐらいによく、銃のカスタムも自らが行う。自室には作業台が置かれ、お風呂は塗装部屋になっており。いつも銭湯に入りに行っている。基本は狙撃の任務がメインだが、近接戦闘も得意で、突入要員や索敵要因でもこなす。
携行武器はM24 SWS・M200のボルトアクションライフル。その他任務に合わせて装備を変える。
「スローアイ」という一定時間、時間の流れが遅く見え動きが格段に素早くなる特殊能力を持っている。
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- Re: 緋弾のアリア SS〜Another world〜 ( No.16 )
- 日時: 2011/07/28 17:59
- 名前: イグアナ (ID: l5XoqW5Y)
>>>
決まった友人と長く付き合っているとその友達が何をするか、何を考えてるかが分かってくるものだ。
だからこうやって屋上からリペリング用のロープを垂らし、闇夜にまぎれる為に上下黒のBDUを着て待機しているのだ。
「さぁ、キンジ。これからとても困難な任務が待っているぞ」
「どんな任務だよ」
キンジの友達である車輌科の武藤は一眼レフカメラとコンパクトなビデオカメラを持っている。キンジ達がいるのは女子寮の屋上。屋上には出入り口が無かったので、車輌科の他の生徒にヘリを動かしてもらい、空挺で降りたのだ。
「あの車輌科の子、よく協力してくれたな」
「あいつも「依頼人」だからな」
「依頼人」、そう呼ばれる男子生徒は武偵に多く存在する。武藤にとっては顧客の様なものだ。写真は3枚で1000円。動画は3分1500〜3000。まるで何処かのアダルトサイトか何かの様だ。そんな依頼人が多い訳で、MH-53ペイブロウなんて大型ヘリを用意してもらえるのだ。
「そんで、今回のご注文は…」
武藤がゴソゴソとポケットを探り。
「ロボットレキだ!!」
「なっ」
「はっはっは、驚くのも無理は無い。しかし、今の業界ではロボットレキファンがうなぎ登りでよ。さらに、好きなものも普段の生活も不明、謎だらけだから普通の写真でも価値が高いからな。この任務が成功したらキンジも1枚サービスしよう!」
「そんなものいらない!お前止めとけ、アリアとかならまだしも…」
「え?神崎のなら欲しいのか?」
「あ、いや…」
「実は神崎のレアな画像が…」
「だからいらないって!!」
今はそんなもの見せられると確実にヒステリアモードに入ってしまう。そうなれば、クールでくさいセリフを言う盗撮犯になってしまう。
(むしろ部屋に入りそうだな…)
- Re: 緋弾のアリア SS〜Another world〜 ( No.17 )
- 日時: 2011/07/28 20:09
- 名前: イグアナ (ID: l5XoqW5Y)
「んじゃ、準備は良いか?」
「はぁ、分かった分かった」
二人はロープをベルトにつけ、ビルの側面に張り付きゆっくり降下していく。降りていくルートはちょうど窓と窓の間を通るようにしており、2つの部屋を覗けるようにしてある。
「お、この部屋は…」
武藤が窓を覗くと、同じ探偵科の女子生徒がTVを見ていた。ここぞとシャッターを切る武藤に
「おい、目標はレキだろ?さっさと終わらそうぜ。あんまり長いこといたら見つかるぞ」
「了解、二頭を追う者は一頭も獲ずってな」
「……頭じゃなくて兎な」
もう2階分降りると、武藤はパーをキンジに見せ、『止まれ』と合図を送る。そして右手人差し指で右の部屋を指差す。その部屋は電気が消され、出掛けているか寝ているかの部屋だった。
「ちょうど21:00、噂通り寝るの早いな」
レキはいつも21:00に寝ている。以前、キンジが狙禁されレキの部屋で一夜を明かしたとき、レキは時計も無いにも関わらずきっかり21:00に寝ようと言った事がある。
「で、どうするんだ?」
「暗視スコープで様子を見る」
武藤は単眼式の暗視ゴーグルを着けると、ゆっくりベランダに隠れながら部屋を覗く。暫く中の様子を伺う。
「おっかしいな…」
武藤が壁に戻って来ると、首をかしげていた。
「どうだったんだ?」
「居ないみたいだな、くっそぉ…
「シャワーを浴びてるんじゃないのか?」
「浴室の方からは明かりが無かった、出かけてるのか?」
何で浴室の場所が分かるんだ?そう思ったが、すぐにその疑問はもうひとつの疑問にかき消された。
『何故レキは居ないんだ?』
あのレキが、ロボットレキが、決まった時間にいないのは明らかにおかしい。確か今日純は平賀さんの所に銃のカスタムをお願いするから夜はいないはず、じゃぁあアリアの所?いや、さっきアリアの部屋にいたし。
「居ないならしゃーないか、他の女子で我慢し…」
パシュン!
「ん?」
何かの音と共に、キンジの頭にコンクリの粉が降り注ぐ。ふと頭上を見上げると、壁に直径5cm程の穴が空いていた。それを見た瞬間、キンジに寒気が走る。
「ま、まさか…」
- Re: 緋弾のアリア SS〜Another world〜 ( No.18 )
- 日時: 2011/11/24 00:53
- 名前: イグアナ (ID: wbQVDNdQ)
「どうしたキンジ?」
「ヤバイぞ!早く上がれ!」
パシュン!パシュン!
さらに2発、壁に弾丸が当たる。よく見ると、僅かだが武藤のロープにかすり、ほつれ始めていた。
「マジかよ!?」
「早く上がるぞ!レキの奴、わざと外してるな!」
ロープを引っ張ろうとすると、ほつれた部分がキリキリと細くなっていく。武藤は壁を蹴り跳躍し、ほつれている部分の上を掴んだ。しかし
パシュン!パシュン!パシュン!
またロープに弾丸ががかすり、ほつれていく。今度はキンジのロープにも当たっている。
「くっ!」
素早くロープの上部に飛びつくキンジ。左手で上部を握った瞬間、右手のロープがブチッとちぎれた。
「冷や汗物だな、ちくしょう」
何とか上へ上へと屋上に戻るキンジ達、だが次はそうはいかなくなった。弾丸は並みの跳躍では届く事のない位置をかすめた。
「嘘だろ!?」
「キンジ!ベランダに移るぞ!」
武藤はロープを揺らし、ベランダに向かう瞬間に手を離し、ベランダに着地する。キンジも同じようにベランダに飛び移ろうとしたが
「あ」
ロープが手を離す前に切れてしまい、ベランダに手が届かなかった。
「キンジ!!」
武藤はとっさにベランダから身を乗り出し、キンジの手を掴む。
「ふぃ〜、あぶね〜」
よいしょ、とキンジを引っ張り、ベランダに倒れ込む。
「サ、サンキュー…」
「今のはマジで冷や汗もんだな」
「ああ、レキの奴、遊んでるな」
ベランダに身を低くするキンジ、頭を出せば狙撃される可能性があるので試しに着ていた防弾チョッキをちらっと出してみる。しかし、防弾チョッキが狙撃されることはなく、度胸を見せた武藤が手を出しても撃たれなかった。
「どうやら、覗きを止めるだけだったみたいだな」
「止められるのが覗きだけで良かった」
胸を撫で下ろした二人が落ち着いたあと、武藤が窓を見ると、恐ろしい形相の武偵教師がこちらを睨んでいた。
「あ」
二人が入ったベランダの部屋は武偵教師の部屋だった。レキは二人を狙撃するつもりだったが、多分こっちの方が反省するだろうと思ったらしい。
何て狙撃手だ…
苦笑いをした二人だったが、教師はMP7A1を取り出して二人に乱射した。
- Re: 緋弾のアリア SS〜Another world〜 ( No.19 )
- 日時: 2011/08/02 13:47
- 名前: レキ (ID: 7sviErqw)
レキサイコーです、いつみてもレキは可愛いですね!! これからもレキの活躍 期待しています。
- Re: 緋弾のアリア SS〜Another world〜 ( No.20 )
- 日時: 2011/08/05 18:59
- 名前: イグアナ (ID: .M49B5Sc)
レキさん
コメントありがとうございます。
頑張ります。
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