二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドタバタ逃走中3!スマブラファイターと呪われた美術館(完)
日時: 2012/12/31 19:50
名前: りゅーと (ID: hmBsuoTZ)

最初にタイトルコール!


黒子「タイトルコールです。せーの・・・」
プリン「今回のドタバタ逃走中3はある呪われた美術館での逃走中よ!」
ユーリ「今回の参加者はリベンジ組やぷよフィー組やポップン20組が多めだ(前回の逃走中で人が減って無い事を祈ろう・・・」
なのは「さらに新しいチームに黒子のバスケチームも参戦!彼らの活躍にも注目してね!」
キャッスル「新しいルールにも注目してください!今回の逃走中は珍しく室内のみみたいですよ!」
火神「また、リベンジに来たプリンは擬人化モードで参戦してるぜ!・・・です」
りんご「さらにー・・・今回の逃走中のオープニングゲームは初のオリジナルゲームだよ!」
高尾&トゥーン「みんな見てね!うにゃーん!」


※過去の小説ネタが入っています!過去の小説はピクシブにありますので、そちらを読まれてから読むとさらに楽しめます!


逃走中 クロスオーバー アニメ・ゲーム・漫画 スマブラ・リリカルなのは・ぷよぷよ ポップン・黒子のバスケ キャラ崩壊要注意 オリジナル設定あり 擬人化ネタあり

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13:それぞれの戦い(後半)(その3) ( No.220 )
日時: 2012/12/04 22:26
名前: りゅーと (ID: 6xS.mLQu)

次はMAHOKOさんs





「黒バスチームvs怠惰天使&カーム」


怠惰天使(MAHOKO)「ライトニングショット!」
高尾「ブーン⊂(^ω^)⊃」
怠惰天使(MAHOKO)「ゴッドアロー!」
高尾「緊急回避!(°Д°)」


一方、高尾は怠惰天使と空中戦をしていた。光魔法とガードブレイク魔法を詠唱する彼女は狙いをしっかりと定めているが、ヒットしないどころかかすりもしない。高尾の方は飛行魔法で一階を自由に飛びまわっており、他の戦いの最中に水を差しに行くとふざけていた。調子に乗る相手にイライラしているのはカームも分かる。


怠惰天使(MAHOKO)「高尾、待てやごるああああああああああ!美術品達、あいつを仕留めて!(マジ切れ」
カーム「ダメ!上空に美術品を飛ばしたら・・・」
飛行能力を持った美術品「うわぁ!」
カーム「あーあ;高低差でオーロラさんの雷(しかもウツミさんの雨のコンボ)を喰らっちゃった;」


他の戦いをしている美術品の攻撃を自分から喰らってしまい、逆に戦力を減らしてしまう。雷を喰らってしまった部下の美術品はゆっくりと地面に落ちていく。戦闘不能になった美術品を回復させようとしたが・・・


カーム「ガスタの・・・」
黒子「バニラパステル!」
雑魚美術品「ぎゃぶぅ!」
カーム「ああっ!ちょっと!高尾、余計な事を・・・!ガスタの風塵!」
高尾「ぎゃああああー!」


調子に乗る相手に切れたカームは緑色の風を操り、空中にいる高尾を攻撃して打ち落とす。空中で制御が出来なくなった彼はそのまま落ちていくが・・・


カーム「どんなもんだい!高尾って厄介すぎるわね・・・!」
怠惰天使(MAHOKO)「カーム、高尾君は何もしてないよ?」
カーム「え?」
黒子「僕の存在を忘れないで下さい」
カーム「!?」


傍らから見ると秀徳の司令塔vs怠惰を司るビンの天使とガスタの静寂と部下の美術品の戦いにしか見えない。念のために言う、これは黒バスチームvs怠惰天使&カームの戦いだ。


黒子「高尾君のおかげで魔法のチャージは終えました。ファントムイリュージョン!」
怠惰天使(MAHOKO)「なっ!ホワイトオーラ!」
カーム「ガスタの祈り・・・!」
高尾「甘いのだよ!ストレートニードル!」
カーム「ああっ!?」


高尾に気を取られた二人はずっと至近距離にいた黒子の存在に気づくのが遅れた。ノヴァシュートを取り出して無属性の魔法球を無数に召喚する。美術品の一掃を狙うと考えた相手に二人は急いで美術品達にシールドを張ったり、反撃の構えをするも高尾のガードブレイク魔法でシールドを壊された。その直後に多くの美術品が黒子の魔法で消えた。
見事すぎる連携に怠惰を司るビンの天使とガスタの静寂は魔法障壁を厚くし、防御に備える事しか出来ず舌打ちをする。


カーム「こいつら何なの!?さっきからあまり攻撃していないのにどうして多くの美術品が・・・!」
怠惰天使(MAHOKO)「私達が優勢なのに・・・!」
火神「念のために言うが、あの二人はサポートタイプだ。戦闘よりも支援や司令塔サイドのな。」


相手のペースに踊らされる彼女らに牢獄にいた火神が冷静に話をする。押されている理由は新しいチームの二人という事もあり、状況が判断出来ない部分はあるものの、戦力は圧倒的にこっちが高かった。疑問に持つ怠惰天使とカームに答えというヒントを教える。


火神「言っておくが、俺らはバスケをする普通の高校生だ。バスケに使われる特殊能力を戦いに持ち出したってわけだ。高尾は鷹の目(ホークアイ)っつー特技を持っている。こいつの視野の広さは大きく、どんなものも見れるんだ。言い忘れたが、黒子はミスディレクションを使っていて自分の影の薄さをさらに薄くしているんだ。ミスディレクションというのはマジックでよく使われる視線誘導の技だ。」
怠惰天使(MAHOKO)「つまり、私達は高尾の方に目が向くって事?」
黒子「はい、そうなりますね」
怠惰天使(MAHOKO)「いぎゃああああああー!」


主人公とも言えない影の薄さに女子二人は悲鳴を上げ、黒子から離れるように移動する。その際に牢獄にぶつかってしまう(同時に黄瀬が潰されるが)。


黄瀬「ぷげぇ」
高尾「テッちゃんの影の薄さは異常だからなーw俺なら一発で見つけられるよー!こんな風にね?」


そう言うなり、秀徳の司令塔は後ろを見ずに風の魔法で美術品をダメージ与える。しかし、彼の攻撃は適当ではなく、自分達チームと他のチームに襲いかかろうとしていた美術品を狙っている。


火神「まあ、ここまで言えば答えが出ただろ?Understand?」
カーム「つまり、鷹の目(ホークアイ)で周囲を見渡して指示や支援し、黒子のミスディレクションで削っていく・・・完全にサポートタイプなのにここまで戦えるのね。」
怠惰天使(MAHOKO)「ここまで連携が強いと私の所のメンバーにも見習わせたいわね。高尾君と黒子君のパートナーが羨ましいわー。」
高尾「MAHOKOさん、カームちゃん、あんたに惚れましたぜ(°Д°)ウム。この事を真ちゃんに伝えに行こうっと!きゃっほーい!」
黄瀬「黒子っちは俺の事を大事に思っているからパートナーとして親友としていてくれるんスよ!俺は黒子っちの事を大親友と思ってい「あ、手が滑りました」ぎゃいん!」
黒子「僕のパートナーは火神君だけです。いい加減に理解しろよ駄犬が(血がついた杖を黄瀬の服で拭く」
火神「黒子ったら・・・無理すんな・・・(黒子の本性に全く気付いていない」
カーム(高尾、黒子って黄瀬に対して酷くない?)
怠惰天使(MAHOKO)(あの子、リンクとタイマーとリュータ並みにヘタレね・・・;)


破天荒な新チームの能力を理解した二人は新たな対策を練りやすくなった。ここまで押された事は悔しいものの、相手はりゅーとが選んだ逃走者。新チームでも引けを取らないのも頷ける。





ちょっと長かったので少し分けます

13:それぞれの戦い(後半)(その4) ( No.221 )
日時: 2012/12/04 22:28
名前: りゅーと (ID: 6xS.mLQu)

MAHOKOさんパートの残り





カーム「こうなるとミスディレクションは通用しないね。ちなみにさっきから言う黒子の影の薄さってどれくらいなの?」
黒子「目の前にいても気づかれない事や自動ドアが反応しない事はよくあります。」
カーム「それ悲しくない?」
黒子「笑ってもいいですよ?しかし、クロスオーバーの世界に来てからはミスディレクションが効かないんですよね;」
怠惰天使(MAHOKO)「それって詰みでしょ?」
黒子「確かにそう言えてます。ですが僕は絶対に復活させたい人がいます・・・!」


刹那、黒子は何かを取り出す。取り出したのは黒い線が入ったオレンジ色の球体、バスケットボール。彼は愛用するスポーツ用具を掌底で叩きつけた!





黒子「イグナイトパス・廻!」
カーム「・・・!」





急に飛んで来たボールを目視すると同時に魔法障壁がガラスのように脆く砕ける音が響いた。辺りには相手の攻撃を喰らって気を失っている部下達がおり、その部下達は体力がゼロになったため消えて行った・・・。
どうやら、途中で加速するボールはカームの魔法障壁を砕くだけじゃなく、風圧で周囲にいた雑魚の美術品を潰した。周辺の敵が一気に倒された事に相手は仰天し、言葉を失った・・・。


黒子「だから、こんなところでは諦めたくありません!」
怠惰天使(MAHOKO)(あの魔法障壁はちょっとじゃそっとじゃ壊れないのにどうしてかしら・・・?)


普通のパスが威力強い事に疑問を持つ彼女だが、ふと横を見るとキャッスルが召喚魔法で仲間を呼び出していたのだ。彼が召喚するのは支援系・・・。まさか・・・!


怠惰天使(MAHAOKO)(やられたわ!キャッスルの支援魔法で精神力を高めたのね・・・!黒子君のパスは攻撃重視かと思ったけど、あれは魔法付加されてる・・・!)


足元に転がるボールを触ると微かに魔力反応があった。ただのバスケットボールに込められた力は影の主人公だけじゃなく、仲間の思いも籠っているのだ。支援能力も重ねたり、一つに合わさると大きな攻撃力が大きくなるのだ・・・。





カーム(キャッスルの支援魔法がここに来たってわけね・・・。それに高尾は何もしていないわけじゃないわ。あれは黒子やキャッスルの点数を稼ぐためにギリギリに体力を減らしただけ・・・!MAHOKOをおちょくるふりをしながら全体に軽くダメージを与えていた・・・!しかも、普通にバスケをしている学生に押されているってわけ・・・!?)





「これは甘く見過ぎた・・・」と呟くガスタの静寂はついに吹っ切れ、杖を前に構えて本気になる。


怠惰天使(MAHOKO)「カーム、一体だけ呼び出してもいいわ」
カーム「ごめん・・・ガスタの交信!来て!ダイガスタ・ガルドス!」


本気で叩きのめさないといけないと分かった彼女は仲間とも言える存在を呼び出す。召喚で呼び出されたのは武装した緑色の巨大な鳥。二人はガルドスと呼ばれた鳥の背中に乗る。


高尾「げぇー!Σ(°Д°;)ウィンダちゃんが愛用しているモンスターじゃん!?召喚ってありなの!?ちなみに俺、ガスタシリーズを全部持ってるよ。カームちゃんのシークレットレア、この間入手したもん。」
カーム「ウィンダに無断拝借したのは怒られるけど、ちょっとは本気出させてもらうね?黒子、高尾、魔法使いの先輩としてみっちり教えてあげるわ!あと、コンプありがと」
黒子「カームさん、MAHOKOさん、最後に笑うのは僕達ですからね?」
怠惰天使(MAHOKO)「新チームの子に甘く見られたのは悔しいけど、バトルでここまでぞくぞくしたのは久しぶりだわ!ミッション4がもうちょっと続いてほしいわねー。」
黄瀬「黒子っち、俺はあんたを信じてるっスぅぅぅぅぅ!黒子っちはこのミッション4に参加したのは俺で「デルモ()は黙れ」俺、泣いていい?(頭に美術品の破片が刺さる」
三人「・・・;」

13:それぞれの戦い(後半)(その5) ( No.222 )
日時: 2012/12/04 22:29
名前: りゅーと (ID: 6xS.mLQu)

お次は疾風の音さんs





「ユーリvsPマニア&霊夢の三つの戦い」


霊夢「踊る陰陽玉!」
Pマニア(疾風の音)「コード・ファイアウォール!」
ユーリ「私にとっては不利すぎる状態だな・・・」



魔力で作り出した赤い槍を振り回すユーリは飛んで来る陰陽玉を弾く。背後からはパソコンから身を乗り出して飛行する男がパソコンのキーボードを叩いて広範囲の攻撃魔法を発動させる。負けてしまうと口にする赤き吸血鬼は顔色を一つも変えずに博麗の巫女とパソコンを使いこなす男と周辺にいる弱い美術品に挑む。


ユーリ「クライアウト!ホワイトバード!」
霊夢「こいつ、戦闘慣れしているわ・・・!厄除け祈願・・・!」
Pマニア(疾風の音)「コード・シャウトフリーズ!」


ユーリの広範囲魔法と霊夢の無数に飛来する札とパソコンマニアの水の刃がぶつかり合う。激化する戦いに牢獄の者達は驚きの声しか上げられず、目が三人の戦いにくぎ付けだった・・・。
しかし・・・


Pマニア(疾風の音)(青峰の奴をぶっ潰したいのにこの吸血鬼に押されてるんだよ俺!?あいつのデータを調べたけど、弱点は光属性と聖属性と銀属性に弱いって書いてるのに対して大ダメージを与えられないぞ!念のために言うが、あの二人は本気で戦っているように見えるけど、絶対に手を抜いてるだろ・・・!パソコンで調べたステータス表が明らかに半分だし・・・!霊夢、マジで戦えよ!)
霊夢「正直言って、私はお仕置き担当で呼ばれただけなのにどうして戦闘に駆り出されるわけ?幽香とフランとコレットを止めないといけないのにさ・・・;しかし、妖怪を何百も何千も退治してきた私を馬鹿にするんじゃないわ—————!」
ユーリ「あの巫女は高速移動も出来るのか!?しまった・・・!」


妖怪に一つも傷を与えられない事にプライドを傷つけられた博麗の巫女はパソコンを操る男を踏み台にしてジャンプする。一通り呪文を唱え終えた彼女は右手に持つ大麻(おおぬさ)を前に構え・・・!





霊夢「夢想封印——————————」





霊夢十八番の必殺技、夢想封印。魔を祓う光の球が無数に飛び交い、全てがユーリに向かう。一発一発の威力は強く、妖怪に対して大ダメージを与える。さらに誘導機能もついているので振り切れない。得意の技を見た相手は赤い槍を構え直し、向かってくる光球を叩き潰すかのように振り回すも最後の一発だけは喰らってしまう。


霊夢「夢想封印を打ち返す妖怪なんて普通にいないわ・・・」
ユーリ「妖怪退治の巫女は本気を出すと先代の力を覚醒させるのか・・・夢想封印を出された時はヒヤッとしたぞ・・・」


ボロボロになった魔力の槍は瞬時に消滅し、新しい魔法を発動させようと考える。太陽の光を浴びてもダウンしない吸血鬼と切り札に対抗する力技のコンボ、これはこっちの負けが見えてくる。
しかし、わずかな勝算に望みを賭けるパソコンマニアはユーリの情報を集める。インターネットでポップンや吸血鬼、プロフィールを必死に検索する彼はある情報を見つける。


Pマニア(疾風の音)「これなら勝てるかも・・・!」
霊夢「このままギブアップでもいいけど、ちょっとは粘りたいわね・・・」
Pマニア(疾風の音)「ユーリ、貴様の弱点は俺が調べた!お前の快進撃はここで終わるんだ!」
ユーリ「・・・?」
Pマニア(疾風の音)「あんたは最強吸血鬼やクールで頭がよくてカッコよくて地位や権力も高いと称されているが、大昔はこんなふざけた格好をしていたくせにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」


インターネットで調べた情報を美術館一階の白い壁をスクリーン代わりにして映し出す。パソコンマニアが調べたのは・・・





ユーリ様の黒歴史(ヴィジュアル2の没衣装)





パソコンマニアが調べたのはユーリ様が最も忘れ去りたいもの第1位の「ヴィジュアル2の没衣装」だった。露出度の高い衣装を着た吸血鬼の過去に全員は驚きの声を上げる。ポップンをやっている人やユーリの過去を知る者は青ざめ、彼の黒歴史を初めて見た人は思い思いの言葉を口にする。だが、運営の方にいたりゅーと達は・・・


りゅーと「疾風の音さん、あんた・・・;死ぬってば・・・;」
MZD「お前、ユーリの前で黒歴史のはNGだー!!」
マスハン「あいつにダメージを与えるのに成功しているが・・・」
クレハン「100%地獄を見るな・・・;」


ユーリ「なあ、霊夢」
霊夢「どうしたの?」
ユーリ「私は怒りっぽいと言われるが、これでも人の話をある程度は聞く方だ。あそこまで屈辱的な事をしでかす人間がいるとは・・・永い時を生きている私でも恐れ入ったぞ。ふふふ・・・」


パソコンマニアが調べた情報はユーリにダメージを与える事には成功したが、同時にユーリ様の逆鱗に触れてしまった。ああ、命知らずとはこういう事か・・・。ドタバタ逃走中(ピクシブにあります)で金の亡者のワリオを10秒でKOした赤き吸血鬼を怒らすとは・・・;
横にいた博麗の巫女は自分の作者に両手合わせて合掌した。





ユーリ「天国に逝きたいのか?なら、私が直々にやってやろうではないか?大丈夫だ、私が丁寧に棺桶に梱包してやる。」
霊夢(あ、切れたね。そう言えば、疾風の音は過去に魔理沙と幽香の黒歴史を掘り返してダブルマスパを喰らったのを忘れたのかしら?)





ユーリ様マジ切れ&疾風の音さんもちょっと長かった;

13:それぞれの戦い(後半)(その6) ( No.223 )
日時: 2012/12/04 22:30
名前: りゅーと (ID: 6xS.mLQu)

疾風の音さんパート残り





目つきが一瞬にして獲物を狩る目になると高速でパソコンマニアの前に移動して攻撃の構えをする。攻撃のモーションは異常に遅く、発動までに時間がかかる。ちなみにユーリが出そうとしている技は踵落としだ。踵落としでパソコンもろともダメージを与えると分かるとすぐに防御アップをする。


Pマニア(疾風の音)「コード・プロテクトデータ!ハイスペックバリア!フィジカルシールド!これなら破られないぜ!」
アミティ「セーフじゃないよ!疾風の音さん逃げてー!」
Pマニア(疾風の音)「へ?」


牢獄からの警告に彼が前を向くと・・・


ユーリ「天魔外道皆仏性四魔三障成道来魔界仏界同如理一相平等・・・」
Pマニア(疾風の音)「あの・・・ユーリ様・・・?僕、防御してますよ;あの・・・ちょっと・・・;」
ユーリ「おんどるりぃやああああああああああああああああああああああああ!」



ガッシャーン!



踵落とし一発でシールドをぶっ壊すだけじゃなく、中にいるパソコンマニアに直接ダメージを与える。ガードブレイクをした彼は横にあった自分の天敵とも言える太陽を左手で鷲掴みにし、パソコンマニアの顔に近づける。


ユーリ「吸血鬼が太陽に屈すると思っているのか貴様?偽物の太陽と言えど、私は素手で太陽を握りしめられるぞ。ほら、これが目に見えないのか?お前の頬に擦り付けているのは太陽だぞ?」
Pマニア(疾風の音)「あぢぢぢぢぢぢ!」
三人以外の全員「ユーリ様、怖すぎます!」
霊夢「あんた、本当に吸血鬼なの?太陽や水を克服しているよね。」
ユーリ「私から一つ言いたいのだが、吸血鬼が眠る棺桶には十字架が入っているよな?あれで眠るとなると吸血鬼が十字架が苦手という矛盾が生じるだろ。第一、私は衣装やアクセサリーに十字架や銀のロザリオを愛用しているぞ?吸血鬼の弱点とも言われているニンニクは料理のスパイスにはかかせないものだ(もちろん、口臭ケアは忘れずに)。杭で心臓を刺すと吸血鬼は死ぬと言うけど、あれは誰が喰らっても死ぬじゃないか?銀は魔を祓うから納得出来るが・・・」
霊夢「あんたがそんな事を言うと常識がどこに行くのやら;つか、左手が火傷してるわー。」
Pマニア(疾風の音)「霊夢、お前は俺を助けろよ!」


ちなみに霊夢は異世界の吸血鬼が言う正論と矛盾に毒気を抜かれ、途中で試合放棄してしまったようだ。十分な役割を終えた彼女はどこかから持って来た座布団を床に敷いて試合観戦する。


Pマニア(疾風の音)「あれ?俺はピンチじゃない?え?味方が試合放棄ってありなの?幽香姉さんに首から下を埋められた並みに悲しいんですが?」
ユーリ「そう言えば、スマイルの奴が東方文花帖と東方緋想天した時にレミリアが最も美しい技をしていたのを私は見たぞ。あのスペカはとっても美しかったし、私が真似して再現してやろうか。」
Pマニア(疾風の音)「あんた、れみりゃの技を真似出来るんですか!?是非とも見たいんだけど、100%フラグだろ!?」


ふと見ると赤き吸血鬼の手に赤い光があった。それを見た瞬間、彼は思った。「スカーレット姉妹は成長したらああなるのか?」と・・・





ユーリ「人様の黒歴史を全国に晒した事を頭を地面にこすり付けて詫びろぉぉぉぉぉぉぉぉ!レミリアストーカーならぬユーリストーカぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
霊夢「作者、レミリアもフランもレベルアップしたらあそこまで強くなれるのかしらね?(緑茶をすすって観戦中」
Pマニア(疾風の音)「あの二人がパワーアップしたら俺でも手に負えなくなるわ!!つか、牢獄の横に座ってお茶飲むなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」





赤い光線が無数に飛び交うと最も大きいのが直撃し、ガードを無効化する爆発力にパソコンを象った美術品が大きく弧を描いて飛んでいく。ユーリ様の技が決まった瞬間、パソコンマニアは一階に展示されていた棺桶にボッシュートされた。言葉通りにああなるとは・・・


ユーリ「ネットはいろいろと情報が流れるから怖いな・・・はぁ・・・」
霊夢「魔理沙も昔は一文字違い(魔梨沙)や女の子らしくてウフフ言ってたし、本人は忘れたい過去と言ってたわねー。あ、ロリスや寝巻幽香もだったわ。とりあえず、この棺桶を幽香の所に転送してマスパで火葬しようか?」

13:それぞれの戦い(後半)(その7) ( No.224 )
日時: 2012/12/04 22:31
名前: りゅーと (ID: 6xS.mLQu)

次はTroyさんs!





「ブラピvsステンドグラス&こなた」


ステンドグラス(Troy)「カチンコチンに凍ってくださいッスー!アイスエリア!」
こなた「ふっふふ〜ん♪空蓮華!」
ブラピ「鏡の盾!」


戦力的に下の方に入るブラピとステンドグラスとこなたは地形を利用した戦い方で相手を仕留めようと動く。ブラピは黒い翼を自由に動かして空中を舞い、パルテナの神弓に似た銀の弓を自由自在に操る。一方のこなたは「TOWレディアントマイソロジー3」のカノンノ・グラスバレーのコスプレをしており、剣を振るって戦っている。ステンドグラスはワープだけじゃなく、氷の術を自由に操って戦ったり周囲を氷の世界にする。


こなた「いっくよー!虎牙連斬!」
ステンドグラス(Troy)「ニードルサテラ!」
ブラピ「ちょこまか動くな!エンジェリング!つか、青い髪のあんたは声ネタでその格好してるだろ!」
こなた「せいかーい!ひとりで抱え込まないで。みんないるから。私も、みんなもいるから」
ステンドグラス(Troy)「サービスが凄いッスねー!こなた!足元に気を付けて!」
こなた「大丈夫だよ〜!んーっとねー・・・」


好戦的な自由を求める翼はヒットアンドアウェイ法で戦うも環境が悪すぎた。理由は相手のスキルが悪すぎる。氷のステンドグラスは周囲を凍らせるサポート技を使い、部下の氷像やパートナーの学生が有利な状況に作り出している。さらに天気魔法もあり、氷属性の技も強くなっている・・・。
その結果、ブラピは凍傷や気温でじわじわと体力を減らされている・・・。


ブラピ(手が凍るな・・・さっさとしないと・・・)
こなた「最強技を放つから前に出て!たしか・・・」
ステンドグラス(Troy)「分かったッス!スノーパンチ!」
ブラピ「甘い!パルテナアロー!」


光属性の矢を放ち氷のつぶてを潰す。反応速度と回避力と素早さが高い彼は瞬時に対応し、弓を分解して二本の短剣で戦う。その奥ではこなたが魔法を放とうとしているのが見え、大急ぎで向かうが・・・


ステンドグラス(Troy)「こっちに来て」


パチン


氷属性の技に気を取られたせいで元々あったワープを忘れてしまった。ステンドグラスの能力は美術品や自分の移動だけじゃなく、戦闘系のミッションで敵の移動も可能だった。そのせいで氷のステンドグラスの前に姿を晒してしまい・・・


ステンドグラス(Troy)「天候は雪!アイシングフラウ!」
ブラピ「ふぶき同様の必殺技を出すんじゃねぇよ!ちくしょー!足が凍らされた・・・!」


下半身を凍らされたブラピは武器で急いで氷を砕く。かじかむ手で危機を脱出しようとする黒い天使の背後に・・・





こなた「今を越える力になるの!刻め!ラヴ・ビート!!」
ブラピ「ぐあああああー!!」





元ネタの秘奥義を放つと愛の旋律で術者の周辺を攻撃する。多く攻撃を喰らい、遠くに吹き飛ばされたブラピの目に映ったのは赤い紅葉・・・。


ブラピ「やばい・・・意識が・・・」


白い世界に翻弄される彼は意識が薄れる中、武器を持って戦おうとするが肝心の弓がない。あの必殺技が原因で遠くに飛ばされており、倒れている自分から武器まで25メートルの距離がある・・・。下手に動くとこなたの技かステンドグラスのワープであぶり出されてしまう・・・。


ブラピ「普通にやったら負けちまう・・・しかし、どうやって取りに行けば・・・」


雪に顔をうずめるブラピはどうやって動こうかと考える。周囲は凍りついた展示物があり、プラントや看板やベンチが冷たい透明の物質の中。


ブラピ「うわ・・・、植木鉢が凍りついてるし・・・;もっさもっさして・・・」


近くにある植木鉢を見た瞬間、彼はある考えを思いつく。あまりにもあほらしい作戦であるものの、ワープの誘導にも使える。


ブラピ「よっしゃ・・・!やってみますか!」





こなた「作者ー、寒いよー・・・;」
ステンドグラス(Troy)「ごめん;吹雪を降らせすぎたッス;」


自分達のスキルの加減のせいで雪だらけの世界になってしまい、一階のほとんどが白く染まる。防寒対策を練っているステンドグラスはまだしも、生身の学生にとってはきついもの。


こなた「こうなるとブラピはどこにいるんだろうね?生命的に危ないなら・・・」
ステンドグラス(Troy)「万が一に備えてワープで助け出さないと・・・」
ブラピ「誰か・・・助けて・・・」
こなた「今、ブラピの声がしたんだけど!!?」
ステンドグラス(Troy)「やばい!やばい!やばい!ワープ!」


危機的に危ないと察した二人はワープ魔法で助け出す。こなたが両手を出して彼を受け止めようとするが・・・





こなた「ぐふっ」
ステンドグラス(Troy)「こなちゃあああああああああん!!?」





頭上から落ちて来たのはブラピではなく植木鉢だった。予想外の事に二人は「え?」と短い声を出し、重量感がある氷の植木鉢がこなたに直撃。じゃあ、本物は・・・!


Troy(ステンドグラス)「騙された!みんな、周囲に気を付けて!相手は・・・(ワープが使えない!」
氷の美術品「どこにもいません!」
こなた「周囲を見て!空からや雪に紛れている確率も・・・!」


ワープが使えない状況の中、雪の中や上空や死角から狙うと判断したこなたは武器を構えて辺りを見渡す。だが、残念ながら相手は二人が思った場所にはいない。ブラピは・・・





氷の地形の影響を受けない部下の美術品の背後にいたのだ・・・!





ブラピ「天使を怒らせた罪は大きいぜ!セレスチャルアロー(3DSパルテナの鏡にあったブラピがボス戦で使う広範囲の技)!」





上空から降り注ぐ光の矢にステンドグラスやこなた、美術品達は連続で体を射抜かれてしまう。自由を求める翼の本気の一撃にした学生は倒れる。


こなた「もう・・・ダメ・・・」
ブラピ「ある程度は弱めたが、もしかしたら骨に入ったかもな。スタッフを呼んで医務室に連れて行こうか?」
ステンドグラス(Troy)「ちょっと無理させ過ぎたッス・・・;あの、ごめ・・・」
こなた「ああ・・・死ぬ前にエロゲー「僕の専属メイドさんはロリロリネコミミ妹ちゃん3(さぁど)!(初回特典版」をアマゾンで予約したかった・・・Troy・・・予約をお願「心配した自分が馬鹿だったよ畜生


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