二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- ヤシノキ町物語 第一話
- 日時: 2013/04/20 17:51
- 名前: アルセ (ID: dY/cpaOc)
ことわり
今から書く物語は、私がこの世で一番大好きなアニメ『新メイプルタウン物語〜パームタウン編〜』の第一話を、実写版と想定した独自の主観で再編集又は更生したオリジナル作品です。したがって、登場人物の名前や設定・内容が多少異なっています。悪しからず。
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- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.91 )
- 日時: 2015/11/26 19:16
- 名前: アルセ (ID: aHnc/Oh6)
ⅩⅩⅩⅤ.同・海上
穏やかな波間を走行するヨット。
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.92 )
- 日時: 2015/12/11 18:12
- 名前: アルセ (ID: aHnc/Oh6)
ⅩⅩⅩⅥ.同・小西家のヨット
デッキ。
慎重に屋根から降りるモモ。
モモ「(一息つき)危機一髪だったね」
リカ「もう一人も無事みたい」
と、セーターを見せ・・・手渡す。
モモ「(大喜びして)良かったぁ〜」
と、大事そうにセーターを抱き締める。
リカ「・・・(ポツリと)さっきはゴメンね・・・」
モモ「え?」
リカ「そんなに大切な物だなんて知らなかったから・・・」
モモ「アッ・・・!」
と、気付く。
リカ「安物なんて言ってゴメンなさい」
と、頭を下げる。
モモ「そんな・・・アタシの方こそ、そんなこと知らなくて当然なのに・・・わかりっこないなんて言って本当にゴメンなさい!」
と、頭を下げる。
リカ「ううん、私の方が悪いんだから」
モモ「ううん、アタシの方が悪いんだから」
リカ「私の方だよ」
モモ「アタシの方だよ」
リカ「私だよ」
モモ「アタシだよ」
リカ「私!」
モモ「アタシ!」
モモ・リカ「(ムゥーッ)・・・」
と、数秒間・・・顔を見合わせ・・・プッ!と、笑い出す。
モモ「(フフフ)おかしいね」
リカ「(フフフ)何やってるんだろう」
モモ・リカ「・・・」
と、また・・・お互いの顔を見合わせ・・・アハハと、笑いあう。
リカ「私にもあるの」
モモ「え?」
リカ「大事なセーター、(寂しそうに)お揃いの」
モモ「・・・?」
リカ「(弾けるように)さあ、帰ろうっ!皆が待ってる」
モモ「戸惑いながら)う・・うん」
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.93 )
- 日時: 2015/12/22 19:48
- 名前: アルセ (ID: aHnc/Oh6)
ⅩⅩⅩⅦ.同・全景
海上を猛スピードで素っ飛ばし走る一隻のモーターボート。
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.94 )
- 日時: 2016/01/10 10:37
- 名前: アルセ (ID: aHnc/Oh6)
ⅩⅩⅩⅧ.同・小西家のモーターボート
運転席にハルヒト、助手席にタエコ、後部座席にジュンコとリキ・・・が、乗っている。
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.95 )
- 日時: 2016/01/24 17:30
- 名前: アルセ (ID: h5.UUysM)
ⅩⅩⅩⅨ.同・小西家のヨット
デッキ。
仲良く舵取りをしているモモとリカ。
リカ「(突然)!?」
と、海の方に目を向ける。
モモ「どうしたの?」
と、一緒になって海の方を見る・・・と、遠くからモーターボートがコッチへ向かって来るのを発見する。
リカ「お父さんとお母さんだ!」
モモ「え?」
リカ「お父さぁーん、お母さぁーん」
と、大きく手を振る。
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