二次創作小説（映像）※倉庫ログ
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- ヤシノキ町物語 第一話
- 日時： 2013/04/20 17:51
- 名前： アルセ （ID: dY/cpaOc）
ことわり
今から書く物語は、私がこの世で一番大好きなアニメ『新メイプルタウン物語〜パームタウン編〜』の第一話を、実写版と想定した独自の主観で再編集又は更生したオリジナル作品です。したがって、登場人物の名前や設定・内容が多少異なっています。悪しからず。
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- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.81 )
- 日時： 2015/07/18 11:43
- 名前： アルセ （ID: QmIp1Xtp）
× × ×
ダイチ「このヤロー、返せっ！」
と、迫って来る・・・のを見て、更に舵を手前に引き寄せるリカ。パッと手放した舵・・・の平行移動による反動によって・・・打っ飛ばされるダイチ。壁にぶつかり、伸びてしまう。
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.82 )
- 日時： 2015/07/26 11:49
- 名前： アルセ （ID: QmIp1Xtp）
ドンッ！という音に吃驚するタイチ・・・体勢を崩し、手に持っていたナイフを海に落としてしまう・・・の隙に、脱兎の勢いでマストにしがみ付くモモ・・・を捕まえようとするタイチ・・・の動きに合わせて舵を操るリカ。ユラユラ揺れるヨット・・・に、右往左往するタイチ・・・足場が悪く立っていられない。
タイチ「こ、コラッ！やめろォットット・・・ゆ、ゆ、揺らすなァァァ・・・トットッ・・・」
リカ「誰がやめるもんですか。そぉ〜れ」
と、左右交互に操縦する・・・に、合わせてよろけるタイチ・・・の動きがダンスのステップを踏んでいるように見えて、プッと吹き出すリカ。
リカ「お上手ね」
タイチ「（悔しそうに）ダイチッ！何時まで寝てるんだっ！起きろォ」
の声・・・に、目を覚ますダイチ・・・の目・・・に、舵を左右に大きく揺らしているリカ・・・の姿・・・が、映る。
ダイチ「（起き上がり）ニャロー・・・！あったま来たぁー！！」
と、舵を掴み・・・手前に引き寄せる・・・が、リカも負けじと引き戻す・・・を、何回も繰り返す度に・・・ヨットは左右に大きく揺れた。
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.83 )
- 日時： 2015/08/13 18:57
- 名前： アルセ （ID: QmIp1Xtp）
モモ「キャアー・・・！！」
タイチ「（四つんばいになって）何してるんだ、ダイチ？！女の子相手に・・・サッサとけりをつけろ！」
ダイチ「（ハアハア）わかってはいるんですけど・・・（ハアハア）・・・」
リカ「（ハアハア）・・・」
舵を握ったまま睨み合うリカとダイチ・・・両者一歩も譲らず。
タイチ「（見兼ねて）ったく、埒が明かねぇ」
と、屋根から飛び降り・・・ダイチに力を貸す。
一気に二倍の力が加わり、大きく傾くヨット。
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.84 )
- 日時： 2015/09/06 11:14
- 名前： アルセ （ID: q1TRkyxI）
リカ「あら？もうおしまい？もっと見ていたかったわ。あなたのステップ」
タイチ「それでは今度のスプリングパーティー“（英語で）踊って頂けますかな？”」
リカ「“（英語で）まぁ嬉しい。喜んで”っと言いたい所だけどパーティーに参加出来るのは１５歳からなんですのよ。ごめんあそばっせ！」
と、舵を引く・・・が、動かなくて「！？」となる。一生懸命引っ張ってみる・・・が、びくともしない。
- Re: ヤシノキ町物語 第一話 ( No.85 )
- 日時： 2015/09/16 13:36
- 名前： アルセ （ID: q1TRkyxI）
モモ「（思わず）リカちゃん！」
と、助けに行こうとする。
リカ「モモちゃんは、ソコにいて！」
モモ「え？でも・・・」
リカ「大丈夫！こんな人達サッサとやっつけて、一緒にヤシノキ町に帰ろう」
モモ「・・・」
ニコリと微笑むリカ。
笑顔で頼もしいことを言うリカだが、本当は体力に限界を感じていた。成人男性二人と女子中学生一人とでは体力に差があることは目に見えてハッキリとわかっていて、言うまでもない。モモを心配させないための彼女なりの気遣いだが、この言葉の裏には先程の無神経な発言を詫びる罪滅ぼしの気持ちも入っていた・・・・・・。
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