二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドラゴンクエスト8 時の軌跡
日時: 2013/10/07 18:24
名前: フレア (ID: C6aJsCIT)

現在更新停止。
今までありがとうです。

こんにちはー!
光と闇の軌跡の方は、色々アウトでしたんで、また作り直そうと決意しました。
あ、これ、DQ小説同盟さんの方に登録させてもらってますー

注意
文章が酷い上にかなり中二病。
設定は光と闇の軌跡から引き継いでいるとこあり。



目次

零章 悲痛
>>1

一章 消失
>>6-7 >>13-14 >>19 >>22 >>25
>>29 >>32 >>35 >>38 >>41
>>46 >>65 >>68-69


番外編

SS
カオスな運動会
>>50 >>56 >>59 >>62-64

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ドラゴンクエスト8 時の軌跡 02 ( No.7 )
日時: 2013/08/25 06:31
名前: フレア (ID: Uj9lR0Ik)

酒場から出た途端、町全体に響き渡るような轟音が轟いた。

(何が起こっているの……!?)

今の魔法は、マスター・ライラスが最も得意とする爆発呪文の最上級、イオナズンだ。実際にミストはマスター・ライラスがイオナズンを使っているところなど見たことはなかったが、彼女は確信した。

(トラペッタは今、危険な状況なんだ……!!)

マスター・ライラスが最上級呪文を唱えることなどなかった。たとえ町に魔物が入り込んできたとしても、下級呪文で事足りる。だが、その彼がイオナズンを使うということはーー

(相手は誰なのよ……!)

マスター・ライラスと同等の、もしくはそれ以上の実力を持つ者が相手。
不意に、ミストの脳裏に昼間の魔物の姿が浮かんだ。強大な力を持つ魔物ほど、人間に近い姿をしている。あの妙に人間臭いあの魔物がマスター・ライラスの相手だということも、納得できる。

「お、おい!どうなってやがんだ!」
「ライラスがやられちまうなんて……!」

やがて人垣ができている、戦いの場所へと辿り着いた。
人を掻き分けてようやく見えた光景に、ミストは絶句した。
ーーマスター・ライラスが倒れ、武器を手にした少年と男が、マスター・ライラスを庇うように立っていた。ーーそして。

「おや……貴方の方からやってくるとは。手間が省けました」

直感的に、ミストは身の危険を感じた。
その者は中に浮き、ミストに近寄る。ミストの周りにいた野次馬たちが、たちまちに散る。
相対しているのは、道化師のような格好をしている男。その肌は血が通っていないのかと思うほど青く、魔物を連想させる。道化師が持っている先端が鳥の顔のようになっている杖は、鳥の目が紅く不気味に輝いていた。

「お久しぶりです。王よ。いや、姫様、とでも呼ぶべきか」
「え……?」

ミストには思い当たる節がなかった。だが、言い返すにも全身が恐怖で支配されて言葉が出せない。こうして目の前にいられるのも悪寒が走り、いっそ気絶した方がましとさえ思えてきた。

「……さて、取り敢えず貴方にも消えて貰います」
「おい、何を言っているんだ!!」

その言葉に反応したのは、ミストではなかった。

「その人は関係ないだろ!!」

少年だった。少年は、その瞳に殺意をにじませていた。剣を構えたまま、間合いを詰めて行く。
だが、その様子を見ても道化師は動じずに嘲笑った。

「関係あるんですよ……」
「何でだ!」
「貴方に教える義務はありません。……さあ、死んでもらいますよ……」

高々と、道化師は杖を掲げた。杖の上に、火が徐々に集う。
ミストは呆然と見上げることしかできなかった。足が竦み、逃げる気力すらなくなっている。胸は早鐘のように時を刻み、しかしその時は永遠のようにも思えた。

「くそっ!ヤンガス!」
「分かってやす!」

少年と男が、同時に武器を振りかざし、道化師に飛びかかった。
しかし、道化師は一つ溜息を吐くと、杖を持っていない方の手を少年たちの方向に差しかざした。同時に、少年たちの動きは止まる。

「くっ……お前、何をした……っ!!」
「少しうるさいハエがいたものですので、動きを封じさせて貰いました。ああ、用が済みましたら解きますのでご心配なく」
「きっ、貴様ぁっ!!」

ミストは、そんな会話も聞こえてはいたが、内容を理解していなかった。
ただ、絶対的な恐怖に震撼し、その瞳には涙すら浮かべていた。

「おや、怖いのですか?」

道化師は、薄笑いを浮かべながらミストを見下ろす。

「でも大丈夫ですよ。一瞬の苦しみで、全てのしがらみから解放されるのですから!!」

道化師が、杖を振り下ろした。
誰かが息を飲む。誰かが目を覆う。誰かが叫ぶ。
巨大な炎がミストに迫って行く。
全ての時が止まったような感覚に、少女は目を硬く閉じた。
そして呟く。
「助けて」とーー

Re: ドラゴンクエスト8 時の軌跡 ( No.8 )
日時: 2013/08/24 23:19
名前: ユウ (ID: viAVUXrt)

初めまして

同じくドラゴンクエストⅧの小説を書いている、ユウです。

ドラクエを探していたらみつけたので読ませていただきました。
ミスト、優しいですね。トロデ王を見ても怖がらないなんて。

以前の小説「光と闇の軌跡」も読ませていただきました。
とても面白かったので、今回の作品も楽しみにさせていただきます。

それでは失礼いたします。

Re: ドラゴンクエスト8 時の軌跡 ( No.9 )
日時: 2013/08/25 00:46
名前: 朝霧 ◆CD1Pckq.U2 (ID: IZhvYfzu)  

ミストさん可愛いですねー!マスター殴るなんてかなりお転婆……?いえその強さにしびれます← ドルマゲスさんのお言葉も気になります。
ところで、フレアさんのドルマゲスはカッコいいですね。私が書くと変態か変人にしかならないんですよね;;
サフィラさんはまだ私の心の中で、生きてます(ごめんなさいサフィラさん
またお会いできたら、とても嬉しいです^^
また遊びに来ますね!

Re: ドラゴンクエスト8 時の軌跡 ( No.10 )
日時: 2013/08/25 06:45
名前: フレア (ID: Uj9lR0Ik)

>>ユウさん
はじめまして!
光と闇の軌跡はいろんな意味で黒歴史なのですが、楽しんでいただいて恐縮です。
恐らく、ミストはサフィラより刺々しい性格になってしまうかも……
では、更新頑張って下さい(・ω・)ノ


>>朝霧さん
バニーガールの服は酒場の定番なんですがねぇ……そういや、酒場の従業員て好き好んであの服きてるんだろうかw
朝霧さんのドルは恰好いいですよー!思わずニヤニヤが止まらなくなるくらいにw

サフィラ「orz」
エイト「落ち込まないで……」

Re: ドラゴンクエスト8 時の軌跡 ( No.11 )
日時: 2013/08/25 09:14
名前: ユウ (ID: viAVUXrt)

刺々しくても優しいじゃないですか。

私はサフィラもミストも好きですよ。

サフィラは特にククールにザラキを何回も使おうとしたところですねww
サフィラには感動しました。

エイトの手を取り、グランドクロスを使うところも感動していました。

また来ます(・▽・)/


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