二次創作小説(映像)※倉庫ログ

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ドラゴンクエスト8 時の軌跡
日時: 2013/10/07 18:24
名前: フレア (ID: C6aJsCIT)

現在更新停止。
今までありがとうです。

こんにちはー!
光と闇の軌跡の方は、色々アウトでしたんで、また作り直そうと決意しました。
あ、これ、DQ小説同盟さんの方に登録させてもらってますー

注意
文章が酷い上にかなり中二病。
設定は光と闇の軌跡から引き継いでいるとこあり。



目次

零章 悲痛
>>1

一章 消失
>>6-7 >>13-14 >>19 >>22 >>25
>>29 >>32 >>35 >>38 >>41
>>46 >>65 >>68-69


番外編

SS
カオスな運動会
>>50 >>56 >>59 >>62-64

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Re: ドラゴンクエスト8 時の軌跡 ( No.67 )
日時: 2013/09/21 13:34
名前: フレア (ID: TVgEc44v)

>>ユウさん
ありがとうございます!
コースアウトで負けは、もうめんどくさくなって思いついただけです。ものっそい申し訳ありません。
9の所持金が2Gは実話です。ときのすいしょう買いまくってたらいつの間にか……
ダークドレアムがラスボス瞬殺した場面には戦慄しました。
変態お兄ちゃんと某引換券が奴に挑戦するなど、自殺行為です。

ドラゴンクエスト8 時の軌跡 15 ( No.68 )
日時: 2013/09/21 16:15
名前: フレア (ID: TVgEc44v)

「エイト!ヤンガス!」

ミストは叫んだ。一瞬、ザバンと目が合い、どうしようもない恐怖感が彼女を襲う。

ーーこの感じ、前にもあったような……

震えを抑えるようにミストは歯を食いしばった。

「どうした、娘。かかってこんのか?」

そんなミストを見やり、ザバンは薄く笑った。あからさまな挑発だ。

「エイト!ヤンガスーっ!」
「儂の呪いの効果はしばらく続くぞ。動かそうたって無駄じゃ」

徐々に漆黒の霧が薄く空気に溶けてきた。斧を杖代わりにして今にでも倒れそうなヤンガスの身体には、黒い瘴気が蛇のようにまとわりついている。
しかし、ザバンはしきりに辺りを見回し始め、落ち着きのない様子になる。

「あの小僧はどこだ!」

エイトの姿が、見えない。あの時、確かに霧に包まれたはず。

「ぐああっ!!」

その刹那、その場に肉が割ける音と苦悶の声が、ミストの耳に届いた。
声の主のほうに目を向け、その光景に、息を飲むミスト。

「貴様っ……まさか呪いが……っ!」

ザバンが恨めしげに睨んだのは、エイトだった。エイトがザバンの腹部から剣を抜くと、傷口から血が噴き出す。
エイトは後ろに飛び退き、剣についた血を払い落とした。

「……」

そのまま、また剣を両手で構え突進する。
だが、ザバンに刃が触れようとしたところで、肉を割く音ではなく、金属同士がぶつかり合う音が洞窟にこだました。

「何っ……!?」

エイトは動揺を隠せなかった。
刃の下には、ザバンの前を覆う半透明の薄い膜。一見脆そうであるが、エイトの攻撃を防いでしまった。
だが、戦いを傍観していたミストは見てしまった。それが本来、刃を防げるはずのないもので造られたものだと。

「次は儂の番じゃ」

ザバンはそう呟くと、人差し指を上げた。
そのエイトの後ろで、ミストの足元にある水が宙に浮き、無数の槍の形を模って行く。

「エイトーーっ!!」

ミストの叫びに、エイトは振り返る。だが、遅い。
槍はエイトの身体を貫通し、そしてまたただの雫に戻る。貫かれた傷口からは、血。
剣が手から離れる。ぐらりと身体が揺れたかと思うと、エイトはそのまま倒れてしまった。

「うそ……」
「あ、兄貴……」

ミストは、目を見開いてザバンの側に血塗れで倒れているエイトを見つめた。視界のはしで苦しげにしているヤンガスも、信じられないような目で見ている。

「残るは、貴様だけか……」

ザバンがミストに残虐な笑みを浮かべた。ミストは、ザバンからそれなりに距離をおいているというのに、首筋にナイフを突きつけられたように固まる。
ヤンガスが動けず、エイトが倒れた今、何かできるのはミストだけ。

「ほら、どうした。かかってこんのか?」

挑発するザバン。
魔物ですら簡単に殺して行ったエイトとヤンガスを、軽々と倒したザバン。女で、しかも子供であるミストが、倒せるはずもない。
ただ、怯えていることしかできない自分に、ミストは嫌悪感すら抱いた。

「おっと、逃げようなどとは思うなよ?この小僧みたいになりたくばな」
「じょ、嬢ちゃん……」

ヤンガスが、荒い息遣いでミストを呼ぶ。
ヤンガスは何を思ったのか、ありったけの力で斧をミストの方に投げる。斧はからんっと音を立ててミストの足元に落ち、水飛沫が飛んだ。

「こ、これを使ってくだせえ……」

ドラゴンクエスト8 時の軌跡 16 ( No.69 )
日時: 2013/09/22 09:08
名前: フレア (ID: ZoJzIaOM)

「え……」

戸惑いつつも、ハイヒールを地面に落としてミストはヤンガスの斧に手を伸ばした。布が巻かれているグリップを掴むと、重さのあまりに腕が小刻みに震える。ずっしりと重く、両手でなければ持つことなどできやしない。
研がれた刃は、鈍い光を放つ。
何とも言えない感覚に、彼女は襲われた。それが恐怖か、怒りか、それとも高揚感かはミストには分からない。それら全てなのやもしれない。

「やああっ!」

ミストは、走ってザバンに近づき、横向けに振るう。その動きは、やはり少女に斧を持たせるのには無理があるのか、常人にも見切れる程度のものだった。
ザバンに避けられ、ミストは斧の遠心力に振り回されてそのまま盛大に転ける。

「ううっ……」
「ふむ……やはり、素人だな。構え方も違う上、筋力が全く無い」

ザバンに見下ろされ、ミストは情けない姿を晒した恥ずかしさなのか、すぐに起き上がって、上段に斧を構え、振り下ろす。
だが、今度はザバンに素手で受け止められた。

「んっ……!」
「先日の娘は楽しめたが……今回は期待できそうにないのう」

殺意を持っていた目が、憐れみが込められたものとなる。

「まさか、常人以下の力だとは思わんかったわい……」
「どういう意味よ……!」

葉を食いしばってザバンの手から斧を引き剥がそうとするが、斧は微動だにしない。

「はあっ……はあっ……」

その時、エイトが起き上がる気配がした。
目を向けると、地に濡れた傷を抑え、片方の手は剣を握りしめている。
だが、足はふらつき、目は焦点があっていない。

「……まだ生きていたのか。しぶとい奴だ」

ザバンがエイトを肩越しに見て、ミストの斧を放す。後ろに体重をかけ、斧を引き抜こうとしていたミストは尻餅をついてしまった。
痛みを堪えつつミストはエイトを見て、思わず目を見張る。

「ちょっと……!あんた、大丈夫なの……!?」

大丈夫か否かは聞くまでもない。とめどなく血が流れ、肌は紙のように白い。意識があるのかどうかも定かではない。
だが、それにも関わらずにエイトは剣を構える。

「……一瞬で楽にしてやるわい」

斬りかかるエイトをかわし、ザバンは再び人差し指を上げる。

ーーあれはまた……っ!

また、先程のエイトを重傷にまで追い詰めた技をするつもりだ。ミストは自分の心臓の鼓動が速くなっていくのを感じた。またエイトがあの技を受けたら死んでしまうことは目に見えている。
水が浮かび上がり、槍を造る。

ーー何かしなきゃ……!

無意識にミストの身体は動いていた。
斧を構えて、ザバンに振り下ろす。
だが、その刹那に感じたのは、肉を切り裂く感覚ではなく、鋭い痛みであった。
薄いワンピースに覆われた胸を貫き、赤黒く染める血。
視界は暗くなり、身体は重い。腕はいうことを聞かない。呼吸がうまくできない。感じるのは耳鳴りと痛み。
彼女にとって、初めて感じる『戦いの厳しさ』。それは、あまりにも残酷なものであった。

「う……あ……」

口の端から一筋の血の雫が流れ、彼女の意識は途絶えた。

ドラゴンクエスト8 時の軌跡 書いてみた! ( No.70 )
日時: 2013/09/22 17:18
名前: フレア (ID: mU8VICoz)
参照: http://s.ameblo.jp/iori419/entry-11619142677.html

スマホで初めて書いたのだが……見事に失敗。
15分もかけたのに……!
目が垂れすぎた、服テキトー……
誰かおらに画力を……

あ、髪の長さは間違えましたが、色はだいたいこれであっています。

Re: ドラゴンクエスト8 時の軌跡 ( No.71 )
日時: 2013/09/22 17:31
名前: キョオオ (ID: Bhcs08zv)

ドラクエ8は面白いですよね!(5の次に)

更新頑張ってください。
応援してます。


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