二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- こうして私は今日も嘘をつく
- 日時: 2015/12/29 11:37
- 名前: 朝霞 (ID: 0iVKUEqP)
どーも、朝霞です。
またまた新しい小説を作ってしまいました…。
今回もヘタリアです!
なんと…いじめ小説!!
ヘタリアにいじめ要素をぶっ込んでもいい!というお優しい方は読んでいってください!
主な登場人物
王燐
耀の妹でW学園の一年生
クラスでいじめにあっている
おとなしく人前では泣かない
身長:143cm
体重:驚きの軽さ!
頭めっちゃいい!
一年一組 担任:オーストリア
ロマーノ
ロシア
ベラルーシ
アメリカ
王燐
三年一組 担任:日本
中国
プロイセン
フランス
イギリス
スペイン
ハンガリー
てなところかな。
それじゃーいきまーっす!
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- Re: こうして私は今日も嘘をつく ( No.19 )
- 日時: 2015/12/30 16:11
- 名前: 朝霞 (ID: 0iVKUEqP)
アーサーside
クラスメイトの告白にはさすがに驚いた。
妹がいじめられてるなんて知ったら、さぞかし傷つくだろう。
俺は耀の肩をいたわるようにだいてやった。
断じてBLではない。
「………我はどうしたらいいあるか…?」
耀の目はうるんでいた。
俺は何も答えられなかった。
「…ひとまずは様子を見なよ」
フランシスが横から口を出す。
たしかに、フランシスの言う通りだ。
自分の口からハッキリとした答えを言ってくれないんだったら、それを待つしかない。
「そう、あるか……」
耀の顔から不安は消えなかった。
三人の間に重苦しい空気が漂う。
俺はそれから逃げるように言った。
「お、おい、もうSHR始まっちまうぞ!急ぐぞ!!」
実際は時間に余裕はあったが、俺はそう叫んだ。
「……いじめ、か」
いじめの解決はかなり難しい。
それに、あの一年一組は最悪なクラスだと言われている。
燐以外、全員が問題児として有名だからだ。
その中でもおとなしい燐が目をつけられたのだろう。
ブラギンスキ兄妹は暴力家で有名だし、
俺の義弟・アルフレッドは嫌がらせをすることで有名だ。
かなり厄介な問題だ。
それにしても、どうして兄を頼らないのだろう。
もしかしたら脅されているのかもしれない。
そんなことを考えていると…
「カークランド君!」
突然怒鳴られた。
ヤベ…今は古典の時間だった。
ずっと考え事してたわ……
古典の先生は、謙虚さを身に纏った本田だ。
容姿が美しいことで評判だが、俺はそんなに好きじゃない。
第一、この先生は厳しすぎるのだ。
- Re: こうして私は今日も嘘をつく ( No.20 )
- 日時: 2015/12/30 16:32
- 名前: 朝霞 (ID: 0iVKUEqP)
提出物が未提出だとすぐに来て怒り出すし、
授業中寝てると日本刀が飛んでくるし、
給食を食べ残すと戦後の日本について延々と語り出すし、
理不尽な物価の上昇のためかいつもイライラしてるし…
「何をボーッとしているのですか?!貴方は受験生でしょう?!」
まーた始まったよ。
ありがたーいお説教が…。
ウンザリしながら聞くこともなく、窓の外を見る。
…てか、本当にどうしようか。
燐の「いじめ問題」。
今日帰ったら、アルフレッドにでも聞いてみるとするか。
もし彼奴が燐の事をいじめてるんだったら……
全力で呪ってやろう。
「全く…授業が終わるまで立ってなさい!」
命令されて俺は仕方なく立つことにした。
俺が立ったのを見届けると、本田は授業を再開した。
何事もなかったかのように始まっていく授業。
しかし俺は本田の解説なんて聞いている訳がない。
ずっと燐の事ばかり考えていた。
- Re: こうして私は今日も嘘をつく ( No.21 )
- 日時: 2015/12/30 16:40
- 名前: 朝霞 (ID: 0iVKUEqP)
こんな風に他人の事を真剣に考えてやったことがなかった。
もしかしたら俺は燐に恋しているのかもしれない。
(……恋、か……)
悪くないかもしれないな。
俺が燐を守ってみせる。
そう固く誓い、俺は耀の方を盗み見た。
フランシスside
耀君から燐ちゃんの話を聞いてから、アーサーがなんか張り切ってる…
古典の時間も珍しく上の空だったしね。
もしかして彼奴、燐ちゃんのこと狙ってるのかなぁ?
いや、もしそうだったらお兄さん容赦しないわよ!
だって、お兄さん、燐ちゃんのこと前から好きだったし……。
そんな燐ちゃんがいじめられてるなんて知ったら、黙っちゃいられないよ!
絶対にお兄さんが燐ちゃんを守ってあげるんだからっ!
それに、耀君はお兄さんのクラスメイトだし。
クラスメイトが悩んでたら助けてあげるし!(アーサー以外ね)
だから耀君、そんなに一人で抱え込まないで!
お兄さんが何とかしてあげちゃうんだから!
そう固く誓い、お兄さんは耀君の方を盗み見た。
- Re: こうして私は今日も嘘をつく ( No.22 )
- 日時: 2015/12/30 16:45
- 名前: 朝霞 (ID: 0iVKUEqP)
どうも、朝霞です。
はじめまして、おはこんばんちは。
アハハッ☆
今、自分の小説読み返したけど、gdgdだねーっ!
こんな駄作を読んでくれる方、本当にありがとう!
まあ、頑張って書いていきますよ!
応援しててください!
- Re: こうして私は今日も嘘をつく ( No.23 )
- 日時: 2015/12/30 17:48
- 名前: 朝霞 (ID: 0iVKUEqP)
燐side
学校に登校して来たと同時に、やっぱり水をかけられた。
ツンと鼻にくる臭いがする。
きょうはトイレの水かもしれない。
「……昨日はちゃんとお兄さんに言い訳できた?」
バケツを持って黒い笑みをうかべているのはイヴァン君だ。
私が無言のまま頷くと、バケツが飛んできた。
それをかわすほどの反射神経能力があるなら是非買いたいものだ。
バケツの淵でこめかみを切ってしまったようだ。
ジンジンと痛い。
「次チクったら許さないからね?」
イヴァン君は私を睨みつけると、転がっているバケツを持って帰っていった。
「………」
その背中を私は無言で見送る。
「………分かってるよ」
助けてもらえないことくらい。
助けを求めたら殴られることくらい。
私はこれでいい。
ずっと傷付き、クラスメイトに怯えていればいい。
泣きそうになりながらも、私は教室へと向かった。
今日は何をされるのかな?
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