二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 【完結】フレッシュプリキュア!〜新たなる刺客〜
- 日時: 2016/08/11 18:59
- 名前: 春太郎 (ID: LN5K1jog)
初めましてか何度目まして!春太郎です!
小説サイトでは凜太郎という名前でやってましたが、映像二次の方は初なので、折角なので、雑談で使っている春太郎に改名させていただきました!
凜太郎で馴染んでる方も、雑談の方で春太郎で馴染んでる方も、どちらも知らねえよ!というお初さんも大歓迎です!
さて、「!」を多用したところで今回から書く物の紹介ですね
今回からは、最近久しぶりに見たフレッシュプリキュアの二次小説です
大好き×100なキュアパインちゃんとの恋愛小説、ですが、色々な事情により、「新たなる刺客」というサブタイトルになりました
どんな話になるのか!皆さん、是非見て下さい!
それでは、よろしくお願いします
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- Re: フレッシュプリキュア!〜新たなる刺客〜 ( No.2 )
- 日時: 2016/08/11 18:47
- 名前: 春太郎 (ID: LN5K1jog)
『優勝は・・・・・・クローバーの皆さんです!』
司会者の言葉に、4人の少女たちが喜び、飛び跳ね、笑い合う。
彼女たちは、人気アイドルユニット、『トリニティ』のミユキからアイドルを直接教えてもらっているらしく、ダンスの腕もとても高かった。
彼女達には、別の顔がある。その名も、『プリキュア』。
明るい茶髪をツインテールにしていて、桃色の目をした少女、桃園ラブ。またの名を、キュアピーチ。
青い長髪に抜群のスタイルと美貌を兼ね備えた少女、蒼乃美希。またの名を、キュアベリー。
ラブより少し濃い茶髪を短いサイドテールにした少女、山吹祈里。またの名をキュアパイン。
紺色の髪に赤い目を持った少女、東せつな。またの名をキュアパッション。
彼女達4人がプリキュアなことは、この会場にいる者のほとんどが知っている。
「それにしても・・・・・・ダンスか・・・・・・」
そして、その様子を眺める少年が一人。
「くだらない」
吐き捨てるように言うと、彼は両手に拳をつくり自分の胸の前で擦り合わせる。
「スイッチ・・・・・・オーバー」
そう言って、両手を広げた。
すると、彼の黒い髪は銀に染まり、服装もラビリンスウェスタ—やサウラーが着ていたような服装になり、胸には漆黒のダイヤが光り輝いている。
「我が名はシーザー。ラビリンス総統。メビウス様が下僕」
シーザーと名乗った少年は、そう言うと懐から丸い種を取り出した。
「『ソレワターセ』だったか。プリキュアを一番苦しめたとかいう、ノーザの作った種。今回はこれで力試しといこうか」
彼はそう言って種を投げた。
地面にぶつかったそれは人の形になり、膨らみ始める。
やがてそれは、植物のような、手足の生えた化け物に変わった。
「ば、化け物だぁッ!」
一人の観客がそう言うのと同時に、他の観客も騒ぎ始める。
「あれは・・・・・・ソレワターセ!?なんで・・・・・・ラビリンスは、もう倒したハズなのに!」
祈里は目を見開いてそう言った。
「とにかく、美希たん、ブッキー、せつな!変身だよ」
ティンクルンを取り出した少女たちは、クローバーを模した鍵を差し、変身する。
やがて、ドレスのような服装に、髪型なども変わった彼女たちは、ポーズを決めプリキュアを名乗る。
「さて・・・・・・データ回収といきますか」
それに対し、シーザーは至って気にしない様子でそれを眺める。
プリキュアがソレワターセと戦う中、自身の持っている知識やデータと、現在自分が眺めている戦闘を照らし合わせ、プリキュアの実力を測っていく。
その時、一人の少女に目が止まる。
「キュアパイン・・・・・・か」
キュアパイン。見た所戦闘能力自体はプリキュアの中で劣っており、中では脅威ではないように感じる。
しかし、単騎でソレワターセを倒したというデータもある上に、自己主張などがないためかコミュニケーション能力も高く、人と仲良くなる速さはプリキュアの中でもずば抜けている部分がある。
また、獣医を目指していることもあり、観察眼なども優れており、敵の急所をつく攻撃などをしてくることもある。
「面白い・・・・・・」
ソレワターセがプリキュアの4人技によって倒されるのを見つつ、シーザーは踵を返し、ダンス会場を後にした。
彼の名前はシーザー。
ラビリンス最高幹部であり、その実力はノーザやクラインを大きく凌ぐ。
プリキュアが活動を始めた時期の前後では、別の世界の調査などで出ていたために彼女達との面識はない。
管理国家ラビリンスの再建を目指し、今宵、動き出す。
- Re: フレッシュプリキュア!〜新たなる刺客〜 ( No.4 )
- 日時: 2016/08/11 18:48
- 名前: 春太郎 (ID: LN5K1jog)
昨日、ソレワターセが出てきたせいか、今日は皆どこか疲れたような、少し暗い雰囲気がある。
「どうしたのみんな。今日は元気ないわよ」
ミユキさんはそう言うけど、やっぱり不安や疲労は拭えない。
やっと倒したと、戦いはもう終わったと思っていた時に現れるんだもの。
せつなちゃんやタルトちゃん達は、ダンス大会の後で自分達の世界に帰る予定だったらしいんだけど、ソレワターセが現れたことによりまだこの世界にいる。
ソレワターセが出てきて嬉しいわけじゃないけど、もう少し長く一緒にいれるのは純粋に嬉しい。
「ねぇ、せつな。ラビリンスの幹部とかって、本当にノーザや、クライン?だけなの?」
ダンスの休憩の時に、ラブちゃんはそう言ってせつなちゃんに問う。
せつなちゃんはしばらく考えた後で、「そういえば」と何かを思い出した様子だ。
「確か、最高幹部の中に、「シーザー」っていう人がいたわ。元々は、彼を含めた3人が最高幹部だったらしいんだけど、メビウス様の命令で、彼は単独で全てのパラレルワールドの調査に出ていたらしいの。出たのが結構昔のことだったから、すっかり忘れていたわ・・・・・・」
突然スイッチが入ったように語り出したので、私はしばらくポカンとしていた。
「えっと・・・・・・シーザーって人は、やっぱり強いの?」
美希ちゃんは少し身を乗り出してそう聞く。
せつなちゃんはそれに、まるで当然のことだといわんばかりに頷いた。
「ええ。ノーザや、クラインよりも倍以上は確実に強いわ」
あの二人それぞれ単独だけでも私達は苦戦を虐げられたというのに、その倍以上の強さ?
勝てる気がしない。でも・・・・・・。
「でも、勝つしかないよ」
ラブちゃんは拳を握りしめ立ち上がり、そう言い切った。
「当たり前よ。だってあたし、完璧だもの」
美希ちゃんも立ち上がり、そう言って笑う。
「私も、精一杯頑張るわ」
せつなちゃんもそう言って立ち上がり、胸の前で両手拳を握りしめた。
「ブッキーは?どうするの?」
ラブちゃんは私を見てそう聞いてくる。
私も立ち上がって、笑って見せる。
「私も、一緒に戦うわ。みんなで戦えば必ず勝てるって、私、信じてる」
私の言葉を聞いたラブちゃんは、パァァと顔を輝かせた。
「ようし!パパッとシーザーとやらを倒して、幸せ、ゲットだよ!」
ラブちゃんの言葉に、私たちは「おー!」という掛け声と共に、拳を突き上げた。
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