二次創作小説(映像)※倉庫ログ
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- 私の居場所 〜GENEからの愛〜
- 日時: 2017/07/23 13:31
- 名前: GENE (ID: 2WPGd65I)
架空の話です。フィクションです。
初の投稿なので、お手柔らかにお願いします!!
誰からも愛されないで育った。
愛だと思っていたものは違った。
もう恋なんてしない。
そう誓ったのに・・・・。
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- 私の居場所 〜GENEからの愛〜 ( No.58 )
- 日時: 2017/08/02 17:43
- 名前: GENE (ID: 2WPGd65I)
涼太「あー。
結衣が来るって分かってたら、もう少し掃除したんだけどなぁー・
散らかっててごめんね。どうぞ、入って!」
結衣「ありがと。おじゃまします。」
涼太くんの家は、男の子の部屋って感じで落ち着ていた。
涼太「お茶とお菓子しかないけど。」
結衣「ありがと。」
龍友「ホンマに、涼太が1人暮らしやっていけることが不思議やわ。
自炊、全然できへんねやで?!」
結衣「笑っ そうなんだ。涼太くんにも不得意なもの、あるんだね!」
涼太「俺は、そんな完璧なやつじゃないよ!笑っ
・・・・・・・んで。なんで泣いてたの?」
どのタイミングで聞こうか悩んでたんだろうな。
涼太くん、優しいから。
龍友「無理には聞かへんけど、臣先輩が関係してるやろ?」
結衣「えっ?」
涼太「隼から”結衣が大変だぁー!”ってLINEがきて、
説明してくれたよ。」
結衣「そうなんだ。・・・・・・なんか、みんなに迷惑かけてるね。
ごめんね。」
涼太「そんなことないよ!
なんかあったらいつでも相談に乗るって言ったでしょ?」
結衣「でも、めんどくさいやつって思うよ・・・・。」
龍友「そんなわけ、あらへんやろ!」
涼太「そうだよ!どんな話でも聞くよ!」
結衣「・・・・・ありがとう。」
何から話そう。
話していいんだろうか。
今まで誰にも言えなかった。
いや。言いたくなかった。現実だと思いたくなかったから。
でも、涼太くんと龍友くんには話してもいいような気がする。
- 私の居場所 〜GENEからの愛〜 ( No.59 )
- 日時: 2017/08/09 11:02
- 名前: GENE (ID: 2WPGd65I)
結衣「実は・・・・。」
私は、生まれた時から愛されていなかった。
たまたまできた子供。
妊娠に気付いた時には、もう中絶できない時期になっていた。
仕方なく生んだ母は、
私を愛してくれなかった。
母は、兄が大好きで私が泣くと
兄との大切な時間を邪魔されたと、苛立った。
話しかけても無視され、いない存在として扱われた。
父だけが味方だった。
父は、ちゃんと私を見てくれた。
1度だけ、父と兄と私の3人で公園に遊びに行ったことがあった。
たまたま、母が友達と出かけているときに。
すごく幸せだった!兄が初めて私をかまってくれた。
たった1度だけど、幸せって思えた瞬間だった。
帰ってきた母に知られ、もっと私に対して冷たくなった。
そして、兄も私に冷たくなった。
でも、私は耐えることしかできなかった。
幼い私には、何もできることがなかったから。
父だけが支えだった。
でも、そんな父が死んだ。
私が、中学2年の時に・・・・・。
支えがなくなったけど、頑張って耐えてた。
でも、無理だった。
だから、中学3年の時に、1人暮らしを始めた。
母は、家を出ていってくれるなら、お金はいくらでも出すといって、とても喜んだ。
私がいなくなれば、兄と2人きりで生活できるから。
私も、1人暮らしの方が気が楽だった。
1人になったけど、もともと1人だったようなものだから・・・。
家族に会いたくなって、都会を離れた。
- 私の居場所 〜GENEからの愛〜 ( No.60 )
- 日時: 2017/08/20 18:43
- 名前: GENE (ID: 2WPGd65I)
龍友と涼太は真剣な顔で私を見てくれていた。
何も言わずに。ただ、真剣に。
結衣「ごめん。重いよね、こんな話・・・。」
涼太「大丈夫。ちゃんと聞くよ!?」
私の手をぎゅっと握ってくれた。
龍友「大丈夫か?無理はせんでええで。」
そういって背中をさすってくれた。
2人の優しさに涙が止まらない。
結衣「ありがと。」
1人暮らしの生活が当たり前になってきた頃。
前の学校で色々あって、また都内に戻ることになった。
実家からは遠いから、大丈夫だと思っていた。
でも、兄も同じ学校だった。嘘だと思いたかった。
転校初日に、「臣先輩」って聞こえて、その言葉が恐怖でしかなかった。
会わなければ大丈夫。
でも、現実はそんなに甘くなかった。
兄は私の前に現れた。
頭のなかが、ずっと真っ白だった。
母に、同じ学校だということがバレたら、私はこの学校にはいられなくなる・・・・・。
そしてさっき、兄に連れられて、実家に帰った。
そこには、もちろん私の部屋はなかった。私が使っていたもの全ても。
母は、私に相変わらず冷たかった。
でも、兄は、お前の味方になるって言ってきた。
信じられなくて、母と何か企んでるんじゃないかと、疑うことしかできなかった。
そんな時に、兄が私に対して「ムカつく」って言ってきた。
思い通りにならなくて、腹が立ったんだと思う。
私は怖くなって、実家を出た。
もう、どうすればいいのか分からない。
母にバレて、学校を退学させられる・・・。
そしたら、みんなと会えなくなっちゃう・・・・。
みんなのこと、まだ全然知らないのに。
まだまだみんなと一緒にいたいのに。
- 私の居場所 〜GENEからの愛〜 ( No.61 )
- 日時: 2017/08/20 18:45
- 名前: GENE (ID: 2WPGd65I)
掛け持ちで、王様ゲームを書きます!!
すいません、更新じゃなくて・・・。
引き続き、よろしくお願いします!
- 私の居場所 〜GENEからの愛〜 ( No.62 )
- 日時: 2017/08/20 19:19
- 名前: GENE (ID: 2WPGd65I)
また更新じゃなくてすいませんっ!!
私、学校始まったので、亀さん更新になると思います
そこら辺、お願いします
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