二次創作小説(新・総合)

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【03#妖夜宴会】
日時: 2022/01/02 13:09
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)

【01#気になる版逃走中:ここもひとつの宇宙である】
『START THE GAME』
逃走者(32人)>>10,>>14-15
ゲームスタート>>16-57(途中コメントなど含んでいたらすまない)

ほむまん所持者(5個集めると海未ちゃんにあげられる)
クロノスエボルさん(1*)
ヤま崎さん(1*)

【03#妖夜宴会】
逃走者(65名)>>94
ゲームスタート>>93-

 五角村(いずみむら)で行われる妖怪たちとこの村の人間によるお祭り「妖夜宴会」。
しかし、その開催を妨げるように現れるトラブルが逃走者にも降りかかる!
03#にして180分という長時間の逃走劇、そして大量の逃走者、難解なミッション!
この大ゲームを逃げ切るのは誰だ……!


<今回の見どころ>
・史上初180分ゲーム!65~66人の逃走者!なんか、凄い!
・作者は6人参戦!初参戦、皆勤賞、自首成功者など期待値は高い!
・気になる産オリキャラからそると、須賀、三村さんが初参戦!活躍しろ!
・こんな時期におそ松さんからイタイやつと暗いやつが参戦!面倒!
・サイン、コサイン、いつ使うん? って思ったら、りんごちゃん使ってた。
あ、ぷよぷよ勢も参戦します!
・アニメ「ルパン三世part6」放送記念!ルパン三世、次元大介、石川五ェ門、
あととっつぁんも参戦! 不二子ちゃんにはやんわりと断られました。
・史上最難関⁉(まだ三回目!!)いつもよりWAO!!なミッション襲来!
・このゲームの結末は誰も知らない。知るわけないので、気になる、寝ます。

※ゲームスタート前にゲームマスター視点やプロローグが入ります。
また、逃走中のミッションストーリーとして文章が入ります。
どの程度を長いと感じるかわかりませんが、
ここらしい書き方ではないと思うので苦手だと思われる方は頑張って読んでください。





※今回よりルールを追加→半年~1年音沙汰ない場合はほむまん消失。
※計算無理なのでこれ撤廃します。






Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.110 )
日時: 2022/10/01 22:53
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)




 さて、最初の電車が来るまで5分を切りましたので、ダイジェスト入ります。



 その前にここまでのミッションの進捗状況を振り返る。



[免罪符を獲得している]
花丸、田中、一松、石川、ネクスタ、宮子、前原、花小泉、ルパン
黒澤ルビィ、鹿角理亞、如月千早、砂塚あきら、ヤード、左右田、そると、須賀
ゆうき、南ことり、小泉花陽、桜坂しずく、天竜、秋野かえで

[切符を獲得している]
野口笑子、まる子、カタリナ・クラウス、水野亜美

 免罪符を獲得しているのが23人、対して切符を獲得しているのが4人。



 実は想像以上にミッションの進みはいい。(ミッション前に免罪符を獲得できたってのも影響だろうけど)



 てか、ミッション中カメラに映した作者さんは……。



????―
「こんなにキャラ濃い僕をなんで忘れるんですか! 布教しまs……も、もごっ」



 ゲーム開始からもう40分となりますが、確保されたのは8人。少ないね!



[140:00]



 1本目の電車が到着するまで残り5分を切った。



野口富士男
「……二人で動くのは目立つとはいえ、動かないとだよな」



石山柿絵
「そうよね……誰か都合よく私たちを」



野口富士男
「……ったく、ここはあいつらの顔を立ててやるかっ」



プルルルプルルル!



野口笑子
「……あっ、兄貴だ」



さくらももこ
「えっ、嘘! 野口さんのお兄さんって……あぁ、今回2人で参加してたね、とほほ」



野口笑子
「……敢えてスピーカーにしてやるか」



野口富士男
「よぉ。いきなりだが、俺たちの分の免罪符を取ってこい。まぁ、他のエリアに行けるなんかでもいいぜ。とにかく、俺たちは住宅街のここら辺にいるからさっさと届けにこい、じゃあな」ブツ



さくらももこ
「……まぁ、あの人はいつも通りだね。いっそのこと、通報されて捕まっちゃえばいいんだよ」



 今時珍しいくそ兄貴、である。



水野亜美
「横暴が過ぎるわね……」



 思わず、トンデモドンビキ―ズ。



 逃走中ってこういう人絶対にいますよね、本人の意思かは知らないですけど。



野口笑子
「まぁ、こっちも構ってる余裕はないから見捨てるけど……クックック」










[139:42]
[\483,600]



星井美希
「……ここまで映さないってどういうつもりなのっ」



 あ、お怒りだぁ~。



星井美希
「まぁ、美希も……あんまり動けてなかったし……って、何してるの?」



辻野あかり
「あっ、バイトですよ!」



香風智乃
「お手伝いするとお小遣いがもらえるんだって!」



保登心愛
「しかも、駅に向かえば2銭で1枚切符がもらえてミッションクリアに大きく近づきます」



 君たち、なんか練習してったってくらい連携取れてね?



星井美希
「そうなの……ってことは、美希もこれがあるから駅に向かえばいいってこと?」



 5銭持ってらっしゃいますね、ちなみに何をして?



星井美希
「モデルさんっ! ただ立ってるだけでこんなにもらえると思わなかったの!」



保登心愛
「それは凄いです! で、智乃さんはどうですか?」



男性
「あぁ、いいね……それにお嬢さん可愛いからこれはおまけだ。西洋などではちっぷ、と呼ばれるようだね。受け取りなさい」



辻野あかり
「凄いですよ、智乃さん! これでみんなの分の切符買えますし……美希さんも一緒に駅に向かいませんか? 折角の縁ですし!」



星井美希
「そうだね……この距離だと、走っていった方が確実かな?」



 まさかの4人で駅に向かう。



※これはダイジェストですか、いいえ違いますね。



※今更ですが、カキコの小説大会頑張られていた方はお疲れさまでした。



トッティー
「なんでこれに向けて更新増やしたり投票すらしてないのに日プ2ではほぼ毎日してたんですか」



 推しへの愛の大きさ、でしょうね。



トッティー
「あっ、そういえばこの前の『あざとくて何が悪いの?』見ました? 前回のドラマ組ですよ! あっ、ドラマといえば、匠海ですよ! しかも主題歌があのprprpr」



 !割愛!



トッティー
「まぁ、何はともあれ。好きなものは今後も好きと言い続けますよ!」



 また、カキコで会えるといいね。まだいるけど。



トッティー
「人の傷を何だと」



 さしすせそだと、「し」派だからさ……許して?



星宮いちご
「なら、私たちを映そうよ~」



 はうぅ!



トッティー
「聞いたことない鳴き声!」



 まぁ、そういうこともあります。さて……



星宮いちご
「え、嘘! 待って待って!」



 でも成果ないじゃん。



トッティー
「でも、あの人くらい映してくれてもいいんですよ!」



 ……あの人は存在自体がネタじゃん。



???
「おーい、聞こえtグフゥ! 容赦ってのを知らないんですか……てか、今ウマ娘に忙しいこの体にぶちkッグへぇ! 2発はアウトだろうが、おい!」



トッティー
「そういえば、アレくらってないっすね……あの人は物理攻撃くらってますけど」



星宮いちご
「……あぁ~! トッティーくん、見たいんだね! じゃあ、それっ!」



 絶景かな、いちご殿のへそチラでござるぞ! 
な、なんだか、わ、我が輩、元気が出てきたでござるゾ! 




トッティー
「あっ、ちょいちょいいちごちゃん⁉ いきなりはグヘッ……ダメージだってぇ~」



星宮いちご
「今回のへそチラは時間差ダメージだったかぁ……」



トッティー
「というか、ナレーションさんの方が気持ち悪くて僕のリアクション薄く見えるじゃないですか!」



 ほら、こんなに尺を与えてやったんだ。感謝の一つやh



トッティー
「いや、本当にありがとうございます~、また今度もうちをご贔屓にしてってくださいよぉ~」



 最早、作者さんは茶番担当になりつつあるよね。



???
「ダイジェストにされた私は……?」



 更新者の友達だそうですね、許してあげてください。



???
「えぇ……?」



 ほら、一緒にゲームとかね?



???
「あれは……まぁ、その……」











[139:21]
[\487,800]



あんどうりんご
「にしても、そろそろ通報が始まってしまいますし、何とかせねば……?」



ささきまぐろ
「あっ、りんごちゃ~ん! どう、調子は?」



あんどうりんご
「ううん、まぐろくんの方はどうなの。ていうか、りすくませんぱいには会った?」



ささきまぐろ
「せんぱいには会ってないけど、りんごちゃんにいい報告!」



あんどうりんご
「ほ、本当に……いい報告だよね?」



ささきまぐろ
「ボクのことを何だと思ってるのさ?」



 まぁ、他世界線ではその顔面でどっかのバカップルをどうにかしてやろうとした人だし……まぁ、はい。



あんどうりんご
「それで、報告っていうのは……」



ささきまぐろ
「実はりんごちゃんに会う前に出稼ぎしてて、情報によるとこのお金さえあれば駅で切符を買って新しいエリアに行けるんだ。ちなみにせんぱいには駅でお金を渡すから向かってって連絡はしてるから安心して☆」



あんどうりんご
「そ、それならいいけど……う~ん」



ささきまぐろ
「……りんごちゃん?」









Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.111 )
日時: 2022/10/17 22:30
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)




[139:02]
[\491,600]



三村さん
「……なんだこれ」



 神社。何故、この局面で神社。



松野カラ松
「……これ、とんでもねぇんじゃ」



 お前も近くにいたとはいえ、なんで神社に居るんだよ。



 んで、何を見つけたの?



三村さん
「あ、ナレーションかぁ、うっすうっす!」



松野カラ松
「フッ、これ見えるか? なんと……」




 焦らすな、イタ松風情が。



三村さん
「そうっすよ、イタ松さん。で、お地蔵さんの裏に壺があって、その中に」



松野イタ松
「なんと、たくさんのお金が……って、イタ松じゃあないぜ? な?」



三村さん
「紙とお金が……一応、紙に書かれた内容も見たんですけど、これは地図? 古そうだけど」



 しかもちょうど2枚。



松野イタ松
「つまり、俺たち用ってことだな……この地図、ここの地形と同じようには見えないから新エリアの方か? って、オレの名前はカラ松だぜ? わかってるな?」



 へいへい。



三村さん
「……つか、ちゃっかりあいつら(そると、須賀)は合流して免罪符貰ったよ、ってなんだよ……俺もオリキャラだよな?」



 三村さんもか……イタ松もあんまり良い扱いはされていないようだ。



三村さん
「……ま、ここにいても仕方ないし、カラ松、駅に急ぐか。どっちにせよ、ここは目立つし」



松野カラ松
「そうだな……電車が来るまで4分もないしな」



 まさかの二人、結託。










[138;45]
[\495,000]



 ここまで人数が多すぎるせいでミッションクリアした者は映せない現状だが、
そうではないこともある。



 そう、今である! って、違うの⁉ ちょ~っと! で、誰よ追いかけられてるのは!



皇伊月
「……って、ハンターいきなり来て!」



 そういえば、君とか……存在感ないね。



皇伊月
「ここで言わなくていいでしょ……って、そういえばこの近く……うん、そうね!」



 と、ギュインと方向転換した皇の向かう先には……



前川みく
「……ん、なんにゃのら! って、ハンター来るなんて聞いてないにゃ!」



 前川みく!



皇伊月
「本当にごめんね……じゃ、頑張ってね!」



 と、そのまま前川を置いていきすぐに角を曲がる皇。



ハンター
「……!」



前川みく
「ちょ、ちょっと待つにゃっ!」



 いや、待てない。



ポン!!



[138:24]
前川みく確保、残り56人



前川みく
「う、嘘にゃ……ま、まだ何にもしてないのに」



 不幸者。










[138:00]
[\504,000]



皇伊月
「はぁー、ヒヤヒヤしましたよ~。というか、心臓止まるかと思いました」



 前川を犠牲にする形で、なんとか逃げ延びた皇。



皇伊月
「とはいえ、現状かなりきついんですよね……あと3分で通報は始まるのに何も……いや、このお金みたいなのはありますけど」



 いや、あるんかい。



皇伊月
「……誰かに電話してみますか。この局面で、って言われそうですけど」



 そして誰に掛けた?



皇伊月
「……出てくださいよ」



????
「……ん、どうしたんだ? 皇」



皇伊月
「あっ、楓先輩~。ミッションの方はどうですか?」



豆生田楓
「いや、免罪符をもらっているが……まさか、お前まだ終わってないのか?」



皇伊月
「え、先輩酷いです。こんな可愛い後輩を置いていくんですか?」



豆生田楓
「置いていくも何も……それかお金を持っているなら駅に行けば電車に乗れると聞いた。どっちでもいい。助かれよ。じゃあ、これ以上話しても意味がないだろうし、切るからな」



ブツ



皇伊月
「……いや、勝手に切らないでくださいって! とはいえ、私は駅に向かえばいいってことですね、急ぎましょう!」



 こちらもどうにかはなるみたい?










[137:39]
[\508,200]



辻野あかり
「……あっ」



 何かを思い出した辻野。



星井美希
「どうしたの?」



辻野あかり
「すみません、ちょっと電話しますね……りあむさんに電話するの忘れてました」



 ナチュナルに忘れられた女。



辻野あかり
「りあむさん遠かったらどうしましょうかね……まぁ、頑張ってもらいましょう」



夢見りあむ
「……いや、聞こえてるよ? それ、わざとボクに聞かせたの⁉ ねぇ」



辻野あかり
「りあむさん、今すぐ駅に来てください! 135分より前に来たら新エリアに行けるんで」



夢見りあむ
「……え? 駅に? えっと」



辻野あかり
「近いなら急いで向かってください! 楽してミッションクリアできますよ、りあむさん?」



夢見りあむ
「え、なんか怖いんだけ……う、うん、急いでいくから!」



ブツン



夢見りあむ
「いや、ちょっと待ってって……間に合うの? いや、悩んでる暇ないし、ここで頑張らないと炎上しちゃうって」



 その程度で炎上s



夢見りあむ
「いや、あかりちゃんの好意を無駄にした!とかアイドルはやっぱり動かねぇな!とか言われるんだよ! そんなの嫌だから頑張る!」



 まぁ、ネット社会とは悲しいっすわな。皆さんは自分のツイート客観的に見てからツイートしようね。ツイッターに限らずの話ではありますが。



夢見りあむ
「ナレーションさん、どうしたの……急にさ」



 そんなことより君は急ぐべk



夢見りあむ
「そうだったよ!」



 と、(一時的であろう)猛スピードで去っていった夢見だが、駅まで間に合うのか?
(神社付近→駅)のルートなので走れば間に合う距離ではある)










[137:00]
[\516,000]



 一本目の電車が駅に到着するまで、残り2分。



 つまり、通報が始まるまで残り2分しかないということでもある。



水野亜美
「……この時間がもどかしいわね」



さくらももこ
「でも、待つしかないし……ん?」



 遠くから電車の音がするぞ!



カタリナ・クラウス
「もう少しの辛抱ね……まだ序盤なのに」



 そう。エリア移動することになるが、これはまだ2つ目のミッションである。



野口笑子
「……というか、兄貴の番号着拒には」



スタッフ
「……申し訳ないですが、出たくない場合ガチャ切りしか」



 普通、そんな言葉が出てたまるか。



星井美希
「……はぁはぁ、ここ、なの?」



辻野あかり
「……すみません、このお金でこの人数分の切符を」



香風智乃
「……しばらく動けません」



保登心愛
「智乃ちゃんのことは私がおんぶして……」



香風智乃
「それは結構です!」



保登心愛
「いや、ちょっと……!?」



りすくませんぱい
「おやおや、君たちは合流していたのかね」



あんどうりんご
「あ、りすくませんぱい!」



ささきまぐろ
「あ、駅員さん、ボクたちの分の切符もお願いします☆」



駅員さん
「一気にお客さん来たなぁ……うん、了解」



 どう考えても駅にいる逃走者が多すぎる。



ささきまぐろ
「ところで質問なんだけど、あっちのエリアに今ハンターはいるの?」



 今現在はいないよ。ただ2本目の電車がエリアに到着したらハンターが転送されるよ。



ささきまぐろ
「ってことはボクたちこのまま電車に乗れればほんの少しだけハンターの脅威から逃れられるってことだね☆」



 そういうことさっ☆



あんどうりんご
「……ナレーションがまぐろくん化しないでください」



キョン
「そうだな、って俺の存在忘れてただろ」



 まぁ、キョンって主人公感ないし……



キョン
「……おい?」



 ちなみにハルヒさんはダイジェストされることなく、免罪符入手しています。



キョン
「俺以下の扱いかよ」



キョン
「……もうすぐで残り一分か。ハンター来ないでくれよ、マジで」



 その願い……































































Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.112 )
日時: 2022/11/17 23:15
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)












































ハンター
「……」



 叶わないようですね……!



キョン
「ちょい待って、来てるって!」



辻野あかり
「……って、あれは! ……って今はハンターに見つからないようにするしか」



 駅周辺の逃走者が一旦その場を離れる間に



ハンター
「……」



 ハンターと、



夢見りあむ
「……って、駅ってこっちだよね? なんであかりちゃんも誰もいない、の……?」



 りあむちゃん。



松野カラ松
「……ハンターいるな、だから人がいないのか」



三村さん
「んで、前にいるのは……炎上アイドルか?」



※別に炎上ばかりしているわけではない、はず。



夢見りあむ
「……っちょ、ハンターいるって離れないと」



 しかし



夢見りあむ
「……あ」



ハンター
「……!」



 見つかった……



松野カラ松
「こっち方面には逃げてこないみたいだな……申し訳ないが、犠牲になってくれ」



三村さん
「おつりあむ……他の奴らもいるはずだし、慎重に行くか……!」



辻野あかり
「……りあむさん」



りすくませんぱい
「仕方ないが、もう電車も来ている。彼女は……運がなかったんだ」



星井美希
「……そうなの」



 がたこと、と駅に近づく電車の音。そして、ハンターから逃げるりあむ。



夢見りあむ
「本当に来るなってぇ―!! おい、マジでk」



 ポン



[135:30]
夢見りあむ確保、残り55人



皇伊月
「電車もう止まってるんですか! 乗りましょう!」



 この間に停止した電車に一気に逃走者が乗り込んでいく。



野口笑子
「……もう時間」



カタリナ・クラウス
「……多いようにも見えるけど、全体が多いからこの数はどうなのかしらね?」



水野亜美
「とはいえ、ここからは免罪符を持っていなければ村の皆さんに通報されるリスクがあるから動きにくくなると考えると、ここでぐんと逃走者が減ってしまいそうね」



さくらももこ
「……なんとか助かったよ、野口さんほんとにありがとね」



野口笑子
「……クックック、気にしなくていいよ」



一本目の電車に乗り込んだ逃走者は新たなエリアへと足を踏み入れる。



 電車の行く先は……新エリア「大原町」。



 五角村から2駅の位置にある、とある町こと「大原村」。
五角村に比べ平地が多く、急な坂がないのが大きな違い。また、エリアの半分は住宅街が占めており、隠れやすい分、死角も多くなっている。エリアの大きさは五角村より少し小さいが、隠れることには向いているこのエリア。



三村さん
「……ここにまだハンターはいないんですよね?」



松野カラ松
「今のうちに下調べをしないとだな……これもだが」



三村さん
「そうだな……」



水野亜美
「駅周辺は遮蔽物が何もないですね……自首電話が駅周辺ですか。駅をまっすぐ進むと商店街、それから住宅街……」



皇伊月
「ハンターは何体来るんですか?」



スタッフ
「それはまたメールで来るそうです」



 この新エリアには何人の逃走者がやってくるのか。しかしまだミッションは終わってない。










[134:58]
[\540,400]



 ここからは住民からの通報が発生する。安易なエリア移動は身を亡ぼす。



次元大介
「おいおい、俺らを忘れてんじゃねぇよ」



銭形幸一
「……」



 この二人、そういえば免罪符ゲットしてたね。



次元大介
「いくら俺らでもわざわざ危険に飛び込む真似なんてしねぇよ」



銭形幸一
「……とはいえ、通報の力がどれほどか」



次元大介
「まぁ、俺らも免罪符はもらったし、さっさと離れて逃げようぜ。とっつぁん」



銭形幸一
「そうだな……そういえば、ルパンは」



次元大介
「あ? 俺がなんでも知ってると思うのか? おいおい」



銭形幸一
「……知らないのなら、いいんだ」



 ほえ。











[134:39]
[\544,200]



風間トオル
「……」



キラ
「……」



風間トオル
「うわぁっ! あ、な、何だよ!?」



キラ
「『逃走者』の方ですよね。身体検査しますんで、後で免罪符渡しますね」



風間トオル
「ひゃっひゃっねぇ! ちょっと! く、くすぐったいって!」



キラ
「……うるさいですよ、はいこれ免罪符です」



風間トオル
「……あ、ありがとう、ございます」



キラ
「たくさん私に感謝してくださいね」



風間トオル
「ちょっとうざいな!」



 この番組では貴重なツッコミ枠を募集しております。



風間トオル
「いや、ツッコミなんて募集することでもないだろ!」



 うるさい。



風間トオル
「いや、シンプルに文句言わないでよ」



 ツッコミって貴重。ボケ、天然ボケ、やべぇやつがいるんだもん。



風間トオル
「ツッコミってツッコミでしかないもんな……」










 さて、現状ですが。





免罪符持ち→28人
エリア移動済→16人
 つまり、逃走者の半数以上44人がミッションクリアしていることに。まぁ、免罪符入手でクリアの人数が多いのは致し方無い部分がありますが。





 さて、まだクリアできていないのはたったの11人(11人が果たしてたったなのか)。
それが彼らです。





筑波しらせ
「あっ、あの……!」





キラコ
「あ、逃走者の方ですね。検査しますんでこっち来てください」





 しらせは道中身体検査へ。





村女①
「あら、今調べてらっしゃるの? じゃあ、安心ね」





 なんと、この間は何故か通報されない良心設計!





村女②
「……って、あれは」





村女③
「免罪符を持ってらっしゃらないのでは?」





 ドンガラガッシャーン!!





村女②
「こけましたわね……」




筑波しらせ
「この効果音はあの人……?」





キラコ
「……こっち行きましょう」





 身体検査をしてくれているキラコのはからいで筑波は物陰へ





村女①
「こいつ怪しいわ!」





 このタイミングを見ていたかのように村の住民が声を上げりゃ、





ハンター
「……!」





 近くにいた1体のハンターが声のする方へと走り出す。





天海春香
「うわぁって、まずいですって! どこか逃げて……離れた方がいいのかな、隠れるべきなのかな」





 どうするか定まらない。





 しかし悩んでいる間にもハンターは接近、住民の通報は止まらない。





筑波しらせ
「……あ、ハンターが通った」





 物陰からハンターを確認した筑波。





 走り続けるハンターの視界には





【HARUKA AMAMI】





 天海がロックオン。





天海春香
「って、ハンター来てますって、ちょっと待ってm」





 ドンガラガッシャーン!!(n度目)





ポン





ハンター
「……」





天海春香
「……」





[132:51]
天海春香確保、残り54人





 最早、ネタ枠のドンガラさん。





キラコ
「これで身体検査は終わりなので、これ受け取ってください」





筑波しらせ
「あ、ありがとう……って、これなんだ?」





 隠れた物陰の足元には壺。





キラコ
「……私は知りませんが、その中の地図、大事にした方がいいです。中のお金よりも」





筑波しらせ
「……え?」





 さて、中身は……CMのあとっ!





筑波しらせ
「ここにCMって概念ないでしょ」





 メタすなや、燻すぞ。





筑波しらせ
「しらせの燻製に需要あるの?」





 どうですか、某氏。





???(?)
「んふんふ、しらせだったらなんでも可愛いと思います、んふんふ」





???
「偽物用意してそんなこと言わせんなって、お前誰だよ。おい顔出せおら」







 さて。




















[131:50]
[\578,000]





源静香
「ひどいですよ」





 本当にすみませんでした。





 本当に存在を忘れてm





源静香
「とはいえ、私はお金を持っているので駅の方に向かおうと思ってます」





 実は進展してたパターンね。





源静香
「ナレーションさんが作者さんの茶番に付き合ってるからじゃないですか」





 ギクゥ~!





 さて、遠くの方で。





村男
「んだ、こいつら怪しいぞ」





村女
「男女二人でこんなところに隠れるなんておかしいわ!」





村爺
「村の役人はどこにいるんじゃい! さっさとこいつらを調べんか!」





 通報を食らったのは、こいつら。





石山柿絵
「二人の真実の愛をそんな風に言わないで」





野口富士男
「そうだ! 俺らの愛に嫉妬してそんなことを言うな」





村女
「誰があんたらの愛に嫉妬してるっていうのよ! 目障りよ!」





 ん~、あなたはちょっとお口悪いね?





石山柿絵
「はぁ? あんたみたいなひがみ女に彼氏なんてできるわけないわ」





村男
「……本当に需要もないし、興味もないから怪しい」





 言葉のナイフで刺しまくるじゃん。





村爺
「愛の世界に入りすぎて頭が駄目になってるようじゃ、つまみ出せぇ~!」





ハンター
「……!」





 村人の声にハンターが反応。





 すぐさま、声のする方へ。





ハンター
「……!」





 って、案外近くにいたようだ。





 さっさとあのカップル冷やしちゃってぇ~!





石山柿絵
「って、こんなすぐにハンター来るの⁉」





野口富士男
「お、お前、し、仕組んだな……!」





 何故、ナレーションにそんな権限があるとお思いで……で、逃げないの?





野口富士男
「俺は柿絵を守るために動かないんだよ!」





石山柿絵
「私は……富士男さんと離れたくないもの……」





 あっ……。





 ポン!





ハンター
「……」





 二人の愛はまたどこかの機会で。





[130:33]
石山柿絵、野口富士男確保。残り52人





 もう10人くらい減ってるらしいよ、どう最近?





△「さっさと更新しないの? そんなんだから、自分自身ですら逃走中作者じゃないよな、って思ってるんじゃないの?」





 そんな何年も前から思ってること言わんなさるなっての……ふぅ。





 でも、ミッションクリアしたから安心、ってこともないよね。











[130:18]
[\596,400]





海未ちゃんが気になる
「……って、そういえば俺クリアしてないみたいですけど、しましたよ」





 そうして掲げたのは免罪符。





気になる
「……とはいえ、ゲーム時間長いからもう賞金がこんなに。自首してもいい金額ですよね」





 金は大事だからね。とても逃走中に出ている作者らしい発言ではないけど。





気になる
「ただ、逃走中が好きなだけだからね……うん、仕方ないよね」





 開き直るなよ……。





 さて、殆どの逃走者が通報から免れている現状だが、安心というものはない。





田中
「……ん?」





????
「……」





????→垢舐め
「……ったく、起きちまったかい」





田中
「え、だれ……」





垢舐め
「ふん、誰だっていいじゃないけぇ」





 そう言ってどこかへ行ってしまった。





 というか、ずっと寝てたの?





田中
「近くにハンターがいたって感じもなかったし」





 逃走中ってなんだったっけ……?





 エリアも橙に染まり、そして徐々に藍を帯び始める。





 そう、今日はお祭り。妖すらもやってくる、そんな日だ。





 エリアに妖怪のひとつやふたつなんて、な?





 別地点にて。





石川五ェ門
「……ん、何者だ」





????
「あぁ~ん、もうバレちゃったァ?」





石川五ェ門
「お前、何者だ……」





????→肉吸い
「肉吸い、って知ってる? そぉ~れ」





石川五ェ門
「肉、吸い……。あぁ、日本の妖怪の一種か」





肉吸い
「もうっ。間違ってないけど、それじゃ知ってることにならないってェ!」





石川五ェ門
「そ、そう言われてもな……」





 肉吸い、それは日本の妖怪の一種である。18か19ばかりの美しい女の姿に化け、「火を貸してくれませんか」と言って提灯を取り上げ、暗闇の中で相手に食らいつき、肉を吸い取るとされている妖怪だ。つまり、見た目は美少女ってワケ……。この年齢の子って少女なのか、女なのか、微妙なラインではあると思う。





 え、こういうのは求めてない?





 それなら最初からそう言ってくれってぇ~。





 っと、あそこにはハンターさんがいるみたい! 見に行こう!










4485 letter

Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.113 )
日時: 2022/12/22 21:22
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)



[130:00]
[\600,000]





ハンター
「……」





 エリアを捜索する4体のハンターのうちの一体。





ハンター
「……」





 黒服がよく似合うこと。あんた結構ええ体しとんのちゃうんか?





????<「チューしてぇ、チューしてぇ……30万返せ!」





 え、今のは空耳?





ハンター
「……!」





 と、ここでハンターが誰かを見つけたようだ。





ゆうき
「ちょいちょい来るなって……ことりちゃんこっち来て!」





桜坂しずく
「こ、ここで捕まっては……こっちです!」





小泉花陽
「あ、ああぁ……ついていきます!」





南ことり
「……ゆうきくん、待って!」





 って、君たち……?





ハンター
「……!」





 ハンターが追いかけるのは





【HANAYO KOIZUMI】
【KOTORI MINAMI】
【YUKI】





 こっちだ……!





ゆうき
「マジかよ……でもごめん。ことりちゃん、こっち!」





 と、ぐいんと南を引っ張って曲がって建物のある敷地内の奥に入り込む二人。





 曲がることができずにそのまま真っ直ぐに走り続ける小泉。





ハンター
「……!」





南ことり
「かよちゃん……ごめん……」





 ハンターは目の前の逃走者『小泉花陽』だけを追いかける。





小泉花陽
「や、やめてぇ~! 来ないでよぉ~!」




















 だが、その願いは叶わない。





 ポン!





[129:17]
小泉花陽確保、残り51人。





プルルルプルルル!!





桜坂しずく
「……あのまま捕まってしまったんですかね」





ゆうき
「……」





南ことり
「逃走中だから仕方ないよ」





 逃走中は個人の勝負だ。自分が捕まっては、意味がない。





 でも……まだ、終わらないよ。





ゆうき
「……な、なにがですか」





 そんなの、秘密に決まってるじゃないですか。





Konakun,
「……おっ」





キラコ
「じゃ、脱いでください」





Konakun.
「いや、なんでやねん」





キラコ
「それでは、身体検査の方させてもらいますね」





 別地点にて





トッティー
「……こっちでいいんだよね」





星宮いちご
「そうだね! って、ぬるっとダイジェストにされて」





トッティー
「あっ、そうだ! ネフリの逃走中見ましたか? いや、見ましたよね!」





 いや、来月見ますんで……あ、あの……。





トッティー
「しかも紅白にJO1とBE:FIRST決まったんですよ! 最高っすよ!」





トッティー
「まぁ、まだももクロさんの紅白にも期待しつつって感じですけどね!」





 まぁ、えっと……おめでとう、ございます……とだけね。これはここだけのノリ。





星宮いちご
「って、ずるいって! 私も話したいって!」





 二人は銭を見つけて、駅方面へと動き出す。





 上手く通報の目を抜けられるか。










[128:42]
[\615,600]





金田一一
「……いや、ここまで何も進捗が映らないことあるか?」





 あります。





金田一一
「それはそれで問題だろって……」





 ごもっともなご意見をこのチャーハンに加えておきますね!





金田一一
「……とにかく、駅で待ってるから」





 残り125分になると最終の電車が到着する。




 ちなみに現段階で通報のリスクを持つのはたった4人。
(金田一、しずかちゃん、トッティー、いちごちゃん)





 さて、これも余談ですが。










辻野あかり
「そういえばこれってどうすれば……?」





 バイトしていたのを忘れていた辻野あかり。





駅員さん
「あぁ、あの時の駅員さんですよ~。で、どうでした?」





辻野あかり
「1枚残っちゃいました……すみません」





駅員さん
「それじゃあ、約束の8銭をどうぞ。それからここの地図もよければどうぞ~」





 って、その地図はあのイタ松とスリービレッジが持ってるものと似ているような……?





辻野あかり
「あっ、わざわざありがとうございます!」





 さて、残る4人全員が駅に向かっている現状。





 全員無事に『大原町』にたどり着けるのか。










[128:21]
[\619,800]





 さて、お前よ。





海未ちゃんが気になる
「……え、いやなんすか。ナレーションふぜいが」





 お前、更新遅すぎないか。





海未ちゃんが気になる
「小説カキコの雰囲気に伴って活動量減っているんだから仕方ないだろ!」





 仮にもお世話になってるサイトになんてこと言いやがる、このクソ作者!





海未ちゃんが気になる
「って、断末魔をあげるべきだと思ったんですけど、これ他の作者にやらせるべきだと思ってやめましたね」





 そもそも断末魔あげるタイプの作者じゃないもんね。





海未ちゃんが気になる
「とはいえ、先月立てた計画に関しては割と達成できそうじゃない? ね?」





 共感を求めるな。





海未ちゃんが気になる
「……ッチェダーチーズ」





 こいつ、舌打ちの代わりにチェダーチーズと言いやがったッ……!?





 海未ちゃんが気になる、がどういう人間かわからないと思われますが、
当人もあまり把握していません。今の自分をキャラ化するとイメージだいぶ変わるような気もしなくはない。余談も余談。脇道に行き過ぎて知らない海(△「わ、私ですか?」気になる「それはちがうよ!」)にたどり着いてしまいましたね。海なんて何年も行ってないですけど。





 まいうみが何故読まれているのかがただただ疑問。





気になる
「それは俺も思ってた」





 お前が言うんかい。





 とにかく、油断は大敵だよ?










[127:59]
[\624,200]





黒澤ルビィ
「……あっちにハンターがいるよぉ」





 こちらは住宅街の角で周囲を伺うルビィ。ハンターを見つけたようだ。





黒澤ルビィ
「……でも、あっちに行ってくれたみたい」





ハンター
「……」





 そんなハンターの行く先に





そると
「……こっちはいないっぽいけど」





須賀
「そうか、こっちも現状は見当たらないな」





 二人合流し、ハンターの位置を確認しあう二人。





キョン
「お前ら一緒にいるのか」





 そこへたまたまやってきたキョン。





 そこへハンターが接近。





須賀
「……こっちハンターを発見。近づいてきてるから逃げよう」





キョン
「マジかよ、早く逃げないと……って、こっちもかよ!」





 慌てて別方向に逃げだしたキョンがハンターに見つかった。





そると
「ここいらに2体もいるのかよ……これはまずいって」





須賀
「……待て、そると」





そると
「でも早く逃げないと完全に挟まれ」





須賀
「うるさい。こっちのハンター、方向転換してる。それからもう一方のハンターはキョンさんが追われてるから今のうちに逃げるよ」





そると
「あっ……うん……」





 さて、ハンターに追われるキョンだが、





キョン
「……ここでなんとか」





 物陰に潜んでやり過ごす作戦のようだが、





















ハンター
「……!」





 ポン!





 なんとかならなかったようだ。





[127:32]
キョン確保、残り50人





 まだ2時間あるなんて誰が信じる?










[127:20]
[\632,000]





金田一一
「……まだ2分もあるのかよ、てか誰も来ないけど俺以外ミッションクリアとかしてないよな?」





 通報のリスクもあるために、不安でイライラが止まらない。





 そこへ





星宮いちご
「あっ、人がいるよ!」





トッティー
「あっ、ってもしかして今映ってますか? 映ってるならJO1のことを」





金田一一
「……なんかうるさいの来たな」





 うるさいのが駅に到着。





トッティー
「誰がうるさいの、ですか! だって、今年の紅白の面子、大優勝すぎません?」





※ネフリ逃走中のこと、トッティーさんに聞いたのに更新一切なくて申し訳ない。
ただ、良くも悪くもとトッティーさんが注目している人は活躍していた気がします。





※あと、JO1の『SuperCali』聞いてみない? どの曲もおすすめしとくけど。





トッティー
「スパカリヤバいっすよね、曲も当然いいんですけど、勢いもありますし」





※LAPONE組でどんどんのし上がって欲しいところです。





トッティー
「いよいよ気になるさんとJO1、INIの話もしたくなってますが、まずはミッションと布教ですね!」





 逃走することと布教を同率に置いているタイプの珍しいオタク。





星宮いちご
「トッティーくんらしいよね」





 それでいいのか? でも、そういう人か。





トッティー
「ナレーションさんもそう思うんですねw」





 さて、そんな風に話しているうちに残り1分30秒を切りましたゾイ!





源静香
「あら、もうこんなにいらっしゃるんですね」





金田一一
「おい、ここに来てそんなこと言うなって。フラグになるだろ」





トッティー
「いや、むしろ今のその発言の方がフラグになりかねないんじゃ」





 フラグは……立ちます!





金田一一
「お、おい……今、やべぇ空耳が聞こえたような」





トッティー
「マジでハンター来てるじゃないですか!」





 電車が来るまで残り1分、このタイミングでハンターも襲来。





 果たして、4人は無事にやり過ごせるのか……?





ハンター
「……」





金田一一
「……電車、来てるな」





 いよいよ電車の姿も確認でき、ここがミッション2の正念場。










[125:21]





ハンター
「……」





 ハンターは駅周辺にまで接近していたが、5人には気づくことなくそのまま立ち去っていった。





源静香
「電車も到着しましたね……助かりました」





トッティー
「にしても、これエリアの人数が気になりますけど」





 人数だけだと、元のエリアが31人、新エリアが19人になってますね。
※もしかしたら人数違うかもしれない。後ほど確認します。元エリア1あるかないかくらいですが。





金田一一
「俺たちが向かう方が少ねぇってことか」





星宮いちご
「……でもいっぱいいるよね?」





トッティー
「どんなミッションが出るか、ですね。わざわざエリアを2つにしてしまってる。今までにはあまりないミッションが来てもおかしくはないはずですよ」





源静香
「それで目的地は……『大原町』ですか」





 彼ら4人を含め合計19人の逃走者が電車を利用してやってきた『大原町』。
駅周辺を除くランダムな位置にハンターは設置され、起動の瞬間を待つ。





※再掲。前回レスにて大原町の表記が乱れていましたが、『大原町』が正しい表記となっております。
 五角村から2駅の位置にある、とある町こと「大原町」。五角村に比べ平地が多く、急な坂がないのが大きな違い。また、エリアの半分は住宅街が占めており、隠れやすい分、死角も多くなっている。エリアの大きさは五角村より少し小さいが、隠れることには向いているこのエリア。





金田一一
「もしかして俺たちがエリアに降りた瞬間……?」





 その通り。電車が到着し、彼らがエリアに降りると3体のハンターが起動、逃走者の捜索を開始する。





トッティー
「こっちのエリアは3体なんですか?」





源静香
「こっちのエリアが狭いんですか?」





 なんと、エリアの大きさは同じです。元々、五角村もハンター3体でスタートしてたからね。





トッティー
「そうですか……なるほど」





 もしこの逃走中が3部作ならば、ここで第1部は終了。ちなみに気になるの03#年内更新予定もここまでとなっております。





 残りゲーム時間は125分。残る逃走者は50人。五角村には31人、大原町には19人の逃走者がハンターからの捜索から逃げ続けている。まだ逃走中は始まったばかりだ。









[免罪符を獲得している]
花丸、田中、一松、石川、ネクスタ、宮子、前原、花小泉、ルパン
黒澤ルビィ/鹿角理亞、如月千早、砂塚あきら、ヤード、左右田、そると、須賀
ゆうき、南ことり、小泉花陽(確保)/桜坂しずく、天竜、秋野かえで、豆生田楓、涼宮ハルヒ、銭形、次元、風間トオル、筑波(銭、地図)、気になる/konakun.
31
[切符を獲得している]
野口笑子、まる子、カタリナ・クラウス、水野亜美
まぐろくん、りんごちゃん、りすくませんぱい、香風智乃、保登心愛、星井美希/辻野あかり、キョン、皇伊月、松野カラ松、三村さん→第1陣(15)、源静香、トッティー、星宮いちご、金田一一(4)→(19)
↑データ丸写しご勘弁。










 次回以降は2023年で会いましょう!


Re: 【03#妖夜宴会】 ( No.114 )
日時: 2023/03/11 02:25
名前: 海未ちゃんが気になる ◆Jx1Vgc1Dso (ID: XWWipvtL)



[125:00]
[\660,000]





 残り時間はまだ2時間以上。しかし、賞金は66万円に到達。





 五角村と大原町、2ヵ所のエリアに分かれた逃走者たち。





 さて、五角村の様子を少し覗いてみよう。




















長老
「……で、結果はどうじゃった」





キラ
「今回は指令通り『逃走中』に参加する逃走者というのも含め、身体検査を行いましたが、彼ら以外にもエリアに人間がいることが確認できました」



キラコ
「それも我々の許可なく村にいる者ばかり……そいつらは拘束して神社近くの建物に見張りを付けて閉じ込めています」



ラコ
「それから彼らには共通点がありまして……いずれもマスコミ関係者でした。つまりは、記者と呼ばれるものです。まぁ、彼らの会社は三流以下の大したことのないものでしたが」



キラ
「まぁ、この村のお祭りを無許可で撮影していたというのは紛れもない事実でしたが……今年は雰囲気が違いますね、雰囲気というか空気が」



ラコ
「彼らもその異端な空気の端くれ、まだ輩がいないか私たちは村のパトロールに参ります」



九尾・ハク
「……我の配下も何匹かそちらに向かわせよう。いざとなれば、助太刀してもらえ」



キラ
「妖怪さんと絡むなんて初めてで緊張しちゃう、きゃー(棒)」



長老
「……あいつは普段からあんなんだから気にしなくていいぞ」



ラコ
「キラはともかく、やはりこの村にまだ何かいるんじゃないか、と肌で感じるのですが、お二方はそのように感じませんでしたか?」



長老
「い、いや……わしはまったく……」



九尾・ハク
「……あなたもでしたか。人とは一切異なる異質な何かがいるのを感じました……あれは
只物ではない。が、現在地を掴めない。何なのかもわからないから、対処の仕様がないのが現状」



ラコ
「……っ、そんなのがこの村の何処かに?」



九尾・ハク
「……村の何処かに必ずいる、それだけは保証する。人でもないのに、鳥肌が立ってしまいそうだよ」



 そんな話を裏で聞いている二人。





悠太
「……村の何処かに人ならざるモノか」



猫又・千沙
「人がその違和感を感じなくてよかったよ……とはいえ、私もその違和感を感じ始めたのはついさっきさ。村のこの騒ぎに乗じてやってきたのかな」



猫又・千沙
「……さて、どうしたものか」



 深く考え込むような姿勢を取る千沙を悠太はぼうっと見ているしかなかった。人間が感じ取れない何者か、なんて。今、何者かがいる、と話を聞いても、その空気だけはいつも通りに感じられるというのに。



悠太
「どうしたって、何が?」



 わからないなら、聞くしかなかった。いざ質問された千沙は考えていたせいか、少し反応が遅れてから返事をする。



猫又・千沙
「この村に潜む何者かを、探し出してみるか」



悠太
「……えっ?」



 思わず、聞き返した。待て、おい待てよ。冷静に何言ってるんだ、おいおい。



悠太
「正気か? 死ぬ気か?」



猫又・千沙
「あぁ、正気だが。たった1つ、こんな小さき命仮に無くなろうとお前に問題なかろう」



悠太
「いや、普通にさっきまで話してたやつがもしかしたら死ぬ、って言われたらこっちは平常なんかじゃいられないんだよな」



猫又・千沙
「そこまでの配慮はしてなかったが、友人とかという関係でもなく、ついさっきまで話してただけ、だろ? 」



悠太
「だとしても、もやもやするから付いていかせろ。お前に拒否権はない……わかったな?」



猫又・千沙
「……はぁ、仕方ないですねぇ。逆にお前が死ぬかもしれないというのに。まぁ勝手にすればいいじゃないか。んじゃ、行くぞ」



悠太
「俺が死ぬわけねぇ……いっちょ、俺の大事な場所、守りに行くか!」



猫又・千沙
「それでかっこつけたつもりか?」



悠太
「なんだよ、悪いっていうのかよ」



猫又・千沙
「無理矢理主人公感作らなくてもいいよ」



悠太
「……なんか、メタいこと話してるだろ」



 さて、この二人はどうなるのか。



 そして、2つのエリアに分かれた逃走者たち。














※あ、あの、前回更新去年ってマジ? え?←さっさと更新しろこの野郎。


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