二次創作小説(新・総合)

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逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】
日時: 2020/11/07 21:38
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

天悪版逃走中番外編!今回の逃走中の舞台は異世界の狭間に存在する異次元の学園!どこか自分たちの知る世界の要素があれどまた違う雰囲気を醸し出す学園の中を、50人の個性豊かな逃走者達が逃げ回る!

※この逃走中は、今後スレ立てする天悪の日常小説のプロローグにあたる作品ではありますが、設定や日常は引き継がれていますので、かなりの内輪ネタや天悪サイド特有のオリキャラやオリ設定、クロスコンビやクロスカプ等が存在します。キャラ崩壊やそういった描写が苦手な方はご注意ください
※おまけに今回"入れ替わり"によるキャラ崩壊、カオス展開が含まれますのでそういった描写がダメな人もご注意ください

[逃走者一覧]

青根高伸(表)(ハイキュー!!)
綾部喜八郎(裏)(忍たま乱太郎)
円堂守(表)(イナズマイレブン)
風丸一郎太(裏)(イナズマイレブン)
キーボ(裏)(ニューダンガンロンパV3)
グリズリー(表)(しろくまカフェ)
グリズリー(裏)(しろくまカフェ)
黒尾鉄朗(裏)(ハイキュー!!)
黒川エレン(スイートプリキュア♪)
コアラちゃん(裏)(おしりたんてい)
木暮夕弥(表)(イナズマイレブン)
紗倉ひびき(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
サタン(裏)(ぷよぷよシリーズ)
シグ(表)(ぷよぷよシリーズ)
しずくちゃん(表)(しずくちゃん)
しずくちゃん(裏)(しずくちゃん)
シトロン(表)(ポケモンシリーズ)
シロ(表)(鬼灯の冷徹)
塵(表)(pop'n music)
すず(表)(おしりたんてい)
田村三木ヱ門(裏)(忍たま乱太郎)
千代田桃(裏)(まちカドまぞく)
月島蛍(裏)(ハイキュー!!)
つむりん(表)(しずくちゃん)
デイル・レキ(表)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)
七海千秋(表)(スーパーダンガンロンパ2)
白澤(表)(鬼灯の冷徹)
白澤(裏)(鬼灯の冷徹)
浜守一郎(裏)(忍たま乱太郎)
ピーチ・マキ(表)(鬼灯の冷徹)
柊(作者枠)
ブラウン(表)(おしりたんてい)
ブラウン(裏)(おしりたんてい)
ペンギン(裏)(しろくまカフェ)
舞園さやか(裏)(ダンガンロンパ)
街雄鳴造(表)(ダンベル何キロ持てる?)
街雄鳴造(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
ミキ(裏)(鬼灯の冷徹)
桃太郎(裏)(鬼灯の冷徹)
モンブラン博士(作者枠)
谷地仁花(表)(ハイキュー!!)
山口忠(裏)(ハイキュー!!)
月(表)(カードキャプターさくら)
月(裏)(カードキャプターさくら)
ユリーカ(表)(ポケモンシリーズ)
吉田優子(裏)(まちカドまぞく)
ラグナス・ビシャシ(表)(ぷよぷよシリーズ)
りすくませんぱい(裏)(ぷよぷよシリーズ)
リデル(裏)(ぷよぷよシリーズ)
烈(表)(pop'n music)

※50音順

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.8 )
日時: 2020/11/10 21:14
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

つむりん(表)
「こっちに人は………いないね。不必要な演技はなるべく避けないと」




「最後まで柊さんの演技しきれるかな?そこが一番不安だよ〜……」




今回の逃走中では、追加ルールとして、事前に逃走者達は第三者と入れ替わってもらい、彼らの演技をしてもらう必要がある。もし自身の正体がバレてしまえば逃走者につけられている発信機が作動し、すぐさま確保となる。この条件下の中で残り48人の逃走者達が逃げ回る!





グリズリー(裏)
「もし最後まで演じきった上で逃げられたら、賞金と追加で愛の鍵も貰えるってすげぇな」



サタン(裏)
「私はどっちも手に入れるために、逃げ切りまで行くわよ!」




今回のルールでは、180分間ハンターから逃げ切った上で正体が誰にもバレなければ、賞金108万円と共に愛の鍵も獲得できる!





月(表)
「そういえば、自首をしたとするなら、愛の鍵って貰えるんだっけ?」



シグ(表)
「愛の鍵も確定でないにしろ貰える可能性があるなら、グレイトな自首を見せてやるさ!」




当然、このルールでも自首は可能……エリア3箇所にある自首用電話から自首を宣告すれば、その時点までの賞金を獲得しリタイアでき、更にゲーム終了時の条件次第で自首成立者も愛の鍵を獲得できる!





ハンター
「…………」

ただし、正体がバレてもバレなくても、エリア内を探索する4体のハンターに確保されれば、賞金は0……!果たして、賞金と愛の鍵を獲得できる者は、現れるのか!








173:00

残り48人

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.9 )
日時: 2020/11/11 21:00
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

青根(表)
「………………人の気配は、しないな」

全神経を研ぎ澄まし、周囲を見渡す伊達の鉄壁の一人、青根高伸(表)……

スタッフ
「青根さん(表)はもし逃走成功できて、愛の鍵を手に入れられたらどうしますか?」

青根(表)
「……………………使いたい相手は、それなりにいる…………………ここでは、言及はできない」

青根(表)も愛の鍵を欲しているようだが、そう簡単に教えてはくれないようだ……

青根(表)
「…………ただでさえ、他の逃走者が、あと47人もいる……………………そう簡単に、隙は見せられない」

寡黙でありながらも、抜け目がない……




りすくま(裏)
「まさかりすくまちゃん(裏)と入れ替わるとは思わなかったけど…いいシステムだねこれ!」

どうやら今回の逃走中のルールにご満悦の様子のりすくま(裏)……

りすくま(裏)
「だって、長時間誰にも見破られずにその人を演じ続けるって、いい特訓になると思わない!?どこかでドラマのオファーが来てもきっと上手くできるよ!」

りすくま(裏)の中の人は、どうやら芸能系の人物らしい……

りすくま(裏)
「せっかくかわいい子になったんだし、逃走成功してお金も愛の鍵も手に入れるよー!」








ハンター
「………」

逃走成功を意気込むりすくま(裏)の近くに、ハンター……!





りすくま(裏)
「あっでも一つだけ困ったことといったら、それってみんなを騙し続けることになるってことなんだよね……」



ハンター
「………」






りすくま(裏)
「いくらゲームのルールでも、みんなに嘘つき続けるのは申し訳ないなぁ……」




ハンター
「…………」




















[RISUKUMASENPAI inside]


りすくま(裏)
「ひゃああっ!?ハンターが来たあああ!!」

ハンターの視界に、りすくま(裏)が映った………!




ハンター
「………!」


りすくま(裏)
「あそこは逃げ道あるかな!?急ごう!!」



りすくま(裏)、上手くハンターから逃れられるか!?
























ハンター
「………?」

ハンターと距離があったこともあり、ハンターの視界から、外れられたようだ……




りすくま(裏)
「来てないみたいだね…ふぅ〜…危ないところだったぁ……」




















ハンター
「………」

しかし、りすくま(裏)の逃げた先にも、別のハンター……!




りすくま(裏)
「演技のこと考えてたら、ハンターのこと忘れちゃってたよ〜…」



ハンター
「………」





りすくま(裏)
「今みたいに追われた時も誰かに見られたらどうしよ〜……」



ハンター
「……………………」





















ハンター
「……!!」

りすくま(裏)
「えええ!?また〜〜!??」

りすくま(裏)、別のハンターにも見つかった……!









ハンター
「………!!」タッタッタッ

りすくま(裏)
「まさか2体目もいたなんて……!」

今度はやや近い距離で見つかったりすくま(裏)……諦めずに奮闘するも、無情にも距離が徐々に縮まっていく……!















[RISUKUMASENPAI inside]

りすくま(裏)
「やだやだーーー!!捕まっちゃうーーーー!!!!」ポン



171:30

りすくませんぱい(裏) 確保
残り47人



りすくま(裏)
「そんな〜〜!!まだ始まったばかりなのに!!遊び足りないよ〜〜!!」ムキィィー!!

不運にも、ハンターのいやすい位置へと来てしまっていた……





ピリリリ、ピリリリ!


桃(裏)
「[1F廊下にてりすくませんぱい(裏)確保、残り47人]3人目の確保者が出ちゃった………!」



しずくちゃん(表)
「そんなー…せっかく参加してきてくれたのにー……」



ラグナス(表)
「りすくまお兄さん(裏)もなんだか様子がおかしかったから、一度話してみたかったけどな……」





しずくちゃん(裏)
「最初に天悪さんが提示した条件って、周りの様子を見てみるに他のみんなもぼくと同じ条件だよね〜?」

別の逃走者も自らと同じ立場にあることを理解したしずくちゃん(裏)……

しずくちゃん(裏)
「何から何まで同じなら、ぼくが他の人の正体を言い当てた時点で、その人を確保させるってことになるよね?」

この逃走中では、逃走者の正体を見破り言い当てた時点で、正体を見破られた逃走者の発信機が作動してしまう……

しずくちゃん(裏)
「なら、不必要に他のみんなの様子に踏み込めないかもね〜……あ!コアラちゃん(裏)!」

コアラちゃん(裏)
「あ!しずくちゃん(裏)!元気してた?」

考え事をしてる最中に、コアラちゃん(裏)と遭遇……!

しずくちゃん(裏)
「まぁね〜。まだまだ捕まってられないけど、ハンターにはまだ追われてないかな。……ねえコアラちゃん(裏)!変なこと聞くけどさ……きみは、コアラちゃん(裏)本人だよね?」

コアラちゃん(裏)
「え、えぇっ!?あたしはあたししかいないよ!?どうしてそんなこと聞くの!?」

しずくちゃん(裏)
「いや〜、オープニングゲームの間に様子がおかしい人が何人かいたでしょ?」

コアラちゃん(裏)
「そういえばそうだね; ………え?ええと、もしかして、しずくちゃん(裏)はみんながおかしい理由がわかってきたの?」

しずくちゃん(裏)
「まぁね………もしかしたら、逃走中が始まる前に、天悪さんから特別な役目を請け負ってる逃走者がいるのかも?」

コアラちゃん(裏)
「特別な役目………?」

しずくちゃん(裏)
「ひょっとしたら、後でゲームに深く関わってくるかもしれないよ!だから、コアラちゃん(裏)も逃走者のみんなの観察をしていた方がいいよ!あ、言っておくけど、もし誰かが別の人の様子であったとしても、別の名前で呼ばない方がいいよ!」

コアラちゃん(裏)
「あ、わかった!あたし、もうちょっと周りの様子見てみるよー!」

コアラちゃん(裏)、しずくちゃん(裏)から話を聞き、再び別れた……





コアラちゃん(裏)
「あの子はなかなか演技力も物事の理解度も高いね。洞察力の高い人から違和感は持たれるだろうけど、そう簡単に正体が見破られることはないだろうね」

このコアラちゃん(裏)の中の人の正体はいったい……?







ハンター
「………」

現在も、ハンター4体によるエリア内の捜索が行われている。彼らに捕まった時点で、賞金は0……






モンブラン博士
「休憩は十分取れたからね。ここからはのびのびながらも逃走成功まで励ませてもらおうかな」

今までの間で昼寝を済ませてきたのか、オープニングゲームの様子とは打って変わって紳士的に振る舞うモンブラン博士……

モンブラン博士
「例え周りの者達を騙す形になったとしても、今回の報酬はどうしても欲しいからね。私の妹の遥のためにも、愛の鍵だけは手に入れなければ」

どうやらモンブラン博士の中の人には、愛する妹が存在するらしい……





街雄(表)
「いったい今回何が起きてんだ……?何人か様子だいぶ違う奴がいるじゃんかよ……」

一方、一部逃走者の異変について考察する街雄鳴造(表)……

街雄(表)
「まさか……天悪に入れ替わり吹っかけられたのは、私だけじゃないのか?いやでも、いつも通りの奴もちゃんといたし……」

この逃走中に参加している逃走者の誰もが入れ替わりにより別人となっている。更に、その正体を見破られないように逃げ続けるのが必須条件だ……











街雄(表)
「あ〜〜〜でも何人もおかしい奴いるからにはそうとしか思えねぇよなぁ!!例えば初参戦の作者さんの………あ」

モンブラン博士
「おや、君は街雄鳴造(表)…だったかな?」

この二人も、近くにいたため合流を果たした……

街雄(表)
「こ、こんにちはモンブラン博士さん!今回は天悪サイドの逃走中に参加してくださり、ありがとうございます!」

モンブラン博士
「いいや、天悪さんにもお世話になっているからね。参加させて頂いてるからには全力を尽くすさ」

街雄(表)
「え、オープニングゲームの時と全然違う……?あの、なんかオープニングゲームの時にはもっとのほほんとしてたというか、がっつり寝てたと思うんですけど、どうしたんですか?」

モンブラン博士
「ふふふ、あれは紳士のジョークというものだよ」

街雄(表)
「紳士のジョーク……そ、それはとても個性的なジョークを見せてくれたもので;」








ハンター
「…………」

合流して会話を繰り広げるモンブラン博士と街雄(表)の近くに迫る、ハンター…!





モンブラン博士
「鳴造(表)、どうやら顔色が優れないようだけれど、どうしたというのかな?」

街雄(表)
「ああ、すみません!ええと……;」



ハンター
「………」




二人の運命と、心理戦の行方やいかに……!?








170:00

残り47人

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.10 )
日時: 2020/11/12 18:34
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: CjSVzq4t)

どうも、柊です!

蜂須賀「今回も主がそちらへお邪魔しているので、こちらサイドのメンバーでお送り?するよ。俺、蜂須賀虎徹と」
イライ「イライ・クラークでお送りします」
蜂須賀「今回は主の推しに近しいと思われる者らしいけど俺には全くさっぱりいっそ綺麗なくらい分からないな」
イライ「アッハイ。ところで…今回の逃走中へのコメントが遅れた理由を…。
実はハンドアウトを頂いた時に『これ知らぬふりでコメントできるか…?』となっていたのが原因でして…」
蜂須賀「でも、すぐに明かされたから何の問題もなさそうだ。
…主も誰かと入れ替わってるみたいだね。そこは『推理してみて』と何も言われなかったからね…」
イライ「うぅん、何名かは分かるんだけど…」
蜂須賀「あ、イライ殿しっかりと天眼は使わない方向なんだね」
イライ「さすがにこれで使っていたら疲れるからね…。ほぼ確信したのはシロ(表)さんかな」
蜂須賀「白澤(表)殿、実際は小狼(表)殿が捕まった時の反応かな?
後、俺はサタン(裏)殿が『この人かな?』と考えている人がいるよ」ひそひそひそ
イライ「ああ、確かにそんな気はするね。
モンブラン博士さんと街雄(表)さんに迫るハンターは、どちらを追うんだろう?
そして逃げ切れるか、楽しみにしていますよ」

それでは!

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.11 )
日時: 2020/11/12 21:07
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

>柊さん

今作への初コメありがとうございます!そしてこちらの手際の悪さ&描写不足によりコメントをためらわせてしまって申し訳ありません!!少なくとも読者のみなさんは『逃走者全員が別の誰かと入れ替わっている』ことを小説内で情報公開されているので柊さんが誰と入れ替わってるかについて正直に話す以外はバンバンコメントしていただいて大丈夫です!!

さて!蜂須賀くんとイライくんの中では、シロ(表)とサタン(裏)の正体がわかっているようですが、シロ(表)の白澤(表)(小狼(表))確保時に見せた反応は……あの人だと裏付けるものなのか!?そして、恐らく全逃走者の中でもトップクラスレベルであからさまに見えるサタン(裏)の正体は、そちらの予想している人物で正解なのか!?それともまさかの展開があるのか……!?更に、モンブラン博士さんと街雄(表)の安否やいかに!?

余談ですが、現在の逃走者の中にイライくんと似たような状況になっている人がいます←

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.12 )
日時: 2020/11/12 21:12
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

モンブラン博士
「何かここで言いたいことがあるのなら、遠慮せずとも言ってもらっても構わないよ」

街雄(表)
「いや、でもなぁ……」

合流し、会話を始めるモンブラン博士と街雄(表)の近くに迫る……






ハンター
「………」

1体のハンター!二人は気づけるか……!?






モンブラン博士
「思いを溜め込み続けるのは体に良くないからね。君だって体を資本にしているのだろう?」

街雄(表)
「じゃあ言いますけど、モンブラン博士さんは………」





ハンター
「……………」

















ハンター
「……!!」


モンブラン博士
「!!鳴造(表)、ハンターが来ているよ」

街雄(表)
「え!?マジかよぉぉぉぉぉ!???」

見つかった……!





ハンター
「!!」



モンブラン博士
「こちらから逃げられそうだね……」



街雄(表)
「いきなり出てくんなよーー!!」



ハンターに追われる二人は別れて逃げるが……ハンターの標的となったのは……







[MONT-BLANC HAKASE]


モンブラン博士
「ハンターがこちらに来ているね……」

作者、モンブラン博士だ……!





街雄(表)
「はぁ……こっちに来てない?私は助かったけど………」





モンブラン博士
「…!この道には分かれ道が存在している。ならば、ハンターが来ない内に西側へ逃げ込めば……!」

モンブラン博士、建物の構造を利用し、ハンターの視界から外れるようだが、果たして……!?





















ハンター
「………?」

どうやら、無事に視界から外れることに成功したようだ……




モンブラン博士
「どうやらハンターは来てないようだね。しかし参ったね。今の体力の消耗で、今後のミッションに行きにくくなってしまったよ……」

ハンターから逃れるのも、命懸けだ……





つむりん(表)
「ここはサイケデリックな彩色になってるから、あまり逃げ込みたくはないな……」

現在、教室の一つを探索しているつむりん(表)……

つむりん(表)
「ただでさえ筋肉と言えるようなものが見当たらない体になってるんだから、未知な体験はあまり進んでしたくないんだよね……」

つむりん(表)の中の人は、つむりん(表)とはかけ離れた体型、もとい種族らしいが……

つむりん(表)
「あ、だからってミッションに行かないとかはないよ。人手が必要なら……!」







ハンター
「………」

教室のすぐ側の廊下を徘徊している、ハンター…!



つむりん(表)
「まずいね、教室の中に入ってこられたら逃げるには難しくなるよ……」

教室内を使ってハンターを撒くにも難易度が高いため、つむりん(表)に緊張が走る……!







ハンター
「………」



つむりん(表)
「………?こっち側には入ってこないみたいだね……」

しかし、ハンターは教室内への捜索に入らないようだ……




つむりん(表)
「ハンターがそのまま教室から遠ざかっていく……あともう少し向こうに行ってくれれば、教室から脱出できるかな」

ハンターが遠ざかっていくことに気づいたつむりん(表)、この好機を逃さず、自身もハンターとの接触を回避するようだ……




ハンター
「…………………」



つむりん(表)
「あの位置に距離なら、出れるね……よし、ここからもう出よう」ガララ……


















ハンター
「………!」クルッ


つむりん(表)
「!!気づかれた……!」

しかし、扉の開閉で生じた僅かな物音に気づいたハンター、Uターン……!




ハンター
「………!!」

つむりん(表)
「くっ、体を上手く動かせないのもあるけど……ハンターも速い……!」

ハンターの身体能力は長距離走のスタミナと、短距離走のスプリントを兼ね備える。逃げ切るのは容易ではない……!





[TSUMURIN outside]

つむりん(表)
「こんな所で……くっ!」ポン



167:44

つむりん(表) 確保
残り46人



つむりん(表)
「すごく悔しい……タイミングが少しズレたかな」

ハンターの背後を取るタイミングを誤った……



つむりん(表)
「それにしても、これで私は序盤確保2回目になるけど……これほど不名誉なことはないね………」





ピリリリ、ピリリリ!


桃タロー(裏)
「あーー………[2F廊下にてつむりん(表)確保、残り46人]頼りになる子がまた捕まった………」



すず(表)
「フム、彼の中身といえる方はまだ特定できていないので、どなたかは存じませんが活躍はしてくれそうであったのもあり残念ですね……」



ブラウン(裏)
「や、やっぱり確保ペース速いの気のせいじゃないよね!?どうしよ〜、捕まりたくないよ〜〜……」



ペンギン(裏)
「意外と確保者出やすいね、そんなに今回のエリア逃げにくいのかな?」





グリズリー(表)
「もう4人も捕まっちゃってるよ〜……余計やる気出なくなっちゃうなぁ……」

今のところ、特に動くことも無く教室の一つで隠れているグリズリー(表)……

グリズリー(表)
「その辺におやつとして笹が置いてあるわけじゃないのに頑張るって………グリズリーさん(表)のマネって大変だなぁ」

こちらはとりわけ、中の人の正体がわかりやすい……

グリズリー(表)
「それに、ボクの可愛さでハンターから逃げる作戦も通用しないからなぁ……どうしよっか………ん?」





???
「………」

グリズリー(表)の近くに、誰かが接近!




グリズリー(表)
「誰かがこっちに来てるね〜……あ!もしかして、ハンター!?」

グリズリー(表)、自らがピンチにあることを察した!もし相手がハンターであったとしたら、グリズリー(表)は一気に窮地へと追い込まれる!



グリズリー(表)
「どうしよ〜!?このままここにいても、見つかっちゃうよね!?隠れないとかな〜…? 」



???
「………」ガララッ



グリズリー(表)の運命は……!?

















黒尾(裏)
「!………あ、もう人がいたのか」

グリズリー(表)
「あ〜…なんだ、黒尾(裏)かぁ」

人影の正体は、逃走者の黒尾鉄朗(裏)だった……



黒尾(裏)
「スンマセン、急にお邪魔しちゃって」

グリズリー(表)
「いいや、ハンターじゃねぇならいいってもんだ!隠れに来たならここで休んでていいぞー。残念だが笹は食べられねぇけどな」

黒尾(裏)
「はぁ………なんだかその発言、パンダさん(表)みたいッスね」

グリズリー(表)
「あーいやぁ、オレは笹をおやつだけじゃなくワカサギ釣りの釣竿に(ピキィィィィン!!)わーー!?何この音ーーー!??」

黒尾(裏)
「えええ!?いきなり何!?」

パンダ(表)、黒尾(裏)に自身の正体が察せられたため、発信機が作動した!



パンダ(表)
発信機 発動




ハンター
「…………」








┏          ┓

[PANDA outside]
     ┗〇


┗          ┛





ハンター
「………!!」ダッ

これにより、エリア内にいるハンター4体に、パンダ(表)の居場所が伝えられた!





黒尾(裏)
「ええ、もしかして私のせいでこうなったの!?でもこれはどうしようもないんじゃ……グリズリー(表)、ごめんなさい!!」ダッ

グリズリー(表)
「ああ!!黒尾くん(裏)!!ボクを置いてかないでよーーー!!」

自らが起因となったが、手遅れであることを察した黒尾(裏)、急いでその場を離れる!



グリズリー(表)
「もーー!!こんなに大きな音鳴らされちゃったら、すぐハンターが来ちゃうよーーー!!」



ハンター
「………!!」

グリズリー(表)
「ひゃーーー!!来ちゃったーーー!??」

発信機により居場所を伝えられた以上、パンダ(表)にもう逃げる術はない……!








[PANDA outside]

グリズリー(表)
「こんなのあんまりだよ〜〜!!」ポン



166:14

グリズリー(表)(中の人:パンダ(表)) 確保
残り45人



グリズリー(表)
「もーー!!ただボクの方に音でハンターが集まっただけじゃない!!どうせならボクの可愛さで来てよーーー!!」

今回の逃走中では、向こうが確定できてなくても、自分の名前で正体が当てられたら即座にアウトだ……!




ピリリリ、ピリリリ!



「え…!?[3F教室にてグリズリー(表)確保、残り45人]!?グリズリーさん(表)、確か前は最後の方までいたのに……!」



コアラちゃん(裏)
「もしかしたら、結構わかりやすそうだったし、自分の正体を当てられたんだろうね」



デイル(表)
「………思ったけど、さっきから動物ばかりが……てか人外しか捕まってねぇな;」



黒尾(裏)
「グリズリー(表)、本当にごめんなさい……;」






リデル(裏)
「あ、危なかった……グリズリー(表)が確保されたのって、ハンターが走ってったのからして名前当てられたからだよな?」

パンダ(表)の位置情報を知り、確保へ向かっていたハンターを見かけ、隠れているリデル(裏)……

リデル(裏)
「ハンターに気をつけるのもそうだけど、素の自分をうっかり他の逃走者に見破られるのもまずいんだよな……」

もし他の逃走者に名前を言い当てられたら、即確保となる……!

リデル(裏)
「そう思うと上手く動けないよ; これからミッション始まりそうなのに……」





━━━━━━━━━━━━━━━


ケロちゃん(表)
「そろそろミッションの時間やな〜。んじゃ、始動は頼むで〜」

ミミ(表)
「ねえケロちゃんたち。今回のミッションはどんなものなの?」

ケロちゃん(裏)
「ああ、今は腹のうちの探り合いが起きている中だが、この状況で試練といえるミッションを与えるつもりだ」

ニャミ(表)
「へ〜、となると、どうしても誰かと関わらないといけないミッションとかかな?」

天悪
「うん!そうらしいですね!んじゃ、みなさん頑張ってくださいよ〜!」ポチッ

ゲームマスター、天悪によりMISSION.1が始動となった……


━━━━━━━━━━━━━━━





シュンッ!

ハンターボックス
「………」



これにより、5つのハンターボックスが、謎の装置と共にエリア内に出現した!






ピリリリ、ピリリリ!


月(表)
「うわ!!びっくりした、メール……ミッションかぁ」



エレン
「[MISSION.1 エリア内に5つのハンターボックスを設置した。残り155分になるとハンターボックスからハンターが放出されてしまう]え、5つもハンターボックスあるの?まずいわね……」



しずくちゃん(裏)
「[ハンター放出を阻止するには、ハンターボックスの傍にある認証装置に指紋を認証しなければならない]まぁそりゃあそうだよね〜。それで、続きがあるみたいだけど……」



シャミ子(裏)
「[ただし、認証装置は2人の逃走者で認証する必要があり、1人1回しかハンターボックスを封印できない。気をつけたまえ]てことは、協力が必要ですね……」





MISSION.1 ハンター放出を阻止せよ!


エリア内に5つのハンターボックスと指紋認証装置が設置された。残り155分になると、ロックされていないハンターボックスからハンターが放出されてしまう!

それを阻止するには、2人の逃走者が指紋認証装置に指紋を認証し、ハンターボックスをロックしなければならない!

ただし、1人の逃走者が指紋を認証できるのは、1回のみだ……





七海(表)
「うぅ、このままじゃあ5体ハンターが放出されちゃいますよね……けど、放出を止めるためには人に会わないといけないというのが……!」



風丸(裏)
「ミッションのために人と協力したら、下手すりゃ俺が誰なのかバレるじゃないか!」



今回のルールでは、自身の正体がバレた時点でハンターが呼び寄せられるため、協力するにもリスクがある!





谷地(表)
「ミッションですか?こんな時にも私の演技をする必要はないと思うので、みなさんに託しときます」



ブラウン(表)
「もしかしたらこのミッションに行ったことで、ぼくが確保されちゃうかもしれないんでしょ〜…?確保は嫌なので参加はやめときます〜……」



シグ(表)
「ボクは行くつもりはないね!シグ(表)だってこのミッションに行くことはないだろうし」



喜八郎(裏)
「本来のボクをあまり調子に乗らせたくないからやめとくね!」




もちろん、ミッションに参加するかしないかは逃走者の自由……しかし、誰かがやらなければ、最大で5体のハンターが放出されてしまう!





円堂(表)
「ハンターが増えてピンチになるなら、止めるしかないだろ!!」



シロ(表)
「正体がバレるなどと言っている場合ではありませんね。認証しに行きましょうか」



塵(表)
「この程度のミッションで俺が誰だかわかることはない。恐れるに足らんことだ……行くぞ」

砂トカゲ(表)
「きゅう!」



山口(裏)
「しょ、正直怖ぇけど、こういう時に俺がみんなを護らないと……!」



キーボ(裏)
「大方ザコ共は正体を見破られるのにビビって動けねぇんだろ?だったらこのオレ様がテキトーにザコ1人連れてハンターでもなんでも封印してやるよ!」




ハンターに見つかったり、他の逃走者から正体がバレるリスクを顧みず、ミッションへと向かう逃走者達……!果たして、ハンターボックスは全て無事に封印できるのか!








165:00

残り45人


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