二次創作小説(新・総合)
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- 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】
- 日時: 2020/11/07 21:38
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
天悪版逃走中番外編!今回の逃走中の舞台は異世界の狭間に存在する異次元の学園!どこか自分たちの知る世界の要素があれどまた違う雰囲気を醸し出す学園の中を、50人の個性豊かな逃走者達が逃げ回る!
※この逃走中は、今後スレ立てする天悪の日常小説のプロローグにあたる作品ではありますが、設定や日常は引き継がれていますので、かなりの内輪ネタや天悪サイド特有のオリキャラやオリ設定、クロスコンビやクロスカプ等が存在します。キャラ崩壊やそういった描写が苦手な方はご注意ください
※おまけに今回"入れ替わり"によるキャラ崩壊、カオス展開が含まれますのでそういった描写がダメな人もご注意ください
[逃走者一覧]
青根高伸(表)(ハイキュー!!)
綾部喜八郎(裏)(忍たま乱太郎)
円堂守(表)(イナズマイレブン)
風丸一郎太(裏)(イナズマイレブン)
キーボ(裏)(ニューダンガンロンパV3)
グリズリー(表)(しろくまカフェ)
グリズリー(裏)(しろくまカフェ)
黒尾鉄朗(裏)(ハイキュー!!)
黒川エレン(スイートプリキュア♪)
コアラちゃん(裏)(おしりたんてい)
木暮夕弥(表)(イナズマイレブン)
紗倉ひびき(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
サタン(裏)(ぷよぷよシリーズ)
シグ(表)(ぷよぷよシリーズ)
しずくちゃん(表)(しずくちゃん)
しずくちゃん(裏)(しずくちゃん)
シトロン(表)(ポケモンシリーズ)
シロ(表)(鬼灯の冷徹)
塵(表)(pop'n music)
すず(表)(おしりたんてい)
田村三木ヱ門(裏)(忍たま乱太郎)
千代田桃(裏)(まちカドまぞく)
月島蛍(裏)(ハイキュー!!)
つむりん(表)(しずくちゃん)
デイル・レキ(表)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)
七海千秋(表)(スーパーダンガンロンパ2)
白澤(表)(鬼灯の冷徹)
白澤(裏)(鬼灯の冷徹)
浜守一郎(裏)(忍たま乱太郎)
ピーチ・マキ(表)(鬼灯の冷徹)
柊(作者枠)
ブラウン(表)(おしりたんてい)
ブラウン(裏)(おしりたんてい)
ペンギン(裏)(しろくまカフェ)
舞園さやか(裏)(ダンガンロンパ)
街雄鳴造(表)(ダンベル何キロ持てる?)
街雄鳴造(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
ミキ(裏)(鬼灯の冷徹)
桃太郎(裏)(鬼灯の冷徹)
モンブラン博士(作者枠)
谷地仁花(表)(ハイキュー!!)
山口忠(裏)(ハイキュー!!)
月(表)(カードキャプターさくら)
月(裏)(カードキャプターさくら)
ユリーカ(表)(ポケモンシリーズ)
吉田優子(裏)(まちカドまぞく)
ラグナス・ビシャシ(表)(ぷよぷよシリーズ)
りすくませんぱい(裏)(ぷよぷよシリーズ)
リデル(裏)(ぷよぷよシリーズ)
烈(表)(pop'n music)
※50音順
- Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.3 )
- 日時: 2020/11/07 23:36
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
天悪
「この逃走中は!」
モンブラン博士作
『ごちうさ モンブラン風味』
柊作
『綴られし日々-作者とキャラの日常-』
ヤード作(リクエスト逃走者当選枠としての紹介)
『逃走中~桜舞い散る公園にて~』
天悪
「ご覧のスポンサーの提供でお送りいたします!」
逃走中スタートまで
10
???
「演技というものがこんなに難しいものだとは……」
9
???
「キーボ(裏)の真似とはいえ、言い過ぎちまったな……」
8
???
「こ、これは行った方がいいよね!?ね!??」
7
???
「誰かが、私達のことを確保へ追い込みに来てるんですよね……」
6
???
「待って待って待って捕まりたくない……!」
5
???
「あの子も怖い思いしたんだろうね……」
4
???
「ああ!めんごめんごだ!」
3
???
「…………………え?え??」
2
???
「お願い………お願いだよ………!」
1
???
「ああ!思い出した!確かアンタの名前は………」
ここはテンアス社。天悪が逃走中を運営する会社であり、今回はいつもとどこか雰囲気が異なっていた。そう、今回は今後スレ立てする新日常小説のプロローグ兼逃走中番外編となるゲームの準備と運営が行われているのだ。
ケロちゃん(表)
「ふぅ!今回のエリアの調子もバッチシやで!」
ケロちゃん(裏)
「ハンターにもバグや欠陥は見られない。今すぐにでも運営できるぞ」
天悪
「そっか!それはよかった!えへへ、とても楽しみだなぁ……!」
ケロちゃん(表)
「あー、心機一転してコンセプト変えた物語の始まりやから、読者も楽しみにしとるはずやもんなぁ〜」
ケロちゃん(裏)
「ふふ、そうだな……ところで、今回から新たに配属となる社員がまだ来ていないようだが……」
天悪
「あ!そういやそうなんだっけ!?二人とも今どうしてるんだろう………あ!来てた!おーい!こっちだよー!」
今回はなんと、テンアス社に新入社員が来ているらしい。3人はその新入社員にあたる2人を探していたが、今ようやく来たようだ……
ミミ(表)
「ハロー!最初から遅れてごめんね!はじめまして、私はミミ(表)だよ!」
ニャミ(表)
「ハロー!ようやく私達も来れたし、初仕事が逃走中のゲームマスターだよー!あっ、私はニャミ(表)!よろしくー!」
ケロちゃん(表)
「おー!ポップンの看板娘のミミニャミ(表)やんかー!よう来てくれたなー!」
ケロちゃん(裏)
「こうして会うととても賑やかなものだ…」
そう、今回から新しくテンアス社の運営に回ることになったのは、ポップンの代表キャラクターであるミミ(表)とニャミ(表)だ!満を持しての二人の登場に、恐らくギャラリーも興奮してることだろう。
天悪
「えへへ、二人も手伝ってくれるなら、怖いものなしですね!」
ミミ(表)
「うん!私達もメリーディストピアにやって来れてとても嬉しいな。お仕事頑張るから、これからよろしくね!」
ニャミ(表)
「私も!逃走者のみんなを楽しませられるように頑張るぞー!」
ケロちゃん(表)
「おう!今回の逃走中は複雑やけど、運営自体はむずくないから慣れてこな〜……けど、その前に言いたいことあるんやけど……」
ケロちゃん(裏)
「? どうしたケルベロス」
ケロちゃん(表)
「いやなぁ…………ポップンでゲームマスターいうたら普通はMZDやないんか?」
天悪
「それは………言われちゃったらそうなんだけどさ;」
ミミ(表)
「私達だって、まさか自分たちの方がこの仕事やる事になるなんて思わなかったから、今も信じられないよ;」
ニャミ(表)
「でもしょうがないよ!だってMZDてば………」ごにょごにょ
ケロちゃん(表)
「あーーー………そういうことか!!」
ケロちゃん(裏)
「自らの意思とはいえ、いいものなのか…?;」
天悪
「一応、誓約書を書いてもらうことになってるらしいよ?………それじゃ!このボタン押せばいいんだよね。それじゃあ!ゲーム始めちゃいますよー!」ポチッ
[AREA]
→RINBO SCHOOL
[FUGITIVES PLAYER]
50 PEOPLES
[OSTENSIBLE FUGITIVES MEMBER]
TAKANOBU AONE outside
KIHACHIRO AYABE inside
MAMORU ENDO outside
ICHIROTA KAZEMARU inside
KI-BO inside
GRIZZLY outside
GRIZZLY inside
TETSURO KURO inside
ELLEN KUROKAWA
KOALACHAN inside
YUYA KOGURE outside
HIBIKI SAKURA inside
SATAN inside
SIG outside
SHIZUKUCHAN outside
SHIZUKUCHAN inside
CITRON outside
SHIRO outside
JIN outside
SUZU outside
MIKIEMON TAMURA inside
MOMO CHIYODA inside
KEI TSUKISHIMA inside
TSUMURIN outside
DEIR LEKI outside
CHIAKI NANAMI outside
HAKUTAKU outside
HAKUTAKU inside
SYUICHIRO HAMA inside
PEACH-MAKI outside
HIRAGI
BROWN outside
BROWN inside
PENGUIN inside
SAYAKA MAIZONO inside
NARUZO MACHIO outside
NARUZO MACHIO inside
MIKI inside
MOMOTARO inside
MONT-BLANC HAKASE
HITOKA YACHI outside
TADASHI YAMAGUCHI inside
YUE outside
YUE inside
EUREKA outside
YUKO YOSHIDA inside
RAGNUS BISHASI outside
RISUKUMASENPAI inside
RIDER inside
RETSU outside
[HUNTER]
→4 BODIES
[GAME TIME]
→180 MINUTES
[MONEY]
→1 SECOND/100 YEN
[GAME START]
→YES
ケロちゃん(裏)
「………?天悪、お前………」
ニャミ(表)
「ケロちゃん(裏)?どうしたのー?」
ケロちゃん(裏)
「いや、これはもしや………」
- Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.4 )
- 日時: 2020/11/07 23:43
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
※こっから本編。閲覧注意かもしれない
ここは異次元の狭間に存在する異次元の学園、林慕学園。この空間は特殊な術が全ての生命体にかけられているが、これまで繋がった世界の様々な文化が入り交じり、新たな文化が生まれている。そんな林慕学園のグラウンドに、50人の逃走者達が集結していた…!
しずくちゃん(表)
「この天気は……夜じゃあなさそうだけど、昼の空とは違う、不思議な色と模様をしてるねー…」
シグ(表)
「んー……ムシ、とんでない………」
塵(表)
「烈(表)、今回もお前に勝たせてもらう」
烈(表)
「そうはいかねーぞ!今回こそは俺が塵(表)より長く逃げる!」
紅鴉(表)
「カァァーー!」
柊
「うおお………お二人さん、派手にやってるねぇ」
サタン(裏)
「モンブラン博士!だよね?こんな所で寝てる場合じゃないよ!ほら、ゲームが始まるから早く起きてよ!」
モンブラン博士
「ん〜……かな……じゃなくて……モンブランちゃん、もう少しゴロにゃんしたいから〜……」( ˇωˇ )
山口(裏)
「こ、こんなところでゴロゴロしてたら、踏まれるよ〜………なんつって………」(/// ^///)
三木ヱ門(裏)
「………ねぇ、守一郎(裏)」
守一郎(裏)
「ん?なんだ?」
三木ヱ門(裏)
「あそことか……一部の様子がおかしいんだが、どうなってるんだ………」
守一郎(裏)
「あ〜〜〜……よくわかんないけど、天悪が責任取らないといけなくなりそうだな」
ザザッ!
???
『これよりwwwwゲームを始めるwwwwwwww』
シロ(表)
「プロローグの初めからふざけないでくれませんかね」
白澤(裏)
「えっ!???し、シロさん(表)!??どうしちゃったんですかぁ……」(´;ω;`)
ブラウン(表)
「えええ………もー!!さっきから白澤さん(裏)達が変ですよぉ!!」
ブラウン(裏)
「さ、作者!!み、みんなに何をしたんだ!!」
青根(表)
「………………」(;˙꒳˙ 三 ˙꒳˙ 三 ˙꒳˙;)
しずくちゃん(裏)
「ねー!始めるんなら大人しくみんなでクジ引こうよー!この時間すごくもったいないよ!」
木暮(表)
「そーだなー。ちゃっちゃとオープニングゲームやろうぜー(しずくちゃん(裏)、ナイス!)」
これから逃走者達が行うオープニングゲームは……新形式だ………
Opening game サイコロゲーム
逃走者50人の40m先にハンターボックスが存在する。逃走者達はこれからクジを引き、代表する15人が一人1回ずつサイコロを転がさなければならない!
転がすサイコロには2〜6の目とハンターの目が存在し、サイコロから出た目と同じ数のm分、ハンターボックスが前進していく。ただし、ハンターの目を出した時点でハンター4体が放出されてしまい、ハンターボックスに近づいていた逃走者に襲いかかる!
オープニングゲームクリアとなるには、ハンターの目を出さずに30マス以上進むことであり、クリアすればハンター放出まで逃走者達に1分間の逃走猶予が与えられる!
クジを全員が引いた結果、オープニングゲームに参加することに決まったのは……
ラグナス(表)
「あ!おれが最初なんだな…!」
円堂(表)
「二番手か!よし!選ばれたからには勝つぞ!」
白澤(裏)
「あぁ!僕も選ばれたね。やるしかないか…」
エレン
「わたしは4番目ね。失敗は許されないわね……」
木暮(表)
「うぇ〜〜〜…5番目で選ばれちゃったよ、やりたくなかったなぁ……」
シグ(表)
「ろくばんめでやるのか」
グリズリー(裏)
「7人目だな。一応この出番で勝負をつけられるが……」
黒尾(裏)
「ん、8人目か……やらかしたらどうするか……」
月島(裏)
「僕が9番だね!王子(裏)のお供として、戦果を出してみせるよ!」
三木ヱ門(裏)
「(蛍(裏)の様子もおかしいんだけど……)10番!てことは、私のところでクリアになってもいいってことだな!」
月(表)
「んー…私が11番だな。それまでにクリアできるといいが……」
谷地(表)
「えぇっ!?わ、私が、12番でありますかっ!??」
七海(表)
「おー!13番で選ばれましたなぁ!やればなんとかなるってやつだよ!(?)」
リデル(裏)
「フン、この私も選ばれるなんてね!必ずクリアしてみせます!」
シトロン(表)
「えっ!???僕が最後………ふ、不安しかないですよ!!」
この15人となった!オープニングゲーム中にハンターを放出することなく、エリア内へ散らばれるか!
サイコロ式オープニングゲーム、最初に挑戦するのは……
ラグナス(表)
「サイコロでの遊びは日本にもあるからな!よーし、がんばるぞ!」
光の勇者、ラグナス・ビシャシ(表)…!
ブラウン(表)
「ラグナス(表)ーーー!!がんばれーーー!!!」
ユリーカ(表)
「ファイトだよー!いい目出してこーー!!」
ラグナス(表)
「ああ!二人とも、おうえんありがとな!褒めて遣わすぞ!」
ブラウン(表)
「………へ?」( 'ω')?
ユリーカ(表)
「今、どっかで聞いたようなセリフが出てきたような……」
烈(表)
「あー…!今は気にしなくていいじゃないか!ほら、せっかくラグナス(表)がオープニングゲームをやるところなんだし!」
ラグナス(表)
「うーん……いつ見てもハンターはこわいな……!」
サイコロを振る逃走者はどの逃走者よりもハンターボックスに接近する必要がある。もしラグナス(表)がハンターの目を出した場合、真っ先にラグナス(表)に4体のハンターが襲いかかる!
ペンギン(裏)
「そういやラグナスくん(表)、キミはこういう運試しは強い方なのー?」
ラグナス(表)
「え?そうだなーーー……どうだろう。運についてあまり考えたことないからなー……」
りすくま(裏)
「やってみなくちゃわからない、というやつだな★」
しずくちゃん(裏)
「実力が未知数だから、初手ハンター放出とかも有り得るからねー…一応逃げる準備しとこっと」
ラグナス(表)
「よし!ハンターの目だってわかったらみんな、すぐににげてくれ!」
タフネスでありながらも運勢は未知数な光の勇者……その導きはどこへと転がるのか……!
ラグナス(表)
「いくぞ!てやぁーーー!!」ヒュンッ!
トンッ!トンッ……!
キーボ(裏)
「勢いよく転がるじゃねぇか!」
マキ(表)
「お願い……ここでハンターはやめてよ………!」
ラグナス(表)の出した目は…………
『6』
最大値の6だ………!
ラグナス(表)
「はー!よし!これでみんながにげられるのに一歩つながったんだよな!」
すず(表)
「おお、すげぇなラグナス(表)。一番でけー数字じゃん」
シャミ子(裏)
「これで私達の負担が減りました。感謝いたしますよ」
ラグナス(表)
「ああ!おれもみんなの役に立ててうれピーぞ!」
デイル(表)
「………ラグナス(表)。今日本当にどうしたんだよ; 死語がしばしば出てくるじゃないか;」
ちなみに、今回のオープニングゲームでは、サイコロを振った者もオープニングゲームクリアまでその場に残ることとなる……二番目の挑戦者となったのは……
円堂(表)
「よーし!みんな!オレもラグナス(表)に負けないようにいい出目出すぞー!」
雷門中の守護神たるゴールキーパー、円堂守(表)だ……!
木暮(表)
「よかった……キャプテン(表)はまともみたいだな………」
円堂(表)
「え?まともって何がだ?」( 'ω')?
白澤(表)
「あぁ、円堂君(表)は気にしなくていいよ。さて、円堂君(表)は運試しに自信があるのかな?」
円堂(表)
「そうだなー…どう相手の必殺技に立ち向かうかとか、どれだけゴールやみんなを守れるかとかばかり考えてるから、運がどうこうは全然だけどな……」
青根(表)
「………………円堂(表)も未知数か」
風丸(裏)
「何はどうあれ、ハンター放出だけはやめろよ。めんどいことになる」
円堂(表)
「もちろん!……だけど、風丸(裏)…今日少し辛辣というか、投げやりになってないか;」
雷門イレブンを初めとしたサッカー仲間に絆を届けたキャプテン、円堂守(表)……その運の実力やいかに!
円堂(表)
「いくぞ!!はあああああ!!!!」ヒュンッ!!
トンッ!トンッ!!
ひびき(裏)
「おーーーーー!!!!すげぇ球だ!!!」
つむりん(表)
「ただ、こうも勢いがいいと、どの目になるのか本当にわかんねぇからな……!」
円堂(表)が出した出目は…………
『4』
円堂(表)
「よっしゃーーーー!!!いい出目出したぞーーーー!!!!」
木暮(表)
「うわーーー!!キャプテーーーーン!!!!」
今回も大きな出目を出した……!
円堂(表)
「あっはは!木暮(表)も喜んでくれてるな!サイコロを振れてなによりだ!」
木暮(表)
「え、あ!………ま、まぁ!オレはキャプテン(表)より大きい出目を出すし!」
塵(表)
「……………ほう…」
これで、現在のマス数は、10マスとなった!
ハンターボックス
「………」
しかし、これにより逃走者達とハンターボックスの距離は30mに縮まった!プレッシャーが徐々に大きくなる中で、オープニングゲームクリアなるか!
オープニングゲーム中
続く!
- Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.5 )
- 日時: 2020/11/08 21:35
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
サイコロ式オープニングゲーム、三番目に挑む逃走者は……
白澤(裏)
「ええと、僕の番かな?早いとはいえ、実感が湧かないね……」
吉兆の印の神獣、白澤(裏)……!
桃タロー(裏)
「白澤様(裏)ー、頑張って下さいねー!」
白澤(裏)
「うん、ありがとう桃タロー君(裏)。僕頑張るよ!………うわぁ……ハンターボックス、だいぶ近いね……」
すず(表)
「今はあたいらと30mしか距離ねーもんな……」
舞園(裏)
「ここで白澤さん(裏)が外したら、一溜りもありませんもんね……」
現在、ラグナス(表)と円堂(表)が大きく出目を出したことにより、それに伴ってハンターボックスも逃走者達に近づいている。無論、誰よりも近くハンターボックスにいる白澤(裏)がハンターの目を出せば、ほぼ白澤(裏)が確保される!
白澤(裏)
「でも、やってみないとわからないからね………あんまり気は進まないけど、やろっか……」
柊
「白澤様(裏)は、吉兆の印の神獣ですから、こういう運が絡む物に対しては強いのですか?」
白澤(裏)
「いや、関係ないかも; 仕事じゃそんな事ないんだけど、プライベートは失敗が多いし……」
桃(裏)
「? 白澤さん(表)ならまだしも、白澤さん(裏)はきっちりしてると思いますけど……」
白澤(表)
「………;」
談笑もそこそこに、森羅万象を知る薬剤師の運の実力やいかに!
白澤(裏)
「(力を入れすぎないように、力を入れすぎないように……!)せ、せぇいっ!」ポロッ
逃走者一同
「「「はい????」」」
白澤(裏)
「あ、上手く投げられなかった……」
りすくま(裏)
「白澤さん(裏)!!何を手を抜いているのですかーー!!」
サタン(裏)
「そうよ!!やるならちゃんとやりなさいよ!!」
白澤(裏)
「ええ!??ご、ごめん!!」
デイル(表)
「いやいや、お前らは落ち着けよ; 特に口調にまで変化が出てるサタン(裏);」
サイコロを転がすことができなかった白澤(裏)だが、その出目は………
『3』
3!無難な数字だ……
白澤(裏)
「あ、でも!ハンターの目じゃないよ!よかった………」
街雄(表)
「ええと、結果オーライってところだね!二人も、無事だったんだから大目に見てくれるかな?」
サタン(裏)
「うーん……まぁいいよ」
ハンターボックスは前進するも、クリアにはまだ遠い中、4番目に挑戦するのは……
エレン
「こんな調子で大丈夫なの?」
大丈夫じゃない、問題だ……ケホン……黒川エレンだ……
月(裏)
「おー……!やっぱキレイやな…!プリキュアと共演できるんはとても嬉しいわぁ…!」
シトロン(表)
「僕は、エレンの歌声もぜひ聴いてみたいですね!」
エレン
「( *¯ ꒳¯*)」どやぁ!
街雄(表)
「あー……やっぱり伝説のプリキュアだから、すごく注目されてるね……」
グリズリー(表)
「キュアビートのエレンは、当然ここは外さねぇよなぁ」
エレン
「もちろんよ!ハンターの目を出さないように、大きな数字出せばいいんでしょ?見てなさい、ここは6出してあげるから!」
コアラちゃん(裏)
「うわー!たくましいなぁ!」
街雄(裏)
「プリキュアがんばれー!」
仲間達と共にメイジャーランドや加音町を救ったキュアビートは、オープニングゲームも幸せの調べで救えるのか!
エレン
「それじゃ、いくわよ!はぁっ!」ヒュンッ!
トンッ、トンッ……!
喜八郎(裏)
「うわー……!転がってる、転がってくよ!」
キーボ(裏)
「ん?この出目じゃあ……」
エレンの運命は………
『4』
逃走者一同
「「「おおおおおおおおお!!!!」」」
安泰の数字だ……!
エレン
「6じゃなかった……(´・ω・`) でも、まぁまぁ高い出目でしょ!」
月(裏)
「あぁ!エレンはほんまにすごいわぁ……」
モンブラン博士
「うんうん!エレンちゃんがんばったね〜」
これで、エレンもオープニングゲームを乗り切った!その後は……
木暮(表)
「いくぞー!たぁーー!」ヒュンッ!
木暮(表)が『2』を出し……
シグ(表)
「いっくぞー。えーい」ヒューン
シグ(表)が『6』を出してみせ……
グリズリー(裏)
「………よし、いくぞ」ヒュンッ!!
グリズリー(裏)が『2』を出し成功となった…!
シグ(表)
「ちょっと!ボクの活躍をちゃんと映してよ!?」
ひびき(裏)
「ん?シグ(表)、なんか言ったか?」
シグ(表)
「なんでもなーい」
そうして、8番目の挑戦者となるのは……
黒尾(裏)
「俺の番が来たな……回ってほしくなかったが……」
音駒高校男子バレー部主将、黒尾鉄朗(裏)……!
ミキ(裏)
「黒尾君(裏)!頑張ってニャーン!クリアになれるように応援してるニャーン!」
黒尾(裏)
「え、あ、ありがとな」
山口(裏)
「…………あ!あ、アイドルに応援されるなんて、う、羨ましい、ですねぇっ!?」
黒尾(裏)
「いや、無理に喋らなくていいと思うぞ…?」
つむりん(表)
「まぁそれはいいとして……鉄朗(裏)はもう目の前にハンターボックスがあんだろ?それは大丈夫なのか?」
黒尾(裏)
「ん…………そういやそうだったな………」
現在黒尾(裏)とハンターボックスの距離はおよそ13m。もしここで黒尾(裏)がハンターの目を出せば、逃げ場はない……!
黒尾(裏)
「あいにく運にはそんなに自信はねぇから、どうしたもんか」
月(表)
「んー…今までの流れからして、何とかなるのではないか?」
谷地(表)
「そうですよ!私達も見守ってますから、自分を信じて!」
黒尾(裏)
「応援してくれるのはありがたいけどな……運ってのは本当にどうしようもねぇから、覚悟が必要だな」
こちらも運は未知数の策略家……黒尾(裏)の行く末は、どうなるのか!
黒尾(裏)
「じゃあ、いくぞ…!」ヒュンッ!
トンッ、トン……
しずくちゃん(表)
「ハンターボックスも近いから、少し控えめだけど……」
守一郎(裏)
「ハンター放出じゃなけりゃなんでもいいんだよな……!」
黒尾(裏)の出した出目は………
『2』
逃走者一同
「「「おおおーーーー………」」」
黒尾(裏)
「………放出は回避できたな……」
2…!これで、次の出番の者は、ハンターの目以外を出すことでオープニングゲームクリアという状況になった!
黒尾(裏)
「わりぃ、ツッキー(裏)後は頼む」
月島(裏)
「任せてよ!ここは僕がオープニングゲームをクリアさせてみせるから!」
山口(裏)
「つつつ月島(裏)!??他校の先輩に敬語使えよ!?」
これにより、逃走者の命運は……
月島(裏)
「よし!これくらいなら問題ないよ!」
月島(裏)に託された……!
喜八郎(裏)
「月島さん(裏)、元気なのはいい事ですけど、仮にハンターの目を出してしまえばあなたが確保されてしまう上にこれまでの8人の努力が無駄になってしまうんですからね?ちゃんとしてくださいよ?」
月島(裏)
「うん、問題ないよ!この逃走中は王子(裏)も見てるんだからね!」
青根(表)
「…………………さっきから、何の話をしている………………」
月島(裏)
「さぁ、話もここまでにして!クリアしてみせるよ!」
マキ(表)
「………まぁ、ここで決めてくれれば何でもいいんだけどね」
烏野高校のクレバーブロッカー、ハンター4体のドシャットに成功できるか……!
月島(裏)
「はぁっ!!」ヒュンッ!
トンッ、トンッ!
木暮(表)
「マジで頼むよ……!!」
風丸(裏)
「…………………」
注目の結果は………
『6』
逃走者一同
「「「うぉぉぉぉっっっっっ!!!!!」」」
月島(裏)
「よし!やりましたよ王子(裏)!!」
見事、オープニングゲームクリアへと繋いだ……!これにより、ハンター放出まで、1分間の猶予が与えられた!
オープニングゲームクリア
ハンター放出まで
60
59
ブラウン(裏)
「あ、もう始まってる…!みなさん、逃げましょう!」
逃走者一同
「「「おーーーー!!」」」
ハンターボックスから離れ、エリア内へと散らばる逃走者達………!
55
烈(表)
「しゃぁっ!絶対に逃げ切るからな!」
七海(表)
「うん、緊張してきたね……!」
50
谷地(表)
「ハンターから離れた場所に行っときましょうか」
キーボ(裏)
「近いとこにいて捕まっちまったら意味ねぇからなぁ!」
45
しずくちゃん(表)
「うーん、ここからは一人、なんだよね……」
りすくま(裏)
「寂しいけど、言ってる場合じゃないよね……」
40
ペンギン(裏)
「あ、こっちにも行けるんだね〜」
ミキ(裏)
「まだまだ向こう行けるかニャーン?」
35
グリズリー(表)
「賞金何円だったっけ〜?」
舞園(裏)
「どんな形でも、お金は欲しいですね!」
30
円堂(表)
「もう30秒……半分か!」
ブラウン(表)
「時間経つの早いですよ〜」
25
シャミ子(裏)
「今のところ、エリアを見回す余裕はありますね」
月島(裏)
「やっぱりオープニングゲームをクリアさせたご褒美はデカイね……!」
20
街雄(表)
「え!?もう20秒!?時間ないよ!!」
月(裏)
「……………あともう少しやな……」
15
コアラちゃん(裏)
「もうすぐハンターが来るんだよね……」
リデル(裏)
「はぁ、緊張してきますね……!」
10
エレン
「あ!もうすぐゲームが始まるわ!」
9
柊
「リベンジは果たしてやるぞ!」
8
モンブラン博士
「ん〜……もうすぐ寝られなくなるの〜……」
7
守一郎(裏)
「喜八郎(裏)には負けねぇ!」
6
喜八郎(裏)
「このボクが守一郎(裏)に負けるはずないでしょ?」
5
青根(表)
「……………………」
4
塵(表)
「いよいよ来るな……」
3
マキ(表)
「こ、こ、怖くなんか………」
2
街雄(裏)
「うわわわ!!もう始まる!??」
1
ラグナス(表)
「よーし、いくぞ!!」
180:00
プシューーーー!!
ハンター×4
「「「「………………」」」」
ついに、ゲームが始まった……!
180:00
残り50人
- Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.6 )
- 日時: 2020/11/10 21:02
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
シトロン(表)
「ええと……あ!ゲームタイマーが動いてます!もう始まったんですね……!」
桃(裏)
「今回は二回目だけど、前回とはまた違った始まり方だから、緊張するなぁ……!」
ゲームが始まったことで、4体のハンターがエリア内へ放出された…!
デイル(表)
「当然のことだが、一度でも捕まったら、そこで終わりなんだよな?」
エレン
「早期確保だけは何としてでも避けたいわね……!」
このゲームではハンターに確保されれば、その時点で終了となり、貰える賞金も0となる……!
ハンター
「………」
谷地(表)
「ついに逃走中が始まったんですよね……き、緊張しちゃいます……!」
今回の番外編逃走中が初参戦となる、谷地仁花(表)……
谷地(表)
「逃走中って、ただハンターから逃げるだけじゃなくてミッションとかも考えながらやらないとなので、私ごときが生き残れるかどうかわからないですね……」
逃走中ではミッションも乗り越える必要があるため、早くも不安に陥ってるようだ……
谷地(表)
「ただ、せっかく参加させて頂いてるからには、何かしらやっておきたいですよ…… 」
月(裏)
「この番外編で、今度こそやらなあかんな……」
一方、こちらは経験者である審判者、月(裏)……
月(裏)
「今までロクな結果残せとらんからな……いい加減逃走成功したってええはずや」
初回は正式な逃走者として、二回目はお助け逃走者としての参戦を果たしたが、どちらも長くは逃げられていない……
月(裏)
「…………って、月さん(裏)は思ってる……よね」
マキ(表)
「うん!ここなら今は誰も来れないよね?エリア外じゃないし!」
こちらも初参戦となる、アイドルユニット「まきみき」のまき担当、ピーチ・マキ(表)……
スタッフ
「あのー、どうして人気のない場所を求めてるんですか?」
マキ(表)
「あー?お前らもわかってんだろ!ただでさえマキさん(表)の演技していかないとだから、少しくらい休憩したいからだよ!ったく、面倒なことになったもんだぜ」ドカッ
人の来ない場所を求めていたマキ(表)、豪快に椅子に座り込む……
マキ(表)
「報酬は………別に、相手なんて誰でもいいんだけどな。誰のところに行こうか………」
ブラウン(表)
「|ω・`;;)」
マキ(表)
「( ゚д゚)」
その様子を、ブラウン(表)に見られた……
マキ(表)
「え、え、あああ!?ぶ、ブラウンちゃん(表)!??いいい、いつからそこに!??」
ブラウン(表)
「ええと……ついさっきです。そのー……もしかしたら……あなたマキさん(表)じゃありませんよね。というか、キミどろろん(表)だよね?」
マキ(表)
「!?」
マキ(表)…もとい、どろろん(表)、ブラウン(表)に正体を見破られた……
どろろん(表)
発信機 発動
ピキィィィィン!!!
マキ(表)
「な………!!お前!?なんで他にもあからさまなヤツがいたのに、オレの正体当てたんだよ!??」
ブラウン(表)
「いやだって!!こうして会っちゃったからには……って!?何か音してるよおおおおおお!????」
ハンター
「…………」
┏ ┓
[DORORON outside]
┗〇
┗ ┛
ハンター
「………!!」ダッ
エリア内にいるハンター4体に、どろろん(表)の居場所が伝えられた!
マキ(表)
「ちっ………くそ!!」ダッ
ブラウン(表)
「あー!?どろろん(表)、どこ行くのーー!??」
発信機の発動を察したどろろん(表)、その場から急いで離れる!
マキ(表)
「バレてハンターに追われるとなりゃあ、自首すりゃこっちのもんだ………」
ハンター
「………!!」タッ
ハンター
「!!」ダダッ
マキ(表)
「はぁ!?もう来てたのか!?」
しかし、自首する前に、ハンター2体がどろろん(表)の元に到着……!
[DORORON outside]
マキ(表)
「い…いやだあああああああ!!!!!」ポン
175:02
ピーチ・マキ(表)(中の人:どろろん(表)) 確保
残り49人
マキ(表)
「せ………せっかく愛の鍵の使い道、楽しみにしてたのに………つか、これで終わりかよ!?ふざけんなよ………!」
気を抜いていたところを他の逃走者に見られ、正体が即バレした……
ブラウン(表)
「え……………え?えーと………今の何だったの??」
一方、どろろん(表)の正体を暴いたブラウン(表)は、何が起きたのか今もわかっていないようだ……
ピリリリ、ピリリリ!
ひびき(裏)
「あ!メール来た!まさか確保情報か!?」
このゲームで起きた情報は、メールで伝えられる……
山口(裏)
「[2F廊下にてピーチ・マキ(表)確保、残り49人]うわ………早速確保者が出た………!」
舞園(裏)
「えーーー………話の合う人が確保されちゃいました………」
ミキ(裏)
「えぇぇーーーー!???マキちゃん(表)!!捕まるの早すぎるよーーーー!!!!」
塵(表)
「ついにゲームが本格的に始まったな………!」
逃げた時間に応じて賞金を獲得できる
それが………
Run for money
逃走中
- Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.7 )
- 日時: 2020/11/10 21:09
- 名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)
グリズリー(表)
「学校だから教室もあるけど、なんて書いてあるかわからない文字があるね〜。他の世界の言葉かな?」
シロ(表)
「校舎のみが逃走エリアではないだけでもありがたいですね……」
今回の逃走中の舞台は、異次元の狭間に存在する学園、林慕学園……4階建ての校舎だけでなく、広いグラウンドや体育館など別棟も存在するため、エリアの広さは東京ドーム4.5個分。この異世界の舞台を残り49人の逃走者達が逃げ回る!
守一郎(裏)
「………あー!ダメだダメだ!いざ上がってく金を見ると演技に集中できなくなっちゃう!」
ブラウン(裏)
「ええと……今回の賞金ってどれくらいだったっけ?」
現在賞金単価は1秒につき100円ずつ上昇となっており、180分間ハンターから逃げ切れば、賞金108万円を獲得できる!
風丸(裏)
「今回は別に自首してもいいだろ」
桃タロー(裏)
「さすがにハードすぎるものに巻き込まれたら、自首するかもしれないなぁ」
なお、このゲームでは自首も可能……エリア3箇所にある自首用電話から自首を宣告すれば、その時点までの賞金を獲得しリタイアできる!
ハンター
「…………」
ただし、エリア内を探索する4体のハンターに確保されれば、賞金は0……!
更に、このゲームでは、他にも重要なルールが存在する。もうおわかりだろうか?
白澤(表)
「逃走時間は180分か………割と長いな………」
現在、一人で校舎内を探索中の白澤(表)……
白澤(表)
「もし、おれがこのまま白澤さん(表)の真似をしているのがバレずに逃走成功できれば、賞金の他に愛の鍵を貰えるんだよな。天悪の話が本当なら………」
この白澤(表)の発言は、どういうことなのか………
時は少し、遡る………
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
(回想)
???(小狼(表))
「……………ん……ここは………」
オープニングゲーム開始の2時間前、李小狼(表)はテンアス社の控え室の一つで目を覚ました……
???(小狼(表))
「ええと、おれは確か………今回、逃走中の番外編に呼ばれて、それで参加しに家を出たんだよな……けど、途中で意識がなくなって………ん??」
小狼(表)が見つけた物は、鏡だ……しかし、その鏡に映っているのは、小狼(表)ではなく………
白澤(表)(小狼(表))
「え、白澤さん(表)!??」
なんと、小狼(表)自身が白澤(表)となっていた!これはいったい……!?
天悪
「目覚めたかい?小狼くん(表)」
白澤(表)
「あ………天悪!?これはいったいなんなんだ………なんで、おれはいきなり白澤さん(表)に………!」
天悪
「まぁまぁ落ち着きたまえ。今から今回の逃走中のルールを説明するからさ!」
白澤(表)
「逃走中のルール?………まさか、この事も今回の逃走中に関わってるのか!?」
天悪
「そうだよ( ◜௰◝ ) とはいっても本来のルールとほとんど同じなんだけどね?追加ルールがあるんだよ」
白澤(表)
「追加、ルール……?それは、いったい………」
天悪
「それは簡単!この逃走中において、『自分の正体を絶対に知られてはならない』。もし君が逃走時間の間に自分の正体を他の逃走者に見破られてしまったら、たちまち君の発信機が発動、全てのハンターに位置情報が知られ、確保となる」
白澤(表)
「……………確実に、確保、されるのか」
天悪
「ただし、正体を見破られずに逃走成功を果たしたら、賞金と追加で"愛の鍵"が貰えるってルールさ!つまり、大好きな人と親睦を深められるんだ。天悪サイドじゃあ人の精神に入る鍵って解釈になってるから、いい思い出作れるぞ〜」
白澤(表)
「………!それは欲しい!おれは、逃走成功までやってやる!」
天悪
「おー!その意気だ!んじゃ、頑張りたまえよ!」
(回想終了)
♪.:*:'゜☆.:*:'゜♪.:*:'☆.:*:・'♪.:*:・'゜
白澤(表)
「愛の鍵も貰えるのはいい条件だけど、演技をし続けるのはキツイな……人は避けた方がいいか」
ゲームマスター、天悪の計らいにより、このように入れ替わりが発生しているようだ……
ハンター
「………」
しかし、小狼(表)の近くに迫る、ハンター…!
白澤(表)
「おれだってそこまで、演技力はないと思うからな……」
ハンター
「……………」
ハンター
「………!!」
白澤(表)
「!!しまった…!」
見つかった……!
ハンター
「………!!」タッタッタッ
白澤(表)
「くっ!負けてられない……!」タタタッ
元々戦闘力の高い武術家である李小狼(表)……ハンターと容易に距離を離していく!
白澤(表)
「あそこまで着けば……うっ!?」ズルッ!!
しかし、小狼(表)の意思に白澤(表)の足が追いつかず、転倒……!
[HAKUTAKU outside]
白澤(表)
「くそ………!」ポン
174:00
白澤(表) 確保
残り48人
白澤(表)
「くっ……こんなに呆気なくやられるなんて……!いや、白澤さん(表)の体に合わせた動きができなかったおれが甘かったのか……」
今回の逃走中で気をつけるべきは、演技力のみではない……
ピリリリ、ピリリリ!
七海(表)
「また確保情報………?[3F廊下にて白澤(表)確保、残り48人]」
シロ(表)
「彼は奴本人ではなさそうとはいえ、この確保情報は喜ばしいものですね」
黒尾(裏)
「今回、確保ペース速そうだな……どうしたもんか」
最後まで自身の正体がバレなければ愛する相手との時間を獲得できる
それが………
Lie for love
逃走中
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