二次創作小説(新・総合)

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逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】
日時: 2020/11/07 21:38
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

天悪版逃走中番外編!今回の逃走中の舞台は異世界の狭間に存在する異次元の学園!どこか自分たちの知る世界の要素があれどまた違う雰囲気を醸し出す学園の中を、50人の個性豊かな逃走者達が逃げ回る!

※この逃走中は、今後スレ立てする天悪の日常小説のプロローグにあたる作品ではありますが、設定や日常は引き継がれていますので、かなりの内輪ネタや天悪サイド特有のオリキャラやオリ設定、クロスコンビやクロスカプ等が存在します。キャラ崩壊やそういった描写が苦手な方はご注意ください
※おまけに今回"入れ替わり"によるキャラ崩壊、カオス展開が含まれますのでそういった描写がダメな人もご注意ください

[逃走者一覧]

青根高伸(表)(ハイキュー!!)
綾部喜八郎(裏)(忍たま乱太郎)
円堂守(表)(イナズマイレブン)
風丸一郎太(裏)(イナズマイレブン)
キーボ(裏)(ニューダンガンロンパV3)
グリズリー(表)(しろくまカフェ)
グリズリー(裏)(しろくまカフェ)
黒尾鉄朗(裏)(ハイキュー!!)
黒川エレン(スイートプリキュア♪)
コアラちゃん(裏)(おしりたんてい)
木暮夕弥(表)(イナズマイレブン)
紗倉ひびき(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
サタン(裏)(ぷよぷよシリーズ)
シグ(表)(ぷよぷよシリーズ)
しずくちゃん(表)(しずくちゃん)
しずくちゃん(裏)(しずくちゃん)
シトロン(表)(ポケモンシリーズ)
シロ(表)(鬼灯の冷徹)
塵(表)(pop'n music)
すず(表)(おしりたんてい)
田村三木ヱ門(裏)(忍たま乱太郎)
千代田桃(裏)(まちカドまぞく)
月島蛍(裏)(ハイキュー!!)
つむりん(表)(しずくちゃん)
デイル・レキ(表)(うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。)
七海千秋(表)(スーパーダンガンロンパ2)
白澤(表)(鬼灯の冷徹)
白澤(裏)(鬼灯の冷徹)
浜守一郎(裏)(忍たま乱太郎)
ピーチ・マキ(表)(鬼灯の冷徹)
柊(作者枠)
ブラウン(表)(おしりたんてい)
ブラウン(裏)(おしりたんてい)
ペンギン(裏)(しろくまカフェ)
舞園さやか(裏)(ダンガンロンパ)
街雄鳴造(表)(ダンベル何キロ持てる?)
街雄鳴造(裏)(ダンベル何キロ持てる?)
ミキ(裏)(鬼灯の冷徹)
桃太郎(裏)(鬼灯の冷徹)
モンブラン博士(作者枠)
谷地仁花(表)(ハイキュー!!)
山口忠(裏)(ハイキュー!!)
月(表)(カードキャプターさくら)
月(裏)(カードキャプターさくら)
ユリーカ(表)(ポケモンシリーズ)
吉田優子(裏)(まちカドまぞく)
ラグナス・ビシャシ(表)(ぷよぷよシリーズ)
りすくませんぱい(裏)(ぷよぷよシリーズ)
リデル(裏)(ぷよぷよシリーズ)
烈(表)(pop'n music)

※50音順

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.63 )
日時: 2021/03/30 20:54
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

>桜木霊歌さん

とうとう明らかとなったリデル(裏)の動機ですが、今回の逃走中の追加ルールの一つによって、逃走成功者が1名に限定されていたが故のMISSION.3での解答リセットやハンター放出、引いては逃走者が別の逃走者の正体を当てることによる発信機発動のルールがあったのでした……!はい、趣味が悪いことは自負しております←
しかし、デイル(表)と桃タロー(裏)も気づきましたが、これはあくまで条件の一つであるため、他の終了条件が存在することは明白です……しかしあまりにショッキングな条件を見たので、リデル(裏)はこのことに気づけませんでしたが、黒尾(裏)はそんなリデル(裏)を説得できるか!?

霊歌さんの逃走中は現在も拝見中です!ある程度したらまた感想を書きたいと思いますのでよろしくお願いします!

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.64 )
日時: 2021/03/30 21:00
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

黒尾(裏)
「………リデルちゃん(裏)!ちょっと、いいか?いえ……一回話したいわ!」

リデル(裏)
「え、え?鉄朗………さん?」

リデル(裏)の説得のため、正体を解きリデル(裏)に話しかける黒尾(裏)……



ラグナス(表)
「黒尾さん(裏)なら無事に帰ってくることができます!………そのために、ハンターの接近の事も考えなければいけませんね」

しかし、そんな中でハンターが来てしまえば、逃走が難しくなる!




リデル(裏)
「あの…?口調、どうしたんですか?なんだか女性みたいになってますけど」

黒尾(裏)
「牢獄αで、あなたがこの逃走中で何をしていたのか聞いたわ。みんなの正体を言い当てたり、ハンターを増やしたりしたのよね」

リデル(裏)
「っ!?………ま、まさか……それで私の正体を当てようと………!?」

黒尾(裏)
「違うわ!そんなつもりで来たわけじゃないの!ルルーさん(裏)から聞いたわ。リデル(裏)は私に愛の鍵を使いたくて、ここまでしてるんでしょ?」

リデル(裏)
「い………いやその、違います!!私は、鉄朗さん(裏)に愛の鍵を使いたいとか、そんなこと!………そんな、こと…………………!?」

リデル(裏)、黒尾(裏)の正体に気づいた……!

リデル(裏)
「そんな………なんで…………嘘だ、こんなこと………!!」

黒尾(裏)
「……もう一度言うけど、私はあなたの正体を当てに来たわけじゃないの。どうか、あなたの口から、どうしてみんなを確保させようとしてるのか、教えてほしいな」

リデル(裏)
「…………ああ……わかった、話すよ………ゲームの途中で見つけたんだけど、美術室のパレットの下に、このゲームの終了条件が書いてあったんだ。『逃走成功者は一人しか認められない』なんてものが……たぶん、オレの他にもどうしても愛の鍵が欲しい奴はたくさんいる。もしかしたらこのことで逃走者全体が疑いあったり、争いが起きることだってあるかもしれない 。そうなるくらいだったら……オレが…………」

黒尾(裏)
「うん………あなたは心優しい人だもの。誰かが争い合う光景なんて見たくないのは、当然だものね……でも、リデル(裏)だって、こんなことするのは、とても辛かったんでしょう……?」

リデル(裏)
「うん………逃走者を自分が減らしていくのは、嬉しくも何もなかった………オレが正体を当てていった奴らだって、愛の鍵が欲しかったり、もっと逃げていたかった人達だったし………オレの欲で人を犠牲にするのは、心が痛んだ。だけど………そうするしか方法はないんだ………!だから………!」

黒尾(裏)
「あのね、リデル(裏)………まだ見つけきれてないけれど……みんなで逃走成功できる方法は、確かにあるはずよ」

リデル(裏)
「え?でも……あのルールが本当なら」

黒尾(裏)
「リデル(裏)、あのルールに書いてあった文の中で……『それが逃走中タイプ:Pの終了条件の一つだ』……って一文は見れた?」

リデル(裏)
「………!?この条件の他にも、解決策があるってことか!?」

黒尾(裏)
「ええ、このゲームにはきっと、いえ、絶対終了条件が他にもある。だからこそ、まだみんなで逃走成功するのは諦めるわけにはいかないの。だから、リデル(裏)の力も貸してほしいの!大丈夫、みんなわかってくれるわ!」

リデル (裏)
「鉄朗さん(裏)………教えてくれて、ありがとう……でも、そうなるとオレはみんなと協力して逃げるわけにはいかないよ………どうか、ここでオレの正体を当ててくれ」

黒尾(裏)
「えっ!?どうして!?……リデル(裏)はせっかく、私のために頑張ってたのに……?」

リデル(裏)
「……今いる逃走者のみんながオレのしたことを許してくれても、オレが正体を当てた人達がそうとは限らないから……このままオレが逃げ続けても納得ができないと思うんだ。他に終了条件があったはずなのに、逃走の機会を奪われたんだから……だから、頼む。ここでオレの名前を言ってくれ………そして、こんな逃走中を、正しい形で終わらせてほしい。だいぶワガママ言ってるけど………」

黒尾(裏)
「リデル(裏)……………」
























黒尾(裏)
「だったら、逃げ切ったら私があなたに愛の鍵を使うっ!」ガシッ!

リデル(裏)
「えっ!?……えっ、えええっ!?/////
……いいのか!?て、鉄朗さん(裏)にも、優先して会いたい人がっ」

黒尾(裏)
「いえ、私は愛の鍵がどういうものかも見当がつかなかったし、誰に使っていいかもわからなかったの……でも、もしあなたがそこまで私のことを大好きでいてくれてるのなら……私は、絶対に逃げ切って、あなたに夢の中で会いに行きたいの!」

リデル(裏)
「………!」

黒尾(裏)
「だから、もう苦しまなくていいのよ。………後は、私達に任せて。絶対にみんなで逃げ切ってみせるから。ちゃんとした条件で、終わらせてみせるから」

リデル(裏)
「………………あり、がとう………」ポロポロ

黒尾(裏)の半ば無自覚ながらのアプローチと熱意により、救われたリデル(裏)……涙がしばらく、止まらない……













リデル(裏)
「ごめん、みっともない姿見せたな……」

黒尾(裏)
「いいのよ!ここまでずっと我慢させちゃったんだし……よし、そろそろ決着つけに行ってくる!」

リデル(裏)
「………本当にありがとう。元気でな、鉄朗さん(裏)!」

黒尾(裏)
「うん!………『サトシ(裏)』も、どうか元気でね」



サトシ(裏)

発信機 発動







ハンター
「…………」








┏          ┓


[SATOSHI inside]
     ┗〇


┗          ┛







ハンター
「………!!」ダッ







ピキィィィィィィン!!

リデル(裏)
「…………やっぱりこの音うるさいな……」

リデル(裏)はもう、逃げも隠れもしない。そのまま黒尾(裏)達に未来を託す……!





ハンター
「………!!」

リデル(裏)
「………っ!!」ポン



56:01

リデル(裏)(中の人:サトシ(裏)) 確保
残り16人



リデル(裏)
「鉄朗さん(裏)、みんな……後は、頼んだぞ……!……牢獄のみんなに謝りに行くか……」

謝罪の準備ができたマサラタウンのサトシ(裏)、いざ牢獄へ……




ラグナス(表)
「! 黒尾さん(裏)!先程の音は、もしかして……」

黒尾(裏)
「うん。説得して、わかってもらえたんだけど、サトシ(裏)のお願いでね……だから、サトシ(裏)の分まで、この逃走中を終わらせなくちゃ」

ラグナス(表)
「もちろんです、皆さんとまた落ち合って話し合いましょう!」

一方でサトシ(裏)の発信機作動後にその場を離れた黒尾(裏)は、ラグナス(表)と共に今後のゲームについての決意を固める……




※牢獄β

ピリリリ、ピリリリ!



「来たよ!確保情報!………ああっ!?ついにここでこの子が……!!」

ブラウン(裏)
「ミクさん、いったい誰が確保されたの?」


「[発信機発動によりリデル(裏)もといサトシ(裏)確保]ーーーー!!」

サトシ(裏)の被害に合った逃走者一同
「「「イェーーーーーイ!」」」


「あの、そこは喜ぶところじゃあ………ううん、仕方ないのかな……」

シャミ子(裏)
「何にせよこの後ひびき(表)やサトシ(裏)が来るだろうからな……じっくり言い分を聞かせてもらうことになるな」

街雄(裏)
「サトシ(裏)、いったいどうして僕達の正体当ててきたんだろう……」



烈(表)
「とうとうリデル(裏)が確保されたか、ということは……」

しずくちゃん(表)
「もしかして、鉄朗君(裏)が上手くやってくれたのかな?」



シトロン(表)
「リデル(裏)もやられましたか……まだ中盤過ぎたくらいなのに、どんどん人が減っていきます……」



これで、この逃走中に嵐を巻き起こした一人のサトシ(裏)は確保された!





???
「人に会えねぇ」( ´•௰•`)

しかし、もう一人の逃走者に迷惑をかけている人物は今も健在!果たして、この逃走中の運命はどこに転がるのか!










55:30

円堂守(表)/グリズリー(裏)/黒尾鉄朗(裏)/紗倉ひびき(裏)/しずくちゃん(表)/しずくちゃん(裏)/シトロン(表)/千代田桃(裏)/デイル・レキ(表)/ブラウン(表)/ペンギン(裏)/桃太郎(裏)/谷地仁花(表)/月(裏)/ラグナス・ビシャシ(表)/烈(表)

残り16人

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.65 )
日時: 2021/04/01 09:28
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx. (ID: 6Nc9ZRhz)

どうも、柊です!

イライ「二人目の復活者はシトロン(表)さん。そして立て続けに三人目の復活者は街雄(表)さんだね。
四枚目は…リデル(裏)さんが確保、そのまま隠し通すつもりのようだ」
蜂須賀「復活早々、どちらも危険だったけれど何とか撒いたりやり過ごせたね。復活してすぐに捕まる、というのは誰でも避けたい事態だ」
イライ「けれど烈(表)さんに電話をかけている最中に山口(裏)さんが確保。タイミングが悪すぎたよ…(汗)」
蜂須賀「そうだね…(汗) ラグナス(表)殿は烈(表)殿と連絡が取れてゲーム終了条件を桃太郎(裏)殿に託したみたいだ。
ここでリデル(裏)殿からサタン(裏)殿がカードを奪取。…ようやく理由が聞けたね」
イライ「一人しか逃走成功が認められないだって!? …なるほど、だからリデル(裏)さんは今まで妨害を…」
蜂須賀「理由がセレナ(裏)殿のため…うん、リデル(裏)さんの中の人は彼で間違い無い。
そして教室で桃太郎(裏)殿とデイル(表)殿が見つけた終了条件…確かに、これは誰かに話すことはできないな。例えるなら、本家のゲームで終始裏切り者が居続ける…そんな状態になってしまうはずだ。
誰も信用できない、信用してはいけない、常に蹴落とし合い続けるゲームになる」
イライ「ただ、これは終了条件の『一つ』。どこかに同じように別の条件がある可能性がある。…四人目の復活者は黒尾(裏)さ…いいや、セレナ(裏)さん。
どうか、『彼』を止めてあげて欲しいな」
蜂須賀「さて、隠された終了条件だけれど…今は逃走成功者は一人のみという条件を仮に一つ目の条件とさせてもらう。その一つ目の条件を打ち消すような条件なんじゃないかな?
例えば特定の場所で特定の行動をすることで一つ目の条件は無効となる、みたいに」
イライ「かもしれない。だとすると一つ目の条件はむしろ見つけさせる為にわざとらしく隠していた可能性があるね。となると他の条件はかなり見つけづらくされているはず…」
蜂須賀「どうか無事に見つけて欲しいな…。
…あの、イライ殿。今思ったんだけれど」
イライ「どうしたんだい?」
蜂須賀「…今まで俺たちは『あの人』が愉快犯だと思っていた。でもそれは終了条件をはっきりと知らなかったからだ。
…もしかして、なんだけど。
…愉快犯じゃなくて、賞品目的じゃ…」
イライ「…え。い、いやいや、それはありえないと思うよ。そんな人では無いし…」
蜂須賀「そう…だよね。ちょっと疑いすぎてしまったね。申し訳ないことをした…」

※本当にごめんなさい…!!

イライ「何にせよ街雄(表)さんもといひびき(表)さんが言い当てられてしまったね。…うん、あの人だね」
蜂須賀「…リデル(裏)殿との話し合い。…そうか。そうだね。キミも、優しい人だから。そんなのは嫌だったんだね」
イライ「キミ一人が苦しまなくたって良かったんだよ。…責められたとしても、私たちはキミの味方でいるつもりだ」
蜂須賀「…キミを傷つけていたかもしれないね。ごめんよ。サトシ(裏)殿。
牢獄βの面々…気持ちは分からなくもないけど…(汗)」
イライ「…ねえ蜂須賀さん。柊さんやミクさんが責めるとは思わないけれど、一応祈っておこうか」
蜂須賀「だね。(そもそもミクさんを当てたのは別の人だったし)
ただ…『あの人』がまだいるからね…。牢獄βの人たち以外は気づいていないみたいだけれど…油断はできない。
次回も楽しみにしているよ」

それでは!

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.66 )
日時: 2021/04/01 21:07
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

>柊さん

今回も感想を残していただき誠にありがとうございます!しずくちゃん(裏)とブラウン(表)の復活カードにより、シトロン(表)と街雄さん(表)が復活しました!これにより残る復活カードはあと1枚となりましたが……その最後の復活カードはリデル(裏)が見つけ、どうやらポストに届けずミッション終了まで持ち続けるつもりのようです……!

復活した二人はそれぞれハンターによる確保の危険と隣り合わせになりましたが、今回のMISSION.4の内容もあり、そう簡単に再確保されるわけにはいきません……!

さて、エレン確保からはぐれてしまったラグナス(表)と山口(裏)ですが、エレンからもらった情報を烈(表)に教えようとしたところ……なんと同時にかけてしまったため繋がらず、それにより山口(裏)が確保となりました( ̄▽ ̄;)しかし連絡の取れたラグナス(表)から事情を聞いた烈(表)は、自身は復活カードを探し、ゲームの終了条件のことを桃タロー(裏)に託しました。

そしてサタン(裏)がリデル(裏)と戦いながらも復活カードを奪取した結果判明したリデル(裏)の真意……更にこの逃走中の終了条件……それは逃走成功者が1人しか認められず、ゲーム終了以降も逃走者が1人以下にならない限りハンターは動き続けるというものでした。このルールと同じようなルールは本家でも存在していましたが、この逃走中では報酬が賞金の他にもあるので、逃走者同士で蹴落とし合うこととなってしまうのは確実です……!しかし、これはあくまで条件の一つでありますが……?更に、烈(表)の健闘により黒尾(裏)が復活となりました!牢獄αでルルー(裏)から話を聞いたことで真相を知った黒尾(裏)……セレナ(裏)はリデル(裏)を説得しに行きました。

そちらでも考察されているもう一つの終了条件ですが、一つ目の条件が二人の逃走者に見つかったものの、もう一つの終了条件は今も見つかっていないとなると、やはり一つ目の条件はわざとらしく隠されていたものであり、もう一つの終了条件を見るには難関が用意されているのか……?そして、謎の人物にも考察が入りますが、反則まがいのことをしてまで逃走者の妨害に務める原因は愛の鍵目的か!?確かに愛の鍵を使用してみたい推しがたくさんいるとのことですが、その真意は……?

※問題ないですよ!

しかしその謎の人物が今度は街雄さん(表)もといひびき(表)を犠牲にしやがりました。うん、これはひどい(確信)そしてついに実現したセレナ(裏)の説得ですが、前々から妨害行為に抵抗を見せていましたが、やはりサトシ(裏)は人を犠牲にしても嬉しくも何ともなかった模様……自身の行為を謝罪すべく、セレナ(裏)と約束を交わし、サトシ(裏)はここで散りました……イライくんと蜂須賀くんもサトシ(裏)の真意を知り、理解して味方についてくれましたが、果たして牢獄βのみんなはサトシ(裏)のことを許してくれるのでしょうか……更に、未だ牢獄βの被害者しか知らない謎の逃走者の企てを知り、阻止する逃走者は現れるのか!?

Re: 逃走中番外編【狂気と異次元学園と神々の遊びと】 ( No.67 )
日時: 2021/04/01 21:13
名前: 天悪 ◆GZXLUkDFh6 (ID: 8hHoYYXB)

※牢獄β


「あっ!紗倉さん(表)とサトシくん(裏)が来たよー!」

街雄(表)
「マジでなんなんだよ……クソ、こんな形で再確保されたくなかった…」

シャミ子(裏)
「いや、貴様の場合は運が悪かったとしか言いようがない。大方奴……(謎の人物もとい中の人の名前)にやられたのだろう?」

街雄(表)
「え?そうだけど……へっ?え、あいつ……え?おい??あのさ、え??あいつ何してんの??それずるくねぇか??は??????」

グリズリー(表)
「うん、そうなるよねー。まぁ今はそんなことより……」チラッ





街雄(裏)
「………」

月島(裏)
「………」

リデル(裏)
「みんな………その………」

塵(表)
「………」ギロ……

マキ(表)
「サトシ(裏)の待遇をどうするかだな」


「まぁまぁみんな……(;´・ω・)まずはサトシくん(裏)の動機について知ってみようよ。サトシくん(裏)、どうしてあなたはみんなの正体を当てたり、妨害をしようと思ったの?」

モンブラン博士
「そうだよ〜。サトシちゃん(裏)がみんなの正体を当てに行くのは、何か理由があるんじゃないのかな〜?」

リデル(裏)
「……うん。まずは、みんなごめんな……オレの勝手な気持ちに巻き込んじゃって……そのせいで、みんなのせっかくのチャンスを奪ってしまった。だけど、それには理由があるんだ。実は……」

サトシ(裏)、この逃走中での条件の一つを、牢獄βの面々に話した……

ブラウン(裏)
「えぇっ!?逃走者が一人にならないと、ゲームが終わらないって……そんなことがあったの!?」

すず(表)
「フム、やはりそういった条件が隠されていましたか。そのような条件が存在しているからこそ、MISSION.3のようなことがあり、引いては発信機のルールも追加されていたのでしょう。サトシさん(裏)はこの条件によって、争いが引き起こされないように、事前に逃走者の数を調整し、自らが勝利したかったのでしょう?」

リデル(裏)
「ああ。この条件がずっとあるのなら、その一人にはオレがなりたかった……だからこそ、みんなの正体を言い当て続けたんだ。でも……実際は他にも条件があるみたいなんだ。その条件はまだわかってはいないけど、必ず別の条件があるって……これまで犠牲にしてしまったみんなには迷惑かけたと思ったから、ここへ謝りに来たんだよ………とうてい償いきれるものじゃないけれど、ごめん!!」

風丸(裏)
「いや、でも!!そんな理由があったって許してたまるものですか!!」


「ちゃ、茶柱さん(裏)!落ち着いて…!」

風丸(裏)
「いくらサトシさん(裏)にも想い人がいるからといって、やっていいことと悪いことがあるでしょう!!転子はせっかく自首しようとしてたのに、邪魔されたのですよ!!」

街雄(裏)
「そ、そうだよ!!セレナちゃん(裏)のためでも、僕を確保させるなんてひどいよサトシ(裏)!!」

リデル(裏)
「うぅ、ごめん!!怒るのも無理ないよな……!!」

風丸(裏)
「サトシさん(裏)があのような行動を取ったということは、転子達よりセレナさん(裏)の方が大事だったということでしょう!?その気持ちに傾いて行動したからには、きっちり罰を受けてもらいますから!!」














塵(表)
「転子(裏)!金吾ちゃん(裏)!落ち着いて!!………サトシちゃん(裏)にそんな事情があったなら、モイモイはあなたのことを許すよ」

リデル(裏)
「!?モイモイ(表)?どうして……」

街雄(裏)
「モイモイさん(表)もサトシ(裏)に正体当てられて……一番怒ってたのに、なんで?」

塵(表)
「モイモイも、その気持ちわかるからだよ……もしモイモイもその条件を見つけてたとしたら、きっとサトシちゃん(裏)と同じこと…いや。それ以上のことをしてた……」

リデル(裏)
「あ………」

塵(表)
「それはここにいるみんなもそうだっただろうから、モイモイたちはサトシちゃん(裏)を責められないよ。だから……逃走者のみんなが、サトシちゃん(裏)の言ってた条件とは違う条件で逃げ切れるように、祈ってよう?」

ミキ(裏)
「モイモイ(表)……そうだな。みんなが逃走成功できるようになるのを、祈ってよう!」

風丸(裏)
「きえー、仕方がないですね……過ぎたことはもう戻らないとして、無事に終わるのを待つしかなさそうです」

街雄(表)
「私はよくわかんねーけど……これアイツが悪趣味だったことが原因なんだし、サトシ(裏)は自分を責めなくていいと思うぞ」

リデル(裏)
「みんな……ありがとう。本当にごめんな……!」

牢獄βで一悶着あったが、無事に終息したようだ……




ペンギン(裏)
「もう残りあと16人かぁ……もうすぐ元の逃走者の数の3/10の人数になっちゃうね〜?よくここまで逃げられてるよね……」

残りの逃走者の数に辟易するペンギン(裏)……逃走者の数が少なくなればなるほど、自らがハンターの標的となるリスクが高まる……

ペンギン(裏)
「ここらなら自首のタイミングにちょうどいいんだけど……もうちょっと逃げてたいかな〜?」

自首の事も視野に入れるも、逃走成功の方に気持ちが傾いているようだ……

ペンギン(裏)
「まだミッションもありそうだし、体力はまだあるから行けると思うんだよね〜」



ひびき(裏)
「うーん、参ったな……よくよく考えると、私全然何もできてねぇぞ。ミッションにちっとも参加できてないな……」

一方こちらは現状何もできていないことに気づいた紗倉ひびき(裏)……

ひびき(裏)
「あと1時間で逃走中が終わるのに……このままじゃあダメだな!次や最後のミッションには参加しないと!」

ゲーム終了まであと1時間というところで、ミッション参加の決意を固めた!

ひびき(裏)
「みんなの為になるミッションに参加したいんだよな!そんなミッション出てくれるかな?」



ブラウン(表)
「一応ミッションに参加してみたはいいんだけど……このまま逃げ切れるかな?不安になってきましたよ〜……」

一方こちらはMISSION.4にて街雄(表)を復活させたブラウン(表)……

ブラウン(表)
「あと1時間もこの姿で耐え忍ばないといけないと思うと、やっぱり不安になるんですよ〜……」

今回の逃走中ではどの逃走者も他者と入れ替わった形で参加しているため、普段とは全く違う感覚になっているのも然りだ……

ブラウン(表)
「いやでも、弱音ばかり吐いてられないね!あの子も見てくれてるのは間違いないもん!」




ハンター
「………」

3人の内誰かに迫る、ハンター……




ペンギン(裏)
「もちろん、ラストスパートまで体力を温存させないといけないのはわかってるからね〜」



ひびき(裏)
「今までは参加出来てなかったけど、今度こそやるぞー!」



ブラウン(表)
「あの子のためにも逃げ切らなくちゃ!」




ハンター
「………………」




















ハンター
「………!!」

ハンターに見つかった逃走者は……




ひびき(裏)
「…え!?わぁっ!?ハンター来てる来てる!!」

紗倉ひびき(裏)だ……!




ハンター
「………!!」タッタッタッ

ひびき(裏)
「まだまだ!!ここで捕まってられるかぁ!!」

ハンターに追われるも諦めないひびき(裏)、向こう側の曲がり道まで逃げ切れるか!?


















[SAKURA inside]

ひびき(裏)
「うああああああああああっ!!!!」ポン



52:36

紗倉ひびき(裏) 確保
残り15人



ハンター
「………」

ひびき(裏)
「あーーー………悔しいー!せっかく逃走中に出れたのに!何もできなかったーー!」

曲がり道まで、後わずかというところで捕まった……




※牢獄α

ピリリリ、ピリリリ!


りすくま(裏)
「きたよーっ!確保情報![3F廊下にて紗倉ひびき(裏)もとい立向居勇気(裏)確保]ーーーー!!」

一同
「「「あーーー………!」」」

木暮(表)
「立向居も来てたんだ、だとしたらここから頑張ってくれただろうに……」

青根(表)
「念願の逃走中に出れて嬉しかったでしょうにね……」

なお、もう復活ミッションもないため、ここからは牢獄では発信機の確保でなくても、正体が明かされる……





ペンギン(裏)
「あ〜……!ひびきさん(裏)捕まっちゃったんだ、あの子なら活躍してくれそうだったのに………あれ?キミ達……」

桃タロー(裏)
「うーん、別の条件見つかんないな……あれ?ペンギンさん(裏)じゃん」

デイル(表)
「お!ほんとだ、他の逃走者に会えたな!」

ひびき(裏)の確保後、ペンギン(裏)はもう一つのゲーム終了条件を探す桃太郎(裏)とデイル・レキ(表)と遭遇!

ペンギン(裏)
「ミッション中でもないのに行動してるんだね〜?二人とも何かあったの?」

デイル(表)
「そうだなぁ……うーん、ここはどうするか……」

桃タロー(裏)
「ペンギンさん(裏)になら、事情話してもいいんじゃないか?ほら、ペンギンさん(裏)はMISSION.1やってくれてたし」

デイル(表)
「だな!中の人が協力的なら、この問題にも協力してくれそうだ!あのなペンギン(裏)、実は俺達今まで……」

ペンギン(裏)なら協力してくれると踏んだ桃太郎(裏)とデイル(表)は、ペンギン(裏)にも事情を話す……

ペンギン(裏)
「えーーーー!???通りでなんか変だなと思ったら、リデルさん(裏)がそんなことしてたのーーー!??その原因が、逃走成功者が1人しか認められないって!?」

デイル(表)
「ああ。だが、他にも条件が存在するのは確かなんだ!今俺達はその別の条件を探してるんだよ」

桃タロー(裏)
「よかったらペンギンさん(裏)も協力してくれないか?………ん?でも待てよ、リデルちゃん(裏)はもう確保されてるんだし、ここは全員と協力してもいいんじゃないのか?」

デイル(表)
「あ!確かにそうだ!ラグナス(表)の連絡で体育館で落ち合うように言われてるけど、みんなで体育館に集まろうぜ!」

ペンギン(裏)
「いやぁ、ボクは別に協力してあげてもいいんだけど、みんなにこの事話すのはまだやめといた方がいいよ〜」

桃太郎(裏)とデイル(表)の気づきに、協力申請を受け入れつつも異論を唱えるペンギン(裏)……

デイル(表)
「え?いやでも、もう人の正体当てようとする奴はいないだろうし……」

ペンギン(裏)
「ううん、まだ他にもいるんじゃないかな〜。だって街雄くん(表)が確保される前に、変な音してたし」

桃タロー(裏)
「え?もしかして、発信機のことか?………ペンギンさん(裏)がこう言うなら、他にもあの条件を真に受けた奴がいるってことなんだな……」

ペンギン(裏)
「全体にこの事知らせれば、一網打尽になりそうだし、現状維持でいいんじゃないかな〜。んで、これから体育館行けばいいの?」

デイル(表)
「ああ!そこで待ち合わせしてるから、条件探しつつ向かおう!」

ペンギン(裏)を仲間に迎え入れ、改めて体育館へと向かう……





ブラウン(表)
「あー!今度はひびきさん(裏)がー!………あっ!ラグナス(表)に鉄朗さん(裏)だ!やっと会えたー!」

黒尾(裏)
「あ!………ブラウンちゃん(表)か。他の逃走者に会ったな」

ラグナス(表)
「ブラウン(表)!無事だったか?」

その一方でブラウン(表)は黒尾(裏)とラグナス(表)と会っていた……

ブラウン(表)
「鉄朗さん(裏)も復活おめでとうございますっ!」

黒尾(裏)
「あ、ありがとよ……ブラウンちゃん(表)相手にはどうすっか」

ラグナス(表)
「そうだな……ブラウン(表)もなるぞうお兄さん(表)を復活させてたから、きっと協力してくれるはずだ!だから、これまでのこと話してみよう!」

ブラウン(表)
「えっ?これまでのことってなに?」

黒尾(裏)
「………実はな」

こちらもブラウン(表)は信用できると見込み、これまでの事件の事を話す……

ブラウン(表)
「ええええええええ!???何その条件!?逃げ切れるのが一人だけなんて嫌だよーーー!!」

ラグナス(表)
「おれたちもだ!だからみんなで、他のじょーけんをさがしてたところだったんだ!」

黒尾(裏)
「必ずこの学園内のどこかに存在してるはずだ。だからこそ、ゲームタイマーが0になるまでに、他の条件を見つけて、それを満たさないとならねぇ。お前も今の条件が嫌なら、協力してくれ」

ブラウン(表)
「それはもちろんですよ!!……でもリデルさん(裏)……じゃなくてサトシ(裏)がもういないなら、もうみんなにこの事伝えていいんじゃないかな?きっとこんな状況ならみなさん協力してくれますよ?」

黒尾(裏)
「言われてみりゃそうか。なら、まず全体メールが必要か……」

ラグナス(表)
「待ってくれ!それはダメだ、まだみんなに共有するわけにはいかない!」

ブラウン(表)
「えー!?どうしてー!?」

ラグナス(表)
「モイモイお姉さん(表)が、サトシ(裏)に正体当てられる前に言ってたんだ……『サトシ(裏)の他にもぼうがいに動いてた人がいるかもしれない』って。MISSION.3が失敗したのは、他にこのじょーけんで進めようとしてた人がいたからじゃないかと……まだそいつがとうそうしゃにいるかもしれないのに、全員で協力はできないと思うぞ」

黒尾(裏)
「そうか……あの条件じゃあ無理もないだろうな……」

ラグナス(表)も、他に逃走者を減らしにかかる逃走者の存在を、察知し危険視しているようだ……

黒尾(裏)
「よーし!ブラウン(表)が仲間になったんだし、このまま体育館まで行きましょう!」

ラグナス(表)
「はい!皆さんも体育館に着いているかもしれません。わたくし達も急がなければ!」

ブラウン(表)
「え、え!?あれ、二人とも!?なんで演技解いてるんですかー……?」

黒尾(裏)
「ああ!サトシ(裏)を説得するには、安心させるのが一番かなって……」

ラグナス(表)
「黒尾さん(裏)のハラキリの覚悟に、わたくしも応えてこの様になっているのです!」

ブラウン(表)
「ふーん……」

無事に体育館まで辿り着けるか……!




円堂(表)
「逃走中ももうあと1時間か……ハンターから逃げたり、ミッションやったりしてたけどあっという間だな」

今も逃走者としてハンターから逃げ続けながら、感慨に浸っている円堂守(表)……

円堂(表)
「今は6体ハンターがいるけど……まだまだ捕まらないぞ!絶対に賞金は獲って帰ってくるんだ!」

雷門イレブンのキャプテンは、こんな時でも仲間思いの熱血漢だ……

円堂(表)
「それはそうと、人に中々会えてないな?」




ハンター
「………」

円堂(表)にもハンターが接近……!円堂(表)、気づけるか!



円堂(表)
「シトロン(表)に申し訳ないことしたから、また会いたいんだけどな……」



ハンター
「………」




円堂(表)
「あと牢獄もないのも気になるし……」



ハンター
「…………!」














[ENDO outside]

円堂(表)
「うわ!!しまった、油断した!!」

ハンターの視界に、円堂(表)が映った!



ハンター
「………!」

円堂(表)
「やっぱハンター速いな!」


円堂(表)、ハンターの追跡から、逃げ切れるか!?











51:30

円堂守(表)/グリズリー(裏)/黒尾鉄朗(裏)/しずくちゃん(表)/しずくちゃん(裏)/シトロン(表)/千代田桃(裏)/デイル・レキ(表)/ブラウン(表)/ペンギン(裏)/桃太郎(裏)/谷地仁花(表)/月(裏)/ラグナス・ビシャシ(表)/烈(表)

残り15人


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